１２月８日（木）の午後から時差－７時間の南アフリカにある「レオパルド・クリーク・カントリー・クラブ（７２４９ヤード、パー７２）」において、南アフリカ男子ツアー（サンシャインツアー）とＤＰワールドツアー（旧欧州男子ツアー）が共催する「アルフレッド・ダンヒル選手権」が４日間の日程で開催され、その第３日目、すなわち決勝ラウンド初日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は１５０万ユーロで、１ユーロを約１４３．８円とすると約２億１５７０円となるから、国内男子ツアーよりは高いレベルにあり、何時もの南アフリカ男子ツアーに比べると相当高くなっている。
日本人選手としては世界ランキング１９６位で積極的に海外ツアーに参戦している新鋭で飛ばし屋の久常涼（２０歳、１７５㎝、７５㎏）が出場しており、前半２日間に亘る予選ラウンド終了時にトータル－１と少し伸ばして６７位タイとなって、ぎりぎりで予選を通過している。
全体では６７位タイまでに入っていた７６名の選手が後半２日間に亘って予定されている決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
久常涼何とか予選通過して
残り二日に期待するかも
さて首位タイに立っているのは世界ランキング３８４位のオキー・ストライドム（南アフリカ、３７歳、１８８㎝、９０㎏）、世界ランキング３０８位のスコット・ジェイミソン（スコットランド、３９歳、１８５㎝、８２㎏）で、トータル－１５まで伸ばしている。
オキー・ストライドムは３日目１イーグル、８バーディー、１ボギーの－９と爆発的に伸ばして２０位も上げて来た。
３日目はアウトスタート（第１ホールから）で、トータル－６からスタートして、前半ではいきなり１イーグル、４バーディーの－６、トータル－１２と大きく伸ばし、後半に入ってからも４バーディー、１ボギーの－３、トータル－１５と確り伸ばしている。
ストライドム爆発魅せて首位に立ち
ストライドム大きく上げて力魅せ
ストライドム首位に追い着き力魅せ
スコット・ジェイミソンは３日目５バーディー、３ボギーの－２と伸ばして首位を維持した。
３日目はアウトスタートでトータル－１３からスタートし、前半では２バーディー、３ボギーの＋１、トータル－１２と少し落としたが、後半に入ってからは加速して、３バーディーの－３、トータル－１５と確り伸ばしている。
ジェイミソン確り伸ばし首位を維持
ジェイミソン実力発揮首位を維持
ジェイミソン首位を維持して力魅せ
３位タイに付けているのは世界ランキング３１４位のデール・ウィットネル（イングランド、３４歳、１８０㎝）、世界ランキング５８位のディーン・バーメスター（南アフリカ、３３歳、１８０㎝、７６㎏）、世界ランキング１１３位のオリバー・ベッケル（南アフリカ、３７歳、１８８㎝、９０㎏）で、トータル－１３まで伸ばしている。
デール・ウィットネルは３日目２イーグル、５バーディー、３ボギーの－６と大きく伸ばして１２位上げて来た。
３日目はアウトスタートでトータル－７からスタートして、前半ではいきなり１イーグル、２バーディーの－４、トータル－１１と確り伸ばし、後半に入ってからも１イーグル、３バーディー、３ボギーの－２、トータル－１３と伸ばしている。
ウィットネル大きく伸ばし上げて魅せ
ウィットネル確り上げて力魅せ
ウィットネル三位まで上げ力魅せ
ディーン・バーメスターは３日目１イーグル、５バーディー、３ボギーの－４と伸ばして２位上げて来た。
３日目はアウトスタートで、トータル－９からスタートして、前半では２バーディーの－２、トータル－１１と伸ばし、後半に入ってからも１イーグル、３バーディー、３ボギーの－２、トータル－１３と順調に伸ばしている。
バーメスター確り伸ばし上げて魅せ
バーメスター下がっても上げ三位付け
バーメスター再浮上して意地を魅せ
オリバー・ベッケルは３日目６バーディー、２ボギーの－４と伸ばし、２位上げて来た。
３日目はアウトスタートでトータル－９からスタートして、前半では３バーディー、１ボギーの－２、トータル－１１と伸ばし、後半に入ってからも、３バーディー、１ボギーの－２、トータル－１３と順調に伸ばしている。
ベッケルや確り伸ばし上げて魅せ
ベッケルや実力発揮三位付け
ベッケルや三位まで上げ強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング９５位のエイドリアン・オタエギ(スペイン、３０歳、１８３㎝、７９㎏)は３日目－７、トータル－１２と爆発的に伸ばし、２２位も上げて６位タイに付けて来た。
オタエギや爆発魅せて六位付け
オタエギや連日上げて強さ魅せ
オタエギや六位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング１９４位のブランデン・グレース（南アフリカ、３４歳、１７８㎝、７８㎏）は３日目－５、トータル－１２と大きく伸ばし、９位上げて６位タイに付けて来た。
グレースや大きく伸ばし上げて魅せ
グレースや確り上げて力魅せ
グレースや六位まで上げ力魅せ
世界ランキング１８８位のディラン・フリテリ(南アフリカ、３２歳、１８８㎝、８１㎏)は３日目－４、トータル－１２と伸ばし、４位上げて６位タイに付けて来た。
フリテリや確り伸ばし上げて魅せ
フリテリや連日上げて力魅せ
フリテリや六位まで上げ力魅せ
世界ランキング５１位のルイ・ウェストヘーゼン（南アフリカ、４０歳、１７８㎝、８２㎏）は３日目－１、トータル－９と少し伸ばし、１０位タイを維持した。
ウェストヘーゼン少し伸ばして十位維持
ウェストヘーゼン実力発揮十位維持
ウェストヘーゼン十位維持して強さ魅せ
世界ランキング１６３位のＭ.Ｊ.ダフュー（南アフリカ、３３歳、１８８㎝、９５㎏）は３日目イーブン、トータル－９と伸ばせず、５位下がって１０位タイとなっている。
世界ランキング２２６位のエディ・ペペレル(イングランド、３１歳、１８０㎝、７３㎏)は３日目＋１、トータル－９と少し落とし、８位下がって１０位タイとなっている。
世界ランキング２２４位のジョージ・クッツェー（南アフリカ、３６歳、１７８㎝、９５㎏）は３日目－５、トータル－８と大きく伸ばし、２４位も上げて１５位タイに付けて来た。
クッツェーや大きく伸ばし上げて魅せ
クッツェーやガンガン上げて力魅せ
クッツェー上位まで上げ力魅せ
世界ランキング７１位のクリスティアン・ベゾイデンハウト（南アフリカ、２８歳、１８５㎝、８８㎏）は３日目－５、トータル－７と大きく伸ばし、２９位も上げて２２位タイに付けて来た。
クリスティアン大きく伸ばし上げて魅せ
下ってもベゾイデンハウト上げて魅せ
クリスティアン下がっても上げ強さ魅せ
世界ランキング１９１位のローリー・カンター（イングランド、３３歳、１８８㎝、８０㎏）は３日目イーブン、トータル－７と伸ばせず、７位下がって２２位タイとなっている。
世界ランキング２２３位のＪＣ・リッチー（南アフリカ、２８歳）は３日目イーブン、トータル－６と伸ばせず、６位下がって２７位タイとなっている。
世界ランキング６４位のスリストン・ロウレンス(南アフリカ、２６歳)は３日目イーブン、トータル－４と伸ばせず、６位下がって４０位タイとなっている。
世界ランキング９６位で国内男子ツアーでも活躍しているスコット・ビンセント（ジンバブエ、３０歳、１７８㎝、６８㎏）は３日目－１、トータル－３と少し伸ばし、５位上げて４６位タイに付けて来た。
ビンセント少し伸ばして上げて魅せ
ビンセント下がっても上げ意地を魅せ
世界ランキング１２４位で国内男子ツアーでも活躍しているショーン・ノリス（南アフリカ、４０歳、１８８㎝、１００㎏）は３日目イーブン、トータル－３と伸ばせず、７位下がって４６位タイとなっている。
そして、久常涼は３日目１イーグル、２バーディー、３ボギーの－１、トータル－２と少し伸ばし、１７位上げて５０位タイに付けて来た。
３日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、インスタート（第１０ホールから）で、トータル－１からスタートして、前半では３ホールをパーで凌いだ後、第１３ホールでバーディーを決め、１つ空いて第１５ホールではイーグルを決め、残りの３ホールをパーで凌いだので、結局３打伸ばし、トータル－４として後半へと繋いでいる。
後半に入ってからは第２ホールでバーディーを決め、１つ空いて第４ホールでボギーを叩き、続く３ホールをパーで凌いだ後、第８、９ホールと連続でボギーを叩いたので、結局後半では２打落とし、トータル－２としてホールアウトしている。
この日は後半多少崩れたが、大崩れまではせず、スタート時点よりも何とか１打伸ばしてホールアウトする粘り強さ、流石ではないか！？
この選手も海外ツアーへの本格的参戦、シード権確保と今後の活躍が期待したくなるひとりである。
海外ツアーを含め、これまでの活躍振りを見ても、それは十分に可能かと思われる。
久常涼少し伸ばして上げて魅せ
久常涼確り上げて力魅せ
久常涼下がっても上げ意地を魅せ
それから、世界ランキング１２２位のエリック・ファン・ローエン（南アフリカ、３２歳、１９１㎝、８８㎏）は３日目＋６、トータル＋３と大きく落とし、３２位も下がって７１位タイとなっている。
