先週も世界中の彼方此方で世界ランキングの変動に関係ありそうな男女ゴルフツアーが開催された。
今回は男子ツアーに付いて見ておく。
先ずは国内で開催されるツアーからであるが、9月12日(木)の7時頃から北海道北広島市にある「札幌ゴルフ倶楽部・輪厚コース(7066ヤード、パー72)」において国内男子ツアー、「ANAオープンゴルフトーナメント」が4日間の日程で開催された。
公式サイトによると賞金総額は1億5000万円、優勝賞金は3000万円となり、前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に55位タイまでに入っていた68名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
なおライブ中継であるが、全国的に視ることが出来るテレビでは地上波の日本テレビ系列、CS放送の日テレジータスにおいて少しずつ放送されていた。
そして今回もYouTubeによって4日間に亘り配信されていたが、終盤は編集された録画による放送であった。
国内の男子ツアーは最後には
編集入りもどかしいかも
さて、優勝したのは世界ランキング633位で海外ツアーへの本格参戦を目指している岩﨑亜久竜(アグリ、26歳、181㎝、86㎏)で、トータル-20まで伸ばした。
この試合のスポンサーがANAであり、優勝特典として国際線ファーストクラスペアチケットを手に入れたので、米国男子ツアーの出場予選会に心地好く行けることになったそうな。
なおこれがこのツアーにおける通算2勝目となり、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは376位まで上がっている。
岩﨑や米への予選好い席で
気合を入れて乗り込めるかも
2位タイに入ったのは世界ランキング467位の永野竜太郎(36歳、181㎝、85㎏)、世界ランキング477位の金子駆大(コウタ、22歳、177㎝、83㎏)で、トータル-18まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは永野竜太郎が386位まで上がり、金子駆大が391位まで上がっている。
4位タイに入ったのは世界ランキング288位で世界各地のツアーに参戦して活躍しているショーン・ノリス(南アフリカ、42歳、188㎝、100㎏)、世界ランキング332位の今平周吾(31歳、165㎝、67㎏)、世界ランキング820位の大岩龍一(26歳、182㎝、97㎏)で、トータル-17まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはショーン・ノリスが282位まで上がり、今平周吾が317位まで上がり、大岩龍一が724位まで上がっている。
それからこのツアーの下部に当たるABEAMAツアーは残念ながらオープンウイークとなっていた。
次に海外のツアーに付いて見ておくと、9月12日(木)の午後から時差-7時間の南アフリカにある「シルバーレイクス・ゴルフ&ワイルドライフエステート(7218ヤード、パー71」においてサンシャインツアー(南アフリカ男子ツアー)、「バインズウイスキー・アビュニ・チャンピオンシップ」が4日間の日程で開催された。
公式サイトによると賞金総額は200万ランドとなっており、1ランドを約7.93円とすれば、これは約1590万円であった。
なお日本人選手は残念ながら出場しておらず、チーム戦で結果が世界ランキングの変動には関係しないようなので、以下省略する。
また9月12日(木)の15時30分頃から時差-8時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-9時間)の北アイルランドにある「ロイヤルカウンティーダウン・ゴルフクラブ(7186ヤード、パー71)」においてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、「アムジェン・アイルランドオープン」が4日間の日程で開催された。
公式サイトによると賞金総額は600万ドルとなっており、1ドルを約140円とすれば、これは約8億4000万円であった。
優勝賞金は約92.0万ユーロとなり、1ユーロを約156円とすれば、これは約1億4400万円であった。
なお日本人選手としては、世界ランキング82位でこのツアーにおける活躍によって米国男子ツアーを主戦場とするようになった久常涼(22歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング118位でこのツアーに本格参戦している飛ばし屋の星野陸也(28歳、186㎝、80㎏)、世界ランキング210位で十代の時にフィリピンへのゴルフ留学を経験し、海外ツアーへの本格参戦を目指している桂川有人(25歳、167㎝、70㎏)、世界ランキング416位で長期に亘ってこのツアーを主戦場としている旅人ゴルファーの川村昌弘(31歳、173㎝、72㎏)が出場して、星野陸也が予選を通過した。
全体では前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に61位タイまでに入っていた68名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
川村昌弘に関してはゴルフと旅、交友関係等について綴られた人気のコラム、「いま僕はここにいます」が「Vol.196 北アイルランド編」に更新されていた。
ゴルフ場に付いて興味深く綴られており、同時に旅情にも誘われる。
欧州に日本の選手四人が出
星野陸也が通過したかも
川村やリンクスコース楽しんで
通過はならず次回に期待
さて、連日上げて見事逆転優勝したのは世界ランキング88位のラスムス・ホイガールト(デンマーク、23歳、187㎝、ニコライ・ホイガールトとツインズ)で、トータル-9まで伸ばした。
なおこれがこのツアーにおける通算5勝目で、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは63位まで上がっている。
ラスムスや逆転勝ちで五勝目に
ランクもかなり上げられたかも
単独2位に入ったのは世界ランキング3位で同国出身のロリー・マキロイ(北アイルランド、35歳、178㎝、73㎏)で、トータル-8まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは3位を維持している。
単独3位に入ったのは世界ランキング127位のマテオ・マナセロ(イタリア、31歳、180㎝、70㎏)で、トータル-7まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは101位まで上がっている。
単独4位に入ったのは世界ランキング206位のダニエル・ブラウン(イングランド、29歳)で、トータル-6まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは163位まで上がっている。
5位タイに入ったのは世界ランキング16位のロバート・マッキンタイア(スコットランド、28歳、178㎝)、世界ランキング254位のグラント・フォレスト(スコットランド、31歳、183㎝、77㎏)で、トータル-4まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはロバート・マッキンタイアが16位を維持し、グラント・フォレストが214位まで上がっている。
そして星野陸也はトータル+2まで落として30位タイとなり、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは123位まで下がっている。
予選落ちした3選手の世界ランキングに付いては久常涼が84位まで下がり、桂川有人が218位まで下がり、川村昌弘が426位まで下がっている。
また9月12日(木)の夜から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-14時間)の米国・テネシー州にある「バンダービルト・レジェンズクラブ・ノースコース(7197ヤード、パー70)」において米国男子ツアーの下部に当たるコーンフェリーツアー、「サイモンズバンクオープン」が4日間の日程で開催された。
公式サイトによると賞金総額は150万ドル、優勝賞金は27万ドルとなり、1ドルを約140円とすれば、それぞれ約2億1000万円、約3780万円であった。
なお日本人選手としては世界ランキング297位で学生時代に米国へのゴルフ留学を経験している大西魁斗(25歳、177㎝、74㎏)が出場して、無事予選を通過していた。
大西や米国下部に独り出て
徐々に実績積んいるかも
さて、優勝したのは世界ランキング455位のポール・ピーターソン(米国、36歳、178㎝、69㎏)で、トータル-20まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは246位まで上がっている。
ピーターソン米国下部で優勝し
ランキ大きく上げられたかも
単独2位に入ったのは世界ランキング535位のマット・アトキンス(米国、33歳、175㎝、72㎏)で、トータル-19まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは309位まで上がっている。
3位タイに入ったのは世界ランキング109位のマックス・マクグリーヴィー(米国、29歳、180㎝、70㎏)、世界ランキング185位のライアン・ジェラルド(米国、25歳、188㎝、75㎏)、世界ランキング517位のファビアン・ゴメス(アルゼンチン、45歳、173㎝、74㎏)、世界ランキング544位のエミリオ・ゴンザレス(メキシコ、26歳、170㎝、75㎏)、世界ランキング1058位のモーガン・ホフマン(米国、35歳、183㎝、82㎏)で、トータル-18まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはマックス・マクグリーヴィーが 105位まで上がり、ライアン・ジェラルドが175位まで上がり、ファビアン・ゴメスが440位まで上がり、エミリオ・ゴンザレスが425位まで上がり、モーガン・ホフマンが677位まで上がっている。
そして大西魁斗はトータル-7まで伸ばして12位タイに入り、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは291位まで上がっている。
また、9月12日(木)の23時頃から時差-16時間(現在サマータイム中。それ以外ではマイナス17時間)の米国・カルフォルニア州にある「シルバラード・カントリークラブ。ノースコース(7123ヤード、パー72)」において米国男子ツアーのフェデックスカップ・フォールの第1戦、「プロコア選手権」が4日間の日程で開催された。
このシリーズは9月から11月にかけて全8戦用意されており、来季のシード権を掛けた熱き戦いとなる。
公式サイトによると賞金総額は600万ドル、優勝賞金は108万ドルとなり、1ドルを約140円とすれば、それぞれ約8億4000万、約1億5100万円であった。
残念ながら日本人選手は出場しなかった。
なおライブ中継に付いては、全国的に視ることが出来るテレビではCS放送のゴルフネットワークで4日間に亘って放送され、後半の2日間にはBSJapanextが加わった。
そしてインターネットの動画配信サイト、U-NEXTでは4日間に亘って配信されていた。
さて、優勝したのは世界ランキング257位のパットン・キジーア(米国、38歳、196㎝、98㎏)で、トータル-20まで伸ばした。
なおこれがこのツアーにおける6年振りの通算3勝目で、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは99位まで上がっている。
キジーアや六年振りに優勝し
ランク大きく上げられたかも
単独2位に入ったのは世界ランキング277位のデビッド・リプスキ(米国、36歳、180㎝、75㎏)で、トータル-15まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは149位まで上がっている。
単独3位に入ったのは世界ランキング155位のパトリック・フィッシュバーン(米国、32歳、193㎝、102㎏)で、トータル-14まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは107位まで上がっている。
4位タイに入ったのは世界ランキング63位のマッケンジー・ヒューズ(カナダ、33歳、185㎝、82㎏)、世界ランキング134位のベンジャミン・シルバーマン(カナダ、36歳、178㎝、73㎏)、世界ランキング245位のグレイソン・シグ(米国、29歳、168㎝、75㎏)で、トータル-13まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはマッケンジー・ヒューズが60位まで上がり、ベンジャミン・シルバーマンが109位まで上がり、グレイソン・シグが195位まで上がっている。
それから残念ながらオーストラリア男子ツアー、アジアンツアーはオープンウイークとなっていた。
次に今週のゴルフの世界ランキングにおける男子日本人選手の変動に付いて触れておく。
先ず日本人の中で1~20番目の選手に付いては以下のようであった。
順位 変動 氏名
7位 ー 松山英樹(32歳、180㎝、90㎏)
84位 ↓ 2 久常涼(22歳、175㎝、75㎏)
108位 ↓ 5 中島啓太(24歳、177㎝、75㎏)
123位 ↓ 5 星野陸也(28歳、186㎝、80㎏)
134位 ↓ 3 平田憲聖(23歳、170㎝、70㎏)
155位 ↓ 6 金谷拓実(26歳、172㎝、75㎏)
181位 ↓ 5 杉浦悠太(23歳、172㎝、74㎏)
206位 ↓ 7 蝉川泰果(タイガ、23歳、175㎝、77㎏)
218位 ↓ 8 桂川有人(25歳、167㎝、70㎏)
254位 ↓11 米澤蓮(24歳、174㎝、80㎏)
258位 ↓14 石川遼(32歳、175㎝、75㎏)
260位 ↓ 9 幡地隆寛(31歳、188㎝、98㎏)
291位 ↑10 大西魁斗(25歳、177㎝、70㎏)
297位 ↑ 7 木下稜介(33歳、174㎝、75㎏)
317位 ↑15 今平周吾(31歳、165㎝、67㎏)
335位 ↓ 9 鍋谷太一(28歳、177㎝、74㎏)
351位 ↓12 岩田寛(43歳、178㎝、74㎏)
357位 ↓ 8 稲森佑貴(29歳、169㎝、68㎏)
365位 ー 小木曽喬(タカシ、27歳、178㎝、72㎏)
376位 ↑257 岩﨑亜久竜(26歳、181㎝、86㎏)国内男子ツアー優勝!
先週は国内男子ツアーが開催され、また海外ツアーに参戦して活躍した選手もいたので、以上では上がった選手が散見された。
それは以下でも同様となって、しかも上がり幅が大きくなっていたので、取り敢えず1000位までの範囲で10位以上上がった選手を見ておく。
国内男子ツアーにおいて2位タイに入った永野竜太郎(36歳、181㎝、85㎏)は81位上がって386位に、国内男子ツアーにおいて2位タイに入った金子駆大(コウタ、22歳、177㎝、83㎏)は86位上がって391位に、国内男子ツアーにおいて8位タイに入った片岡尚之(26歳、171㎝、67㎏)は14位上がって443位に、奥内男子ツアーにおいて19位タイに入った宮里優作(44歳、170㎝、70㎏)は18位上がって672位に、国内男子ツアーにおいて8位タイに入った塚田陽亮(ヨウスケ、39歳、173㎝、80㎏)は37位上がって685位に、国内男子ツアーにおいて単独13位に入った飛ばし屋の河本力(リキ、24歳、183㎝、86㎏)は14位上がって694位になっている。
また国内男子ツアーにおいて4位タイに入った大岩龍一(26歳、182㎝、92㎏)は96位上がって724位に、国内男子ツアーにおいて23位タイに入った岡田晃平(22歳、173㎝、75㎏)は22位上がって878位に、国内男子ツアーにおいて44位タイに入った重永亜斗夢(アトム、36歳、172㎝、60㎏)は16位上がって902位に、国内男子ツアーにおいて14位タイに入った下家(シモケ)秀琉(スグル、22歳、180㎝、85㎏)は67位上がって920位に、国内男子ツアーにおいて19位タイに入った上井邦浩(41歳、180㎝、78㎏)は49位上がって976位に、国内男子ツアーにおいて36位タイに入った大嶋港(ミナト、19歳、158㎝、80㎏)は19位上がって984位になっている。
なお、以下でも大きく上がった選手が散見され、たとえば国内男子ツアーにおいて8位タイに入った古川龍之介(23歳、175㎝、66㎏)は167位上がって1015位に、国内男子ツアーにおいて14位タイに入った小西貴紀(32歳、175㎝、81㎏)は100位上がって1116位に、国内男子ツアーにおいて59位タイに入った鈴木滉世(23歳、176㎝、75㎏)は383位上がって2682位になっている。