sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

御伽噺はほどほどに(まえがき)・・・R2.3.6②

 今朝上げ始めた「御伽噺はほどほどに」は15年ぐらい前に書いたSFっぽい小説である。

 

 これまでに上げて来た「交わらない心」、「懐かしく青いとき」、「台風一過」のような私小説っぽいのと違い、身近な人に読んで貰うことを意識しながら書いていた。

 

 私小説っぽいやつは本当だと思われると恥ずかしいので、身近な人には殆んど見せていない。

 

 SFっぽい小説の方は自分とは大分離れ、気楽に遊んでいるところがある。

 

 だからと言って、余裕があるわけではないし、まとまっているわけでもない。

 

 受けを狙って日々適当なことを書き散らし、切れ切れに見せていたから、かえってまとまっていない気もする。

 

 それに、普通はもっと短い、1000字、2000字程度のショートショートっぽいものが多かった。

 

 だから、まとまりがないだけではなく、矛盾が多々あるかも知れない。

 

 そんなこんなを改めて見直しながら、ぼちぼち上げて行ければと思っている。

 

 書いている内に思い違いをしていたり、わざと変なことをてい書いていたり、色々ありそうだから、気が付けば修正しながら、或いは注を付けながら、書き進めて行きたい。

 

 例えば、既に上げている序章で、語り手である僕のパパやママが「アンネの日記」を読んでカナダ旅行をする下りなんか、完全に「赤毛のアン」と混同している。

 

 これがわざとであったとすれば、我ながら芸が細かい!?

 

 当時読んで貰っていた人は確か、公立高校のトップ校を出た基礎教養のしっかりした人だった。

 

 でも、私自身は地域2番手校出で、基礎教養については随分怪しい。

 

 だから、実際に間違えていたのかも知れない。

 

 よく考えれば、そんな気もする。

 

 そんなことも忘れるぐらい、ここ10年以上は現実的な仕事に追われてここいたようだ。

 

 そんな味気ない生活を見直す意味でも、私にとっては面白い作業になりそうな気もする。

 

 もしお時間とお気持ちに余裕があれば、気が向いたときに時折付き合って頂ければ幸いである。

 

        ぼちぼちと仕事の気持ち開放し

        自由な我を取り戻すかも