昨夜から時差-14時間(サマータイム中。それ以外では-15時間)の米国・オクラホマ州にある「サザン・ヒルズCC(7556ヤード、パー70)」において米国男子ツアー&DPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)共催のメジャー大会、「全米プロゴルフ選手権」が4日間の日程で開催され、その初日が終わっている。
公式サイトによると昨年の賞金総額は1180万6198ドルとなっているから、1ドルを約128円とすると約15億1000万円となり、かなり高額である。
日本人選手としては世界ランキング11位で我が国のエース、マスターズチャンピオンの松山英樹(30歳、180㎝、90㎏)、世界ランキング63位で新鋭の金谷拓実(23歳、173㎝、75㎏)、世界ランキング66位で実力派若手選手のひとりで飛ばし屋の星野陸也(26歳、186㎝、76㎏)、世界ランキング82位で米国男子ツアーへの本格参戦を目指している木下稜介(30歳、174㎝、75㎏)、世界ランキング93位で我が国で1番曲がらないのが売りの稲森佑貴(27歳、169㎝、68㎏)、世界ランキング97位の香妻陣一朗(27歳、165㎝、71㎏、香妻琴乃の弟)が出場している。
優勝争いが期待される松山英樹は首痛が出ているようで、ちょっと心配である。
長く難しいコースで米国男子ツアーに慣れない他の選手が予選を通過出来るのか!?
それも心配になって来る。
ライブ中継に付いては4日間に亘り、CS放送のゴルフネットワーク、インターネット配信のABEMA、DAZN等でたっぷりと予定されているので、時間と気持ちの余裕があれば、寝不足を覚悟してのんびり楽しみたい。
松山やメジャーを前に首痛が
不安ながらも期待するかも
国内のツアーメンバー五人出て
予選通過を期待するかも
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング7位のロリー・マキロイ(北アイルランド、33歳、178㎝、73㎏)で、初日7バーディー、2ボギーの-5と大きく伸ばしている。
マキロイや大きく伸ばし首位に立ち
マキロイやスタートダッシュ首位に立ち
マキロイや首位発進で強さ魅せ
2位タイに付けているのは世界ランキング30位で若手実力派選手のウィル・ザラトリス(米国、25歳、188㎝、75㎏)、世界ランキング40位のトム・ホウグ(米国、32歳、185㎝、79㎏)で、初日-4まで伸ばしている。
ウィル・ザラトリスは初日6バーディー、2ボギーの-4であった。
ザラトリス確り伸ばし二位に付け
ザラトリス二位発進で強さ魅せ
トム・ホウグは初日5バーディー、1ボギーの-4であった。
トムホウグ確り伸ばし首位を追い
トムホウグ確り伸ばし二位に付け
4位タイに付けているのは世界ランキング9位で松山英樹の天敵と言われていたジャスティン・トーマス(米国、29歳、178㎝、73㎏)、世界ランキング21位のアブラハム・アンサー(メキシコ、31歳、170㎝、73㎏)、世界ランキング78位のマット・クーチャー(米国、43歳、193㎝、88㎏)で、初日-3まで伸ばしている。
ジャスティン・トーマスは初日5バーディー、2ボギーであった。
トーマスや確り伸ばし四位付け
トーマスや四位発進強さ魅せ
アブラハム・アンサーは初日6バーディー、3ボギーであった。
アンサーや確り伸ばし四位付け
アンサーや強さを魅せて四位付け
マット・クーチャーは初日5バーディー、2ボギーの-3であった。
クーチャーや確り伸ばし四位付け
クーチャーや実力発揮四位付け
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング4位のキャメロン・スミス(オーストラリア、28歳、180㎝、78㎏)、世界ランキング10位で東京五輪金メダリストのザンダー・シャウフェレ(米国、28歳、178㎝、79㎏)、世界ランキング16位で新鋭のホアキン・ニエマン(チリ、23歳、183㎝、70㎏)は3人共初日-2まで伸ばして7位タイに付けている。
世界ランキング19位のトニー・フィナウ(米国、32歳、193㎝、91㎏)は初日-1と少し伸ばして16位タイに付けている。
世界ランキング6位で新鋭のビクトル・ホブラン(ノルウェー、24歳、178㎝、75㎏)は初日イーブンで27位タイに付けている。
世界ランキング1位のスコッティー・シェフラー(米国、25歳、191㎝、91㎏)、世界ランキング13位で実力派若手選手のひとり、サム・バーンズ(米国、25歳、185㎝、84㎏)は共に初日+1と少し落としながらも38位タイに付けている。
そして松山英樹、稲森佑貴、世界ランキング3位で実力派若手選手のひとり、日系のコリン・モリカワ(25歳、175㎝、73㎏)、世界ランキング8位でこのところ好調を保っているジョーダン・スピース(米国、28歳、185㎝、79㎏)で、4人共初日+2まで落として56位タイと少し出遅れている。
松山英樹は初日1バーディー、3ボギーの+2であった。
これをもう少し詳しく見ておくと、インスタート(第10ホールから)で、前半では4ホールをパーで凌いだ後、第14ホールでボギーを叩いたが、空かさず第15ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!
しかし、続く第16ホールでボギーを叩き、残りの2ホールをパーで凌いだので、結局1打落とし、トータル+1として後半へと繋いでいる。
後半に入って6ホールをパーで凌いだ後、第7ホールでボギーを叩き、残りの2ホールをパーで凌いだので、結局後半で1打落とし、トータル+2として第2日目へと繋いでいる。
松山や何とか耐えるゴルフ魅せ
予選通過を期待するかも
松山や崩れ過ぎないゴルフして
予選通過が見えているかも
稲森佑貴も初日1バーディー、3ボギーの+2であった。
これをもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)で、前半では第2ホールでボギーを叩き、続く5ホールをパーで凌いだ後、第8ホールでもボギーを叩いたので、結局2打落とし、トータル+2として後半へと繋いでいる。
後半に入ると、3ホールをパーで凌いだ後、第13ホールで漸くバーディーを決め、続く4ホールをパーで凌いだ後、第18ホールでボギーを叩いたので、結局後半では伸ばせず、トータル+2のまま第2日目へと繋いでいる。
稲森や曲げないゴルフ展開し
予選通過を期待するかも
それから、香妻陣一朗、世界ランキング2位のジョン・ラーム(スペイン、27歳、188㎝、100㎏)、世界ランキング12位のダスティン・ジョンソン(米国、37歳、193㎝、86㎏)、世界ランキング15位のルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ、39歳、178㎝、82㎏)は4人共初日+3まで落として78位タイと出遅れている。
香妻陣一朗は初日3バーディー、6ボギーの+3であった。
インスタートで、前半では1バーディー、5ボギーの+4と落としたが、後半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル+3と少し伸ばしている。
香妻後半伸ばし明日へと
期待を繋ぐゴルフなのかも
星野陸也は初日3バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの+4と落として99位タイと出遅れている。
アウトスタートで、前半では3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーのイーブンと維持し、後半では4ボギーの+4、トータル+4と落としている。
星野陸也後半落とし出遅れて
ともかく通過期待するかも
世界ランキング14位のビリー・ホーシェル(米国、35歳、183㎝、79㎏)、世界ランキング18位でメジャー大会で強いところを見せるブルックス・ケプカ(米国、183㎝、93㎏)は共に初日+5と大きく落として114位タイと大きく出遅れている。
世界ランキング5位のパトリック・カントレー(米国、183㎝、86㎏)は初日+6と大きく落として122位タイと大きく出遅れている。
そして金谷拓実は初日1バーディー、4ボギー、2ダブルボギーの+7と大きく落として130位タイと大きく出遅れている。
アウトスタートで、前半では1ボギー、1ダブルボギーの+3と落とし、後半でも1バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの+4、トータル+7と落としている。
これはもう四の五の言わず、爆発力で巻き返すしかない!?
金谷拓実大きく落とし出遅れて
後の爆発期待するかも
木下稜介は初日1バーディー、5ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの+9と大きく落として150位タイと大きく出遅れている。
インスタートで、前半では1バーディー、2ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの+6と大きく落とし、後半でも3ボギーの+3、トータル+9と落としている。
木下や大きく落とし出遅れて
四の五の言わず爆発期待