木曜日の朝から時差-1時間のシンガポールにある「セントーサゴルフクラブ・セラポンコース(7403ヤード、パー71)」において国内男子ツアーとアジアンツアーの共同主管の大会、「SMBCシンガポールオープン」が4日間の日程で開催され、雷雲接近、日没等によってサスペンデッドを繰り返しながら、今朝、何とか第2日目、すなわち予選ラウンド最終日の分が終わっている。
国内で開催されるのは4月からであるから、国内男子ツアーから観れば離れ小島のような不思議な大会である。
日本人選手でもチャレンジ精神の旺盛な選手は既に南アフリカ、アジア、中東、ハワイ、オーストラリア等で開催された大会に出ている。
例えば世界ランク109位の星野陸也、世界ランク134位の堀川未来夢、世界ランク151位の時松隆光、世界ランク157位の比嘉一貴、世界ランク947位の中島徹は先週ハワイで開催されていた米国男子ツアーからの連戦である。
世界ランク211位の浅地洋佑、世界ランク248位の関藤直煕、世界ランク251の大槻智春は先週香港で開催されていたアジアンツアーからの連戦である。
また世界ランク83位で選手会長の石川遼、世界ランク168位の池田勇太、世界ランク465位で欧州ツアーから戻って来た谷原秀人、世界ランク817位で同じく欧州ツアーから戻って来た宮里優作も出ている。
リオオリンピックの金メダリストで世界ランク9位のジャスティン・ローズ(イングランド)、銀メダルで世界ランク26位のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、銅メダルで世界ランク24位もマット・クーチャー(米国)も出ている。
じわじわ世界ランクを上げている、アジアンツアーにおける昨年の賞金王で世界ランク38位のジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)も出ているから、日本人選手にとってはかなり厚いフィールドのように思われる。
それに以前と同様、午後に雷雲接近でサスペンデッドになり、その影響で日没サスペンデッドとなって、翌日に持ち越しを繰り返している。
この難しい状況で日本人選手がどれぐらい予選を通過出来たのか!?
更に上位争い、優勝争いまで出来るのか!?
期待して見守りたい。
海外で猛者と競り合い期待して
日本人選手競り合い期待して
さて、単独首位に立ったのは連覇を狙う、上にも書いたジャズ・ジェーンワタナノンドで、2日目7バーディー、1ボギーの-6、トータル-10と伸ばし、5位上げて来た。
流石安定した実力を見せている!?
安定の力を魅せる冬のジャズ
安定の力を魅せて流石ジャズ
2位タイに付けているのはミゲル・タブエナ(フィリピン)、キム・ジュヒョン(韓国)で、トータル-9まで伸ばしている。
ミゲル・タブエナは2日目6バーディーの-6と伸ばし、7位上げて来た。
この選手は身長149㎝と発表されていた少年の頃から出ている所為か、まだ若いが、もうベテランのようには思えて来る。
それだけ力も付けて来ている。
タブエナや実力発揮上げて魅せ
キム・ジュヒョンは2日目5バーディーの-5と伸ばし、4位上げて来た。
4位タイに付けているのはジャスティン・ローズ、マット・クーチャーで、トータル-8まで伸ばしている。
ジャスティン・ローズは2日目6バーディー、1ボギーの-5と伸ばし、5位上げて来た。
初日は人気者の石川遼を褒めたりしながらゆっくり出て、2日目にここまで確り伸ばして来るのは流石ではないか!?
二日目に仕事を魅せるローズかな
マット・クーチャーは2日目7バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの-3と伸ばしたが、2位下がっている。
以下、気になった選手について簡単に書き留めておく。
大槻智治は2日目-4、トータル-6と伸ばし、8位上げて日本人選手最高位の7位タイに付けて来た。
稲森佑貴は2日目-3、トータル-5と伸ばし、5位上げて10位タイに付けて来た。
星野陸也は2日目+2、トータル-3と落とし、14位下がって16位タイとなっている。
若くて日本人選手の中では大柄で飛ばし屋であるから注目されている。
この機会を捉えて伸ばしたいところである。
まさに今踏ん張りどころ星野かな
見られてる今が大事な星野かな
堀川未来夢は2日目-1、トータル-2と少し伸ばし、10位上げて23位タイに付けて来た。
ホテル探しに四苦八苦しながらもきっちり上げて来るところは流石ではないか!?
堀川や未来夢見て上げて魅せ
池田勇太は2日目イーブン、トータル-2と伸ばせず、8位下がって23位タイとなっている。
そしてヘンリック・ステンソンは2日目+1、トータル-2と少し落とし、14位下がって23位タイとなっている。
ステンソン上手く伸ばせず下がるかな
幾ら上手でも零れることもある。
だって人間だもの。
浅地洋佑は2日目イーブン、トータル-1と維持し、2位上げて31位タイに付けて来た。
比嘉一貴は2日目-2、トータルイーブンと伸ばし、何と上げて51位も41位タイに付けて来た。
比嘉一貴爆上げ魅せて通過かな
石川遼、市原弘大は2日目+2、トータルイーブンと落とし、26位も下がって41位タイとなっている。
初日に伸ばしておいた分、少し余裕を持っての通過である。
石川や踏み止まって後期待
マドンナ? 原英莉花との絡みで余計に人気者となったゲンちゃんこと時松隆光は2日目+1、トータル+1と少し落としながらも2位上げて52位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過した。
それもインスタート(第10ホールから)で、最終になる第9ホールでバーディーを取って決めるところが流石ではないか!?
時松や魅せる展開後期待
宮里優作、中島徹はトータル+3で79位タイ、関藤直煕は+7で127位タイ、岩田寛は+11の143位タイで残念ながらcutの憂き目に遭った。
また秋吉翔太、谷原秀人は残念ながら途中で棄権している。