６月２２日（木）の６時４５分頃から千葉県にある「カメリアヒルズカントリークラブ（６６５０ヤード、パー７２）」において国内女子ツアーの高額賞金大会、「アース・モンダミンカップ」が４日間の日程で開催され、その第２日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は３億円、優勝賞金は５４００万円で、初日から２日間に亘る予選ラウンド終了時に７０位タイまでに入っている選手が後半２日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めれる予定となっている。
このツアーでは２０２２年１１月の最終プロテストに合格した９５期生が活躍し、既に優勝もしているので、これからも大いに期待したい。
それに山下美優有、岩井千怜等、有望な若手選手の大活躍もワクワクさせてくれるが、今週は更にこのツアーの下部に当たるステップアップツアーで活躍している選手も何人か出場しているので、それも楽しみである。
なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビとしてはＢＳ－ＪａｐａｎｅｘｔやＣＳ放送のゴルフネットワークで４日間に亘って予定されている。
ゆっくり楽しみたい向きには、今週もインターネットの動画配信サイト、ＤＡＺＮ、Ｕ－ＮＥＸＴにおいて４日間に亘ってたっぷりと予定されており、試合終了まで視ることが出来る。
国内の女子のツアーはテレビやら
ネット配信楽しめるかも
さて、首位タイに立ったのは世界ランキング３８位で実力派ベテラン外国人選手を代表し、元世界ランキング１位で米国と韓国で賞金女王に輝いたレジェンドの申ジエ（韓国、３５歳、１５５㎝、６３㎏）で、２日目８バーディー、１ボギーの－７、トータル－１１と爆発的に伸ばして７位上げて来た。
２日目はインスタート（第１０ホールから）で、トータル－４からスタートして、前半では３バーディー、１ボギーの－２、トータル－６と伸ばし、後半に入ってからは加速して、５バーディーの－５、トータル－１１と大きく伸ばして後続に差を付け始めている。
申ジエや爆発魅せて首位に立ち
申ジエや後半加速首位奪い
申ジエや首位を奪って強さ魅せ
単独２位に付けているのは世界ランキング６０位で２０２１年６月の最終プロテストに合格した９３期生をリードするひとり、今年念願のこのツアーにおける初優勝を果たして好調を維持している岩井明愛（アキエ、２０歳、１６１㎝、５９㎏、岩井ツインズの姉）で、２日目４バーディー、２ボギーの－２、トータル－８と伸ばしながらも１位下がっている。
２日目はインスタートで、トータル－６からスタートして、前半では３バーディー、１ボギーの－２、トータル－８と伸ばしたが、後半に入ってからは１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－８と伸ばせなかった。
岩井明愛伸ばしながらも一位下げ
岩井明愛伸ばし足りずに首位を落ち
岩井明愛二位で通過し強さ魅せ
単独３位に付けているのは世界ランキング１０２位で実力派中堅選手をリードするひとり、このところ好調を維持している飛ばし屋の川岸史果（２８歳、１６６㎝）で、２日目２バーディー、１ボギーの－１、トータル－７と少し伸ばしながらも２位下がっている。
２日目はインスタートで、トータル－６からスタートして、前半では全てパーで凌いでトータル－６を維持し、後半に入ってからは２バーディー、１ボギーの－１、トータル－７と少し伸ばした。
川岸や伸ばしながらも二位下がり
川岸や伸ばし足りずに二位下がり
川岸や三位で通過力魅せ
４位タイに付けているのは世界ランキング１７８位で９３期生をリードするひとり、大学生プロの桑木志帆（２０歳、１６４㎝）、世界ランキング１７位で新世紀世代を代表し、昨シーズン年間女王に輝いた山下美夢有（２１歳、１５０㎝、５２㎏）、世界ランキング６６位で狭間世代を代表し、東京五輪で見事銀メダルに輝いた稲見萌寧（モネ、２３歳、１６６㎝、５８㎏）、世界ランキング１４６位で２０２１年１１月の最終プロテストに合格した９４期生をリードするひとり、陸上で鍛えや確りした体幹を持つ飛ばし屋の佐藤心結（ミユ、１９歳、１６１㎝、５７㎏）で、トータル－６まで伸ばしている。
桑木志帆は２日目６バーディーの－６と大きく伸ばして４４位も上げて来た。
２日目はインスタートでトータルイーブンからスタートして、前半では３バーディーの－３、トータル－３と伸ばし、後半に入ってからも、３バーディーの－３、トータル－６と順調に伸ばしている。
桑木志帆大きく伸ばし上げて魅せ
桑木志帆大きく上げて力魅せ
桑木志帆四位で通過期待させ
山下美夢有は２日目５バーディーの－５と大きく伸ばして２９位も上げて来た。
２日目はインスタートで、トータル－１からスタートして、前半では３バーディーの－３、トータル－４と伸ばし、後半に入ってからも２バーディーの－２、トータル－６と順調に伸ばしている。
山下や大きく伸ばし上げて魅せ
山下や大きく上げて強さ魅せ
山下や四位で通過期待させ
稲見萌寧は２日目５バーディー、２ボギーの－３と伸ばして１０位上げて来た。
２日目はインスタートで、トータル－３からスタートして、前半では３バーディーの－３、トータル－６と伸ばし、後半に入ってからは２バーディー、２ボギーのイーブン、トータル－６と維持している。
稲見萌寧確り伸ばし上げて魅せ
稲見萌寧確り上げて強さ魅せ
稲見萌寧四位で通過期待させ
佐藤心結は２日目５バーディー、３ボギーの－２と伸ばして４位上げて来た。
２日目はアウトスタート（第１ホールから）で、トータル－４からスタートして、前半では３バーディー、１ボギーの－２、トータル－６と伸ばし、後半に入ってからは２バーディー、２ボギーのイーブン、トータル－６と維持している。
佐藤心結じわりと伸ばし上げて魅せ
佐藤心結前半伸ばし上げて魅せ
佐藤心結四位で通過力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング３９位で９３期生を代表し、このツアーで既に今シーズン２勝して通算で４勝している絶好調の岩井千怜（チサト、２１歳、１６２㎝、５９㎏、岩井ツインズの妹）、世界ランキング１２５位で実力ベテラン選手をリードするひとり、菊地絵理香（３４歳、１５７㎝、５２㎏）は共に２日目－３、トータル－５と伸ばし、１１位上げて８位タイに付けて来た。
岩井千怜確り伸ばし上げて魅せ
岩井千怜確り上げて強さ魅せ
岩井千怜八位で通過強さ魅せ
菊地絵理香確り伸ばし上げて魅せ
菊地絵理香確り上げて力魅せ
菊地絵理香八位で通過力魅せ
世界ランキング１４８位で９５期生を代表し、最終プロテストにはトップで合格してこのツアーで今年逸早く優勝した神谷そら（２０歳、１６７㎝、６０㎏）、世界ランキング２７１位の大出瑞月（２５歳、１５１㎝、４８㎏）は共に２日目イーブン、トータル－５と伸ばせず、５位下がって８位タイとなっている。
世界ランキング８７位で黄金世代をリードするひとり、殆んど休まないことから鉄人と呼ばれている小祝さくら（２５歳、１５８㎝、５８㎏）は２日目－３、トータル－４と伸ばし、１７位上げて１６位タイに付けて来た。
小祝や確り伸ばし上げて魅せ
小祝や確り上げて強さ魅せ
小祝や上位で通過強さ魅せ
世界ランキング１３３位で実力派若手選手をリードするひとり、このところ好調を維持しているささきしょうこ（２７歳、１７０㎝、６５㎏）は２日目＋１、トータル－４と少し落とし、１３位下がって１６位タイとなっている。
世界ランキング９５位で狭間世代をリードするひとり、このツアーにおける初優勝が待たれるナチュラルアイドル系で人気者の菅沼菜々(２３歳、１５８㎝)は２日目－５、トータル－３と大きく伸ばし、６５位も上げて２２位タイに付けて来た。
菅沼菜々大きく伸ばし上げて魅せ
菅沼菜々大きく上げて強さ魅せ
菅沼菜々上位に迫り意地を魅せ
世界ランキング７１位で実力派ベテラン選手を代表し、国内女子ツアーのメジャー大会における初優勝が待たれる上田桃子（３７歳、１６１㎝、５４㎏）は２日目イーブン、トータル－３と伸ばせず、８位下がって２２位タイとなっている。
世界ランキング９６位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、飛ばし屋の藤田さいき（３７歳、１６８㎝、６８㎏）、世界ランキング１０４位で実力派下手ラン選手をリードするひとり、このところ調子を上げて来たアスリート系で飛ばし屋の穴井詩（ララ、３５歳、１６５㎝、５８㎏）はともに２日目イーブン、トータル－２と伸ばせず、１５位下がって３４位タイとなっている。
世界ランキング６５位でプラチナ世代をリードするひとり、コスメに強気ことからコスメ番長と呼ばれている吉田優利（２３歳、１５８㎝、５８㎏）は２日目－３、トータル－１と伸ばし、４１位も上げて４６位タイに付けて来た。
吉田優利確り伸ばし上げて魅せ
吉田優利大きく上げて強さ魅せ
吉田優利中位で通過意地を魅せ
世界ランキング１０３位で９３期生をリードするひとり、最終プロテストにトップで合格してこのところ調子を上げて来た佐久間朱莉（２０歳、１５５㎝）は２日目イーブン、トータル－１と伸ばせず、１３位下がって４６位タイとなった。
そして、世界ランキング１７位で実力派中堅選手をリードするひとり、広い交友関係を持つ青木瀬令奈（３０歳、１５３㎝、５０㎏）は２日目＋２、トータルイーブンと落とし、４４位も下がって６３位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
なお、今回は前半から２日間に亘る予選ラウンド終了時に６３位タイまでに入っていた７７名の選手が後半２日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それから、世界ランキング１０１位で９４期生をリードするひとり、ステップアップツアーにおいて昨シーズン新記録となる５勝をして賞金女王に輝いた櫻井心那（ココナ、１９歳、１６６㎝、６２㎏）はトータル＋１で７８位タイ、世界ランキング１１５位で黄金世代をリードするひとり、昨シーズンこのツアーで念願の初優勝を果たした高橋彩華（サヤカ、２４歳、１６２㎝、５５㎏）、世界ランキング１２７位で実力派若手選手をリードするひとり、一時低迷していたがパワーアップして復活して来た堀琴音（２７歳、１６５㎝、５６㎏）、世界ランキング１５０位で実力派若手選手をリードするひとり、永井花奈（２６歳、１５５㎝、５５㎏）は３人共トータル＋２で８８位タイ、世界ランキング１０６位で実力派中堅選手をリードするひとり、群を抜いて練習熱心でパット巧者の鈴木愛（２９歳、１５５㎝）はトータル＋６で１２２位タイ、世界ランキング６１位で９４期生を代表し、このツアーで昨シーズン既に２勝している川﨑春花（２０歳、１５８㎝、５１㎏）はトータル＋８で１３１位タイとなって、残念ながらＣＵＴの憂き目に遭っている。
