金曜日2時頃から時差-17時間の米国カルフォルニア州にある「トーリーパインズGC〔1〕サウスコース(7765ヤード、パー72)、〔2〕ノースコース(7258ヤード、パー72)」において米国男子ツアー、「ファーマーズ・インシュランスオープン」が4日間の日程で開催され、その第2日目すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
日本人選手としては世界ランキング21位でパットの不調が惜しまれがちなエースの松山英樹、世界ランキング411位の小平智が出ている。
結構厚いフィールドになっているところ、松山英樹には上位争いは勿論、優勝争いまで期待したいが、初日は難しい〔1〕のサウスコースとは言え、+2で118位と大きく出遅れていた。
ここは気分を換えて、優しい〔2〕のノースコースで先ずは予選通過を目標として仕切り直して欲しいところである。
松山や気分を換えて後期待
松山や仕切り直して後期待
小平智に付いては松山英樹と同様に初日に難しい〔1〕のサウスコースを回って-1で69位タイと出遅れてはいるが、優しい〔2〕のノースコースで余裕の予選通過と行きたいところである。
小平や余裕の通過期待して
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング14位で若手有望選手のビクトル・ホブラン(ノルウェー)で、2日目8バーディー、1ボギーの-7、トータル-9と大きく伸ばし、47位も上げて来た。
ホブランや爆発魅せて首位に立ち
ホブランや爆発魅せて首位奪い
ホブランや爆発力で首位に立ち
ホブランや爆発力で首位奪い
2位タイに付けているのは世界ランキング2位のジョン・ラーム(スペイン)、世界ランキング20位のトニー・フィナウ(米国)、世界ランキング23位のアダム・スコット(オーストラリア)、世界ランキング28位のライアン・パーマー(米国)、世界ランキング56位のラント・グリフィン(米国)、世界ランキング11位の悪童? パトリック・リード(米国)で、トータル-8となっている。
ジョン・ラームは2日目6バーディー、1ボギー、トニー・フィナウは2日目1イーグル、4バーディー、1ボギーで、共に-2と伸ばし、30位も上げて来た。
ジョンラーム大きく伸ばし首位を追い
ジョンラーム大きく伸ばし二位に付け
トニーフィナウ爆発力で首位を追い
トニーフィナウ爆発力で二位に付け
アダム・スコットは2日目1イーグル、5バーディー、4ボギーの-3と伸ばし14位上げて来た。
スコットや確り伸ばし首位を追い
スコットや確り伸ばし二位に付け
ライアン・パーマーは2日目3バーディー、1ボギー、ラント・グリフィンは2日目1イーグル、4バーディー、4ボギーで共に-2と伸ばし、2位上げて来た。
パーマーや確り伸ばし首位を追い
パーマーや確り伸ばし二位に付け
グリフィンや確り伸ばし首位を追い
グリフィンや確り伸ばし二位に付け
パトリック・リードは2日目4バーディー、4ボギーのイーブンと伸ばせず、1位下がっている。
伸ばせずに首位から下がるリードかな
伸ばせずに首位奪われるリードかな
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング96位のアレクサンデル・ノーレン(スウェーデン)は2日目+2、トータル-6と落とし、10位下がって11位タイとなっている。
世界ランキング29位のジェイソン・コクラック(米国)は2日目-3、トータル-5と伸ばし、34位も上げて14位タイに付けて来た。
コクラック確り伸ばし上げて魅せ
コクラック確り伸ばし爆上げし
世界ランキング7位のロリー・マキロイ(北アイルランド)は2日目-1,トータル-5と少し伸ばし、7位上げて14位タイに付けて来た。
マキロイや少し伸ばして上げて魅せ
マキロイや少し伸ばしてかなり上げ
世界ランキング31位のマーク・リーシュマン(オーストラリア)は2日目-2、トータル-3と伸ばし、40位も上げて29位タイに付けて来た。
リーシュマン確り伸ばし上げて魅せ
リーシュマン確り伸ばし爆上げし
世界ランキング40位のゲーリー・ウッドランド(米国)は2日目+3、トータル-3と落とし、25位も下がって29位タイとなっている。
そして松山英樹は2日目7バーディー、3ボギーの-4、トータル-2と伸ばし、何と78位も上げて40位タイに付けて来た。
これをもう少し詳しく見ておくと、〔2〕のノースコースのアウトスタート(第1ホールから)で、トータル+2から出て、前半では3ホールをパーで凌いだ後、第4ホールでバーディーを決め、1つ空いて第6、7ホールと連続でバーディーを決めたが、続く第8ホールでボギーを叩いたので、結局2打伸ばしてトータルイーブンとしている。
後半に入っていきなり第10、11ホールと連続でバーディーを決め、1つ空いて第13ホールでバーディーを決めたが、続く第14ホールでボギーを叩き、続く2ホールをパーで凌いだ後、第17ホールでバーディーを決めたが、続く第18ホールでボギーを叩いたので、結局2打伸ばしてトータル-2としている。
決勝ラウンドは2日とも難しいと言われるサウスコースを回るそうであるから、ここを乗り遅れないようにして上位争いを期待したい。
松山や通過した後期待して
松山や上位争い期待して
世界ランキング6位のザンダー・シャウフェレ(米国)は2日目イーブン、トータル-2と維持し、8位上げて40位タイに付けて来た。
シャウフェレやスコア維持して上げて魅せ
シャウフェレやスコア維持して強さ魅せ
ところで、優しい笑顔が魅力のザンダー・シャウフェレであるが、どうやら日本人の血も入っているそうな。
そう聴くと余計に親近感が湧いて来るから、面白いものである。
シャウフェレや優しい笑顔つい惹かれ
世界ランキング24位のルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)は2日目-1、トータル-1と少し伸ばし、34位も上げて54位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
爆上げしウェストヘーゼン通過魅せ
世界ランキング17位のイム・ソンジェ(韓国)は2日目+2、トータル-1と落とし、22位も下がって54位タイとなって、ぎりぎりで予選を通過している。
そして世界ランキング33位のスコッティー・シェフラー(米国)は2日目+7、トータルとイーブン大きく落とし、77位も下がって80位タイとなり、残念ながらぎりぎりでCUTの憂き目に遭った。
小平智は2日目2バーディー、3ボギーの+1、トータルイーブンと落とし、11位下がって80位タイとなり、残念ながらぎりぎりでCUTの憂き目に遭った。
2日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、〔2〕のノースコースのアウトスタートで、トータル-1から出て、前半では第2、3ホールと連続でボギーを叩き、残りの6ホールをパーで凌いでトータル+1まで落としている。
後半に入って4ホールをパーで凌いだ後、第14ホールでもボギーを叩いてトータル+2まで落としたが、1つ空いて第16、17ホールで連続でバーディーを決めてトータルイーブンまで戻している。
小平や惜しいところで予選落ち
小平や気分を換えてまた期待
世界ランキング32位のキャメロン・スミス(オーストラリア)は2日目+7、トータル+1と大きく落とし、何と91位も下がって95位タイとなり、残念ながらCUTの憂き目に遭った。
それから世界ランキング39位のビリー・ホーシェル(米国)もトータル+1で95位タイとなり、世界ランキング12位のブルックス・ケプカ(米国)はトータル+4で122位タイ、世界ランキング16位のハリス・イングリッシュ(米国)はトータル+6で138位タイとなって、残念ながらCUTの憂き目に遭った。