先週は東京五輪のゴルフ競技男子の部で、エースの松山英樹が病み上がりにも拘らず大奮闘し、メダル争いに加わって、最終的には銅メダル争いに惜しくも敗れたが、十分に楽しませてくれた。
飛ばし屋の星野陸也も38位タイと、まあまあのところに入って魅せた。
今週は明朝からゴルフ競技の女子の部が同じく埼玉県にある「霞が関カンツリー倶楽部東コース(6648ヤード、パー71)」において4日間の日程で開催される予定である。
35か国から60名の選手が出場し、予選落ちはない。
日本人選手としては世界ランキング9位で黄金世代を代表する畑岡奈紗、世界ランキング28位で谷間世代を代表する稲見萌寧が出る予定である。
また日本人選手でもあるが、フィリピン人でもある世界ランキング10位で新世紀世代を代表する笹生優花はフィリピン代表として出る予定である。
全員がアウトスタート(第1ホールから)で、稲見萌寧は先頭を切って7時半から世界ランキング158位のマリア・ファッシ(メキシコ)、世界ランキング177位のアルバネ・バレンズエラ(スイス)と同じ組でスタートする。
畑岡奈紗は8時14分から世界ランキング1位のネリー・コルダ(米国)、世界ランキング2位のコ・ジンヨン(韓国)と同じ組でスタートする。
笹生優花は8時25分から世界ランキング7位でカナダの妖精と呼ばれるブルック・ヘンダーソン(カナダ)、世界ランキング12位で飛ばし屋のレキシー・トンプソン(米国)と同じ組でスタートする。
稲見萌寧英樹に望み託されて
熱いプレイを期待するかも
畑岡奈紗静かな闘志秘めながら
トップ争い期待するかも
笹生優花東京五輪満喫し
静かに準備しているのかも
また、明後日の午後から時差-8時間(現在サマータイム中、それ以外では-9時間)のスコットランドにある「フェアモントセントアンドリュース」において欧州男子ツアー、「ヒーローオープン」が4日間の日程で開催される予定である。
まだ記事が出ていないので、詳しいことは分からないが、世界ランキング158位まで上がった旅人ゴルファー、川村昌弘は出るのであろうか!?
先週の開催地である北アイルランドは近いし、好いところまで上がって来たから、まあ出ると期待しておこう。
また明後日夜からは時差-13時間(現在サマータイム中、それ以外では-14時間)の米国・テネシー州にある「TPCサウスウインド(7233ヤード、パー72)」において米国男子ツアーの高額賞金大会である世界選手権シリーズ、「WGC・フェデックス・セントジュード招待」が4日間の日程で開催される。
選ばれし66名のみによる予選落ちの無い戦いで、日本人選手としては世界ランキング20位でエースの松山英樹、世界ランキング108位で同学年の漸く花開いた感のある木下稜介が出る予定である。
世界ランキング50位までの選手で出ないのは2人だけと言う分厚いフィールドで、松山英樹を含め、東京五輪出場者が19人もいるそうな。
最初に日程表でこの大会の存在を知った時、日程のきつさにちょっと驚き、松山英樹はまあ出ないのだろうなあ、と思っていたら、なんと出る予定になっており、再び驚いた。
松山やきつい日程耐えながら
厚いフィールド飛び込むのかも
木下や世界を見据えチャレンジし
それから、同じく明後日夜から時差-16時間(現在サマータイム中、それ以外では-17時間)の米国・カルフォルニア州にある「タホマウンテンC(7425ヤード、パー71)」において米国男子ツアー、「バラクーダ選手権」が4日間の日程で開催される予定である。
何でも各ホールのストローク数に基づいたポイントが設定され、それを加えて行ったポイント数を争う、ちょっと変わった形式だそうな。
ポイントに付いてはイーブンを0とし、アルバトロスは+8、イーグルは+5、バーディーは+2、ボギーを-1、ダブルボギー以上は-3とするらしい。
プラス側に厚くし、マイナス側は適当なところで止めてある。
如何にもプラス志向の米国と言った感じがしないでもない。
それはまあともかく、日本人選手としては世界ランキング304位の小平智が出る予定で、シード権の確保に向けて大切な試合になりそうである。
幸いフィールドはそんなに厚くないようなので、上位争いを期待したい。
小平や上位争い期待して
小平や上位争い必須で
フィールド薄さチャンスなのかも