８月３１日（木）の朝から鳥取県にある「大山平原ゴルフクラブ（６５００ヤード、パー７２）」において国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアー、「山陰ご縁むす美レディース」が３日間の日程で開催され、その最終日が昨日終わった。
公式サイトによると賞金総額は２０００万円、優勝賞金は３６０万円で、初日から２日間に亘る予選ラウンド終了時に４７位タイまでに入っていた６０名の選手が最終日１日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
このツアーでは、２０２１年６月の最終プロテストに合格した９３期生、２０２１年１１月の最終プロテストに合格した９４期生に続いて、２０２２年１１月の最終プロテストに合格した９５期生も既に活躍し、優勝もしているので、毎回結構ワクワクさせて貰っている。
なおライブ中継であるが、全国的に視ることが出来るテレビではＣＳ放送のスカイＡによって３日間に亘ってたっぷりと放送されていた。
ステップのツアー今週開かれて
楽しみひとつ加わったかも
さて、単独で首位を維持して見事復活優勝を果たしたのは世界ランキング４６４位で国内女子ツアーにおいて通算２３勝もしているレジェンド級の李知姫（イチヒ、韓国、４４歳、１７０㎝、６１㎏）で、最終日５バーディー、１ボギーの－４、トータル－９と伸ばした。
最終日はアウトスタート（第１ホールから）で、トータル－５からスタートして、前半ではいきなり４バーディーの－４、トータル－９と確り伸ばし、後半に入ってからは１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－９と維持した。
なおこれがこのツアーにおいて初優勝で、ＪＬＰＧＡツアーにおいては２４勝目となる。
確りと伸ばし力魅す李知姫かな
首位を維持力を魅せる李知姫かな
復活し期待を繋ぐ李知姫かな
単独２位に入ったのは世界ランキング４８５位でこのツアーにおいて通算２勝の鬼頭さくら（２８歳、１６２㎝、６３㎏）で、最終日５バーディー、１ボギーの－４、トータル－７と伸ばして３位上げて来た。
最終日はアウトスタートで、トータル－３からスタートして、前半では３バーディーの－３、トータル－６と伸ばし、後半に入ってからも２バーディー、１ボギーの－１、トータル－７と少し伸ばした。
鬼頭さくら確り伸ばし上げて魅せ
鬼頭さくら下がっても上げ力魅せ
鬼頭さくら二位に入って力魅せ
３位タイに入ったのは世界ランキング１４５位で９５期生を代表し、今シーズンこのツアーにおいて２勝して賞金女王レースのトップを走っているウー・チャイェン（台湾、１９歳、１５５㎝、５２㎏）、世界ランキング３５４位でこのツアーにおいて通算１勝の沖せいら（３０歳、１６１㎝）で、トータル－６まで伸ばした。
ウー・チャイェンは最終日３バーディー、１ボギーの－２と伸ばして１位上げて来た。
最終日はアウトスタートでトータル－４からスタートして前半では１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－４と維持し、後半に入ってからは加速して２バーディーの－２、トータル－６と伸ばした。
ウーチャイェンじわりと伸ばし上げて魅せ
ウーチャイェン連日上げて強さ魅せ
ウーチャイェン三位に入り強さ魅せ
沖せいらは最終日３バーディー、２ボギーの－１と少し伸ばしながらも２位下がった。
最終日はアウトスタートでトータル－５からスタートして前半では１ボギーの＋１、トータル－４と少し落とし、後半に入ってからは加速して、３バーディー、１ボギーの－２、トータル－６と伸ばした。
沖せいら伸ばしながらも二位下がり
沖せいら伸ばし足りずに二位下がり
沖せいら三位に入り強さ魅せ
５位タイに入ったのは世界ランキング３７５位でステップアップツアーにおいて通算４勝している福山恵梨（３０歳、１７０㎝、６０㎏）、世界ランキング７３２位で国内女子ツアーにおいて通算２勝しているベテランの前田陽子（３８歳、１６４㎝、６０㎏）で、トータル－５まで伸ばした。
福山恵梨は最終日６バーディーの－６と伸ばして１７位上げて来た。
最終日はアウトスタートでトータル＋１からスタートして、前半では３バーディーの－３、トータル－２と伸ばし、後半に入ってからも３バーディーの－３、トータル－５と順調に伸ばした。
福山恵梨大きく伸ばし上げて魅せ
福山恵梨下がっても上げ強さ魅せ
福山恵梨五位に入って強さ魅せ
前田陽子は最終日１バーディー、１ボギーのイーブンと伸ばせず、４位下がった。
最終日はアウトスタートで、トータル－５からスタートして、前半では１バーディーの－１、トータル－６と少し伸ばしたが、後半に入ってからは１ボギーの＋１、トータル－５と少し落としてこの日のスタート時点に戻った。
前田陽子スコア伸ばせず四位下げ
前田陽子後半落とし四位下げ
前田陽子五位に入って力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング５５６位で９５期生、新世紀世代の大須賀望(２１歳、１４６㎝、５２㎏)は最終日－３、トータル－３と伸ばし、８位上げて７位タイに入った。
大須賀や確り伸ばし上げて魅せ
大須賀や連日上げて力魅せ
大須賀や七位に入り力魅せ
世界ランキング４５３位で９４期生の成澤祐美（２５歳、１６０㎝、５６㎏）は最終日－２、トータル－３と伸ばし、１位上げて７位タイに入った。
成澤祐美じわりと伸ばし上げて魅せ
成澤祐美じわじわ上げて力魅せ
成澤祐美七位に入り力魅せ
世界ランキング４２６位でこのツアーにおいて今シーズン念願の初優勝を漸く果たせたベテランの下川めぐみ（４０歳、１６０㎝、５６㎏）は最終日＋１、トータル－２と少し落とし、４位下がって９位タイとなった。
世界ランキング４５６位で９５期生をリードするひとり、米国女子ツアーへの参戦経験があってこのツアーにおいて今シーズン念願の初優勝を果たしたＰ.サイパン（本名パナラット・タナポルブーンヤラス、タイ、２５歳、１６９㎝、５７㎏）、世界ランキング４６７位で初優勝が待たれる竹内美雪（２７歳、１６０㎝、５８㎏）、世界ランキング６４７位で国内女子ツアーにおいて通算５勝、このツアーにおいて通算１勝の実績があるベテランの服部真夕（３５歳、１６６㎝、５７㎏）は３人共最終日イーブン、トータル－１と伸ばせず、３位下がって１１位タイとなった。
世界ランキング５６０位で９４期生、プラチナ世代の藤田かれん(２３歳、１６２㎝）は最終日－５、トータルイーブンと大きく伸ばし、３１位も上げて１６位タイに入った。
藤田かれん大きく伸ばし上げて魅せ
藤田かれん連日上げて力魅せ
藤田かれん上位に入り力魅せ
世界ランキング４６２位の権藤可恋(２７歳、１６３㎝、５８㎏)は最終日＋２、トータルイーブンと落とし、９位下がって１６位となった。
世界ランキング５４９位で９５期生の小林光希（ミツキ、２１歳、１６１㎝）は最終日＋２、トータル＋１と落とし、１４位下がって２２位タイとなった。
世界ランキング６３７位で９４期生、プラチナ世代の高久みなみ（２２歳、１５９㎝、５９㎏）は最終日－３、トータル＋２と伸ばし、２２位も上げて２５位タイに入った。
高久みなみ確り伸ばし上げて魅せ
高久みなみ下がっても上げ力魅せ
高久みなみ中位に入り意地を魅せ
世界ランキング５５２位でこのツアーにおいて通算２勝している北村響(ヒビキ、２８歳、１６４㎝、６０㎏)は最終日－１、トータル＋２と少し伸ばし、５位上げて２５位タイに入った。
北村や少し伸ばして上げて魅せ
北村や下がっても上げ力魅せ
北村や中位に入り意地を魅せ
世界ランキング５３２位でこのツアーにおいて今シーズン念願の初優勝を果たした狭間世代の吉村ここね（２３歳、１６１㎝、５３㎏）は最終日－１、トータル＋３と少し伸ばし、７位上げて３２位タイに入った。
吉本や少し伸ばして上げて魅せ
吉本や下がっても上げ力魅せ
吉本や中位に入り意地を魅せ
世界ランキング５４０位で初優勝が待たれるイタリア系のスタイヤーノ梨々菜（２５歳、１５６㎝、５６㎏）は最終日イーブン、トータル＋５と維持し、６位上げて４１位タイに入った。
スタイヤーノスコア維持して上げて魅せ
スタイヤーノ連日上げて力魅せ
スタイヤーノ中位に入り意地を魅せ
世界ランキング４５３位でこのツアーにおいて通算２勝している鈴木麻綾（マアヤ、２８歳、１５９㎝）は最終日＋２、トータル＋５と落とし、１１位下がって４１位タイとなった。
世界ランキング５７６位で９４期生をリードするひとり、このツアーにおいて昨シーズンに逸早く１勝している狭間世代の大林奈央（２４歳、１６３㎝、６０㎏）は最終日＋１、トータル＋６と少し落とし、１位下がって４８位タイとなった。
そして、世界ランキング５７９位でこのツアーにおいて通算１勝しているベテランの岩橋里衣（リエ、３７歳、１５６㎝、５３㎏）は最終日＋４、トータル＋７と落とし、２２位も下がって５２位タイとなった。
