6月22日(木)の20時頃から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外では-14時間)の米国・ニュージャージー州にある「バルタスロール・ゴルフクラブ・朗アー・コース(6831ヤード、パー72)」において、米国女子ツアーのメジャー大会、「KPMG女子PGA選手権」が4日間の日程で開催され、その第2日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている
或る記事によると今年の賞金総額は1000万ドル、優勝賞金は150万ドルと発表されたそうで、1ドルを約144円とすれば、これはそれぞれ約14億4000万円、約2億1600万円となる。
日本人選手としては世界ランキング18位で黄金世代を代表し、自他共に日本のエースと認める畑岡奈紗(24歳、158㎝)、世界ランキング19位でプラチナ世代を代表し、このところ好調を維持してマッチプレーでも大活躍していた古江彩佳(23歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング43位で新世紀世代をリードするひとり、2021年に全米女子オープンで優勝した飛ばし屋の笹生優花(22歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング51位で黄金世代をリードするひとり、2019年に全英女子ツアーにおいて優勝した渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)、世界ランキング53位で新世紀世代をリードするひとり、昨年終盤の急激な低迷から復調しつつある西郷(せご)どんこと西郷真央(21歳、158㎝、57㎏)、世界ランキング57位でプラチナ世代をリードするひとり、今年のこのツアーに主戦場を移して活躍し始めた西村優菜(22歳、150㎝、50㎏)、世界ランキング67位で黄金世代をリードするひとり、今年このツアーに主戦場を移した飛ばし屋の勝みなみ(24歳、157㎝、57㎏)、世界ランキング485位でこのツアーにおいて3勝しており、先々週には復活を見せて6位タイに入った野村敏京(30歳、165㎝、60㎏)が出場している。
なおライブ中継に付いてはWOWOWプライムによって4日間に亘ってたっぷりと予定されている。
米国の女子のツアーに日本人
ようさん出てて熱くなるかも
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング12位で先週このツアーで優勝したレオナ・マグワイヤー(アイルランド、28歳、168㎝)で、2日目5バーディー、2ボギーの-3、トータル-5と伸ばして5位上げて来た。
2日目はインスタート(第10ホールから)で、トータル-2からスタートして、前半では1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-2と維持し、後半に入ってからは加速して、4バーディー、1ボギーの-3、トータル-5と伸ばしている。
マグワイヤー確り伸ばし上げて魅せ
マグワイヤー首位まで上げて強さ魅せ
マグワイヤー首位を奪って強さ魅せ
2位タイに付けているのは世界ランキング214位のメル・リード(イングランド、35歳、173㎝)、世界ランキング228位のセリーヌ・ブルゲ(ノルウェー、24歳、167㎝)、世界ランキング世界ランキング14位のリン・シユ(中国、27歳、168㎝)で、トータル-4まで伸ばしている。
メル・リードは2日目5バーディー、1ボギーの-4と伸ばして15位上げて来た。
2日目はインスタートでトータルイーブンからスタートして前半では3バーディー、
1ボギーの-2、トータル-2と伸ばし、後半に入ってからも、2バーディーの-2、トータル-4と順調に伸ばしている。
メルリード確り伸ばし上げて魅せ
メルリード確り上げて力魅せ
メルリード二位まで上げて力魅せ
セリーナ・ブルゲは2日目3バーディー、1ボギーの-2と伸ばして4位上げて来た。
2日目はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-2からスタートして、前半では1バーディーの-1、トータル-3と少し伸ばし、後半に入ってからも、2バーディー、1ボギーの-1、トータル-4と少し伸ばしている。
じわじわと伸ばして上げるブルゲかな
二位通過力を魅せたブルゲかな
力魅せ二位まで上げたブルゲかな
リン・シユは2日目1イーグル、2バーディー、4ボギーのイーブンと維持して2位を維持している。
2日目はインスタートで、トータル-4からスタートして、前半では1イーグル、1バーディー、3ボギーのイーブン、トータル-4と維持し、後半に入ってからも1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-4と維持している。
リンシユスコア維持して首位を追い
リンシユやスコア維持して二位を維持
リンシユや二位で通過し強さ魅せ
5位タイに付けているのは世界ランキング5位のミンジー・リー(オーストラリア、27歳、165㎝)、世界ランキング193位でベテランのリーアン・ペース(南アフリカ、42歳、168㎝)で、トータル-3まで伸ばしている。
ミンジー・リーは2日目6バーディー、2ボギーの-4と伸ばして28位も上げて来た。
2日目はインスタートで、トータル+1からスタートして、前半ではいきなり4バーディーの-4、トータル-3と確り伸ばし、後半に入ってからは、2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-3と維持している。
ミンジーリー確り伸ばし上げて魅せ
ミンジーリー大きく上げて強さ魅せ
ミンジーリー五位まで上げて強さ魅せ
リーアン・ペースは2日目1バーディー、3ボギーの+2と落として4位下がっている。
2日目はインスタートで、トータル-5からスタートして、前半では1バーディーの-1、トータル-6と少し伸ばしたが、後半に入ってからは3ボギーの+3、トータル-3と落とした。
リーアンや後半落とし四位下げ
リーアンや後半落とし首位を落ち
五位通過望みを残すペースかな
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング25位で注目の新鋭のひとり、イン・ルオニン(中国、20歳)は2日目+2、トータル-2と落とし、5位下がって7位タイとなっている。
世界ランキング1位のコ・ジンヨン(韓国、27歳、165㎝)は2日目-2、トータル-1と伸ばし、25位も上げて8位タイに付けて来た。
コジンヨンじわりと伸ばし上げて魅せ
コジンヨン大きく上げて強さ魅せ
コジンヨン八位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング11のセリーヌ・ビュティエ(フランス、29歳、165㎝)は2日目イーブン、トータル-1と維持し、4位上げて8位タイに付けて来た。
セリーヌやスコア維持して上げて魅せ
セリーヌや八位まで上げ強さ魅せ
八位まで上げ強さ魅すビュティエかな
世界ランキング10位でカナダの妖精と呼ばれるブルック・ヘンダーソン(カナダ、25歳、163㎝)は2日目+3、トータル-1と落とし6位下がって8位タイとなっている。
そして笹生優花は2日目2バーディー、4ボギーの+2、トータルイーブンと落とし、10位下がって16位タイとなっている。
2日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル-2からスタートして、前半では6ホールをパーで凌いだ後、第7ホールでバーディーを決め、1つ空いて第9ホールでもバーディーを決めたので、結局2打伸ばし、トータル-4として後半へと繋いだ。
後半に入ってからはいきなり第10ホールでボギーを叩き、続く3ホールをパーで凌いだ後、第14ホールでもボギーを叩き、1つ空いて第16、17ホールと連続ボギーを叩いたので、結局後半では4打落とし、トータルイーブンとして決勝ラウンドへと繋いでいる。
笹生優花前半伸ばし期待させ
後半落としもどかしいかも
笹生優花上位で通過強さ魅せ
また西村優菜は2日目1イーグル、2バーディー、3ボギーの-1、トータル+2と少し伸ばし、32位も上げて29位タイに付けて来た。
2日目はアウトスタートで、トータル+3からスタートして、前半では1イーグル、2バーディー、3ボギーの-1、トータル+2と少し伸ばし、後半に入ってからは全てパーで凌いだので、トータル+2を維持している。
西村優菜少し伸ばして上げて魅せ
西村優菜前半伸ばし上げて魅せ
西村優菜中位で通過意地を魅せ
また、古江彩佳は2日目2バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの+4、トータル+2と落とし、23位も下がって29位タイとなっている。
2日目はインスタートで、トータル-2からスタートして、前半では1バーディー、3ボギーの+2、トータルイーブンと落とし、後半に入ってからも1バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの+2、トータル+2と落とした。
古江彩佳じわじわ落とし大分下げ
古江彩佳中位で通過意地を魅せ
後の飛躍に期待するかも
また畑岡奈紗は2日目1イーグル、4ボギーの+2、トータル+3と落とし、8位下がって41位タイとなっている。
2日目はアウトスタートで、トータル+1からスタートして、前半では1イーグル、2ボギーのイーブン、トータル+1と維持したが、後半に入ってからは2ボギー+2、トータル+3と落とした。
畑岡奈紗前半スコア維持したが
後半落とし中位で通過
畑岡奈紗中位で通過意地を魅せ
世界ランキング7位でかつては天才少女と呼ばれ、十代のアマチュア時代に国内女子ツアーにおいて優勝したキム・ヒョージュ(韓国、27歳、165㎝)、世界ランキング9位で群を抜く飛ばし屋のレキシー・トンプソン(米国、28歳、180㎝)は共に2日目-1、トータル+4と少し伸ばし、57位も上げて49位タイに付け来た。
キムヒョージュ少し伸ばして上げて魅せ
キムヒョージュ大きく上げて強さ魅せ
キムヒョージュ中位で通過意地を魅せ
トンプソン少し伸ばして上げて魅せ
トンプソン大きく上げて強さ魅せ
トンプソン中位で通過意地を魅せ
世界ランキング15位のハナ・グリーン(オーストラリア、26歳、168㎝)、世界ランキング20位で昨年は大病によって長期休養した後に復活して来たダニエル・カン(米国、30歳、168㎝)は共に2日目イーブン、トータル+4と維持し、37位も上げて49位タイに付けて来た。
ハナグリーンスコア維持して上げて魅せ
ハナグリーン大きく上げて強さ魅せ
ハナグリーン中位で通過意地を魅せ
ダニエルカンスコア維持して上げて魅せ
ダニエルカン大きく上げて強さ魅せ
ダニエルカン中位で通過意地を魅せ
世界ランキング16位でメジャー大会に強く、ダンボと呼ばれて我が国でも人気の高いチョン・インジ(韓国、28歳、175㎝)は2日目+1、トータル+4と少し落としながらも、12位上げて49位タイに付けて来た。
チョンインジ落としながらも上げて魅せ
チョンインジ確り上げて強さ魅せ
チョンインジ中位で通過意地を魅せ
世界ランキング13位で2019年の全英女子オープンでは渋野日向子と競り合って我が国でも注目されるようになり、2022年の全英女子オープンでは優勝したアシュリー・ブハイ(南アフリカ、34歳、165㎝)は2日目+2、トータル+4と落とし、5位下がって49位タイとなっている。
そして世界ランキング3位でかつては天才少女と呼ばれ、十代で世界ランキング1位まで上り詰めたが、一旦低迷して復活して来たリディア・コ(ニュージーランド、26歳、165㎝)は2日目+2、トータル+5と落とし、3位下がって64位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
今回は以上において、前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に64位タイまでに入っていた79名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それから世界ランキング4位のリリア・ヴ(米国、25歳、165㎝)はトータル+6で80位タイ、西郷真央はトータル+7で90位タイ、世界ランキング8位のジョージア・ホール(イングランド、27歳、165㎝)はトータル+9で108位タイ、野村敏京、世界ランキング6位で天才少女と呼ばれ、既に欧州女子ツアーにおいて4勝、米国女子ツアーにおいて2勝しているアタヤ・ティティクル(タイ、20歳、162㎝)は共にトータル+10で119位タイ、渋野日向子、勝みなみ、世界ランキング2位で昨年は左鎖骨下に出来た血栓除去手術を経た後に復活して来たネリー・コルダ(24歳、178㎝)は3人共トータル+11で130位タイとなり、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。