10月25日(火)の8時頃から茨城県にある「静ヒルズカントリークラブ(6338ヤード、パー71)」において国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアー、「静ヒルズレディース森ビルカップ」が3日間の日程で開催され、その初日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は2000万円、優勝賞金は360万円で、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に50位タイまでに入っている選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来る予定となっている。
このツアーでは2021年の6月に最終プロテストに合格した93期生、2021年の11月に最終プロテストに合格した94期生に続いて、2022年の11月に最終プロテストに合格した95期生が既に活躍し、優勝もしているので、毎回結構ワクワクさせて貰っている。
なおライブ中継であるが、全国的に視ることが出来るテレビでは、CS放送のスカイAによって3日間に亘ってたっぷりと予定されている。
国内の下部のツアーも華やかで
新たなスター期待膨らみ
国内の下部のツアーはCSで
たっぷり視られ嬉しいのかも
さて、首位タイに立ったのは世界ランキング428位で95期生の注目株のひとり、既にこのツアーにおいて念願の初優勝を果たしている小林光希(ミツキ、21歳、161㎝)、世界ランキング505位で93期生の注目株のひとり、今季このツアーにおいて念願の初優勝を果たしたプラチナ世代の橋添穂(ミノリ、23歳、154㎝、51㎏)で、共に初日6バーディー、1ボギーの-5と大きく伸ばしている。
小林光希は初日アウトスタート(第1ホールから)で、前半では2バーディー、1ボギーの-1と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して4バーディーの-4、トータル-5と確り伸ばした。
小林や大きく伸ばし首位に立ち
小林や後半加速首位に立ち
首位で出て小林光希力魅せ
橋添穂は初日アウトスタートで、前半では3バーディー、1ボギーの-2と伸ばし、後半に入ってからも3バーディーの-3、トータル-5と順調に伸ばした。
橋添や大きく伸ばし首位に立ち
橋添や首位発進で力魅せ
橋添や首位発進で期待させ
3位タイに付けているのは世界ランキング498位で94期生の注目株のひとり、初優勝が待たれるプラチナ世代の藤田かれん(23歳、162㎝)、世界ランキング621位で国内女子ツアーにおいて通算5勝の実績を持ちながらイップスで低迷した後再浮上してこのツアーにおいて優勝したベテランの服部真夕(35歳、166㎝、57㎏)で、初日-4まで伸ばしている。
藤田かれんは初日6バーディー、2ボギーの-4であった。
初日はアウトスタートで、前半では4バーディー、1ボギーの-3と伸ばし、後半に入ってからも2バーディー、1ボギーの-1、トータル-4と少し伸ばしている。
藤田かれん確り伸ばし三位付け
藤田かれんスタートダッシュ三位付け
藤田かれん三位発進力魅せ
服部真夕は初日4バーディーの-4であった。
初日はアウトスタートで、前半では2バーディーの-2と伸ばし、後半に入ってからも2バーディーの-2、トータル-4と順調に伸ばしている。
服部や確り伸ばし三位付け
服部やじわじわ伸ばし三位付け
服部や三位発進力魅せ
5位タイに付けているのは世界ランキング583位で初優勝が待たれる中堅の武尾咲希(29歳、159㎝、61㎏)、世界ランキング656位で95期生の注目株のひとり、初優勝が待たれる狭間世代の千葉華(24歳、155㎝、60㎏)で、共に初日4バーディー、1ボギーの-3と伸ばしている。
武尾咲希は初日インスタート(第10ホールから)で、前半では2バーディーの-2と伸ばし、後半に入ってからも2バーディー、1ボギーの-1、トータル-3と少し伸ばした。
武尾咲希確り伸ばし五位に付け
武尾咲希スタートダッシュ五位に付け
武尾咲希五位発進で力魅せ
千葉華は初日アウトスタートで、前半では1バーディー、1ボギーのイーブンと維持し、後半に入ってからは加速して3バーディーの-3、トータル-3と伸ばした。
千葉華や確り伸ばし五位に付け
千葉華や後半加速五位に付け
千葉華や五位発進で力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング405位で昨年このツアーにおいて念願の初優勝を果たした新海美優(27歳、162㎝、58㎏)、世界ランキング431位で国内女子ツアーおよびこのツアーにおいてそれぞれ通算2勝ずつの実績を持つ元気なベテランの西山ゆかり(41歳、162㎝、58㎏)、世界ランキング468位で初優勝が待たれる中堅の辻梨恵(29歳、169㎝、64㎏)は3人共初日-2まで伸ばして7位タイに付けている。
世界ランキング399位で95期生の注目株のひとり、先週このツアーにおいて念願の初優勝を果たした新世紀世代の大須賀望(21歳、146㎝、52㎏)、世界ランキング404位で国内女子ツアーにおいて通算2勝の実績を持ち、このツアーにおいて今季初優勝を果たした酒井美紀(32歳、165㎝、78㎏)は共に初日-1と少し伸ばして14位タイに付けている。
世界ランキング391位で今季調子を上げて来て、このツアーにおいて久々の2勝目を上げた鬼頭さくら(28歳、162㎝、63㎏)、世界ランキング461位で国内女子ツアーおよびこのツアーにおいてそれぞれ通算1勝ずつの実績を持つ木戸愛(メグミ、33歳、172㎝、56㎏)は共に初日イーブンと維持して25位タイに付けている。
世界ランキング449位で国内女子ツアーにおいて通算2勝、このツアーにおいて通算1勝の実績を持つアスリート系の岡山絵里(27歳、161㎝、64㎏)は初日+1と少し落として34位タイと少し出遅れている。
世界ランキング394位で国内女子ツアーにおいて通算23勝の実績を持つベテランで、今季このツアーにおいて初優勝を果たした李知姫(イ・チヒ、韓国、44歳、170㎝、61㎏)、世界ランキング427位でこのツアーにおいて4勝の実績を持つ石川明日香(26歳、161㎝、57㎏)は共に初日+2まで落として43位タイと少し出遅れている。
世界ランキング335位で93期生の注目株のひとり、昨季のこの大会の覇者である篠崎愛(マナ、26歳、157㎝、48㎏)、世界ランキング356位でこのツアーにおいて通算4勝で2018年度の賞金女王に輝き、国内女子ツアーにおいて通算1勝の実績を持つ黄金世代の河本結(25歳、163㎝、58㎏、国内男子ツアーで活躍している新鋭河本力の姉)、世界ランキング384位で95期生の注目株のひとり、このツアーにおいて既に2勝上げており米国女子ツアーへの本格参戦の経験も持つP.サイパン(本名パナラット・タナポルブーンヤラス、タイ、25歳、169㎝、57㎏)、世界ランキング392位で93期生の注目株のひとり、初優勝が待たれるプラチナ世代の上野菜々子(23歳、164㎝、57㎏)は4人共初日+3まで落として57位タイと出遅れている。
世界ランキング351位で今季は調子を上げており、3年振りの2勝目を上げた沖せいら(31歳、161㎝)は初日+4まで落として73位タイと出遅れている。
世界ランキング396位で少し前までは国内女子ツアーを主戦場とし、このツアーにおいて通算1勝の実績を持つ林菜乃子(26歳、154㎝、51㎏)、世界ランキング422位で国内女子ツアーにもこのツアーの半分ぐらいの割合で出場して来て、このツアーにおいて通算4勝の実績を持つ福山恵梨(31歳、170㎝、60㎏)は共に初日+5と大きく落として82位タイと大きく出遅れている。
そして世界ランキング469位で今年からこのツアーを主戦場とし、初優勝が待たれる竹内美雪(27歳、160㎝、58㎏)は初日+7と大きく落として97位タイと大きく出遅れている。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
国内女子ツアーの方から降りて来た選手の世界ランキングが高く、同じような人数でも以前であれば取り上げていた順位の選手が入らなくなった。
たとえば少し前までであれば上位5位以内以外は600位までとしていたのが、今回は500位までとなっている。
春先からこんな風に上がって行くのが例年の傾向のようである。
それだけ春先に新たに入って来た選手等のレベルが上がっていると言うことか!?
そしてその中の一部の選手が国内女子ツアーの方に上がって行き、それに押し出されるように、まあまあ世界ランキングの高い選手がこのツアーに降りて来る。
だから面白いとも言え、また毎年のこことは言え、厳しい世界であることが改めて分かる!?