6月29日(木)の15時30分頃から時差-8時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-9時間)のイングランド・バーミンガム郊外にある「ザ・ベルフライ(7336ヤード、パー72)」においてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、「ブリティッシュ・マスターズ」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
公式サイトによると賞金総額は350万ドルとなっており、1ドルを約144.7円とすれば、これは約5億0600万円であった。
なお優勝賞金は約54.74万ユーロとなり、1ユーロを約157.6円とすれば、これは約8627万円であった。
日本人選手としては世界ランキング113位で実力派中堅選手をリードするひとり、昨年国内男子ツアーで賞金王に輝き積極的に海外ツアーに参戦している比嘉一貴(28歳、158㎝、70㎏)、世界ランキング123位で実力派若手選手をリードするひとり、海外ツアーにも積極的に参戦して一定の成果を見せている大型飛ばし屋選手の星野陸也(27歳、186㎝、76㎏)、世界ランキング179位で実力派若手選手をリードするひとり、海外ツアーにも積極的に参戦して一定の成果も出している久常涼(20歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング295位で海外ツアーにも積極的に参戦している新鋭の岩﨑亜久竜(25歳、181㎝、86㎏)、世界ランキング306位でこのツアーのシード権を長期に亘って保持し、旅人ゴルファーと呼ばれる川村昌弘(30歳、172㎝、72㎏)が出場しており、星野陸也、久常涼が予選を通過している。
なお、全体では前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に63位タイまでに入っていた79名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
また、川村昌弘に付いては古傷の状態も気になるが、旅とゴルフを中心に綴られた人気のコラム、「いま僕はココにいます」が「Vol.170 イングランド&30歳おめでとう編」に更新されており、杞憂であることが分かって好かった、好かった。ホッ。
どうやら運転免許証の更新もあって、スウェーデン・ストックホルム⇒タイ・バンコク⇒日本・名古屋⇒タイ・バンコク⇒イングランド・ロンドン⇒イングランド・バーミンガムと26666㎞も移動したそうな。
地球1周が40000㎞であるから、その6割以上にもなる!?
これまで関わり、世話になって来た先輩達、今、関わり始めた後輩達のことも綴られ、読んでいるとほっこりして来る。
欧州の男子ツアーも日本人
複数が出て期待膨らみ
川村や長い道のりやって来て
気持ち新たに取り組むのかも
さて、単独首位に抜け出て見事逆転優勝したのは世界ランキング265位でこのところ調子を上げて印象に残ることが増えて来たダニエル・ヒリアー(ニュージーランド、24歳)で、最終日2イーグル、3バーディー、1ボギーの-6、トータル-10と大きく伸ばして10位上げて来た。
最終日も全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-4からスタートして、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-5と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して、2イーグル、1バーディーの-5、トータル-10と大きく伸ばした。
なおこれがこのツアーでは初優勝で、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは136位まで上がっている。
ヒリアーや大きく伸ばし上げて魅せ
ヒリアーや最後まで上げ勝って魅せ
ヒリアーや逆転勝ちで力魅せ
2位タイに入ったのは世界ランキング1349位のガンナー・ウィーブ(米国、34歳、185㎝、84㎏)、世界ランキング382位のオリバー・ウィルソン(イングランド、42歳、180㎝、76㎏)で、トータル-8まで伸ばした。
ガンナー・ウィーブは最終日1イーグル、7バーディー、1トリプルボギーの-6と大きく伸ばして29位も上げて来た。
最終日はトータル-2からスタートして、前半では1イーグル、2バーディー、1トリプルボギーの-1、トータル-3と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して5バーディーの-5、トータル-8と大きく伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは486位まで上がっている。
ガンナーや大きく伸ばし上げて魅せ
上げ続け力を魅せたウィーブかな
ランキング大きく上げたウィーブかな
オリバー・ウィルソンは最終日5バーディー、4ボギーの-1と少し伸ばしながらも1位下がった。
最終日はトータル-7からスタートして、前半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-7と伸ばせなかったが、後半に入ってからは3バーディー、2ボギーの-1、トータル-8と少し伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは262位まで上がっている。
ウィルソンや伸ばしながらも一位下げ
ウィルソンや伸ばし足りずに一位下げ
ウィルソンや二位に入って力魅せ
4位タイに入ったのは世界ランキング142位のウエン・ファーガソン(スコットランド、26歳、180㎝)、世界ランキング31位で元世界ランキング1位のベテラン、ジャスティン・ローズ(イングランド、42歳、191㎝、88㎏)、世界ランキング342位のキャラム・ヒル(スコットランド、28歳、178㎝、79㎏)でトータル-7まで伸ばした。
ウエン・ファーガソンは最終日7バーディー、3ボギーの-4と伸ばして19位上げて来た。
最終日はトータル-3からスタートして、前半では4バーディー、1ボギーの-3、トータル-6と伸ばし、後半に入ってからも3バーディー、2ボギーの-1、トータル-7と少し伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは134位まで上がっている。
ファーガソン確り伸ばし上げて魅せ
ファーガソン最後は上げて力魅せ
ファーガソン四位に入り力魅せ
ジャスティン・ローズは最終日3バーディーの-3と伸ばして7位上げて来た。
最終日はトータル-4からスタートして前半では1バーディーの-1、トータル-5と少し伸ばし、後半に入ってからも2バーディーの-2、トータル-7と順調に伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは28位まで上がっている。
ジャスティンや確り伸ばし上げて魅せ
最後上げ強さを魅せたローズかな
強さ魅せ四位入りしたローズかな
キャラム・ヒルは最終日1イーグル、5バーディー、4ボギーの-3と伸ばして7位上げて来た。
最終日はトータル-4からスタートして、前半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-4と維持し、後半に入ってからは加速して1イーグル、3バーディー、2ボギーの-3、トータル-7と伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは268位まで上がっている。
キャラムヒル確り伸ばし上げて魅せ
キャラムヒル決勝で上げ力魅せ
キャラムヒル四位に入り力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング347位のニコラス・ノーゴー(・ミュラー)(デンマーク、31歳)は最終日+1、トータル-6と少し落とし、6位下がって単独7位となった。
世界ランキング106位のアレクサンデル・ビョーク(スウェーデン、33歳、185㎝、76㎏)は最終日-3、トータル-5と伸ばし、23位も上げて8位タイに入った。
最後上げ力を魅せたビョークかな
大きく上げて力魅すビョークかな
力魅せ八位に入るビョークかな
世界ランキング101位のヤニク・パウル(ドイツ、29歳、185㎝、77㎏)は最終日-2、トータル-5と伸ばし、15位上げて8位タイに入った。
ヤニクパウル確り上げて力魅せ
ヤニクパウル最後は上げて八位入り
ヤニクパウル八位に入り力魅せ
世界ランキング140位のロマン・ランガスク(フランス、28歳、178㎝、76㎏)は最終日イーブン、トータル-5と維持して8位タイを維持した。
ランガスクスコア維持して八位維持
ランガスク八位維持して力魅せ
ランガスク八位に入り力魅せ
世界ランキング159位で先週このツアーにおいて単独2位に入ったヨースト・ルイテン(オランダ、37歳、178㎝、70㎏)は最終日+2、トータル-5と落とし、7位下がって8位タイとなった。
世界ランキング91位のトービヨン・オルセン(デンマーク、33歳、175㎝、70㎏)は最終日-3、トータル-4と伸ばし、25位も上げて15位タイに入った。
オルセンや大きく上げて強さ魅せ
オルセンや最後は上げて上位入り
オルセンや上位に入り強さ魅せ
世界ランキング46位のミンウー・リー(オーストラリア、24歳、183㎝、75㎏、世界的な女子ゴルフ選手ミンジー・リーの弟)、世界ランキング48位のアドリア・メロンク(ポーランド、30歳、196㎝、90㎏)は共に最終日-2、トータル-4と伸ばし、16位上げて15位タイに入った。
ミンウーリー確り上げて強さ魅せ
ミンウーリー決勝で上げ上位入り
ミンウーリー上位に入り強さ魅せ
メロンクや確り上げて強さ魅せ
メロンクや最後も上げて上位入り
メロンクや上位に入り強さ魅せ
そして久常涼は最終日3バーディー、2ボギーの-1、トータル-4と少し伸ばし、8位上げて15位タイに入った。
最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル-3からスタートして、前半では2ホールをパーで凌いだ後、第3ホールでバーディーを決め、続く4ホールをパーで凌いだ後、第8、9ホールと連続ボギーを叩いたので、結局1打落とし、トータル-2で後半へと繋いだ。
後半に入ってからは5ホールをパーで凌いだ後、第15ホールでバーディーを決め、1つ空いて第17ホールでもバーディーを決めたので、結局後半では2打伸ばし、トータル-4としてホールアウトした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは173位まで上がっている。
久常涼少し伸ばして上げて魅せ
久常涼最後は上げて力魅せ
久常涼上位に入り力魅せ
世界ランキング75位で先週このツアーにおいて優勝したスリストン・ロウレンス(南アフリカ、26歳、180㎝、97㎏)は最終日イーブン、トータルイーブンと維持し、10位上げて39位タイに入った。
ロウレンススコア維持して順位維持
ロウレンス最後は上げて強さ魅せ
ロウレンス中位に入り意地を魅せ
世界ランキング93位のジョーダン・スミス(イングランド、30歳、178㎝、70㎏)、世界ランキング137位のアントワヌ・ロズネル(フランス、30歳、183㎝)は共に最終日+3、トータルイーブンと落とし、16位下がって39位タイとなった。
世界ランキング105位のロバート・マッキンタイア(スコットランド、26歳、178㎝)は最終日+4、トータルイーブンと落とし、28位も下がって39位タイとなった。
そして星野陸也は最終日7バーディー、3ボギーの-4、トータル+1と伸ばし、25位も上げて49位タイに入った。
最終日はトータル+5からスタートして、前半では3バーディー、2ボギーの-1、トータル+4と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して、4バーディー、1ボギーの-3、トータル+1と伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは123位を維持している。
星野陸也確り伸ばし上げて魅せ
星野陸也後半加速力魅せ
星野陸也中位に入り意地を魅せ
世界ランキング145位のマキシミリアン・キーファー(ドイツ、33歳、180㎝、74㎏)は最終日+8、トータル+2と大きく落とし、50位も下がって57位タイとなった。
そして世界ランキング100位のアドリア・アルナウス(スペイン、28歳、186㎝)は最終日イーブン、トータル+5と維持し、2位上げて72位タイに入った。
アルナウススコア維持して上げて魅せ
アルナウス最後は上げて意地を魅せ