スキージャンプ女子ワールドカップ、2019/20120シーズン蔵王大会の個人第1戦(W杯個人第6戦)が今日、蔵王ジャンプ台(HS102m)で行われた。
帰宅したとき、もしかしたらと思い、NHKBS1をつけたら、まだライブ放送しており、オーストリアのベテラン、エヴァ・ピンケルニヒが優勝して大騒ぎしていた。
個人第5戦に続いて2連勝である。
若手のマリタ・クラマー、キアラ・ヘルツル等とハグし合い、しまいには転げ回っていた。
熱い!
若い!
そんなオーストリア勢の中に食い込んだのが高梨沙羅で、見事2位に入った!
その他の日本人選手では丸山希が12位、伊藤有希が15位、勢藤優花が16位、岩渕香里が20位に入っている。
明日の団体戦、明後日の個人第2戦(W杯第7戦)もNHKBS1で生放送があるから、これは観なくっちゃなあ。フフッ。
そして、女王、マーレン・ルンビ(ノルウェー)は今回5位に甘んじたが、安定してこの辺りにいるので、かなり迫られはしたが、まだ総合首位は揺るがない!?
どうやらマーレン・ルンビにはちょっと苦手な台のようだなあ。フフッ。
まあそんなこともある。
だって人間だもの。
ルンビかて人間だもの負けもする
熱過ぎるピンケルニヒやハグし合い
熱過ぎるピンケルニヒやまた勝って
慣れた台やっと高梨力魅せ
高梨や表彰台で誇らしく
個人第6戦における主な選手の成績は以下のようであった。
名前 1本目m 得点 2本目m 得点 合計点
1位 エヴァ・ピンケルニヒ(墺) 97.5 115.3 95.5 117.0 232.3
2位 高梨沙羅 92.5 101.3 91.5 107.9 215.0
3位 キアラ・ヘルツル(墺) 90.5 100.5 92.5 112.1 212.6
4位 マリタ・クラマー(墺) 88.0 94.8 94.5 110.9 205.7
5位 マーレン・ルンビ(ノルウェー) 86.0 92.4 92.0 109.2 201.6
7位 エマ・クリネツ(スロベニア) 83.5 91.0 92.0 108.8 199.8
8位 カタリナ・アルトハウス(独) 91.5 101.3 86.0 92.9 194.2
10位 ダニエラ・イラシュコシュトルツ(墺) 88.5 96.7 84.5 92.2 188.9
12位 丸山希 86.0 86.0 85.0 95.5 181.5
15位 伊藤有希 85.5 88.9 81.0 85.1 174.0
16位 勢藤優花 85.0 82.3 84.0 90.5 172.8
20位 岩渕香里 84.5 78.3 83.5 86.0 164.3
32位 茂野美咲 75.5 66.3 66.3
34位 大井栞 73.0 60.4 60.4
35位 岩佐明香 75.0 58.7 58.7
女子の方は予選で40位までが通過できる。
個人ランキングに関係する得点は1位100点、2位80点、3位60点、4位50点、5位45点、・・・、30位1点と配分されて行き、6試合を終えて以下のようになっている。
名 前 得点
1位 マーレン・ルンビ(ノルウェー) 450
3位 キアラ・ヘルツル(オーヅトリア) 390
4位 高梨沙羅 314
5位 マリタ・クラマー(オーストリア) 253
6位 エマ・クリネツ(スロベニア) 251
7位 カタリナ・アルトハウス(ドイツ) 230
8位 ダニエラ・イラシュコ(オーストリア) 195
9位 伊藤有希 189
16位 丸山希 87
17位 勢藤優花 83
29位 岩渕香里 25
40位 小林諭果 3
今回は今シーズンこれまでになく調子を上げているオーストリアの妖精? 小柄で可愛いキアラ・ヘルツル(22歳、153㎝)について簡単にふれておく。
ジュニアで名を馳せた選手で、ワールドカップには2012/2013年シーズンから参戦している。
2014/2015年シーズンに札幌の宮の森で3位となったのが初表彰台だそうな。
そして今シーズンの第3戦、ドイツのクリンゲルタール(HS140m、K点125m)で見事初優勝をしている。
ただし、この時は強風の中、1本しか飛べなかった。
ヘルツルや好調維持し飛んで魅せ
ヘルツルや三位に入る好ジャンプ