昨日２２時４０分から時差－１３時間(現在サマータイム中、それ以外では－１４時間)の米国・メリーランド州にある「ケイブスバレーＧＣ(７５４２ヤード、パー７２)」において米国男子ツアーのプレーオフシリーズ第２戦、「ＢＭＷ選手権」が４日間の日程で開催され、その初日が終わっている。
賞金総額は９５０万ドル（１ドルを約１１０円として、約１０億４５００万円）、優勝賞金は１７１万ドル（約１億８８００万円）と、プレーオフシリーズ第１戦の「ザ・ノーザン・トラスト」と同額で、第１戦でふるいに掛けられた７０名で予選落ちのない４日間を戦い、その結果、更に３０名に絞られて最終戦の「ツアー選手権」に臨む予定となっている。
日本人選手としては世界ランキング１７位、フェデックスポイントランキング１６位でエースの松山英樹が出ているが、８年連続８度目の最終戦出場となるか！？
何時においてもあっさりとは諦めず、粘り強さを見せる彼に最後まで期待を膨らませたい。
松山やプレーオフでも粘り魅せ
第二戦でも期待膨らみ
さて、首位タイに立っているのは世界ランキング１位のジョン・ラーム（スペイン）、世界ランキング１６位のロリー・マキロイ（北アイルランド）、世界ランキング２５位のサム・バーンズ（米国）で、初日－８と爆発的に伸ばしている。
初日、ジョン・ラーム、サム・バーンズは共に８バーディーで、ロリー・マキロイは１イーグル、７バーディー、１ボギーであった。
ジョンラーム爆発力で首位に立ち
ジョンラーム爆上げ魅せて首位に立ち
サムバーンズいきなり首位で強さ魅せ
マキロイやスタートダッシュ首位に立ち
単独４位に付けているのは世界ランキング５５位のセルヒオ・ガルシア（スペイン）で、初日７バーディーの－７と爆発的に伸ばしている。
ガルシアやスタートダッシュ四位付け
ガルシアや四位に付けて強さ魅せ
５位タイに付けているのは世界ランキング１０位のパトリック・カントレー（米国）、世界ランキング１３位のアブラハム・アンサー（メキシコ）で、初日－６と大きく伸ばしている。
初日、パトリック・カントレーは８バーディー、２ボギーで、アブラハム・アンサーは７バーディー、１ボギーであった。
カントレー大きく伸ばし五位に付け
アンサーや五位まで上げて強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
松山英樹、世界ランキング２位のダスティン・ジョンソン（米国）、世界ランキング４位のザンダー・シャウフェレ（米国）、世界ランキング９位のトニー・フィナウ（米国）は初日－５と大きく伸ばし、７位タイに付けている。
松山英樹は初日６バーディー、１ボギーで、これをもう少し詳しく見ておくと、全員アウトスタート（第１ホールから）で、前半ではいきなり第１ホールでボギーを叩いたが、空かさず第２ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック！
１つ空いて第４～６ホールと３ホール連続でバーディーを決め、１つ空いて第８ホールでもバーディーを決めたから、結局４打伸ばしてトータル－４とし、後半へと繋いでいる。
後半に入って７ホールをパーで凌いだ後、第１７ホールで漸くバーディーを決め、結局更に１打伸ばし、トータル－５として第２日目へと繋いでいる。
松山や大きく伸ばし七位付け
松山や好発進し期待させ
それから、世界ランキング５位のジャスティン・トーマス（米国）、世界ランキング６位で稀有の飛ばし屋、ブライソン・デシャンボー（米国）、世界ランキング１９位のダニエル・ベルガー（米国）は初日－４まで伸ばし、１９位タイに付けている。
世界ランキング１１位のハリス・イングリッシュ(米国)は初日－３まで伸ばし、２９位タイに付けている。
世界ランキング８位のブルックス・ケプカ（米国）、世界ランキング１５位のビクトル・ホブラン（ノルウェー）は初日－２まで伸ばしながらも４３位タイと少し出遅れている。
世界ランキング７位のルイ・ウェストヘーゼン（南アフリカ）、世界ランキング１２位のジョーダン・スピース（米国）は初日－１と少し伸ばしながらも４７位タイと少し出遅れている。
世界ランキング３位のコリン・モリカワ（米国）は初日イーブンで５６位タイと出遅れている。
そして世界ランキング２０位のスコッティー・シェフラー（米国）は初日＋１と少し落とし、６３位タイと出遅れている。
