木曜日の夜から時差-14時間(サマータイム中。それ以外では-15時間)の米国・テキサス州にある「TPCクレイグ・ランチ(7468ヤード、パー72)」において米国男子ツアー、「AT&Tバイロンネルソン」が4日間の日程で開催され、その初日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は910万ドルとなっているから、1ドルを約129円とすると約11億7400万円となり、かなり高額である。
日本人選手としては世界ランキング13位でエースの松山英樹(30歳、180㎝、90㎏)、それに急遽繰り上がった世界ランキング293位の小平智(32歳、173㎝、70㎏)が出場している。
来週はメジャー大会の「全米プロゴルフ選手権」の開催が予定されているから、松山英樹はそれに備える意味もあるのだろうが、ともかく出るからには上位争いを期待したい。
小平智はブルックス・ケプカの欠場によって得られた出場権と言うことで、急遽下部ツアーの開催地から1200㎞も移動して来たそうであるが、出ている限りは予選の通過から期待したい。
ライブ中継に付いては4日間に亘り、CS放送のゴルフネットワーク、インターネット配信のGOLFTVでたっぷりと予定され、決勝ラウンドの2日間に付いてはNHKのBS1でも予定されている。
松山やメジャーに備え出場し
仕上がり具合気になるのかも
松山やメジャーに備え出場し
上位争い期待するかも
小平や急遽出場出来たから
先ずは通過を期待するかも
小平や急遽チャンスを掴んだら
活かせることを期待するかも
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング73位のセバスチャン・ムニョス(コロンビア、29歳、183㎝、81㎏)で、初日2イーグル、9バーディー、1ボギーの-12と爆発的に伸ばしている。
爆発しトップに立ったムニョスかな
力魅せトップに立ったムニョスかな
2位タイに付けているのは世界ランキング88位の李京勲(イ・キョンフン、韓国、30歳、175㎝、80㎏)、世界ランキング101位のギレルモ(・ミト)・ペレイラ(チリ、27歳、183㎝、89㎏)、世界ランキング260位のピーター・マルナティ(米国、34歳、178㎝、72㎏)、世界ランキング418位のジャスティン・ローアー(米国、33歳、178㎝、79㎏)で、初日-8と爆発的に伸ばしている。
李京勲は初日1イーグル、6バーディーの-8であった。
李京勲爆発魅せて首位に立ち
李京勲首位発進で力魅せ
ギレルモ・ペレイラは初日1イーグル、8バーディー、2ボギーの-8であった。
ペレイラや爆発魅せて首位に立ち
ペレイラや首位発進で力魅せ
ピーター・マルナティは初日2イーグル、4バーディーの-8であった。
マルナティや爆発魅せて首位に立ち
マルナティやスタートダッシュ首位に立ち
ジャスティン・ローアーは初日1イーグル、7バーディー、1ボギーの-8であった。
ローアーや爆発魅せて首位に立ち
ローアーやスタートダッシュ首位に立ち
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング41位のシェームス・パワー(アイルランド、35歳、191㎝、91㎏)は初日-6と大きく伸ばして7位タイに付けている。
そして、松山英樹、世界ランキング1位のスコッティー・シェフラー(米国、191㎝、91㎏)、世界ランキング9位のジョーダン・スピース(米国、28歳、185㎝、79㎏)、世界ランキング11位のダスティン・ジョンソン(米国、37歳、193㎝、86㎏)、世界ランキング17位のホアキン・ニエマン(チリ、23歳、183㎝、70㎏)、世界ランキング39位で我が国でも人気の高いアダム・スコット(オーストラリア、41歳、183㎝、82㎏)は6人共初日-5と大きく伸ばして12位タイに付けている。
松山英樹は初日1イーグル、4バーディー、1イーグルの-5であった。
これをもう少し詳しく見ておくと、インスタート(第10ホールから)で、前半では2ホールをパーで凌いだ後、第12ホールでイーグルを決め、1つ空いて第14、15ホールと連続でバーディーを決め、残りの3ホールをパーで凌いだので、結局4打伸ばし、トータル-4で後半へと繋いでいる。
後半に入ると4ホールをパーで凌いだ後、第5、6ホールと連続でバーディーを決め、1つ空いて第8ホールでボギーを叩いたので、結局後半では1打伸ばし、トータル-5で第2日目へと繋いでいる。
松山や好発進で期待させ
松山や上位発進強さ魅せ
それから世界ランキング8位のジャスティン・トーマス(米国、29歳、178㎝、73㎏)、世界ランキング31位のジェイソン・コクラック(米国、36歳、193㎝、102㎏)、世界ランキング40位のトム・ホウグ(米国、32歳、185㎝、79㎏)は3人共初日-4まで伸ばして25位タイに付けている。
そして小平智、世界ランキング28位で新鋭のウィル・ザラトリス(米国、25歳、188㎝、75㎏)は共に初日-1と少し伸ばしながらも79位タイと出遅れている。
小平智は初日5バーディー、4ボギーの-1であった。
これをもう少し詳しく見ておくと、インスタートで、前半ではいきなり第10、11ホールと連続でバーディーを決め、続く6ホールをパーで凌いだ後、第18ホールでボギーを叩いたので、結局1打伸ばし、トータル-1として後半へと繋いでいる。
後半に入っていきなり第1ホールでバーディーを決めたが、続く第2ホールでボギーを叩いたので伸ばせず、続く2ホールをパーで凌いだ後、第5、6ホールと連続でバーディーを決めたが、続く第7ホールでボギーを叩き、1つ空いて第9ホールでもボギーを叩いたので伸ばせず、結局トータル-1のまま第2日目へと繋いでいる。
ただ、簡単に崩れて行かないところに成長が感じられる!?
小平や少しは伸ばし二日目へ
予選通過に期待膨らみ
それから世界ランキング12位で東京五輪金メダリストのザンダー・シャウフェレ(米国、28歳、178㎝、79㎏)、世界ランキング43位のトミー・フリートウッド(イングランド、31歳、180㎝、76㎏)は共に初日イーブンと伸ばせず107位タイと大きく出遅れている。
世界ランキング10位のサム・バーンズ(米国、25歳、185㎝、84㎏)、世界ランキング30位のケビン・キスナー(米国、38歳、178㎝、75㎏)、世界ランキング48位のマーク・リーシュマン(オーストラリア、38歳、188㎝、91㎏)は3人共初日+1と少し落として128位タイと大きく出遅れている。