sanso114の日記

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今週のゴルフ世界ランキングにおける女子日本人選手の変動等・・・R6.8.13②

 先週も世界中の彼方此方で世界ランキングの変動に関係ありそうな男女ゴルフツアーが開催された。

 

 男子ツアーに付いては既に触れたので、今回は女子ツアーに付いて見ておく。

 

 先ずは国内で開催予定のツアーからであるが、8月9日(金)の朝から長野県北佐久郡軽井沢町にある「軽井沢72ゴルフ北コース(6685ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」が3日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は1億円、優勝賞金は1800万円となり、初日から2ラウンドに亘る予選ラウンド終了時に48位タイまでに入っていた57名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 今年はメジャー大会における複数回優勝も含めて海外ツアーにおける日本人女子選手の活躍が目覚ましく、このところ日本人女子選手全体のレベルが相当上がっており、その分国内女子ツアーにおける競り合いも激しくなって、非常に面白くなっているので、今週も大いに楽しめた。

 

 なおライブ中継に付いては全国的に視られるテレビでは地上波のフジテレビ系列で土曜日に少し、CS放送のフジテレビONEで金曜日、土曜日に少しずつ、日曜日に少し、同じくCS放送のゴルフネットワークで土曜日、日曜日に少しずつ放送されていた。

 

 確り視たい向きには、インターネットの動画配信サイトDAZAN、U-NEXTにおいて3日間に亘り配信されていた。

 

        国内の女子のツアーはハイレベル

        熱い競り合い楽しめたかも

 

 さて単独首位を維持して見事優勝したのは世界ランキング119位で黄金世代をリードするひとり、このツアーの下部に当るステップアップツアーにおいて通算4勝、このツアーにおいて通算1勝の河本結(25歳、163㎝、58㎏)で、トータル-11まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは88位まで上がっている。

 

        河本結五年の月日経て二勝

        此れから先に期待を繋ぎ

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング43位で黄金世代をリードするひとり、このツアーにおいて通算11勝してほとんど休まないことから鉄人と呼ばれている小祝さくら(26歳、158㎝、58㎏)、世界ランキング210位でステップアップツアーにおいて通算1勝、このツアーにおいて通算2勝している堀琴音(28歳、165㎝、56㎏)、世界ランキング607位で初優勝が待たれ、2023年の11月に最終プロテストに合格した96期生でプラチナ世代の政田夢乃(24歳、154㎝、54㎏)で、トータル-10まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは小祝さくらが43位を維持し、堀琴音が173位まで上がり、政田夢乃が329位まで上がっている。

 

 単独5位に入ったのは世界ランキング136位でダイヤモンド世代をリードするひとり、2021年11月の最終プロテストにトップで合格してこのツアーにおいて通算1勝している尾関彩美悠(アミユ、21歳、158㎝、52㎏)で、トータル-8まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは123位まで上がっている。

       

 それから残念ながら国内女子ツアーの下部に当るステップアップツアーはオープンウイークとなっていた。 

 

 次に海外ツアーに付いて見て行くと、8月7日(水)、すなわち今日の午後から時差-7時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-8時間)のスウェーデンにある「グランナ・ゴルフクラブ(6170ヤード、パー72)」において欧州女子ツアーの下部に当るLETアクセスシリーズ、「アルセル・トロフィー」が3日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は4万ユーロとなり、1ユーロを約161円とすれば、これは約644万円であった。

 

 なお日本人選手としては世界ランキング1071位の早川真帆(28歳、155㎝)が出場して、余裕で予選を通過していた。

 

 なお全体では初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に48位タイまでに入っていた59名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

        早川真帆欧州下部で奮闘し

        余裕の通過後にも期待

 

 さて優勝したのは世界ランキング371位のパトリシア・イザベル・シュミット(ドイツ、28歳、170㎝)で、トータル-10まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは344位まで上がっている。

 

        スウェーデン欧州下部が行われ

        五輪の陰で頑張ったかも

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング外のアレジア・ノビリオ(イタリア、22歳、165㎝)で、トータル-8まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは928位で登場している。

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング889位のアナ・ドーソン(イングランド、24歳、175㎝)で、トータル-5まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは762位まで上がっている。

 

 単独4位に入ったのは世界廉キング744位のビル・ジョー・スミス(イングランド、25歳)で、トータル-4まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは691位まで上がっている。

 

 そして早川真帆はトータル-2まで伸ばして13位タイに入り、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは1017位まで上がっている。

 

 また同じく8月7日(水)の午後から時差-7時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-8時間)のフランス・パリ近郊にある「ル・ゴルフ・ナショナル(6504ヤード、パー72)」において「パリ五輪女子ゴルフ競技」が4日間の日程で開催された。

 

 男子と同様に国際オリンピック協会(IOC)から賞金は出ないが、各国で報奨金等が用意されているそうである。

 

 たとえば日本の報奨金は、日本オリンピック委員会(JOC)から金メダルに500万円、銀メダルに200万円、銅メダルに100万円が用意され、更に日本ゴルフ協会(JGA)から金メダルに2000万円、銀メダルに1000万円、銅メダルに600万円用意されると言う。

 

 そんなわけで銅メダルを獲得した男子のエース松山英樹の場合、100万円+600万円で700万円になったわけか!?

 

 そしてこれも男子と同様に選ばれし60名による予選落ちの無い仕様となっていた。

 

 日本人選手としては世界ランキング10位で新世紀世代を代表し、2021年・今年と2回も全米女子オープンで優勝した飛ばし屋の笹生優花(23歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング18位で新世紀世代の国内組を代表して一昨年・昨年と年間女王に輝き、今年は海外メジャーでも活躍してきた山下美夢有(ミユム、23歳、150㎝、52㎏)が出場していた。

 

 男子で銅メダルを獲得した世界ランキング12位の松山英樹に続くことを期待しながらライブ中継を視ていた。

 

 さて単独で首位を維持して、かねてより念願であった金メダルに輝いたのは世界ランキング22位で十代の頃には天才少女と呼ばれ、その頃から長く世界ランキング1位に君臨していたリディア・コ(ニュージーランド、27歳、165㎝)で、トータル-10まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは12位まで上がっている。

 

        リディアコや金銀銅と揃い踏み

        天才振りは流石なのかも

 

 単独2位に入ってゴルフ競技復活後に欧州では初の銀メダルに輝いたのは世界ランキング54位のエスター・ヘンセライト(ドイツ、25歳、178㎝)で、トータル-8まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは42位まで上がっている。

 

 単独3位に入って中国ではフォン・シャンシャンに続いて2人目の銅メダルに輝いたのは世界ランキング20位のリン・シユ(中国、28歳、171㎝)で、トータル-7まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは17位まで上がっている。

 

 4位タイに入ったのは山下美夢有、世界ランキング3位の梁熙英(ヤン・エイミー、韓国、35歳、173㎝)、世界ランキング6位のハナ・グリーン(オーストラリア、27歳、171㎝)、世界ランキング125位のビアンカ・パグダンガナン(フィリピン、26歳、162㎝)で、トータル-6まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは山下美夢有が19位まで下がり、梁熙英が3位を維持し、ハナ・グリーンが5位まで上がり、ビアンカ・パグダンガナンが106位まで上がっている。

 

 そして笹生優花はトータル+17まで落として単独54位となり、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは10位を維持している。

 

 それから残念ながらオーストラリア女子ツアーはシーズンオフとなっており、韓国女子ツアー、欧州女子ツアー、米国女子ツアー、その下部に当るエプソンツアーはオープンウイークとなっていた。

 

 次に今週のゴルフの世界ランキングにおける女子日本人選手の変動に付いて触れておく。

 

 先ず日本人の中で1~20番目の選手に付いては以下のようであった。

 

   順位  変動  氏名     

   8位  ー   古江彩佳(24歳、153㎝、54㎏)

  10位  ー   笹生優花(23歳、166㎝、63㎏)

  19位 ↓ 1 山下美夢有(23歳、150㎝、52㎏)  

  28位  ー   畑岡奈紗(25歳、158㎝)

  37位 ↑ 1 岩井明愛(アキエ、22歳、161㎝、59㎏)

  38位 ↑ 2 竹田麗央(リオ、21歳、166㎝、66㎏)  

  43位  ー   小祝さくら(26歳、158㎝、58㎏)    

  44位 ↓ 2 西郷真央(22歳、158㎝、57㎏)   

  57位  ー   渋野日向子(25歳、167㎝、62㎏) 

  59位  ー   岩井千怜(チサト、22歳、162㎝、59㎏)                    

  62位 ↓ 1 鈴木愛(アイ、30歳、155㎝)    

  82位 ↓ 1 西村優菜(24歳、150㎝未満 50㎏)

  84位 ↓ 1 桑木志帆(21歳、163㎝、57㎏) 

  85位  ー   櫻井心那(ココナ、20歳、166㎝、62㎏) 

  88位 ↑31 河本結(25歳、163㎝、58㎏) 国内女子優勝!

  89位 ↑ 4 佐久間朱莉(21歳、155㎝)     

  90位 ↓ 1 勝みなみ (26歳、157㎝、57㎏) 

  91位 ↓ 3 川﨑春花(21歳、158㎝、51㎏)  

 100位 ↑ 1 原英莉花(25歳、173㎝、58㎏) 

 101位 ↑ 2 高橋彩華(サヤカ、26歳、162㎝、55㎏)

  

 先週は国内女子ツアーが開催されたので、以上でもかなり変動している選手がいた。

 

 そして以下の選手には国内女子ツアー等における活躍の影響によりまあまあ大きな変動も出ていたようなので、取り敢えず続いて500位までの範囲で10位以上上がった選手に付いて見ておく。

 

 国内女子ツアーにおいて単独5位に入ったダイヤモンド世代の尾関彩美悠(アミユ、21歳、158㎝、52㎏)は13位上がって123位に、国内女子ツアーにおいて2位タイに入った堀琴音(28歳、165㎝、56㎏)は37位上がって173位に、国内女子ツアーにおいて6位タイに入った笠りつ子(36歳、160㎝、58㎏)は23位上がって260位に、国内女子ツアーにおいて16位タイに入ったプラチナ世代の藤田かれん(23歳、162㎝)は11位上がって288位に、国内女子ツアーにおいて30位タイに入った96期生で黄金世代の高木優奈(26歳、156㎝、55㎏)は11位上がって308位に、国内女子ツアーにおいて16位タイに入った95期生で新世紀世代の荒川怜郁(レイカ、23歳、167㎝、63㎏)は17位上がって309位になっている。

 

 また国内女子ツアーにおいて2位タイに入った96期生でプラチナ世代の政田夢乃(24歳、154㎝、54㎏)は278位上がって329位に、国内女子ツアーにおいて21位タイに入った新海美優(28歳、162㎝、58㎏)は12位上がって429位に、国内女子ツアーにおいて10位タイに入った狭間世代の泉田琴菜(25歳、160㎝、62㎏)は36位上がって445位に、国内女子ツアーにおいて35位タイに入った狭間世代の石井理緒(24歳、165㎝)は10位上がって482位に、国内女子ツアーにおいて30位タイに入った安田彩乃(29歳、162㎝、58㎏)は15位上がって494位になっている。

 

 

 

 そして以下でも大きな変動があった選手が散見され、たとえば国内女子ツアーにおいて51位タイに入ったアマチュアでダイヤモンド世代の横山珠々奈(スズナ、20歳、167㎝)は85位上がって868位に、LETアクセスシリーズにおいて13位タイに入った早川真帆(28歳、154㎝)は54位上がって1017位になっている。