アストロズの先発投手はサイ・ヤング賞投手のベテラン豪腕、ジャスティン・バーランダー(３６歳、１９６cm、１０２kg)で、７回で１０２球投げ、７安打(３本塁打)６三振１四球４失点４自責点と打ち込まれ気味で負けが付いて１０勝４敗となり、防御率は２．８６から２．９８へと少し悪化した。
５月最後の試合辺りから失点が増えており、ホームランが増えていることも課題と感じていたようである。
参考までに４～６月の月別防御率、被本塁打を観ておくと、４月は２．６８、６本、５月は２．２９、６本、６月は４．０２、１０本であった。
つまり、疲れが出易く、暑くなって来た６月にガクンと落ちている。
この辺り、年齢的に仕方がないのかも知れない。
夏に落ちバーランダーに年感じ
それでも、大谷翔平(２５歳、１９３cm、９１kg)は凄い！
１回目はど真ん中にも投げられ、空振り三振を取られているのに、２回目にはパワフルに打ち返し、スタンドに放り込んだ。
瞬間的に見上げ、呆れたような、不思議な顔をしているジャスティン・バーランダーが面白かった。
大谷や力魅せ付け呆れさせ
大谷やバーランダーを呆れさせ
大谷翔平は４打数１安打１三振１打点１得点で、打率が３割１分から３割９厘に僅かに下がった。
明日は速球がもう少し速いが、全体にもう少し粗い１００mph(約１６１㎞/h)投手のゲリット・コール(２８歳、１９３cm、１００kg)が相手のようだが、さてどうなるか！？
今のエンゼルス打線ならそれなりに打てそうな気もして来た。
楽しみに待ちたい。
またDバックスがロッキーズと対戦し、８対０で完封勝ちしている。
Dバックスの先発投手はサイ・ヤング賞投手で悩める社会派エース、ザック・グリンキー(３５歳、１８８cm、９１kg)で、７回で１０４球投げ、４安打９三振無失点の快投で勝ちが付いて１０勝３敗となり、防御率は２．９０から２．７３へと少し好くなった。
特性上、慣れて来ると成績が上がるタイプのようで、Dバックスに移ってから一番好くなっている。
この後も期待したい。
グリンキー調子上げ出し勝って魅せ
グリンキー快調に投げ勝って魅せ
ドジャースの先発投手はサイ・ヤング賞投手の復調しつつある絶対エース、クレイトン・カーショー(３１歳、１９３cm、１０３kg)で、７回で９６球投げ、５安打９三振１四球１死球２失点１自責点の力投ながら勝敗付かず７勝２敗のままであったが、防御率は３．２３から３．０９へと少し好くなった。
少しずつではあるが、らしさを取り戻しつつあるクレイトン・カーショー。
今でも一般的なエースとしては十分な力を出し始めているが、ドジャース自体、凄いピッチャーが何人も居るので、まだ少し寂しい気はしている。
贅沢なことだなあ。フフッ。
カーショーや普通のエース許されず
それからマリナーズがアスレチックスと対戦し、２対５で負けている。
マリナーズの先発投手はメジャールーキーの菊池雄星(２８歳、１８３cm、９１kg)で、７回で９５球投げ、４安打(１本塁打)５三振１四球３失点２自責点のまあまあ好投ながら負けが付いて４勝６敗となったが、防御率は５．１２から４．９４へと少し好くなった。
今が踏ん張りどころの菊池雄星。
本格的なエース不在のチーム事情も助け、何とか乗り切って欲しい。
惑いつつ何とか慣れる菊池かな
アスレチックスの先発投手は此方も似たような状況の中、エース級の働きをしているブレット・アンダーソン(３１歳、１９３cm、１０４kg)で、６回３分の１で８２球投げ、５安打(１本塁打)４三振２失点２自責点のまあまあ好投で勝ちが付いて９勝５敗となり、防御率は３．９２から３．８６へと少し好くなった。
これまで２度、２桁勝利を挙げており、１回目はメジャールーキーの２００９年シーズンに１１勝１１敗で、防御率が４．０６、２回目は２０１５年シーズンに１０勝９敗で、防御率が３．６９であった。
さて今シーズンは、もう１人のエース級投手であるマイク・ファイアーズ(３４歳、１８８cm、９２kg)と競り合いながら、何処まで伸ばせるか！？
ちょっと注目したい。
因みにマイク・ファイアーズは今、８勝３敗で、防御率が３．８７である。
エース級アンダーソンや勝って魅せ
エース負いアンダーソンや力魅せ
