sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

国内女子ツアー新人戦、加賀電子カップ初日の様子・・・R2.12.10①

 今日8時半頃から千葉県にある「グレートアイランド倶楽部(6488ヤード、パー72)」において国内女子ツアーの新人戦、「加賀電子カップ」が2日間の日程で開催され、雨風に悩まされながら、何とか初日が終わっている。

 

 出場予定選手が選ばれし14名と例年に比べて少ないのは、出場権利のある選手の中に世界ランキング15位の古江彩佳、世界ランキング50位の笹生優花、世界ランキング84位の西村優菜等がいる為で、彼女等も入れると今年の有資格者凄いメンバーである。

 

 CS放送スカイAでたっぷりと、ゆったりと生放送されており、のんびりと楽しめる。

 

        新たなるスターの光輝いて

 

        雨の中負けずにスター輝いて

 

 さて単独首位に立ったのは世界ランキング309位で新世紀世代の山下美夢有(19歳、150㎝、52㎏)で、3バーディーでボギーを打たず-3まで伸ばしている。

 

 最終組で回っていたが、あまり迷わずさっさと決断して、常に割と好いところに落としている感じであった。

 

        山下やスッと決断サッと打ち

        好い位置に付け首位に立つかも

 

 体格から言っても、全米女子オープンに出る予定の古江彩佳、西村優菜に繋がるタイプであろうか!?

 

        山下や巧さを魅せて首位に立ち

 

 単独2位に付けているのは世界ランキング270位で新世紀世代の西郷真央(19歳、158㎝、57㎏)で、4バーディー、2ボギーの-2まで伸ばしている。

 

 前半はちらちら名前が気に留まった気がしていたのに、あまり気に掛からなくなったなあと思っていたら、調子を崩していたようで、師匠のジャンボ尾崎に貴重なアドバイスを貰って立ち直ったようだ。

 

 同門で黄金世代の原英莉花、新世紀世代の笹生優花は全米女子オープンの方に出る予定であるし、それにしてもジャンボ尾崎の教え子たちが凄い!?

 

        西郷やジャンボの教え首位を追い

 

        西郷やジャンボの教え二位に付け

 

 単独3位に付けているのはセキ・ユウティン(中国、22歳、171㎝、63㎏)で、3バーディー、2ボギーの-1まで伸ばしている。

 

 この選手は若くから中国ツアーを含め、結構活躍して来たので、ずっと見て来た気がし、新人と言う感じはしないが、年齢から考えると、黄金世代より1学年上で、松田鈴英、脇元華等と同じ世代になる。

 

 今年は大分パワーアップしたように見え、国内女子ツアーのレギュラーツアーおよびステップアップツアーでも存在感を示すようになって来た。

 

        セキユウティン存在感が増し始め

 

        セキユウティン強さを発揮首位を追い

 

        セキユウティン強さを見せて三位付け

 

 4位タイに付けているのは世界ランキング182位でプラチナ世代の安田祐香(19歳、163㎝、53㎏)、および世界ランキング282位で黄金世代の田中瑞希(22歳、151㎝、50㎏)で、+1と少し落としている。

 

 安田祐香、田生瑞希共に2バーディー、3ボギーであったが、両者同じく前半で3ボギーの+3と落としてしまい、それを後半の2バーディーで取り返しているところに強さが見える!?

 

        安田祐香落として戻し強さ魅せ

 

        田生瑞希落として戻し強さ魅せ

 

 解説者によると、安田祐香は後半に入って姿勢も本来の感じに戻って来たそうである。

 

 今年は首痛に悩まされながらのプレイで、大分ましになって来たのであろうか!?

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング325位でプラチナ世代の吉田優利(20歳、157㎝、59㎏)、世界ランキング328位の宮田成華(23歳、165㎝、57㎏)、世界ランキング 441位で谷間世代の常文恵(170㎝、52㎏)、谷間世代の石川怜奈(21歳、168㎝、100㎏)は+2で6位タイに付けている。

 

 吉田優利は昨年辺り、もう少し存在感が濃かったのであるが、何せ同世代の古江彩佳、西村優菜が突っ走り、安田祐香でさえ霞んでしまったのであるから、まあこれからである。

 

 あくまでも私の感覚であるが、宮田成華はじわじわ存在感を増して来た印象がある。

 

 常文恵は確か中国系で、スッとした長身で、バイリンガルだそうである。

 

 レナゴンこと石川怜奈は渋野日向子の後輩で、粗さの残る飛ばし屋なのかと思っていたら、割と巧さも感じさせるようになって来た。

 

 谷間世代の石井理緒(20歳、165㎝、56㎏)は+4と落とし、単独10位と少し出遅れている。

 

 世界ランキング280位で黄金世代の飛ばし屋、山路晶(22歳、166㎝、58㎏)は+5と大きく落とし、単独11位と出遅れている印象が強い。

 

 最終組で一緒に回っていたのが山下美夢有、安田祐香で、それだけ期待されていたのであろうが、3人の中で一番荒れて見えたのが山路晶である。

 

 山下美夢有はノーボギーであることからも分かるようにずっと落ち着いたプレーを見せていたし、安田祐香は上記のように前半乱れたものの、後半取り戻している。

 

 山路晶は後半連続を含む3バーディーと、ちょっと復活を期待させたが、終盤にはまた崩れてしまった。

 

 何処まで戻せるかは分からないが、ともかく明日の彼女らしい好プレイを期待したい。

 

 谷間世代の河野杏奈(21歳、162㎝、68㎏)は+6と大きく落として単独12位と出遅れている。

 

 プラチナ世代の澁澤莉絵留(19歳、160㎝、60㎏)は+7と大きく落として単独13位と出遅れている。

 

 そして黄金世代の中西絵里奈(22歳、162㎝、60㎏)は+8と大きく落として単独14位と出遅れている。