木曜日の20時50分頃から時差-14時間(サマータイム中、それ以外では-15時間)の米国イリノイ州にある「TPCディアラン(7268ヤード、パー71)」において米国男子ツアー、「ジョン・ディア・クラシック」が4日間の日程で開催され、その第2日目、すなわち予選ラウンドが終わっている。
日本人選手としては世界ランク106位の小平智が出ている。
ざっと見渡しての世界ランクの高そうな選手は気に留まらず、今回は早くも裏開催的な大会となっている!?
欧州男子ツアーの方が圧倒的に厚いフィールドのように思われた。
もしそうであれば、小平智にとって立て直す好い機会になるかも知れない。
なんて多少期待を膨らませたが、そう甘くはなかったようだ。
さて、単独首位に立ったのは世界ランク95位のジョナサン・ベガス(ベネズエラ)で、2日目9バーディーの-9、トータル-13と伸ばし、19位上げて来た。
爆上げしトップに立ったベガスかな
単独2位に付けたのは世界ランク168位のアンドリュー・ランドリー(米国)で、2日目7バーディー、1ボギーの-6、トータル-12と伸ばし、2位上げて来た。
単独3位に付けたのは世界ランク75位のルーカス・グローバー(米国)で、2日目1アルバトロス、4バーディーの-7、トータル-11と伸ばし、17位上げて来た。
グローバーやアラバトロスを魅せて上げ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランク200位のラッセル・ヘンリー(米国)は2日目-3、トータル-10と伸ばしたが、2位下がって4位タイとなっている。
世界ランク56位のカイル・スタンリー(米国)は2日目-5、トータル-8と伸ばし、31位も上げて11位タイに付けて来た。
世界ランク80位のライアン・ムーア(米国)、世界ランク88位のブライアン・ハルマン(米国)は2日目-4、トータル-8と伸ばし、9位上げて11位タイに付けて来た。
世界ランク62位のイム・ソンジェ(韓国)は2日目-4、トータル-7と伸ばし、17位上げて25位タイに付けて来た。
何となく記憶にあるなあと思えば、今21歳で、日本ツアーで10代から活躍している選手である。
183cm、91kgと、立派な体格をしている。
イムソンジェ実力発揮上げて魅せ
世界ランク79位のホアキン・ニエマン(チリ)は2日目-2、トータル-7と伸ばしたが、15位下がって25位タイとなっている。
世界ランク430位のロベルト・ディアス(メキシコ)は2日目+2、トータル-7と落とし、24位も下がって25位タイとなっている。
世界ランク68位のライアン・パーマー(米国)は2日目イーブン、トータル-6と伸ばせず、28位下がって32位タイとなっている。
世界ランク114位のアダム・ロン(米国)は2日目+2、トータル-5と落とし、39位も下がって41位タイとなっている。
世界ランク55位のチャールズ・ハウエルⅢ(米国)は2日目-1、トータル-4と少し伸ばしたが、9位下がって51位タイとなっている。
選手優勝した世界ランク135位で20歳のマシュー・ウルフ(米国)は2日目イーブン、トータル-4と伸ばせず、31位も下がって51位タイとなっている。
そして世界ランク93位のケビン・ティウェイ(べいこく)はトータル-2で81位タイ、世界ランク81位のジュエル・ダーメン(米国)はトータル+5で144位タイ、小平智はトータル+6で147位タイとなり、残念ながらCUTの憂き目に遭った。
悪い予想の方が当たったようだ。
米国男子ツアーは世界中から腕自慢が集まっており、当然そこでランクが付いているだけのことであるから、世界ランク200位、300位、いや500位だからと言って、実力がないわけではない。
だから、今106位の小平智の実力が上回っているとは限らないようだなあ。フフッ。
小平や気を取り直しまた期待
小平や気分を換えてまた期待