sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける女子日本人選手の動向・・・R5.2.28②

 2月も末日となり、少しは寒さが和らいで来たなあと思って喜んでいたら、何だか目や鼻が痒くなって来た。

 

 何時の間にか花粉が元気に飛び回る季節となっているではないか!?

 

 それに私が住む奈良県でも最高気温が15℃を普通に超える日があり、それでも最低気温が5度を割り込む等、朝夕の気温差が大きい。

 

 こんなときは体調を崩し易いから、気を付けなくっちゃ。

 

 そうこう言っている内に、国内女子ツアーは今週から開催されるが、国内男子ツアーの方はまだ暫らく開催されない。

 

 ただ、世界はもっと広いから、当然色々な場所がある。

 

 北半球で我が国と季節が同じ国であっても、十分に暖かいところがあるし、南半球では季節が逆になっているから、今は夏である。

 

 そんなわけで開催されているゴルフツアーが増えて来て、先週気に止まった世界ランキングに関係しそうな女子のゴルフツアーも2つあった。

 

 先ず2月23日(木)の朝から時差+2時間(サマータイム中。それ以外の時期では+1時間)のオーストラリア・ニューサウスウェールズ州シドニー近辺にある「オークス・サイプレス・レイクリゾート」においてオーストラリア女子ツアーと男子ツアーとの混合形式による「TPSハンター・バレー」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は25万ドルとなっており、1オーストラリアドルを約91.84円とすると2296万円であったが、先週も書いたように、これは男女合わせてと言うことであろうか!?

 

 そうするとちょっと安い気がするなあ。

 

 それはまあともかく、日本人選手としては世界ランキング480位で黄金世代の高木優奈(24歳、156㎝、55㎏)、世界ランキング765位で黄金世代の杉原彩花(24歳、174㎝)が出場していた。

 

 以下女子のみの順位で並べ、男子と混合の順位はカッコ内に付しておく。

 

 単独1位(12位タイ)となったのは高木優奈で、トータル-6まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果、世界ランキングは390位まで上がっている。

 

        高木優奈遂に女子では優勝し

        次も活躍期待膨らみ

 

 単独2位(18位タイ)に入ったのは世界ランキング1302位のシー・ケー(ニュージーランド、23歳)で、トータル-3まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果、世界ランキングは1299位まで上がっている。

 

 3位タイ(23位タイ)に入ったのは世界ランキング553位のハニー・ソン(ニュージーランド)、世界ランキング715位でアマチュアのアニカ・ラスボン(オーストラリア、19歳)で、トータル-2まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果、世界ランキングはハニー・ソンが463位まで上がり、アニカ・ラスボンが548位まで上がっている。

 

 5位タイ(27位タイ)に入ったのは世界ランキング612位のステファニー・ボンキュー(オーストラリア、25歳)、世界ランキング825位のベリンダ・ジー(オーストラリア、20歳)で、トータル-1と少し伸ばした。

 

 なおこの試合の結果、世界ランキングはステファニー・ボンキューが548位まで上がり、ベリンダ・ジーが679位まで上がっている。

 

 それから杉原彩花は残念ながら予選ラウンドを通過出来ず、世界ランキングは770位まで下がっている。

 

 また、2月23日(木)の10時頃から時差-2時間のタイにある「サイアムCC   パタヤ・オールドコース(6576ヤード、パー72)」において米国女子ツアーのアジアシリーズの一戦、「ホンダLPGAタイランド」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は170万ドルとなっており、1ドルを約136.6円とすれば、これは約2億3220万円であった。

 

 予選落ちの無い試合となっており、日本人選手としては世界ランキング10位で黄金世代を代表し、自他共に日本のエースと求める畑岡奈紗(24歳、158㎝)、世界ランキング26位でプラチナ世代を代表し、安定したプレイが売りの古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング36位で新世紀世代を代表し、2020年の全米女子オープンの覇者で飛ばし屋の笹生優花(21歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング40位で黄金世代をリードするひとり、2019年全英女子オープンの覇者で交友関係が広く人気者の渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)、世界ランキング84位で93期生を代表し、ステップアップツアー、国内女子ツアーにおいて93期生では逸早く優勝している岩井千怜(チサト、20歳、162㎝、59㎏、岩井ツインズの妹)、世界ランキング130位で93期生をリードするひとり、ステップアップツアーでは岩井千怜に続いて優勝している岩井明愛(アキエ、20歳、161㎝、59㎏、岩井ツインズの姉)、世界ランキング392位でスーパーアマチュアの馬場咲希(17歳、175㎝)が出場していた。

 

 見事逆転優勝したのは世界ランキング33位のリリア・ヴ(米国、25歳、165㎝)で、トータル-22まで伸ばした。

 

 なおこれがツアー初優勝で、この試合の結果、世界ランキングは12位まで上がっている。

 

        リリアヴや逆転勝ちで初勝利

        新進気鋭流石なのかも

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング470位でドライビングディスタンスが300ヤードの超飛ばし屋、ナッタクリッタ・ウォンタウェーラプ(タイ、20歳、170㎝ぐらいか?)で、トータル-20まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果、世界ランキングは91位まで上がっている。

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング4位で天才少女と呼ばれ、欧州女子ツアーとこのツアーで既に優勝しているアタヤ・ティティクル(タイ、19歳、162㎝)で、トータル20まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果、世界ランキングは4位を維持している。

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング14位のセリーヌ・ビュティエ(フランス、29歳、165㎝)、世界ランキング32位のマヤ・スタルク(スウェーデン、23歳、175㎝)で、トータル-17まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果、世界ランキングはセリーヌ・ビュティエが13位まで上がり、マヤ・スタルクが24位まで上がっている。

 

 そして笹生優花はトータル-12まで伸ばして20位タイに入り、世界ランキングは36位を維持している。

 

 最終日は渋野日向子、馬場咲希と同じ組で回り、先輩、後輩の間を上手く繋ぎ、自分も落ち着いたプレイが出来ていたのではないだろうか!?

 

        笹生優花先輩立てて後輩の

        気持ち盛り上げ流石なのかも

 

 畑岡奈紗はトータル-11まで伸ばして23位タイに入り、世界ランキングは10位を維持している。

 

 渋野日向子はトータル-10まで伸ばして27位タイに入り、世界ランキングは39位まで上がっている。

 

 馬場咲希はトータル-9まで伸ばして34位タイに入り、世界ランキングは328位まで上がっている。

 

 岩井明愛はトータル-8まで伸ばして38位タイに入り、世界ランキングは125位まで上がっている。

 

 ずっと振るわなかった古江彩佳は最後踏ん張り、トータル-5まで伸ばして49位タイに上げて来たが、世界ランキングは28位まで下がっている。

 

 岩井千怜はトータル-2まで伸ばしながらも60位タイに沈んだが、世界ランキングは83位まで上がっている。

 

 なお国内女子ツアー、韓国女子ツアーはまだシーズンオフで、欧州女子ツアーはオープンウイークとなっていた。

 

 次に女子世界ランキングであるが、日本人選手トップ20の変動を挙げておく。

 

   順位  変動  氏名     

  10位  ー   畑岡奈紗(24歳、158㎝) 

  25位 ↓ 2 山下美夢有(21歳、150㎝、52㎏)

  28位 ↓ 2 古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)

  33位 ↓ 3 西郷真央(21歳、158㎝、57㎏)

  36位  ー   笹生優花(21歳、166㎝、63㎏) 

  38位  ー   稲見萌寧(23歳、166㎝、58kg)

  39位 ↑ 1 渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)

  44位 ↑ 1 西村優菜(22歳、150㎝弱 50㎏) 

  45位 ↓ 1 川﨑春花(19歳、158㎝、51㎏、94期生)    

  57位  ー   勝みなみ (24歳、157㎝)  

  68位 ↓ 1 吉田優利(22歳、158㎝、58㎏)

  73位 ↓ 1 上田桃子(36歳、161㎝、54㎏)

  74位  ー   小祝さくら(24歳、158㎝、58㎏)   

  83位 ↑ 1 岩井千怜(チサト、20歳、162㎝、59㎏、93期生)

  86位 ↑ 1 菅沼菜々(23歳、158㎝) 

  92位 ↓ 2 堀琴音(26歳、165㎝、56kg)  

  93位 ↓ 2 藤田さいき(37歳、168㎝、67㎏) 

 100位 ↓ 2 高橋彩華(24歳、162㎝、55㎏)

 101位 ↓ 2 菊地絵理香(34歳、157㎝、52㎏)

 112位 ↓ 3 尾関彩美悠(アミユ、19歳、158㎝、50㎏、94期生) 

 

 女子ではこの時期、世界ランキングの変動に関係した試合自体が少ないので、あまり大きな変化は見られなかったが、以下、今週のランキング表において最下位の1529位までの範囲で5位以上上がった選手を挙げておく。 

 

 93期生をリードしている1人、岩井明愛(アキエ、20歳、161㎝、59㎏、岩井ツインズの姉)は5位上がって125位に、スーパーアマチュアでまだ背が伸びている馬場咲希(17歳、176㎝)は64位上がって328位に、黄金世代で海外ツアーに果敢にチャレンジしている高木優奈(24歳、156㎝、55㎏)は90位上がって370位に、スタイヤーノ莉々菜(25歳、156㎝、56㎏)は6位上がって614位に、井上りこ(29歳、164㎝、57㎏)は9位上がって617位になっている。

 

 また佐久間綾女(27歳、158㎝、56㎏)は8位上がって742位に、アマチュアの大郷(ダイゴウ)光瑠(ヒカル、18歳、160㎝)は5位上がって1414位に、坂之下侑子(ユキコ、40歳、166㎝、53㎏)は6位上がって1458位に、新城(アラシロ)莉李亜(リリア、22歳、169㎝)は6位上がって1529位になっている。

 

 それから今週はいよいよ国内女子ツアーの開幕で、その他に米国女子ツアー、欧州女子ツアー、オーストラリア女子ツアーの開催が予定されており、韓国女子ツアーはシーズンオフとなっている。