4月20日(木)の朝から茨城県にある「PGM石岡ゴルフクラブ(7039ヤード、パー70)」において国内男子ツアーとDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)が共催する大会、「ISPS HANDA欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
公式サイトによると、賞金総額は200万ドル、優勝賞金は約31万ユーロとなっており、賞金総額は1ドルを約134円とすれば約2億6800万円、優勝賞金は1ユーロを約147円とすれば、約4560万円となり、前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に62位タイまでに入っていた72名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
何時もの国内男子ツアーに比べるとフィールドが厚くなっており、若手にとって挑戦し甲斐のある大会となっているように思われた。
それに普段は海外のツアーを主戦場としている、例えばアジアンツアーで優勝した金谷拓実、米国男子ツアーの下部に当たるコーン・フェリーツアーに挑戦している桂川有人、DPワールドツアーを主戦場とし、旅人ゴルファーと呼ばれている川村昌弘等も出場していた。
川村昌弘に付いては残念ながら予選通過はならなかったが、ゴルフと旅のことを中心に綴られた人気のゴラム「いま僕はココにいます」が「Vol.165 日本で欧州ツアー」に更新されていた。
1か月ほど休養を取って右手首の痛みを癒していたこと、その場所が出身地の三重ではなく、東南アジアであったこと、仲間との交流等が興味深く綴られている。
欧州と国内ツアーコラボして
若手に刺激与えたのかも
ライブ中継として全国的に視られるテレビではCS放送のスカイAで4日間に亘ってたっぷりと放送され、インターネットの動画配信サイトではDAZNで4日間に亘ってたっぷりと配信されていた。
さて、首位タイに入り、プレーオフを3ホール目で制して見事優勝したのは世界ランキング59位のルーカス・ハーバート(オーストラリア、27歳、188㎝、91㎏)で、最終日1イーグル、3バーディー、2ボギーの-3、トータル-15と伸ばし、結果として1位上げて来たことになった。
最終日は全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-12からスタートして、前半では1イーグル、1バーディー、1ボギーの-2、トータル-14と伸ばし、後半に入ってからも2バーディー、1ボギーの-1、トータル-15と少し伸ばした。
なおこれがDPワールドツアーで通算3勝目となり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは42位まで上がっている。
ハーバート下がっても上げ意地を魅せ
ハーバートプレーオフ勝ち強さ魅せ
ハーバート逆転勝ちで強さ魅せ
首位タイに入って、プレーオフで負けた結果、単独2位にとなったのは世界ランキング381位のアーロン・コカリル(カナダ、31歳、180㎝、82㎏)で、最終日4バーディー、2ボギーの-2、トータル-15と伸ばしながらも結果として1位下がったことになった。
最終日はトータル-13からスタートして前半では1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-13と伸ばせなかったが、後半に入ってからは加速して3バーディー、1ボギーの-2、トータル-15と伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは250位まで上がっている。
コカリルや伸ばしながらも一位下げ
コカリルや伸ばし足りずに一位下げ
コカリルや二位に入って力魅せ
単独3位に入ったのは世界ランキング463位のキャラム・ヒル(スコットランド、28歳、178㎝、79㎏)で最終日6バーディー、1ボギーの-5、トータル-14と伸ばして6位上げて来た。
最終日はトータル-9からスタートして、前半では4バーディー、1ボギーの-3、トータル-12と伸ばし、後半に入ってからも2バーディーの-2、トータル-14と順調に伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは313位まで上がっている。
キャラムヒル大きく伸ばし上げて魅せ
キャラムヒル連日上げて力魅せ
キャラムヒル三位に入り力魅せ
4位タイに入ったのは世界ランキング256位で米国男子ツアーのシード権復活を目指している岩田寛(42歳、178㎝、74㎏)、世界ランキング237位のグラント・フォレスト(スコットランド、29歳、180㎝、75lg)で、トータル-13まで伸ばした。
岩田寛は最終日6バーディー、1ボギーの-5と大きく伸ばして9位上げて来た。
最終日はトータル-8からスタートして前半では1バーディーの-1、トータル-9と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して、5バーディー、1ボギーの-4、トータル-13と伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは213位まで上がっている。
岩田寛大きく伸ばし上げて魅せ
岩田寛最後まで上げ強さ魅せ
岩田寛四位に入り力魅せ
グラント・フォレストは最終日4バーディー、2ボギーの-2と伸ばして4位を維持した。
最終日はトータル-11からスタートして、前半では3バーディーの-3、トータル-14と伸ばしたが、後半に入ってからは、1バーディー、2ボギーの+1、トータル-13と少し落とした。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは195位まで上がっている。
フォレストやじわりと伸ばし四位維持
フォレストや四位維持して力魅せ
フォレストや四位に入り力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング98位のロバート・マッキンタイア(スコットランド、26歳、178㎝)は最終日-6、トータル-11と大きく伸ばし、29位も上げて6位タイに入った。
ロバートや大きく伸ばし上げて魅せ
ロバートや決勝で上げ強さ魅せ
ロバートや六位に入り強さ魅せ
世界ランキング115位のヤニク・ポール(ドイツ、29歳、185㎝、79㎏)は最終日-5、トータル-11と大きく伸ばし、20位も上げて6位タイに入った。
ヤニクポール大きく伸ばし上げて魅せ
ヤニクポール決勝で上げ力魅せ
ヤニクポール六位に入り力魅せ
世界ランキング100位のジョルダン・スミス(イングランド、30歳、178㎝、76㎏)は最終日-2、トータル-11と伸ばし、3位上げて6位タイに入った。
ジョルダンやじわりと伸ばし上げて魅せ
ジョルダンや下がっても上げ強さ魅せ
ジョルダンや六位に入り強さ魅せ
世界ランキング142位の金谷拓実(24歳、172cm、75㎏)は最終日+2、トータル-9と落とし、8位下がって12位タイとなった。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは136位まで上がっている。
世界ランキング154位の稲森佑貴(28歳、169cm、68㎏)は最終日-3、トータル-7と伸ばし、25位も上げて16位タイに入った。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは154位を維持している。
稲森や確り伸ばし上げて魅せ
稲森や下がっても上げ力魅せ
稲森や上位に入り力魅せ
世界ランキング118位のラスムス・ホイガールト(デンマーク、22歳)は最終日イーブン、トータル-7と維持し、4位上げて16位タイに入った。
ラスムスやスコア維持して上げて魅せ
ラスムスや下がっても上げ力魅せ
ラスムスや上位に入り力魅せ
世界ランキング170位の桂川有人(24歳、167㎝、70㎏)は最終日-2、トータル-6と伸ばし、18位上げて23位タイに入った。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは163位まで上がっている。
桂川確り上げて力魅せ
桂川決勝で上げ力魅せ
桂川中位に入り意地を魅せ
世界ランキング133位で飛ばし屋の星野陸也(26歳、186㎝、76㎏)は最終日+5、トータル-6と大きく落とし、19位下がって23位タイとなった。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは129位まで上がっている。
世界ランキング138位のアントワヌ・ロズネル(フランス、30歳、184㎝)は最終日-1、トータル-4と少し伸ばし、16位上げて35位タイに入った。
ロズネルや確り上げて力魅せ
ロズネルや決勝で上げ力魅せ
ロズネルや中位に入り意地を魅せ
世界ランキング249位の香妻陣一朗(28歳、165㎝、71㎏)は最終日イーブン、トータル-4と維持し、6位上がって35位タイに入った。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは245位まで上がっている。
香妻やスコア維持して上げて魅せ
香妻や下がっても上げ力魅せ
香妻や中位に入り意地を魅せ
世界ランキング162位の堀川未来夢(ミクム、30歳、176㎝、84㎏)は最終日イーブン、トータル-3と維持し、6位上げて45位タイに入った。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは159位まで上がっている。
堀川やスコア維持して上げて魅せ
堀川や下がっても上げ力魅せ
堀川や最後は上げて意地を魅せ
世界ランキング223位で元世界アマチュア世界ランキング1位、先週このツアーで優勝した蝉川泰果(タイガ、22歳、175㎝、77㎏)は最終日+1、トータル-3と少し落とし、4位下がって45位タイとなった。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは219位まで上がっている。
世界ランキング241位で選手会長の谷原秀人(42歳、178㎝、80㎏)は最終日+4、トータル-2と落とし、25位も下がって51位タイとなった。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは249位まで下がっている。
世界ランキング149位のセバスティアン・ソダーバーグ(スウェーデン、32歳、188㎝、84㎏)は最終日+3、トータル+1と落とし、2位下がって61位タイとなった。
世界ランキング225位の木下稜介(31歳、174㎝、75㎏)は最終日+5、トータル+3と大きく落とし、9位下がって68位タイとなった。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは229位まで下がっている。
そして、世界ランキング183位の大槻智春(33歳、172㎝、94㎏)は最終日+5、トータル+7と大きく落とし、最下位の単独72位のままであった。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは185位まで下がっている。