8月25日(木)の深夜から日が変わって0時45分頃より時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-14時間)の米国・ジョージア州にある「イーストレイク・ゴルフクラブ(7346ヤード、パー70)」において米国男子ツアーのプレーオフシリーズ第3戦(最終戦)、「ツアー選手権」が4日間の日程で開催され、その第2日目が終わっている。
公式サイトによると、賞金総額が7500万ドル、優勝者のボーナスが1800万ドル、最下位の30位のボーナスが50万ドルとなっており、1ドルを137.6円とするとそれぞれ約103億円、約24億8000万円、約6880万円となるから、流石に気の遠くなるような高額となっている。
この大会にはプレーオフシリーズの第2戦で30位以内に絞られた選手が出場出来、予選落ちは無いと言う。
そして、開始前の時点でのフェデックスポイントランキングによってスタート時のスコアから差が付けられることになっている。
たとえば1位はトータル-10からスタート出来るから、かなり有利になる。
日本人選手としては世界ランキング16位、フェデックスポイントランキング17位で、自他共に認める日本のエースの松山英樹(30歳、180㎝、90㎏)が出場している。
練習時にまた首痛が出て、きつそうではあるが、何とか付き合いながらプレイしており、ともかく、出場している限りは応援したい。
9年連続は彼だけの誇らしい記録であるから、それをプライドとしての好プレイも期待することにしよう。
なんてことをわざわざ言わなくても、彼の粘り強いプレイには何時もプライドが滲み出ている気がするなあ。
松山や微妙な位置で発進し
後の奮闘期待するかも
松山やプライド持った粘り魅せ
それがプレイを熱くするかも
なお、ライブ中継であるが、テレビではNHKのBS1で決勝ラウンドの2日間に付いて予定され、CS放送のゴルフネットワークで4日間に亘って予定されている。
インターネットの動画配信サイトではGOLFTVで4日間に亘って予定されている。
さて、単独首位を維持しているのは世界ランキング1位のスコッティー・シェフラー(米国、26歳、191㎝、91㎏)で、2日目4バーディーの-4、トータル-19と伸ばしている。
フェデックスポイントランキングは1位であるから、トータル-10からのスタートであった。
シェフラーや確り伸ばし一位維持
シェフラーやハンデ大きく一位維持
シェフラーや一位維持して強さ魅せ
単独2位を維持しているのは世界ランキング5位で東京五輪では金メダルに輝いたザンダー・シャウフェレ(米国、28歳、178㎝、79㎏)で、2日目1イーグル、6バーディー、1ボギーの-7、トータル-17と爆発的に伸ばしている。
フェデックスポイントランキングは4位であるから、トータル-6からのスタートである。
シャウフェレや爆発魅せて二位を維持
シャウフェレや強さを魅せて二位を維持
シャウフェレや二位を維持して強さ魅せ
単独3位に付けているのは世界ランキング6位のジョン・ラーム(スペイン、27歳、188㎝、100㎏)で、2日目8バーディー、1ボギーの-7、トータル-13と伸ばして6位上げて来た。
フェデックスポイントランキングは11位であるから、トータル-3からのスタートである。
ジョンラーム爆発魅せて三位付け
ジョンラーム強さを魅せて三位付け
ジョンラーム三位まで上げ強さ魅せ
4位タイに付けているのは世界ランキング19位のイム・ソンジェ(韓国、24歳、183㎝、91㎏)、世界ランキング3位のパトリック・カントレー(米国、30歳、183㎝、86㎏)で、トータル-12まで伸ばしている。
イム・ソンジェは2日目1イーグル、5バーディー、2ボギーの-5と大きく伸ばして2位上げて来た。
フェデックスポイントランキングは10位であるから、トータル-4からのスタートである。
イムソンジェ大きく伸ばし上げて魅せ
イムソンジェ大きく伸ばし四位付け
イムソンジェ四位まで上げ強さ魅せ
パトリック・カントレーは2日目4バーディーの-4と伸ばして4位を維持している。
フェデックスポイントランキングは2位であるから、トータル-8からのスタートである。
カントレー確り伸ばし四位維持
カントレーハンデ大きく四位維持
カントレー四位維持して強さ魅せ
以下、気になった選手について簡単に書き留めておく。
世界ランキング18位のホアキン・ニエマン(チリ、23歳、183㎝、70㎏)は2日目-3、トータル-11(スタート時点-2)と伸ばしながらも、2位下がって単独6位となっている。
ニエマンや伸ばしながらも二位下がり
ニエマンや伸ばし足りずに二位下がり
世界ランキング4位のロリー・マキロイ(北アイルランド、33歳、178㎝、73㎏)は2日目-3、トータル-10(スタート時点-4)と伸ばしながらも、1位下がって単独7位となっている。
マキロイや伸ばしながらも一位下げ
マキロイや伸ばし足りずに一位下げ
世界ランキング17位のキャメロン・ヤング(米国、25歳、180㎝、84㎏)は2日目-3、トータル-9(スタート時点-3)と伸ばし、1位上げて8位タイに付けて来た。
強さ魅せ確り伸ばすヤングかな
強さ魅せ八位に上げたヤングかな
八位付け強さを魅せるヤングかな
世界ランキング7位のジャスティン・トーマス(米国、29歳、178㎝、73㎏)は2日目-2、トータル-8(スタート時点-3)と伸ばしながらも、2位下がって11位タイとなっている。
トーマスや伸ばしながらも二位下がり
トーマスや伸ばし足りずに二位下がり
世界ランキング10位のマシュー・フィッツパトリック(イングランド、27歳、178㎝、70㎏)は2日目+1、トータル-8(スタート時点-3)と少し落とし、8位下がって11位タイとなっている。
そして松山英樹、世界ランキング14位のトニー・フィナウ(米国、32歳、193㎝、91㎏)は共に2日目-4、トータル-6と伸ばし、7位上げて15位タイに付けて来た。
松山英樹は2日目5バーディー、1ボギーの-4であった。
フェデックスポイントランキングはスタート前で17位であるから、トータル-2からのスタートである。
2日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、この大会は初日から全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-2から出て、前半では第2ホールでバーディーを決め、続く3ホールをパーで凌いだ後、第6、7ホールと連続でバーディーを決め、残りの2ホールをパーで凌いだので、結局3打伸ばし、トータル-5として後半へと繋いでいる。
後半に入っていきなり第10ホールでボギーを叩いたが、1つ空いて第12ホールでバーディーを決めて取り返し、続く4ホールをパーで凌いだ後、第17ホールでもバーディーを決めたので、結局後半で更に1打伸ばし、トータル-6として第3日目へと繋いでいる。
松山や確り伸ばし上げて魅せ
松山や上位まで上げ強さ魅せ
松山や上位まで上げ期待させ
こんな風に松山英樹のスコアを追っていると、実力、プライド等に裏打ちされた粘り強さが透けて見えるのであるが、それに近いものを既に馬場咲希の戦い振りにも感じるから、やはり彼女はちょっと抜けた存在なのであろうか!?
それはまあともかく、話を戻すと、世界ランキング13位で長期に亘った不調から調子が戻って来たのジョーダン・スピース(米国、29歳、185㎝、79㎏)は2日目-2、トータル-6(スタート時点-2)と伸ばし、3位上げて15位タイに付けて来た。
スピースやじわりと伸ばし上げて魅せ
スピースや上位に上げて強さ魅せ
スピースや上位に上げて期待させ
世界ランキング8位で日系のコリン・モリカワ(米国、25歳、175㎝、73㎏)は2日目-1、トータル-6(スタート時点-1)と少し伸ばしながらも、1位下がって15位タイとなっている、
モリカワや伸ばしながらも一位下げ
モリカワや伸ばし足りずに一位下げ
世界ランキング2位のキャメロン・スミス(オーストラリア、29歳、180㎝、78㎏)は2日目+1、トータル-6(スタート時点-4)と少し落とし、9位下がって15位タイとなっている。
世界ランキング11位のビクトル・ホブラン(ノルウェー、25歳、178㎝、75㎏)は2日目-2、トータル-3(スタート時点-2)と伸ばし、5位上げて21位タイに付けて来た。
ホブランやじわりと伸ばし上げて魅せ
ホブランやじわりと伸ばし意地を魅せ
世界ランキング15位のビリー・ホーシェル(米国、35歳、183㎝、79㎏)は2日目イーブン、トータル-3(スタート時点-1)と伸ばせず、2位下がって21位タイとなっている。
そして、世界ランキング12位のサム・バーンズ(米国、26歳、185㎝、84㎏)は2日目+4、トータル-2(スタート時点-5)と落とし、15位下がって24位タイとなっている。