sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

スキージャンプW杯女子個人第12戦、キアラ・ヘルツルおめでとう!・・・R2.2.9②

 2月7日(金)~2月9日(日)の日程で、時差-8時間のオーストリアにあるヒンチェンバッハのジャンプ台(HS90m)においてスキージャンプ女子のワールドカップが開催され、個人第12、13戦、およびそれぞれの予選が予定されている。

 

 一昨夜遅くの第12戦予選に続いて昨夜遅く、第12戦が行われた。

 

 生放送を観ていると、ジャンプ台以外に雪が無いことに気付き、その雪質が悪くなさそうなことにも気付いた。

 

 それだけオーストリアでは熱心に取り組まれている競技なのであろう。

 

 そんな大きな愛に包まれた中、先週連勝で4勝目を上げた新女王の感もある地元オーストリアのキアラ・ヘルツルは好調を保ち、予選首位の勢いのままに女王、マーレン・ルンビ(ノルウェー)さえ圧倒し、見事優勝した。

 

 これで3連勝となり、今シーズン5勝目、通算5勝目ともなった。

 

        ヘルツルや声援受けて勝って魅せ

 

        ヘルツルや好調維持し勝って魅せ

 

 負けたとは言え、解説者を唸らせる流石のジャンプで2位に入ったのはマーレン・ルンビで、此方も調子を戻して来たようで、ホッとさせられる。

 

        解説者感心させるルンビかな

 

 スノージャパンのエース、高梨沙羅も納得の行くジャンプだったようで、4位に入った。

 

 元女王、高梨沙羅は昨シーズン、第1戦で4位、第2戦で2位となっており、昨夜の結果も含めても不得意な台ではなさそうなので、100回目の表彰台は今夜また期待しよう。

 

        高梨や表彰台をまた期待

 

 スノージャパンでは続いて11位に丸山希、14位に伊藤有希、25位に勢藤優花が入り、全員が2本飛べていることにホッとさせられる。

 

 昨夜も丸山希と伊藤有希が競りが合っており、この感じを暫らくは楽しめそうである。

        丸山と伊藤激しく競り合って

 

 個人第12戦の主な選手の成績は以下のようであった。

 

   名前            1本目m   得点   2本目m   得点   総合点

1位 キアラ・ヘルツル(墺)         86.0    119.7    91.0    130.6    250.3

2位 マーレン・ルンビ(ノルウェー)                 85.5    118.6    88.0    122.0    240.6                

3位 エヴァ・ピンケルニヒ(墺)       86.5    118.5    86.5    118.9    237.4

4位 高梨沙羅          85.0    115.4    87.0    119.7    235.1

5位 カタリナ・アルトハウス(独)         85.0    116.0    84.5    112.2    228.2

7位 ユリアネ・ザイファルト(独)            83.0    111.3    83.0    109.0    220.3

10位 ニカ・クリジュナル(スロベニア)         81.0    104.8    83.5    112.6    217.4

11位 丸山希                        83.0    108.0    83.0    109.2    217.2   

12位 ダニエラ・イラシュコシュトルツ(墺)     82.0    106.7    83.0    110.1    216.8

14位 伊藤有希          80.0    103.6    84.5    112.1    215.7

19位 マリタ・クラマー(墺)            80.5      99.2    87.0    112.8    212.0

20位 エマ・クリネツ(スロベニア)      80.0    103.1    82.5    108.0    211.1

25位 勢藤優花            80.0    100.7    78.5      98.3    199.0

 

 女子の方は予選で40位までが通過でき、本戦の1本目で30位に入ると2本目も飛ぶことが出来て、得点が付く。

 

 個人ランキングに関係する得点は1位100点、2位80点、3位60点、4位50点、5位45点、・・・、30位1点と配分されて行き、12試合を終えて以下のようになっている。

 

         名 前              得点

   1位 キアラ・ヘルツル(オーヅトリア)    930

   2位 マーレン・ルンビ(ノルウェー)       895

   3位 エヴァ・ピンケルニヒ(オーストリア)    779

   4位 高梨沙羅                558

   5位 カタリナ・アルトハウス(ドイツ)    477

   6位 マリタ・クラマー(オーストリア)    401

   7位 ダニエラ・イラシュコ(オーストリア)  396

   8位 エマ・クリネツ(スロベニア)      359

   9位 ユリアネ・ザイファルト(ドイツ)    343

  10位 ニカ・クリジュナル(スロベニア)      339

  11位 伊藤有希                316

  13位 丸山希                 262

  21位 勢藤優花                122

  32位 岩渕香里                 30

  43位 小林諭果                  3

 

 今回は上位争いで時々気に留まる選手、ユリアネ・ザイファルト(ドイツ)について簡単に書き留めておく。

 

 14歳から国際舞台に出て、もう直ぐ30歳になるベテランの美人選手で、インスタグラムでよく、モデルのような写真を公開している。

 

 と言っても、小柄で、ジャンプ選手であるから引き締まっている。

 

 何でも身長が157㎝(163㎝という資料もある)、体重が46㎏とあった。

 

 昨シーズンまでの記録では、ワールドカップで4回優勝しており、表彰台には13回上がっている。

 

 昨シーズンは総合で3位に入っており、これがこれまでのピークである。

 

 今年も好いところを見せており、まだまだ楽しみな選手である。

 

 なお、第13戦の放送はネットの番組表によると、BS1で今日の22時20分からと明日の9時からに予定されている。 

 

 生放送の方は少し遅いが、それでも昨日は終わったのが日が替わる頃と、まだ観られそうな時間であるから、楽しみに待ちたい。

 

 それから、同じ日程でドイツ、ビリンゲン(HS145m)で開催されている男子の方は、昨夜予定が変更されていた予選、個人第19戦と行われたが、今夜予定されていた第20戦は強風の予報で中止と決まった。

 

 その結果、予選を入れても5本とは行かず3本であるが、ヴィリンゲン5として表彰され、賞金が出るようである。

 

 スノージャパンのエース、小林陵侑は残念ながら、同じくドイツのノイシュタット5に続いての獲得とはならなかった。