sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

アムンディ・エビアン選手権最終日セリーヌ・ビュティエおめでとう! 畑岡、笹生等の様子・・・R5.7.31①

 7月27日(木)の午後から時差-7時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-8時間)のフランスにある「エビアンリゾート・ゴルフクラブ(6523ヤード、パー71)」において、米国女子ツアーと欧州女子ツアーが共催するメジャー大会、「アムンディ・エビアン選手権」が4日間の日程で開催され、その最終日が感動の内に終わった。

 

 公式サイトによると賞金総額は650万ドル、優勝賞金は100万ドルとなり、1ドルを約141円とすれば、これはそれぞれ約9億1700万円、約1億4100万円であった。

 

 日本人選手としては世界ランキング17位でプラチナ世代を代表し、安定したプレー振りで好調を維持している古江彩佳(23歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング19位で黄金世代を代表し、自他共に日本のエースと認める畑岡奈紗(24歳、158㎝)、世界ランキング23位で新世紀世代の国内組を代表し、昨年は年間女王に輝いた山下美夢有(21歳、150㎝、52㎏)、世界ランキング27位で新世紀世代を代表し、2021年の全米女子オープンで優勝した笹生優花(22歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング44位で93期生を代表し、昨年ステップアップツアーでは逸早く優勝して国内女子ツアーでも2勝し、今年も既に国内女子ツアーで2勝している岩井千怜(チサト、21歳、162㎝、59㎏、岩井ツインズの妹)、世界ランキング57位で新世紀世代をリードするひとり、昨年終盤から一時低迷して復活しつつある西郷(せご)どんこと西郷真央(21歳、158㎝、57㎏)、世界ランキング59位で黄金世代をリードするひとり、2019年の全英女子オープンで優勝した渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)、世界ランキング63位でプラチナ世代をリードするひとり、今シーズンから米国女子ツアーに主戦場を移した西村優菜(22歳、150㎝、50㎏)、世界ランキング70位で黄金世代をリードするひとり、ウエイトトレーニングにより飛ばし屋の変身した勝みなみ(25歳、157㎝)、世界ランキング359位でスーパーアマチュアの馬場咲希(18歳、176㎝)が出場しており、古江彩佳、畑岡奈紗、山下美夢有、笹生優花、渋野日向子、勝みなみが予選を通過した。

 

 全体では前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に65位タイに入っていた70名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

        米国の女子のツアーに日本人

        複数通過楽しめたかも

 

 なおライブ中継であるがWOWOWで4日間に亘って放送されていた。

 

 さて、単独首位を維持して見事優勝したのは世界ランキング15位のセリーヌ・ビュティエ(フランス、29歳、165㎝)で、最終日4バーディー、1ボギーの-3、トータル-14と伸ばした。

 

 最終日は全員アウトスタート第1ホールからで、トータル-11からスタートして、前半では3バーディーの-3、トータル-14と伸ばし、後半に入ってからは、1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-14と維持した。

 

 なおこれが米国女子ツアーでは通算4勝目となり、メジャー大会では初の優勝となった。

 

        セリーヌや確り伸ばし首位を維持

 

        セリーヌやスタートダッシュ勝って魅せ

 

        強さ魅せ独走で勝つビュティエかな

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング12位でカナダの妖精と呼ばれて来たブルック・ヘンダーソン(カナダ、25歳、163㎝)で、最終日3バーディー、2ボギーの-1、トータル-8と少し伸ばして1位上げて来た。

 

 最終日はトータル-7からスタートして前半では2バーディーの-2、トータル-9と伸ばしたが、後半に入ってからは1バーディー、2ボギーの+1、トータル-8と少し落とした。

 

        ヘンダーソン少し伸ばして上げて魅せ

 

        ヘンダーソン最後まで上げ強さ魅せ

 

        ヘンダーソン二位に入って強さ魅せ

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング53位のギャビー・ロペス(メキシコ、29歳、168㎝)、世界ランキング214位のセリーナ・ブルゲ(ノルウェー、24歳、167㎝)、世界ランキング50位のキム・アリム(韓国、27歳、175㎝)、笹生優花、畑岡奈紗で、トータル-7まで伸ばした。

 

 ギャビー・ロペスは最終日5バーディー、2ボギーの-3と伸ばして6位上げて来た。

 

 最終日はトータル-4からスタートし、前半ではいきなり4バーディーの-4、トータル-8と確り伸ばしたが、後半に入ってからは1バーディー、2ボギーの+1、トータル-7と少し落とした。

 

        ギャビーロペス確り伸ばし上げて魅せ

 

        ギャビーロペス下がっても上げ力魅せ

 

        ギャビーロペス三位に入り力魅せ

 

 セリーナ・ブルゲは最終日4バーディー、1ボギーの-3と伸ばして6位上げて来た。

 

 最終日はトータル-4からスタートして、前半では1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-4と維持し、後半に入ってからは加速して3バーディーの-3、トータル-7と伸ばした。

 

        セリーナや確り伸ばし上げて魅せ

 

        セリーナや最後は上げて力魅せ

 

        力魅せ三位入りしたブルゲかな

 

 キム・アリムは最終日5バーディー、3ボギーの-2と伸ばして4位上げて来た。

 

 最終日はトータル-5からスタートして、前半では2バーディー、3ボギーの+1、トータル-4と少し落としたが、後半に入ってからは、加速して3バーディーの-3、トータル-7と伸ばした。

 

        キムアリムじわりと伸ばし上げて魅せ

 

        キムアリム決勝で上げ力魅せ

 

        キムアリム三位に入り力魅せ

 

 笹生優花は最終日5バーディー、4ボギーの-1と少し伸ばして2位上げて来た。

 

 最終日に付いてもう少しだけ詳しく見ておくと、トータル-6からスタートして、前半ではいきなり第1ホールでバーディーを決め、続く第2ホールでボギーを叩き、続く3ホールをパーで凌いだ後、第6、7ホールと連続でボギーを叩いたが、1つ空いて第9ホールでバーディーを決めたので、結局1打落とし、トータル-5として後半へと繋いでいる。

 

 後半に入ってからは、第11ホールでバーディーを決め、1つ空いて第13ホールでもバーディーを決め、続く第14ホールでボギーを叩いたが、空かさず第15ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 残りの3ホールをパーで凌いだので、結局後半では2打伸ばし、トータル-7としてホールアウトした。

 

 前半に粗さが出たが、それでも後半は彼女らしく取り返し、結局上げて終わったのは流石ではないか!?

 

 それに先週ペアを組んだセリーヌ・ビュティエの優勝に対する心からの祝福が微笑ましかったようで、その辺りにも国際的な選手となっていることを感じさせられ、ちょっと嬉しくなる。

 

        笹生優花少し伸ばして上げて魅せ

 

        笹生優花下がっても上げ強さ魅せ

 

        笹生優花三位に入り強さ魅せ

 

 畑岡奈紗は最終日3バーディー、4ボギーの+1と少し落として1位下がった。 

 

 最終日に付いてもう少しだけ詳しく見ておくと、トータル-8からスタートして、前半ではいきなり第1ホールでバーディーを決め、続く4ホールをパーで凌いだ後、第6ホールでボギーを叩いたが、残りの3ホールをパーで凌いだので、結局イーブンとなり、トータル-8のまま後半へと繋いでいる。

 

 後半に入ってからは第11ホールでバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第14、15ホールと連続でボギーを叩き、1つ空いて第17ホールでもボギーを叩いたが、空かさず第18ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 結局後半では1打落とし、トータル-7としてホールアウトした。

 

 後半に崩れがちになるところに彼女らしい生真面目さが感じられるが、男子のエースである松山英樹と同様、良くも悪くも日本人らしいのであろう。

 

 吹っ切れて当たり前のように優勝するまでもう少し、のんびりと待つことにしたい。

 

        畑岡奈紗後半落とし一位下げ

        其れでも三位流石なのかも

 

        畑岡奈紗三位に入り強さ魅せ

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング9位で天才少女と呼ばれ、欧州女子ツアーおよび米国女子ツアーにおいて既に複数回優勝しているアタヤ・ティティクル(タイ、20歳、162㎝)は最終日-6、トータル-5と大きく伸ばし、30位も上げて9位タイに入った。

 

        ティティクルや大きく伸ばし上げて魅せ

 

        ティティクルや最後は上げて強さ魅せ

 

        ティティクルや九位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング2位で昨年は鎖骨下血栓除去手術を受けて復活して来たネリー・コルダ(米国、25歳、178㎝)は最終日+1、トータル-5と少し落とし、4位下がって9位タイとなった。

 

 世界ランキング7位で我が国でも人気のあるミンジーリー(オーストラリア、27歳、165㎝、米国男子ツアーで活躍しているミンウー・リーの姉)は最終日+4、トータル-3と落とし、13位下がって16位タイとなった。

 

 世界ランキング1位で怪我等によって一時低迷した後復活し、通算では記録的に長くこの位置に君臨しているコ・ジンヨン(韓国、28歳、165㎝)は最終日-2、トータル-2と伸ばし、10位上げて20位タイに入った。

 

        コジンヨンじわりと伸ばし上げて魅せ

 

        コジンヨン下がっても上げ強さ魅せ

 

        コジンヨン上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング16位で2019年の全英女子オープンで渋野日向子と競り合ってから我が国でも注目されるようになったアシュリー・ブハイ(南アフリカ、34歳、165㎝)は最終日-1、トータル-2と少し伸ばし、3位上げて20位タイに付けて来た。

 

        アシュリーや少し伸ばして上げて魅せ

 

        アシュリーや最後まで上げ強さ魅せ

 

        強さ魅せ上位に入るブハイかな

 

 世界ランキング8位でかつては天才少女と呼ばれ、アマチュア時代の十代半ばで国内女子ツアーで優勝したこともあるキム・ヒョージュ(韓国、28歳、165㎝)は最終日+1、トータル-2と少し落とし、6位下がって20位タイとなった。

 

 そして古江彩佳は最終日4バーディー、2ボギーの-2、トータルイーブンと伸ばし、11位上げて36位タイに入った。

 

 最終日はトータル+2からスタートし、前半では2バーディーの-2、トータルイーブンと伸ばして、後半に入ってからは、2バーディー、2ボギーのイーブン、トータルイーブンと維持した。

 

 昨年に比べて全体としては不本意な成績で終わったのであろうが、それでも決勝ラウンドに入ってからじわじわ上げて来るところが流石ではないか!?

 

        古江彩佳じわりと伸ばし上げて魅せ

 

        古江彩佳決勝で上げ強さ魅せ

 

        古江彩佳中位に入り意地を魅せ

 

 世界ランキング13位のジョージア・ホール(イングランド、27歳、165㎝)は最終日+1、トータルイーブンと少し落とし、13位下がって36位タイとなった。

 

 世界ランキング11位のレオナ・マグワイヤー(アイルランド、28歳、168㎝)は最終日+4、トータル+1と落とし、28位も下がって42位タイとなった。

 

 世界ランキング4位のリリア・ヴ(米国、25歳、165㎝)は最終日+5、トータル+1と落とし、33位も下がって42位タイとなった。

  

 そして山下美夢有は最終日2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの+3、トータル+2と落とし、25位も下がって48位タイとなった。

 

 最終日はトータル-1からスタートして、前半では1バーディー、2ボギーの+1、トータルイーブンと少し落とし、後半に入ってからも1バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの+2、トータル+2と落とした。

 

        山下やじわじわ落とし大分下げ

        其れでも少し慣れて来たかも

 

        山下や次の機会に期待して

 

 また、勝みなみは最終日3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの+1、トータル+3と少し落とし、6位下がって単独53位となった。

 

 最終日はトータル+2からスタートして、前半では1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル+2と維持し、後半に入ってからは2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの+1、トータル+3と少し落とした。

 

        勝みなみ前半維持し後半で

        少し落として次回に期待

 

        勝みなみ大崩れせず意地を魅せ

 

 世界ランキング6位で新鋭のアライセン・カーパズ(米国、25歳、175㎝)は最終日+2、トータル+4と落とし、7位下がって54位タイとなった。

 

 そして渋野日向子は最終日5ボギーの+5、トータル+5と大きく落とし、29位も下がって59位タイとなった。

 

 最終日トータルイーブンからスタートして、前半では1ボギーの+1、トータル+1と少し落とし、後半に入ってからも4ボギーの+4、トータル+5と落とした。

 

        渋野日向子じわじわ落とし大分下げ

        気持ち切り替え次回に期待

 

 また世界ランキング3位でかつては天才少女と呼ばれ、十代の頃から長く世界ランキング1位に君臨していたリディア・コニュージーランド、26歳、165㎝)は最終日+6、トータル+6と大きく落とし、31位も下がって61位タイとなった。