sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける男子日本人選手の変動・・・R5.5.9①

 ゴールデンウイークが終わり、5月も中旬になろうとしている。

 

 昼間の町からは子ども達が消え、また静かな時間が流れ出した。

 

 先週末から天候が崩れ出し、先週開催されていた国内女子ツアー、韓国で開催されていたアジアンツアーは結構大きな影響を受けていたようであるが、それも持ち直し、穏やかで過ごし易い天候になっている。

 

 私の住んでいる奈良辺りでも最高気温は25℃を切り、最低気温は10℃前後を推移している。

 

 ただ、明日辺りからまた気温が上がり、週末には崩れるような予報が出ていて、相変わらず安定しない。

 

 それでも世界は広く、彼方此方様々な状況にある。

 

 たとえばオーストラリア、南アフリカ等の南半球にある国では我が国と反対の季節になっている。

 

 そんな中、先週も世界中の彼方此方で男女プロゴルフツアーが開催されていた。

 

 今週は先ず男子ツアーの様子から簡単に書き留めておく。

 

 先ずは国内から注目したいところであるが、残念ながら国内男子ツアー、およびその下部に当たるABEMAツアー共にオープンウイークであった。

 

 次に海外で開催されたツアーであるが、5月4日(木)の朝から時差+1時間のパプアニューギニアにある「ロイヤル・ポート・モレスビー・ゴルフ・クラブ(6854ヤード、パー72)」においてオーストラリア男子ツアー、「PNGオープン」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は18万ドルで、1オーストラリアドルを約91.3円とすれば、約1640万円となり、ABEMAツアーと同じぐらいであった。

 

 最低賃金が日本の2、3倍にまで上がっていることを考えると、そんなに好い条件ではなく、また開催数も少ないようなので、やっぱり近隣国が中心となっているように思われる。

 

        南ではオーストリアにツアーあり

        ただ条件が好くはないかも

 

 さて、優勝したのは世界ランキング1673位のラクラン・バーカー(オーストラリア、24歳)で、トータル-14まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは1496位まで上がっている。

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング1187位のジャック・マードック(オーストラリア、25歳)で、トータル-10まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは1153位まで上がっている。

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング866位のクリストファー・ウッド(オーストラリア、32歳)、世界ランキング1204位のマイケル・ライト(オーストラリア、49歳、185㎝、75㎏)、世界ランキング1614位のブテイク・プロバーブス(オーストラリア、26歳)で、トータル-9まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはクリストファー・ウッドが866位を維持し、マイケル・ライトが1187位まで上がって、ブレイク・プロバーブスが1556位まで上がっている。

 

 また5月4日(木)の朝から韓国京畿道城南市にある「南ソウル・カントリー・クラブ(7039ヤード、パー71)」においてアジアンツアー、「第42回GSカルテック・メキャン・オープン・ゴルフ選手権」が4日間の日程で開催されたが、第3日目の悪天候の為に1日分CUTされて3日間分の3ラウンド54ホールに短縮された。

 

 公式サイトによると賞金総額は13億ウォンで、1ウォンを約0.102円とすれば、約1億3300万円となり、国内男子ツアーとあまり変わらない。

 

 日本人選手としては世界ランキング247位で実力派中堅選手をリードするひとり、海外ツアーへの本格参戦を目指している木下稜介(31歳、174㎝、75㎏)、世界ランキング248位で実力派中堅選手をリードするひとり、やはり海外ツアーに積極的に参戦している香妻陣一朗(28歳、165㎝、71㎏)、世界ランキング503位で同じく海外ツアーに積極的に参戦している浅地洋佑(29歳、169㎝、68㎏)が出場しており、嬉しいことに全員予選通過を果たした。

 

 全体では2日間に亘る予選ラウンド終了時に57位タイまでに入っていた73名の選手が決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

        アジアンのツアー日本の選手増え

        前より興味増して来たかも

 

 さて、単独首位を維持したまま独走状態になって見事完全優勝したのは世界ランキング1012位でその逞しさからハルクと呼ばれるジュン・チャンミン(韓国、23歳)で、トータル-16まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは548位まで上がっている。

 

        ジュンチャンミン悪天候も跳ね返し

        完全勝利魅せられたかも

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング3489位(先週の最下位群)でアマチュアのソン・ミンヒョク(韓国)、世界ランキング691位のイ・ジョンファン(韓国、31歳、188㎝、81㎏)で、トータル-10まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはイ・ジョンファンが555位まで上がり、ソン・ミンヒョクが1048位まで上がっている。

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング305位のパク・ウンシン(33歳、177㎝、70㎏)、世界ランキング676位のイ・ジェギョン(韓国)で、トータル-9まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはパク・ウンシンが294位まで上がり、イ・ジェギョンが610位まで上がっている。

 

 そして日本人選手であるが、木下稜介、香妻陣一朗、浅地洋佑は3人共トータル+6まで落として最下位の71位タイとなった。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは木下稜介が270位まで下がり、香妻陣一朗が251位まで下がり、浅地洋佑が518位まで下がっている。

 

 ともかく日本人選手が3人共最下位に集まってしまったのはちょっと寂しい!?

 

 また5月4日(木)の午後から時差-7時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-8時間)のイタリアにある「マルコ・シモーネ・ゴルフ・クラブ(7255ヤード、パー71)」においてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、「DS自動車イタリアン・オープン」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は325万ドルで、1ドルを約134.8円とすれば、これは約4億3800万円となり、国内男子ツアーに比べると数倍のレベルであった。

 

 また優勝賞金は約50.0495万ユーロとなり、1ユーロを約148.2円とすれば、約7417万円であるから、こちらも国内男子ツアーに比べると数倍であった。

 

 日本人選手としては世界ランキング93位で昨年国内男子ツアーの賞金王に輝き、今シーズンこのツアーのシード権を得た比嘉一貴(28歳、158㎝、70㎏)、世界ランキング178位で海外ツアーに積極的に参戦している新鋭の久常涼(20歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング258位でこのツアーのシード権をずっと保持しており、旅人ゴルファーと呼ばれている川村昌弘(29歳、172㎝、72㎏)が出場しており、久常涼が予選通過を果たしている。

 

 全体では前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に62位タイまでに入っていた72名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 川村昌弘は古傷を癒しながら、旅行を楽しみながらの参戦のようで、出場している限りは最後まで応援したかったが、残念ながらCUTの憂き目に遭っていた。

 

 なお彼のゴルフと旅行に関する人気のコラム、「いま僕はココにいます」は「Vol.166  イタリア編」に更新され、移動の様子、美味しそうなイタリア料理、ゴルフ場、仲間等のことが興味深く綴られている。

 

        欧州の男子ツアーはイタリアへ

        料理と空気美味しいのかも

 

 さて、単独首位に抜け出て見事逆転優勝したのは世界ランキング63位のアドリアン・メロンク(ポーランド、29歳、196㎝、90㎏)で、トータル-13まで伸ばした。

 

 なおこれがこのツアーで通算3勝目となり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは46位まで上がっている。

 

        メロンクや逆転勝ちで三勝目

        改め強さ魅せられたかも

 

 単独で2位を維持したのは世界ランキング238位のロマン・ランガスク(フランス、27歳、178㎝、76㎏)で、トータル-12まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは152位まで上がっている。

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング365位のジュリアン・ゲリアー(フランス、37歳、185㎝、80㎏)で、トータル-10まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは272位まで上がっている。

 

 単独4位に入ったのは世界ランキング146位のアレクサンデル・ビョーク(スウェーデン、32歳、185㎝、76㎏)で、トータル-8と伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは121位まで上がっている。

 

 そして久常涼はトータル-4まで伸ばして16位タイとなり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは170位まで上がっている。

 

        久常涼孤軍奮闘上位入り

        経験積んで強くなるかも

 

 また5月4日(木)の午後から時差-7時間の南アフリカにある「ロイヤル・ハラレ・ゴルフ・クラブ(7241ヤード、パー72)」においてサンシャインツアー(南アフリカ男子ツアー)、「FBCジム・オープン」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は220万ランドで。、1ランドを約7.34円とすれば、約1615万円となり、ABEMAツアーと同程度になっている。

 

 なお、日本人選手は出場していなかった。

 

 さて、優勝したのは世界ランキング569位のニール・スキートカット(南アフリカ、39歳、193㎝、92㎏)で、トータル-11まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは437位まで上がっている。

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング264位のジャコ・アーレス(南アフリカ、40歳、183㎝、100㎏)、世界ランキング1131位のピーター・カーミス(南アフリカ、41歳、167㎝、68㎏)、世界ランキング1264位のジャック・ピー・デ・ビリアース(南アフリカ、33歳)で、トータル-7まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはジャコ・アーレスが262位まで上がり、ピーター・カーミスが1020位まで上がり、ジャック・ピー・デ・ビリアースが1164位まで上がっている。

 

 単独5位に入ったのは世界ランキング680位のライアン・ファン・ベルゼン(南アフリカ、21歳)で、トータル−6まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは673位まで上がっている。

 

 また、5月4日(木)の夜から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-14時間)の米国・ノースカロライナ州にある「クェイルホロー・クラブ(7358ヤード、パー71)」において米国男子ツアーの高額賞金大会、「ウェルズ・ファーゴ選手権」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると、賞金総額は2000万ドルで、これは約27億9600万円であった。

 

 そして優勝賞金は360万ドルとなり、従って約4億8530万円であった。

 

 日本人選手は残念ながら出場していなかった。

 

 なお、ライブ中継であるが、全国的に視られるテレビ放送としてはCS放送のゴルフネットワークで4日間に亘って放送され、後半2日間に付いては無料で視ることが出来るBS放送のBS Japanextでも放送されていた。

        

 見事初優勝したのは世界ランキング80位のワインドハム・クラーク(米国、29歳、183㎝、78㎏)で、トータル-19まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは31位まで上がっている。

 

        クラークや独り抜け出し初勝利

        猛者の仲間に入れたのかも

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング5位のザンダー・シャウフェレ(米国、29歳、178㎝、79㎏)で、トータル-15まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは5位を維持している。

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング18位のティレル・ハットン(イングランド、31歳、175㎝、73㎏)、世界ランキング45位のハリス・イングリッシュ(米国、33歳、191㎝、84㎏)で、トータル-12まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはティレル・ハットンが17位まで上がり、ハリス・イングリッシュが36位まで上がっている。

 

 5位タイに入ったのは世界ランキング25位のトミー・フリートウッド(イングランド、32歳、180㎝、76㎏)、世界ランキング41位のアダム・スコット(オーストラリア、42歳、183㎝、77㎏)で、トータル-11まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはトーミー・フリートウッドが21位まで上がり、アダム・スコットが37位まで上がっている。

 

 それから米国男子ツアーの下部に当たるコーン・フェリー・ツアーはオープンウイークとなっていた。

 

 次に男子日本人選手の中で世界ランキングが1~20番目の選手に付いては以下のようであった。

 

   順位    変動     氏名       

  22位 ↓ 1 松山英樹(31歳、180㎝、90㎏) 

 100位 ↓ 7 比嘉一貴(28歳、158㎝、70㎏)

 125位 ↓ 2 星野陸也(26歳、186㎝、76㎏)

 140位  ー   金谷拓実(24歳、173㎝、75㎏)

 149位 ↓ 2 今平周吾(30歳、165㎝、67㎏)

 155位 ↓ 1 稲森佑貴(28歳、169㎝、68㎏)

 161位 ↓ 3 堀川未来夢(ミクム、30歳、176㎝、84㎏)

 167位 ↓ 4 桂川有人(24歳、167㎝、70㎏) 

 170位 ↑ 8 久常涼(20歳、175㎝、75㎏) 

 171位 ↓ 2 岩田寛(42歳、178㎝、74㎏)

 187位  ー   大槻智春(33歳、172㎝、94㎏)

 194位 ↑ 4 蝉川泰果(タイガ、22歳、175㎝、77㎏)

 219位 ↓ 4 大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏) 

 243位 ↓ 4 河本力(リキ、22歳、183㎝、86㎏) 

 251位 ↓ 3 香妻陣一朗(28歳、165㎝、71㎏)

 243位 ↓ 1 岩﨑亜久竜(アグリ、25歳、181㎝、86㎏)

 257位 ↓ 5 池村寛世(トモヨ、27歳、166㎝、72㎏)

 258位 ↑ 3 石川遼(31歳、175㎝、75㎏)   

 261位 ↓ 1 谷原秀人(44歳、178㎝、80㎏) 

 263位 ↓ 5 川村昌弘(29歳、173㎝、72㎏)

 

 先週開催された以下の日本人選手の世界ランキングの変動に関係しそうなツアーは幾つかあったが、目立った上昇は殆んど見られず、最下位群の3526位までの範囲を見て行っても5位以上上がったのは2人だけであった。

 

 ひとりは出水田大二郎(30歳、183㎏、90㎏)で、7位上がって489位となり、もうひとりは坂本雄介(24歳、174㎝、74㎏)で、6位上がって783位となっている。

 

 それから今週気に止まった世界ランキングの変動に大きく関係しそうなツアーとしてはABEMAツアー、DPワールドツアー、米国男子ツアーの開催が予定され、オーストラリア男子ツアー、国内男子ツアー、アジアンツアー、サンシャインツアー、コーン・フェリー・ツアーはオープンウイークとなっている。