sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今日メジャーリーグで気になった投手達・・・R元年10.2①

 9月30日(月)にレギュラーシーズンが終わり、10月1日(火)は試合が無かった。

 

 ちょっと寂しく寂しくなりかけていたら、もうポストシーズンが始まった。

 

 この辺の密度の濃さが明らかにプロ野球と明らかに違う!

 

 しかも、試合が詰まっているだけではなく、熱く、濃かった!?

 

 今日はナショナル・リーグワイルドカード・ゲーム、すなわち地区シリーズ進出を決める試合で、東地区2位のナショナルズが中地区2位のブリュワーズと対戦し、4対3の大逆転勝利を収めた。

 

 先制したのはブリュワーズで、1回表に2点、2回表に1点と奪った。

 

 ナショナルズは3回裏に漸く1点返し、試合は1対3のまま7回まで進んだ。

 

 途中は締まった試合になり、私によくあることで、自然と気が遠くなった。

 

 気が付いたら終盤、8回裏で、何とナショナルズのタイムリーがエラーを誘い、一挙3点を奪って4対3と逆転!

 

 試合はそのまま終わった。

 

 ナショナルズの地区シリーズ進出である。

 

 ナショナルズの先発投手は復調し切っていない? サイ・ヤング賞投手のベテラン剛腕エース、マックス・シャーザー(35歳、191㎝、98kg)で、5回で77球投げ、4安打(2本塁打)6三振3四球3失点3自責点と打たれ、先制されながらも後は耐えて勝敗は付かず、ポストシーズンの成績(以下同様)は0勝0敗のまま、防御率は5.40となった。

 

 参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。

 

 2017年シーズンは200回3分の2投げて16勝6敗で、奪三振数が268、防御率が2.51、WHIPが0.90とスーパーエース級であった。

 

 2018年シーズンも同様で、220回3分の2投げて18勝7敗で、奪三振数が300、防御率が2.53、WHIPが0.91であった。

 

 このシーズンまで6シーズン連続で200回以上投げている。

 

 そして今シーズンここまでは後半故障が出て復調し切らず、172回3分の1投げて11勝7敗で、奪三振数が243、防御率が2.92、WHIPが1.03と、それでも一流エースクラスである。

 

 今シーズンまで10シーズン連続2桁勝利、8シーズン連続200奪三振以上を続けているから凄い!?

 

        シャーザーややっぱりエース担う秋

 

 2番手に登板したのが贅沢にも準エース、時にはエースを担ったスティーブン・ストラスバーグ(31歳、196㎝、107kg)で、3回で34球投げ、2安打4三振無失点の快投で勝ちが付いて1勝0敗となり、防御率は0.00のままであった。

 

 現時点ではやっぱりマックス・シャーザーを凌いでいる。

 

        試合締めストラスバーグ勝って魅せ

 

 大学時代が一番凄く、速球の最速は103mph(103マイル毎時、約166km/h)と言われている。

 

 いわば米国の怪物で、昭和の怪物、江川卓と比べられたりする。

 

 江川卓の場合、一番凄かったのは自信も言うように高校時代で、速球の最速は155㎞/hだったとか。

 

 それはまあともかく、2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。

 

 2017年シーズンは175回3分の1投げて15勝4敗で、奪三振数が204、防御率が2.52、WHIPが1.02と、一流エースクラスであった。

 

 2018年シーズンは右肩、首と故障続きで、130回投げて10勝7敗で、奪三振数が156、防御率が3.74、WHIPが1.20と準エースクラスに落ちている。

 

 そして今シーズンここまでは209回投げて18勝6敗で、奪三振数が251、防御率が3.32、WHIPが1.04とエースクラスに好くなっている。

 

        時々はストラスバーグエースかな

 

 マックス・シャーザーが居なければ十分にエースと言えそうであるが、マックス・シャーザーが居るからこそ気楽に投げて来られたとも言える!?

 

 ともかく凄い投手であることには間違いがない。

 

 ブリュワーズの先発投手はやはり後半故障し、復調して来たブランドン・ウッドラフ(26歳、193㎝、105kg)で、4回で52球投げ、2安打(1本塁打)3三振1失点1自責点の好投ながら勝敗は付かず0勝0敗のままで、防御率は2.25となった。

 

 此方は速球が98mph(約158km/h)位普通に出ており、ほぼ復調していたようだ。

 

        ウッドラフ試合を締めて繋ぐ秋

 

 参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。

 

 メジャーデビューした2017年シーズンは43回投げて2勝3敗で、奪三振数が32、防御率が4.81、WHIPが1.33と片鱗を見せた。

 

 2018年シーズンは少し好くなり、43回3分の1投げて3勝0敗で、奪三振数が47、防御率が3.61、WHIPが1.18であった。

 

 そして今シーズンは前半大ブレークし、121回3分の2投げて11勝3敗で、奪三振数が143、防御率が3.62、WHIPが1.14とエースクラスの成績を残している。

 

 今回上げた3投手の中では現時点で一番速く、また1シーズンも耐える等、来シーズンへの伸び代も残している。

 

 来シーズンも注目したい。

 

        ウッドラフ伸び代残しまた期待