６月１５日(木)の夜から時差－１４時間（現在サマータイム中。それ以外では－１５時間）の米国・ミシガン州にある「ブライズ・フィールドＣＣ（６６３８ヤード、パー７２）」において米国女子ツアー、「マイヤーＬＰＧＡクラッシック」が４日間の日程で開催され、その初日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は２５０万ドルとなっており、１ドルを約１４１円とすれば、これは約３億５２５０万円となる。
日本人選手としては世界ランキング１６位で黄金世代を代表し、自他共に日本のエースと認める畑岡奈紗（２４歳、１５８㎝）、世界ランキング１７位でプラチナ世代を代表し、このところ好調を維持してマッチプレーでも大活躍していた古江彩佳（２３歳、１５３㎝、５４㎏）、世界ランキング５４位でプラチナ世代をリードするひとり、今年のこのツアーに主戦場を移して活躍し始めた西村優菜（２２歳、１５０㎝、５０㎏）、世界ランキング６５位で黄金世代をリードするひとり、今年このツアーに主戦場を移した飛ばし屋の勝みなみ（２４歳、１５７㎝、５７㎏）、世界ランキング４７８位でこのツアーにおいて３勝しており、先週は復活を見せて６位タイに入った野村敏京（３０歳、１６５㎝、６０㎏）が出場している。
なおライブ中継に付いてはＷＯＷＯＷプライムによって４日間に亘ってたっぷりと予定されている。
米国の女子のツアーに日本人
複数が出て熱くなるかも
さて、首位タイに立ったのは古江彩佳、世界ランキング２２位のジェニファー・カプチョ（米国、２６歳、１６８㎝）、世界ランキング３８位のシャイアン・ナイト（米国、２６歳、１７８㎝）、世界ランキング１３９位のリンジー・ウィーバー(米国、２９歳、１６０㎝)、世界ランキング１５６位のフリダ・キンフルト（スウェーデン、２３歳）で、初日－６と大きく伸ばしている。
古江彩佳は初日７バーディー、１ボギーの－６であった。
初日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート（第１ホールから）で、前半では第２ホールでバーディーを決め、１つ空いて第４ホールでもバーディーを決め、続く第５ホールでボギーを叩いたが、空かさず第６ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック！
１つ空いて第８、９ホールと連続でバーディーを決めたので、結局４打伸ばし、トータル－４として後半へと繋いでいる。
後半に入ってからはいきなり第１０ホールでバーディーを決め、従って前半から３連続となり、続く７ホールをパーで凌いだ後、第１８ホールでもバーディーを決めたので、結局後半で更に２打伸ばし、トータル－６として第２日目へと繋いでいる。
おっ、これはいきなり首位のロケットスタートで、流石ではないか！？
古江彩佳大きく伸ばし首位に立ち
古江彩佳スタートダッシュ首位に付け
古江彩佳首位発進で強さ魅せ
ジェニファー・カプチョは初日６バーディーの－６であった。
初日はアウトスタートで、前半では３バーディーの－３と伸ばし、後半に入ってからも、３バーディーの－３、トータル－６と順調に伸ばしている。
ジェニファーや大きく伸ばし首位に立ち
ダッシュして首位発進のカプチョかな
強さ魅せ首位発進のカプチョかな
シャイアン・ナイトも初日６バーディーの－６であった。
初日はインスタート（第１０ホールから）で、前半では２バーディーの－２と伸ばし、後半に入ってからは加速して、４バーディーの－４、トータル－６と確り伸ばしている。
シャイアンや大きく伸ばし首位に立ち
シャイアンや後半加速首位に立ち
首位で出て強さを魅せるナイトかな
リンジー・ウィーバーは初日１イーグル、６バーディー、２ボギーの－６であった。
初日はインスタートで前半では４バーディー、１ボギーの－３と伸ばし、後半に入ってからも１イーグル、２バーディー、１ボギーの－３、トータル－６と順調に伸ばしている。
ウィーバーや大きく伸ばし首位に立ち
ウィーバーや首位発進で期待させ
フリダ・キンフルトは初日６バーディーの－６であった。
初日はアウトスタートで、前半ではいきなり４バーディーの－４と確り伸ばし、後半に入ってからも２バーディーの－２、トータル－６と伸ばしている。
キンフルト大きく伸ばし首位に立ち
キンフルトスタートダッシュ首位に立ち
キンフルト首位発進で期待させ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング５位でじわじわ調子を上げて来たミンジー・リー（オーストラリア、２７歳、１６５㎝）、世界ランキング１２位で２０２１年の全英女子オープンで渋野日向子と競り合い、２０２２年の全英女子オープンでは優勝して先週このツアーで２勝目を上げたアシュリー・ブハイ（南アフリカ、３４歳、１６５㎝）、世界ランキング１５位のリン・シユ（中国、２７歳、１６８㎝）、世界ランキング３０位で新鋭のユ・ヘラン（韓国、２２歳、１７５㎝）は４人共初日－４まで伸ばして１０位タイに付けている。
世界ランキング７位でかつては天才少女と言われ、国内女子ツアーでアマチュア優勝を果たしたキム・ヒョージュ（韓国、２７歳、１６５㎝）、世界ランキング８位で飛ばし屋のレキシー・トンプソン（米国、２８歳、１８０㎝）、世界ランキング１０位でカナダの妖精と呼ばれて来たブルック・ヘンダーソン（カナダ、２５歳、１６３㎝）、世界ランキング２０位のレオナ・マグワイヤー（アイルランド、２８歳、１６８㎝）は４人共初日－３まで伸ばして２２位タイに付けている。
そして勝みなみ、野村敏京、世界ランキング２５位で安定したプレイが売りのチェ・ヘジン（韓国、２３歳、１６７㎝）、世界ランキング２８位のマデリーン・サグストロム（スウェーデン、３０歳、１７５㎝）は４人共初日－２まで伸ばして３４位タイに付けている。
勝みなみは初日５バーディー、３ボギーの－２であった。
初日はインスタートで前半では３バーディー、１ボギーの－２と伸ばし、後半に入ってからは２バーディー、２ボギーのイーブン、トータル－２と維持している。
爆発力を持つ選手だけに、この後の飛躍が期待される。
勝みなみじわりと伸ばし中位付け
勝みなみ前半伸ばし中位付け
勝みなみ中位発進期待させ
野村敏京は初日６バーディー、４ボギーの－２であった。
初日はインスタートで前半では３バーディー、１ボギーの－２と伸ばし、後半に入ってからは３バーディー、３ボギーのイーブン、トータル－２と維持している。
おっ、これは先週に引き続いて予選を通過出来るか！？
なんて、先週はそれどころ６位タイに入ったから、もしかしたら上位争いを期待出来るのかも知れない。
中位付け期待をさせる野村かな
中位付け野村敏京引き続き
上位争い期待膨らみ
また畑岡奈紗、西村敏京、世界ランキング１４位のハナ・グリーン（オーストラリア、２６歳、１６８㎝）、世界ランキング２３位のチャーリー・ハル（イングランド、２７歳、１６８㎝）、世界ランキング２７位のアライセン・カーパズ（米国、２５歳、１７５㎝）、世界ランキング２９位のメガン・カン（米国、２５歳、１５５㎝）は６人共初日－１と伸ばしながらも、５３位タイと少し出遅れている。
畑岡奈紗は初日３バーディー、２ボギーの－１であった。
初日はインスタートで、前半では２バーディー、１ボギーの－１と少し伸ばし、後半に入ってからは１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－１と伸ばせなかった。
畑岡奈紗伸ばしながらも出遅れて
後の奮起を期待するかも
畑岡奈紗後半伸びず出遅れて
ともかく通過期待するかも
西村優菜も初日３バーディー、２ボギーの－１であった。
初日はインスタートで、前半では１バーディー、１ボギーのイーブンと伸ばせず、後半に入ってからは２バーディー、１ボギーの－１、トータル－１と少し伸ばしている。
西村優菜伸ばしながらも出遅れて
後の奮起に期待するかも
西村優菜前半伸びず出遅れて
先ずは通過を期待するかも
世界ランキング３位でかつては天才少女と呼ばれ、１０代の頃に世界ランキング１位まで上り詰めて一時は低迷していたが、復活して来たリディア・コ（ニュージーランド、２６歳、１６５㎝）は初日イーブンと伸ばせず、８０位タイと出遅れている。
世界ランキング１３位でかつてはメジャーハンターと呼ばれ、日本でも人気の高いダンボことチョン・インジ（米国、２８歳、１７５㎝)は初日＋３まで落として１２９位タイと大きく出遅れている。
