一昨日の夜から時差-13時間(サマータイム中、それ以外では-14時間)の米国ミシガン州デトロイトにある「デトロイトGC(7340ヤード、パー72)」において米国男子ツアー、「ロケット・モーゲージ・クラシック」が4日間の日程で開催され、その第2日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
日本人選手としては世界ランク23位の松山英樹が出ている。
さて、首位タイに立っているのは世界ランク6位のウェブ・シンプソン(米国)、世界ランク269位のクリス・カーク(米国)で、トータル-12まで伸ばしている。
ウェブ・シンプソンは第2日目8バーディーの-8と大きく伸ばし、24位も上げて来た。
2週間前に出た「RBCヘリテージ」で優勝しており、これは期待出来そうだ!?
シンプソン出たら勝つかと期待させ
クリス・カークは第2日目8バーディー、1ボギーの-7と伸ばし、10位上げて来た。
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランク108位のマシュー・ウルフ(米国)、世界ランク194位のライアン・アーマン(米国)、世界ランク10位のブライソン・デシャンボー(米国)はトータル-11まで伸ばして3位タイに付けている。
マシュー・ウルフ、ライアン・アーマーは第2日目-8と大きく伸ばし、何と43位も上げて来た。
ブライソン・デシャンボーは第2日目-5と伸ばし、1位上げて来た。
身体を目立つほど大きくして、驚くほど飛ばしているそうであるが、この後どんな展開が待っているのか!? ちょっと注目したい。
デシャンボー筋肉付けて飛ばすかな
世界ランク38位のケビン・キスナー(米国)は第2日目、-3、トータル-10と伸ばしたが、8位下がって9位タイとなっている。
世界ランク15位のティレル・ハットン(イングランド)は第2日目-5、トータル、-9と伸ばし、14位上げて11位タイに付けて来た。
世界ランク49位のマット・ウォリス(イングランド)は第2日目-3、トータル-9と伸ばしたが、7位下がって11位タイとなっている。
世界ランク45位のビクトル・ホブラン(ノルウェー)は第2日目-5、トータル-8と伸ばし、26位も上げて20位タイに付けて来た。
世界ランク31位のリッキー・ファウラー(米国)は第2日目-1、トータル-6と少し伸ばしたが、31位も下がって42位タイとなっている。
そして松山英樹、世界ランク36位のダニー・ウィレット(イングランド)は第2日目-4、トータル-5と伸ばし、32位も上げて55位に付けて来て、ぎりぎりで予選を通過した。
松山英樹はインスタート(第10ホールから)で、トータル-1から出て前半では第14、15ホール連続バーディー、第17ホールバーディーと3打伸ばし、トータル-4としている。
後半に入って第2、3ホールと連続ボギーでトータル-2まで落としてこのまま予選落ちかと危ぶまれたが、第4ホールのバーディーで一息吐き、終盤第6、7ホールと連続でバーディーを決めてトータル-5まで伸ばして決勝ラウンドへと期待を繋いでいる。
2週間前に出た「RBCヘリテージ」では第2日目-1、トータル+2の131位タイと少ししか盛り返せず、残念ながら予選落ちしたが、それを続けないことが流石であるし、この力があるからこそこのランクを保っていられるのであろう。
松山や明日に繋がるプレイ魅せ
松山や繋がるプレイ期待させ
世界ランク22位のイム・ソンジェ(韓国)は第2日目-3、トータル-5と伸ばし、13位上げて55位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過した。
この選手も22歳と若く、183cm、91kgと松山英樹を上回るぐらい大柄で、アジアでは期待される1人である。
イムソンジェ何とか通過後期待
世界ランク17位のトニー・フィナウ(米国)は第2日目-2、トータル-5と伸ばしたが、9位下がって55位タイとなって、ぎりぎりで予選を通過した。
中々優勝までは行かなくてもこの順位を保っていられる心優しき飛ばし屋である。
気が付けば何とか通るフィナウかな