木曜日の20時50分頃から時差-14時間(サマータイム中、それ以外では-15時間)の米国ミネソタ州にある「TPCツインシティーズ(7468ヤード、パー71)」において米国男子ツアーの新規大会、「3Mオープン」が4日間の日程で開催され、その第2日目、すなわち予選ラウンドが終わっている。
日本人選手としては世界ランク31位の松山英樹、世界ランク100位の小平智が出ている。
小平智は世界ランク62位のキース・ミッチェル(米国)、世界ランク185位のマーティン・トレイナー(米国)と同じ組で、インスタート(第10ホールから)であった。
松山英樹は世界ランク18位のジェイソン・デイ(オーストラリア)、世界ランク83位のコリー・コナーズ(カナダ)と同じ組で、アウトスタート(第1ホールから)であった。
さて、単独首位に躍り出たのは世界ランク8位のブライソン・デシャンボー(米国)で、2日目9バーディーの-9、トータル-14と大きく伸ばし、8位上げて来た。
デシャンボー理屈に乗って爆上げし
デシャンボー理屈に乗って上げて魅せ
デシャンボー理論通りに爆上げし
デシャンボー理論通りに上げて魅せ
単独で2位を維持したのは世界ランク74位のアダム・ハドウィン(カナダ)で、2日目7バーディー、2ボギーの-5、トータル-12と伸ばしている。
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランク58位のスコット・ピアシー(米国)は2日目-1、トータル-10と少し伸ばしたが、2位下がって3位タイとなっている。
コリー・コナーズ(カナダ)は2日目-7、トータル-8と大きく伸ばし、60位も上げて11位タイに付けて来た。
昨日の松山英樹の勢いが此方に移ったかのようだ。
コナーズや勢い貰い上げて魅せ
コナーズや勢い移り上げて魅せ
世界ランク56位のチャールズ・ハウエルⅢ(米国)は2日目-5、トータル-8と伸ばし、20位上げて11位タイに付けて来た。
世界ランク17位のトニー・フィナウ(米国)は2日目-3、トータル-8と伸ばしたが、2位下がって11位タイとなっている。
そして松山英樹は2日目4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの-1、トータル-8と少し伸ばしたが、9位下がって11位タイとなっている。
第2ホールでダブルボギーを叩き、第6ホールでバーディーを取ったが、第9ホールでボギーを叩き、前半で2打落とした。
後半に気合を入れ直し、第10、16、18ホールでバーディーを決めて3打伸ばし、第3日目へと繋いだ。
下がった分は気持ちが沈んだかも知れないが、取り戻し、再浮上した分、この後への元気が出て来たかも知れない。
そこに期待しよう。
松山や沈んだ後に再浮上
松山や後半伸ばし後期待
世界ランク62位のキース・ミッチェル(米国)は2日目-5、トータル-7と伸ばし、28位も上げて23位タイに付けて来た。
世界ランク25位のパトリック・リード(米国)は2日目-4、トータル-6と伸ばし、14位上げて35位タイに付けて来た。
小平智は2日目7バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの-4、トータル-5と伸ばし、28位も上げて43位タイに付けて来た。
第11、12、14、18ホールとバーディーを取り、前半で4打伸ばしている。
後半に入っても勢いは続き、第1、2ホールとバーディーを決めたが、第3ホールでボギーを叩いた。
第6ホールでバーディーを決めて少し戻したが、第9ホールでダブルボギーを叩き、結局後半では伸ばせていない。
でもまあ、マイナスにならなかったことで良しとしよう。
小平やともかく伸ばし後期待
小平やともかく通り後期待
世界ランク29位のギーガン・ブラッドリー(米国)は2日目-3、トータル-4と伸ばし、16位上げて55位タイに付けて来た。
ジェイソン・デイ(オーストラリア)は2日目-1、トータル-3と少し伸ばしたが、21位下がって70位タイとなり、ギリギリで予選を通過した。
松山英樹と同じパターンであるが、貯金の少なかった分、崖っぷちを観ることになった。
貯金無く崖っぷち観たデイの夏
なんて書いていたら、老後の貯金が少ない自分のことのように思えて来たなあ。フフッ。
そんな自虐はともかく、世界ランク1位のブルックス・ケプカ(米国)は2日目+1、トータル-3と少し落とし、52位も下がって70位タイとなって、ギリギリで予選を通過した。
これは安心して貯金を使い過ぎたパターンだなあ。フフッ。
使い過ぎ崖っぷち観たケプカかな
先週の優勝者、世界ランク101位のネイト・ラシュリー(米国)はトータルイーブンで106位タイ、世界ランク28位のフィル・ミケルソン(米国)はトータル+2で121位タイ、マーティン・トレイナーはトータル+5で140位タイとなり、残念ながらCUTの憂き目に遭った。