木曜日の14時40分から時差-7時間(現在サマータイム中、それ以外では-8時間)のスイスにある「クランスシュルシエレGC(6848ヤード、パー72)」において欧州男子ツアー、「オメガ・ヨーロピアン・マスターズ」が4日間の日程で開催され、その第3日目、すなわち決勝ラウンド初日が終わっている。
賞金総額は200万ユーロ(1ユーロを約129円とすると、約2億5800万円)となっており、予選ラウンド終了時に60位タイに入っていた73名の選手が決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
日本人選手としては世界ランキング157位で旅人ゴルファーの川村昌弘が出ている。
イングランドで開催されていた欧州男子ツアー、「カズークラシック」では55位タイと振るわなかったが、1週間の休養を入れて、さて今回はどんなゴルフを見せてくれるのであろうか!?
それから、楽しみにしていたゴルフ愛&旅情漂う人気のコラム、「いま僕はココにいます」が「Vol.122 スイス編」に更新されていた。
イングランドのロンドンからスイスのジュネーブまでの753㎞を直行便でひとっ飛び。
その後はシエーレまでを空いた電車で車窓からの牧歌的な景色を楽しみながらのんびり移動したそうな。
月曜日、水曜日とプロアマに出て程々に疲れたようであるが、月曜日のプロアマでは2500スイスフラン(1スイスフランを約120円として約30万円)のボーナスに加えて、敢闘した結果、2500スイスフランの賞金を貰ったと言う。
その2500スイスフランが、1000フラン(約12万円)の高額紙幣なんかあるものだから、たった4枚の紙幣になると紹介されていた。
また、欧州男子ツアーでは先輩の谷原秀人によると、川村昌弘は写真映えするところをせっせと探しに行く変態だそうで、それはまあ実力を十分認めた上で、気の許せる後輩いじりと言う感じに受け取れた。
川村やスイスに渡りアルプスを
車窓に観つつ移動するかも
なお、川村昌弘は第2日目トータル-2と少し後退し、46位タイまで下がり、それでも少し余裕を持って予選を通過している。
決勝ラウンドでどんな展開を見せてくれるのか!?
川村や決勝でまた期待して
さて、首位タイに立っているのは世界ランキング177位のショーン・クロッカー(米国)、および世界ランキング214位のレナト・パラトーレ(イタリア)で、トータル-10まで伸ばしている。
ショーン・クロッカーは3日目1イーグル、6バーディー、2ボギーの-6と大きく伸ばし、21位も上げて来た。
クロッカー大きく伸ばし首位に立ち
クロッカー首位まで上げて力魅せ
レナト・パラトーレは3日目4バーディー、3ボギーの-1と少し伸ばし、3位上げて来た。
パラトーレ連日上げて力魅せ
パラトーレ首位まで上げて力魅せ
3位タイに付けているのは世界ランキング220位のホルヘ・カンピーヨ(スペイン)、世界ランキング272位のマシュー・ジョーダン(イングランド)、世界ランキング414位のロス・マクゴーワン(イングランド)で、3人共3日目-1、トータル-9と少し伸ばし、2位上げて来た。
3日目、ホルヘ・カンピーヨは4バーディー、3ボギー、マシュー・ジョーダンは1イーグル、2バーディー、3ボギー、ロス・マクゴーワンは3バーディー、2ボギーであった。
カンピーヨ少し伸ばして上げて魅せ
ジョーダンや少し伸ばして三位付け
マクゴーワン三位に付けて力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング103位のジョン・カトリン(米国)は3日目-1、トータル-8と少し伸ばし、3位上げて6位タイに付けて来た。
カトリンや連日伸ばし上げて魅せ
カトリンや六位に上げて強さ魅せ
世界ランキング97位のディーン・バーメスター(南アフリカ)は3日目+3、トータル-8と落とし、5位下がって6位タイとなっている。
世界ランキング71位のベルンド・ウィースバーガー(オーストリア)は3日目-1、トータル-7と少し伸ばし、5位上げて9位タイに付けて来た。
ウィースバーガー連日伸ばし上げて魅せ
ウィースバーガー九位に上げて強さ魅せ
世界ランキング518位のロバン・スシオ・シエグリス(フランス)は3日目イーブン、トータル-7と維持し、9位タイを維持している。
シエグリススコア維持して順位維持
シエグリス九位維持して力魅せ
世界ランキング94位のアンディ・スリバン(イングランド)は3日目+3、トータル-7と落とし、7位下がって9位タイとなっている。
世界ランキング126位のラスムス・ホイガールト(デンマーク)は3日目イーブン、トータル-6と伸ばせず、1位下がって15位タイとなっている。
世界ランキング78位のトーマス・デトリー(ベルギー)は3日目+4、トータル-6と落し、13位下がって15位タイとなっている。
そして、川村昌弘は3日目4バーディー、1ボギーの-3、トータル-5と伸ばし、25位も上げて21位タイに付けて来た。
3日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、決勝ランドでは全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-2から出て、前半では6ホールをパーで凌いだ後、第7ホールで漸くバーディーを決め、1つ空いて第9ホールでもバーディーを決めたので、結局2打伸ばしてトータル-4とし、後半へと繋いでいる。
後半に入っていきなり第10ホールでボギーを叩いたが、続く3ホールをパーで凌いだ後、第14、15ホールと連続でバーディーを決め、残りの3ホールをパーで凌いで、結局更に1打伸ばし、トータル-5として最終日へと繋いでいる。
川村や大きく上げて強さ魅せ
川村や下がっても上げ強さ魅せ
また、世界ランキング101位のキャラム・ヒル(スコットランド)も3日目-3、トータル-5と伸ばし、25位上げて21位タイに付けて来た。
キャラムヒル大きく上げて強さ魅せ
キャラムヒル下がっても上げ強さ魅せ
それから、世界ランキング137位のマルクス・アーミティジ(イングランド)は3日目-1、トータル-5と少し伸ばし、1位上げて21位タイに上げて来た。
アーミティジ少し伸ばして上げて魅せ
アーミティジ下がっても上げ意地を魅せ
世界ランキング68位のグイド・ミグリオッツィ(イタリア)は3日目-1、トータル-4と少し伸ばし、5位上げて27位タイに付けて来た。
ミグリオッツィ少し伸ばして上げて魅せ
ミグリオッツィ下がっても上げ強さ魅せ
世界ランキング100位のダニエル・ファン・トンダー(南アフリカ)は3日目イーブン、トータル-4と伸ばせず、5位下がって27位タイとなっている。
世界ランキング93位のジャスティン・ハーディング(南アフリカ)は3日目+4、トータル-4と落とし、22位下がって27位タイとなっている。
世界ランキング90位のマーティン・カイマー(ドイツ)は3日目イーブン、トータル-3と伸ばせず、9位下がって41位タイとなっている。
世界ランキング63位のミンウー・リー(オーストラリア、世界ランキング10位で女子のメジャーチャンピオンであるミンジー・リーの弟)は3日目+4、トータル-3と落とし、32位も下がって41位タイとなっている。
米国女子ツアーを主戦場とするミンジー・リーに比べると(層の厚さの違いもあるので、単純に順位だけでが比べられないが)、まだ順位的に差があるが、それでも米国男子ツアーでも戦える順位になって来たように思える。
世界ランキング47位のビクトル・ペレス(フランス)は3日目+3、トータル-1と落とし、29位も下がって51位タイとなっている。
世界ランキング96位のアントワヌ・ロズネル(フランス)は3日目+1、トータルイーブンと少し落としながらも4位上げて56位タイに付けて来た。
ロズネルや落としながらも上げて魅せ
ロズネルやスコア落として順位上げ
そして、世界ランキング110位で東京五輪銀メダリストのローリー・サバティーニ(スロバキア)は3日目+4、トータル+3と落とし、5位下がって65位タイとなっている。