8月31日(木)の朝から山梨県にある「富士桜カントリー倶楽部(7424ヤード、パー70)」において国内男子ツアー、「フジサンケイクラシック」が4日間の日程で開催され、その最終日が昨日終わった。
公式サイトによると賞金総額は1億1000万円、優勝賞金は2200万円で、前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に56位タイまでに入っていた63名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
女子に比べるとゆっくりではあるが、このツアーにも新鋭の台頭が観られることが増え、ちょっと楽しみであった。
なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビではBSフジ、CS放送のフジテレビONEで4日間に亘って放送され、決勝ラウンドの2日間は地上波のフジテレビ系列も加わった。
国内の男子ツアーも若手等が
台頭始め楽しめたかも
さて、単独首位を維持して見事優勝したのは世界ランキング132位で海外ツアーへの本格参戦を目指している新鋭の金谷拓実(25歳、172㎝、75㎏)で、最終日4バーディー、1ボギーの-3、トータル-8と伸ばした。
最終日はアウトスタート(第1ホールから)でトータル-5からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-7と伸ばし、後半に入ってからも2バーディー、1ボギの-1、トータル-8と少し伸ばした。
なおこれがこのツアーにおいて今シーズンの2勝目で、通算では5勝目となり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは120位まで上がって日本人選手の2番手となっている。
金谷拓実確り伸ばし首位を維持
金谷拓実首位を維持して勝って魅せ
金谷拓実今季二勝で強さ魅せ
単独2位を維持したのは世界ランキング426位でそのイケメン振りで人気の高い片岡尚之(25歳、171㎝、67㎏)で、最終日4バーディー、4ボギーのイーブン、トータル-4と維持した。
最終日はアウトスタートでトータル-4からスタートして、前半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-4と維持し、後半に入ってからも2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-4と維持した。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは368位まで上がっている。
片岡やスコア維持して二位を維持
片岡や二位を維持して力魅せ
片岡や二位を維持してランク上げ
単独で3位を維持したのは世界ランキング578位の鍋谷太一(27歳、177㎝、72㎏)で、最終日3バーディー、3ボギーのイーブン、トータル-3と維持した。
最終日はアウトスタートでトータル-3からスタートして、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-4と少し伸ばしたが、後半に入ってからは1バーディー、2ボギーの+1、トータル-3と少し落としてこの日のスタート時点に戻った。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは502位まで上がっている。
鍋谷やスコア維持して三位維持
鍋谷や三位維持して力魅せ
鍋谷や三位維持してランク上げ
4位タイに入ったのは世界ランキング130位で元アマチュア世界ランキング1位に長期に亘って君臨し、アマチュア時代にもこのツアーにおいて優勝した中島啓太(23歳、177㎝、75㎏)、世界ランキング219位で実力派中堅選手をリードするひとり、このツアーにおいて賞金王に2度輝いた今平周吾(30歳、165㎝、67㎏)で、共に最終日-1、トータル-2と少し伸ばして4位上げて来た。
中島啓太は最終日4バーディー、3ボギーの-1であった。
最終日はアウトスタートでトータル-1からスタートして、前半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-1と伸ばせなかったが、後半に入ってからは、2バーディー、1ボギーの-1、トータル-2と少し伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは124位まで上がっている。
中島や少し伸ばして上げて魅せ
中島や下がっても上げ強さ魅せ
中島や四位に入り強さ魅せ
今平周吾は最終日2バーディー、1ボギーの-1であった。
最終日はアウトスタートでトータル-1からスタートして前半では1ボギーの+1、トータルイーブンと少し落としたが、後半では加速して、2バーディーの-2、トータル-2と伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは209位まで上がっている。
今平や少し伸ばして上げて魅せ
今平や下がっても上げ力魅せ
今平や四位に入り力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング212位で今シーズンから米国男子ツアーの下部に当たるコーンフェリーツアーを主戦場としている新鋭の桂川有人(24歳、167㎝、70㎏)は最終日-1、トータルイーブンと少し伸ばし、14位上げて9位タイに入った。
桂川少し伸ばして上げて魅せ
桂川下がっても上げ力魅せ
桂川九位に入り力魅せ
世界ランキング275位の朴相賢(パク・サンヒョン、韓国、40歳、171㎝、71㎏)は最終日イーブン、トータルイーブンと維持し、4位上げて9位タイに入った。
朴相賢スコア維持して上げて魅せ
朴相賢最後は上げて力魅せ
朴相賢九位に入り力魅せ
世界ランキング386位でこのツアーの下部に当たるABEMAツアーにおいて連勝してこのツアーに昇格して来た新鋭の鈴木晃祐(23歳、172㎝、63㎏)は最終日+1、トータルイーブンと少し落とし、1位下がって9位タイとなった。
世界ランキング326位で米国男子ツアーにおける活躍によって自信を付け、好調を維持している実力派ベテランの永野竜太郎(35歳、181㎝、85㎏)は最終日+3、トータル+1と落とし、9位下がって15位タイとなった。
世界ランキング141位で元アマチュア世界ランキング1位に君臨し、アマチュア時代にこのツアーにおいて2勝して既にこのツアーで2勝している新鋭の蝉川泰果(22歳、175㎝、77㎏)は最終日イーブン、トータル+3と維持し、9位上げて19位タイに入った。
蝉川やスコア維持して上げて魅せ
蝉川や最後は上げて強さ魅せ
蝉川や上位に入り強さ魅せ
世界ランキング299位で実力派中堅選手をリードするひとり、常に改善に余念がなく人気者の石川遼(31歳、175㎝、75㎏)は最終日+6、トータル+3と大きく落とし、16位下がって19位タイとなった。
世界ランキング367位で海外ツアーへの本格参戦を目指している木下稜介(32歳、174㎝、75㎏)は最終日+1、トータル+5と少し落としながらも、5位上げて28位タイに入った。
木下や落としながらも上げて魅せ
木下や下がっても上げ力魅せ
木下や中位に入り意地を魅せ
世界ランキング287位で実力派若手選手をリードするひとり、飛ばし屋の河本力(リキ、23歳、183㎝、86㎏)は最終日+2、トータル+5と落としながらも、28位タイを維持した。
河本力落としながらも順位維持
河本力中位維持して意地を魅せ
世界ランキング321位でこのところ好調を維持して印象に残ることが増えて来た新鋭の平田憲聖(22歳、170㎝、70㎏)は最終日+5、トータル+5と大きく落とし、15位下がって28位タイとなった。
世界ランキング191位で日本一曲がらないのが売りの稲森佑貴(28歳、169㎝、68㎏)、世界ランキング391位で実力派中堅選手をリードするひとり、米国男子ツアーのシード権復活を目指している小平智(33歳、172㎝、70㎏)は共に最終日+2、トータル+7と落としながらも、2位上げて36位タイに入った。
稲森や落としながらも順位上げ
稲森や下がって上げ力魅せ
稲森や中位に入り意地を魅せ
小平や落としながらも上げて魅せ
小平や最後に上げて強さ魅せ
小平や中位に入り意地を魅せ
世界ランキング355位で実力中堅選手をリードするひとり、アジアンツアーに積極的に参戦している池村寛世(トモヨ、28歳、166㎝、72㎏)は最終日+3、トータル+7と落とし、3位下がって36位タイとなった。
世界ランキング379位でDPワールドツアー、サンシャインツアー等においても活躍している実力派ベテラン外国人選手のショーン・ノリス(南アフリカ、41歳、188㎝、100㎏)は最終日+5、トータル+8と大きく落とし、11位下がって単独39位となった。
世界ランキング217位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、かつて米国男子ツアーに本格参戦していた岩田寛(42歳、178㎝、74㎏)は最終日+10、トータル+10と大きく落とし、29位も下がって42位タイとなった。
世界ランキング262位で実力派中堅選手をリードするひとり、積極的に海外ツアーにも参戦している大槻智春(33歳、172㎝、94㎏)は最終日+5、トータル+11と大きく落とし、4位下がって45位タイとなった。
世界ランキング373位で実力派中堅選手をリードするひとり、海外ツアーにも積極的参戦している香妻陣一朗(コウヅマ、29歳、165㎝、、71㎏)は最終日+2、トータル-12と落としながらも、4位上げて50位タイに入った。
香妻や落としながらも四位上げ
香妻や最後は上げて力魅せ
世界ランキング244位で実力派ベテラン外国人選手を代表するブラッド・ケネディ(オーストラリア、49歳、180㎝、82㎏)は最終日+6、トータル+13と大きく落とし、9位下がって52位タイとなった。
そして世界ランキング299位で今シーズンからコーンフェリーツアーに本格参戦している大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏)は最終日+7、トータル+18と大きく落とし、3位下がって61位タイとなった。