ツインズがWソックスと対戦し、8対1で圧勝している。
ツインズの先発投手はローテ中堅のカイル・ギブソン(31歳、198cm、98kg)で、7回で98球投げ、5安打(1本塁打)9三振1四球1死球1失点1自責点の力投で勝ちが付いて5勝2敗となり、防御率は4.47から4.08へと好くなっている。
これでも先発4番手位になる。
昨日も書いたように、今年のツインズ、ここまででアメリカンリーグ中地区の断トツ1位と、結構強いのである。
カイル・ギブソン自体は6年目の昨シーズン196回3分の2投げて10勝11敗で、奪三振数が179、防御率が3.62、WHIPが1.30と、まあまあ好い成績を挙げている。
6年の内、4年は2桁勝利を挙げているが、通算で54勝61敗と負け越し、防御率が4.47、WHIPが1.41と、ローテを守る平均的な投手と言うところか!?
今シーズンは周りの熱に力を引き出され続けることを期待したい。
ギブソンやチームの波に乗って勝ち
ギブソンやローテを守り勝って魅せ
またカブスがレッズと対戦し、8対6で勝っている。
カブスの先発投手はダルビッシュ有(32歳、196cm、98kg)で、7回で108球投げ、12安打(3本塁打)5三振2四球6失点6自責点と結構打ちまくられながらも勝敗は付かず2勝3敗のままであったが、防御率は5.06から5.40へと悪化した。
7回で交代していればまだ好かったのかも知れないが、8回もマウンドに上がり、ホームランを打たれて、更にランナーを出して降板した。
ダルビッシュ締めの甘さか勝ちが逃げ
それからナショナルズがマーリンズと対戦し、5対0で完封勝ちしている。
ナショナルズの先発投手は準エース級の期待を受けて移籍したパトリック・コービン(29歳、191cm、98kg)で、9回で116球投げ、4安打5三振1四球無失点の快投で完封勝ちし、5勝2敗となって、防御率は3.25から2.85へと好くなった。
昨シーズンは200回投げて11勝7敗で、奪三振数が246、防御率が3.15、WHIPが1.05と、勝敗以外エース級と言って好いほど活躍し、6年で1億4000万ドルの大型契約を勝ち取っている。
コービンやエースの仕事勝って魅せ
コービンや自信が勝ち(価値)に結び付き
因みに、ダルビッシュ有の場合は6年で1億2600万ドルであるから、更に大きい。
昨シーズンまでの6シーズンを比べてみると、パトリック・コービンの場合56勝54敗で、防御率が3.91、WHIPが1.28、奪三振率8.5、ダルビッシュ有の場合57勝45敗で、防御率が3.49、WHIPが1.19、奪三振率11.0であるから、明らかにダルビッシュ有に分がある。
ただ、昨シーズンに限ると圧倒的にパトリック・コービンに分があり、現状を観る限り、契約にもっと差を付けるべきと言われがちだろう。
苦しいところであるが、ダルビッシュ有はここで焦らず、他人や平均と比べるのではなく、自分なりの回復に努めることだろうなあ。フフッ。