4月21日(金)の7時頃から静岡県にある「川奈ホテルゴルフコース・富士コース(6457ヤード、パー71)」において国内女子ツアー、「41stフジサンケイレディスクラシック」が3日間の日程で開催され、その最終日が感動の内に終わった。
公式サイトによると、賞金総額は8000万円、優勝賞金は1440万円で、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時点に49位タイまでに入っていた54名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
昨年の11月に最終プロテストに合格したばかりの95期生も何人か既に参戦して活躍しており、楽しみが増している。
国内の女子のツアーは若手増え
更に楽しく観られるのかも
なおライブ中継に付いては、地上波のフジテレビ系列、BSフジ、CS放送のフジテレビONEを上手く繋ぎながら最後まで視られる感じに放送されていた。
インターネットの動画配信サイト、DAZN、U-NEXTでは3日間に亘ってたっぷりと配信されて、試合終了まで視ることが出来た。
さて、単独首位を維持して見事このツアー初優勝を遂げたのは世界ランキング579位で95期生、昨年11月に実施されたばかりの最終プロテストにトップで合格した神谷そら(20歳、167㎝、60㎏)で、最終日1イーグル、2バーディー、6ボギーの+2、トータル-4と落として薄氷を踏む緊張感の中での快挙となった。
最終日も全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-6からスタートして、前半では1イーグル、3ボギーの+1、トータル-5と少し落とし、後半に入ってからも2バーディー、3ボギーの+1、トータル-6と少し落とした。
神谷そら落としながらも首位を維持
神谷そら緊張に耐え勝って魅せ
神谷そら初優勝で力魅せ
2位タイに入ったのは世界ランキング640位で95期生、新世紀世代の荒川怜郁(レイカ、21歳、169㎝、63㎏)、世界ランキング235位でプラチナ世代で初優勝が待たれるひとり、アマチュア時代から大活躍していた安田祐香(22歳、163㎝、53㎏)、世界ランキング78位で93期生を代表し、逸早くこのツアーの下部に当たるステップアップツアーで優勝して既にこのツアーで2勝している岩井千怜(チサト、20歳、162㎝、59㎏、岩井ツインズの妹)で、トータル-3まで伸ばした。
荒川怜郁は最終日3バーディー、1ボギーの-2と伸ばして7位上げて来た。
最終日はトータル-1からスタートし、前半では1バーディーの-1、トータル-2と少し伸ばして、後半に入ってからも、2バーディー、1ボギーの-1、トータル-3と少し伸ばしている。
荒川怜郁じわじわ伸ばし上げて魅せ
荒川怜郁下がっても上げ力魅せ
荒川怜郁二位に入って力魅せ
安田祐香は最終日5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの-1と少し伸ばして4位上げて来た。
最終日はトータル-2からスタートして、前半では3バーディー、1ダブルボギーの-1、トータル-3と少し伸ばし、後半に入ってからは2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-3と維持している。
安田祐香少し伸ばして上げて魅せ
安田祐香最後は上げて力魅せ
安田祐香二位に入って力魅せ
岩井千怜は最終日3バーディー、3ボギーのイーブンと維持して1位上げて来た。
最終日はトータル-3からスタートして、前半では1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-3と維持し、後半に入ってからも2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-3と維持している。
岩井千怜スコア維持して上げて魅せ
岩井千怜連日上げて強さ魅せ
岩井千怜二位に入って強さ魅せ
単独5位に入ったのは世界ランキング135位で実力派中堅外国人選手をリードするひとり、優しそうな笑顔が特徴のペ・ソンウ(韓国、29歳、166㎝、59㎏)で、最終日1イーグル、2バーディー、2ボギーの-2、トータル-2と伸ばして11位上げて来た。
最終日はイーブンからスタートして、前半では2ボギーの+2、トータル+2と落としたが、後半に入ってからは加速して1イーグル、2バーディーの-4、トータル-2と確り伸ばしている。
ペソンウや後半加速上げて魅せ
ペソンウや連日上げて力魅せ
ペソンウや五位に入って力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング71位でプラチナ世代をリードするひとり、ファッションやコスメに強くコスメ番長と呼ばれている吉田優利(23歳、158㎝、58㎏)は最終日-2、トータル-1と伸ばし、17位上げて6位タイに入った。
吉田優利連日上げて強さ魅せ
吉田優利確り上げて強さ魅せ
吉田優利六位に入り強さ魅せ
世界ランキング68位で実力派ベテラン選手を代表し、このツアーのメジャー大会における優勝が待たれる上田桃子(36歳、161㎝、54㎏)は最終日+1、トータル-1と少し落としながらも6位タイを維持した。
上田桃子落としながらも六位維持
上田桃子六位維持して強さ魅せ
上田桃子六位に入り強さ魅せ
世界ランキング120位で94期生をリードするひとり、昨年ステップアップツアーにおける新記録の5勝をして賞金女王に輝いた櫻井心那(ココナ、19歳、166㎝、62㎏)は最終日-1、トータルイーブンと少し伸ばし13位上げて10位タイに入った。
おっ、いよいよ安定して来たか!?
これからが楽しみになって来た。
櫻井や少し伸ばして上げて魅せ
櫻井や下がっても上げ力魅せ
櫻井や十位に入り力魅せ
世界ランキング113位で実力派中堅選手をリードするひとり、練習熱心でパット巧者の鈴木愛(28歳、155㎝)は最終日イーブン、トータルイーブンと維持し、6位上げて10位タイに入った。
鈴木愛スコア維持して上げ続け
鈴木愛連日上げて力魅せ
鈴木愛十位に入り力魅せ
世界ランキング124位で実力派若手選手をリードするひとり、ささきしょうこ(26歳、170㎝、65㎏)、世界ランキング190位で飛ばし屋の川岸史果(28歳、166㎝)、世界ランキング280位で94期生の仁井優花(20歳、163㎝)は3人共最終日+1、トータルイーブンと少し落とし、1位下がって10位タイとなった。
世界ランキング183位で93期生をリードするひとり、プラチナ世代の後藤未有(22歳、157㎝、58㎏)は最終日+3、トータルイーブンと落とし、7位下がって10位タイとなった。
世界ランキング99位で黄金世代をリードするひとり、昨年漸くこのツアーで念願の初優勝を果たした高橋彩華(サヤカ、24歳、162㎝、55㎏)は最終日+5、トータルイーブンと大きく落とし、8位下がって10位タイとなった。
世界ランキング112位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、疑問が生じれば誰にでも謙虚に訊ねる菊地絵理香(34歳、157㎝、52㎏)、世界ランキング127位で94期生をリードするひとり、飛ばし屋の竹田麗央(リオ、20歳、166㎝、68㎏、平瀬真由美の姪)は共に最終日-2、トータル+1と伸ばし、22位も上げて18位タイに入った。
菊地絵理香大きく上げて力魅せ
菊地絵理香連日上げて力魅せ
菊地絵理香上位に入り力魅せ
竹田麗央大きく上げて力魅せ
竹田麗央下がっても上げ力魅せ
竹田麗央上位に入り力魅せ
世界ランキング74位で黄金世代をリードするひとり、殆んど休まないことから鉄人と呼ばれている小祝さくら(25歳、158㎝、58㎏)は最終日+1、トータル+2と少し落としながらも23位タイを維持した。
小祝や落としながらも順位維持
小祝や順位維持して強さ魅せ
小祝や中位に入り意地を魅せ
世界ランキング21位で新世紀世代の国内組を代表し、昨年の年間女王に輝いた山下美夢有(21歳、150㎝、52㎏)は最終日+1、トータル+3と少し落としながらも、6位上げて27位タイに入った。
山下や落としながらも順位上げ
山下や下がっても上げ強さ魅せ
山下や中位に入り意地を魅せ
世界ランキング86位で93期生をリードするひとり、先週このツアーで念願の初優勝(双子としては新記録)を果たした岩井明愛(アキエ、20歳、161㎝、59㎏、岩井ツインズの姉)は最終日+2トータル+3と落とし4位下がって27位タイとなった。
そして、世界ランキング132位で94期生をリードするひとり、最終プロテストにトップ合格した尾関彩美悠(アミユ、19歳、158㎝、50㎏)は最終日+2、トータル+6と落としながらも、10位上げて39位タイに入った。
尾関彩美悠落としながらも上げて魅せ
尾関彩美悠連日上げて力魅せ
尾関彩美悠中位に入り意地を魅せ