６月２７日（木）の２０時１５分頃から時差－１３時間（現在サマータイム中。それ以外の時期では－１４時間）の米国・ミシガン州ミッドランドにある「ミッドランド・カントリークラブ（６２５６ヤード、パー７０）」において米国女子ツアー唯一のペア戦、「ダウ選手権」が４日間の日程で開催され、その第２日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
公式によると賞金総額は３００万ドルとなっており、１ドルを約１６１円とすれば、これは約４億８３００万円となる。
２人ひと組で、第１、３日目はファサム形式（ペアで１つのボールを交互に打って繋いで行く）、第２、４日目がフォアボール形式（ペアでそれぞれのボールを打ち、ホール毎に好い方を取る）のストローク戦で競い合う。
前半２日間に亘る予選ラウンド終了時に３３位タイまでに入っているチームが後半２日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進められると言う。
なお日本人選手としては７名が出場している。世界ランキング１０位で新世紀世代を代表して、２０２１年・２０２４年と全米女子オープンにおいて優勝した飛ばし屋の笹生優花（２３歳、１６６㎝、６３㎏）、世界ランキング２０位でプラチナ世代を代表し、安定したプレイで魅せる古江彩佳（２４歳、１５３㎝、５４㎏）、世界ランキング２４位で黄金世代を代表し、自他ともに日本のエースと認めて来た畑岡奈紗（２５歳、１５８㎝）、世界ランキング４９位で２０１９年には全英女子オープンにおいて優勝した黄金世代の渋野日向子（２５歳、１６７㎝、６２㎏）、世界ランキング５１位で新世紀世代をリードするひとり、西郷（せご）どんこと西郷真央（２２歳、１５８㎝、５７㎏）、世界ランキング８２位で黄金世代をリードするひとり、飛ばし屋の勝みなみ(２５歳、１５７㎝)、世界ランキング１１１位でプラチナ世代をリードするひとり、コスメに強いことからコスメ番長と呼ばれる吉田優利（２４歳、１５８㎝、５８㎏）が出場している。
米国の女子のツアーはペア戦で
日本人には向いているかも
米国の女子のツアーで日本人
上位争い期待膨らみ
なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビではＷＯＷＯＷによって４日間に亘り放送されている。
さて、首位タイに立っているのは世界ランキング１０６位のナンナ・マジソン（デンマーク、２９歳、１７１㎝）と世界ランキング１２１位の二コール・エストラップ（デンマーク、３１歳、１７０㎝）のペア、世界ランキング７１位のグレース・キム（オーストラリア、２３歳、１６８㎝）と世界ランキング１９４位のオーストン・キム(米国、２３歳)のペア、世界ランキング１６１位のシュ・ウェイリン（台湾、２９歳、１５９㎝）と世界ランキング３５２位のチャン・スーチャ（台湾、２６歳、１６３㎝）のペア、世界ランキング１６位のアリー・ユーイング（米国、３１歳、１６８㎝）と世界ランキング５０位のジェニファー・カプチョ（２７歳、１６５㎝）のペア、世界ランキング４８位のチャネッティ・ワナセン(タイ、２０歳、１５７㎝)と世界ランキング２０２位のジャラビー・ブンチャン(タイ、２５歳、１６３㎝)のペアで、トータル－１２まで伸ばしている。
ナンナ・マジソンと二コール・エストラップのペアは２日目－１０と爆発的に伸ばして１５位上げて来た。
２日目はアウトスタート（第１ホールから）で、トータル－２からスタートして、前半ではいきなり１イーグル、４バーディー、１ボギーの－５、トータル－７と大きく伸ばし、後半に入ってからも５バーディーの－５、トータル－１２と大きく伸ばしている。
マジソンや爆発魅せて首位に立ち
エストラップ爆発魅せて首位並び
マジソンや首位まで上げて力魅せ
エストラップ首位に並んで期待させ
またグレース・キムとオーストン・キムのペアは２日目１イーグル、８バーディー、１ボギーの－９と爆発的に伸ばして８位上げて来た。
２日目はアウトスタートでトータル－３からスタートして、前半ではいきなり１イーグル、３バーディー、１ボギーの－４、トータル－７と確り伸ばし、後半に入ってからも５バーディーの－５、トータル－１２と大きく伸ばしている。
グレースキム爆発魅せて首位に立ち
オーストン爆発魅せて首位並び
グレースキム首位まで上げて力魅せ
オーストン首位に並んで期待させ
またシュ・ウェイリンとチャン・スーチャのペアは２日目１イーグル、５バーディーの－７と爆発的に伸ばして３位上げて来た。
２日目はアウトスタートで、トータル－５からスタートして前半では２バーディーの－２、トータル－７と伸ばし、後半に入ってからは加速して１イーグル、３バーディーの－５、トータル－１２と大きく伸ばしている。
シュウェイリン爆発魅せて首位に上げ
チャンスーチャ爆発魅せて首位並び
シュウェイリン首位まで上げて力魅せ
チャンスーチャ首位に並んで期待させ
また、アリー・ユーイングとジェニファー・カプチョのペアは２日目６バーディーの－６と大きく伸ばして首位を維持している。
２日目はアウトスタートで、トータル－６からスタートして、前半では３バーディーの－３、トータル－９と伸ばし、後半に入ってからも、３バーディーの－３、トータル－１２と順調に伸ばした。
ユーイング大きく伸ばし首位を維持
首位を維持力を魅せるカプチョかな
ユーイング首位を維持して強さ魅せ
首位を維持期待をさせるカプチョかな
またチャネッティ・ワナセンとジャラビー・ブンチャンのペアも２日目６バーディーの－６と大きく伸ばして首位を維持している。
２日目はアウトスタートで、トータル－６からスタートして、前半では２バーディーの－２、トータル－８と伸ばし、後半に入ってからは加速して、４バーディーの－４、トータル－１２と確り伸ばした。
ワナセンや大きく伸ばし首位を維持
ブンチャンや後半加速首位を維持
ワナセンや首位を維持して力魅せ
ブンチャンや首位を維持して期待させ
以下、気になったペアに付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング８位のチャーリー・ハル（イングランド、２８歳、１６８㎝）と世界ランキング３６位のジョージア・ホール（イングランド、２８歳、１６５㎝）のペアは２日目－７、トータル－１１と爆発的に伸ばして６位タイを維持している。
チャーリーハル爆発魅せて六位維持
ジョージアや六位維持して力魅せ
チャーリーハル六位で通過強さ魅せ
そして西郷真央と世界ランキング７８位のソン・ユジン（韓国、２４歳、１６８㎝）のペアは２日目９バーディーの－９、トータル－１０と爆発的に伸ばし、１９位上げて９位タイに付けて来た。
２日目はインスタート（第１０ホールから）で、トータル－１からスタートして、前半ではいきなり４バーディーの－４、トータル－５と確り伸ばし、後半に入ってからも５バーディーの－５、トータル－１０と大きく伸ばしている。
西郷真央爆発魅せて上位上げ
ソンユジン九位まで上げ力魅せ
西郷真央九位で通過期待させ
世界ランキング２８位のユ・ヘラン(韓国、２３歳、１７５㎝)と世界ランキング８３位のイ・ソミ（韓国、２５歳、１６２㎝）のペアは２日目－７、トータル－７と爆発的に伸ばして９位タイを維持している。
ユヘランや爆発魅せて九位維持
九位維持力を魅せたイソミかな
ユヘランや九位で通過力魅せ
世界ランキング１４位でカナダの妖精と言われて来たブルック・ヘンダーソン（カナダ、２６歳、１６３㎝）、世界ランキング３３位で今季一杯で引退を表明している飛ばし屋のレキシー・トンプソン（米国、２９歳、１８０㎝）のペアは２日目－６、トータル－１０と大きく伸ばしながらも、３位下がって９位タイとなっている。
世界ランキング４位のイン・ルオニン（中国、２１歳、１６５㎝）と世界ランキング１２位のアタヤ・ティティクル（タイ、２１歳、１６２㎝）のペアは２日目－４、トータル－１０と伸ばしながらも、８位下がって９位タイとなっている。
そして笹生優花と世界ランキング６位のセリーヌ・ビュティエ（フランス、３０歳、１６５㎝）のペアは２日目１２バーディーの－１２、トータル－８と爆発的に伸ばし、３７位も上げて２２位タイに付けて来た。
２日目はインスタートで、トータル＋４からスタートして、前半ではいきなり４バーディーの－４、トータルイーブンと確り伸ばし、後半に入ってからは加速して、８バーディーの－８、トータル－８と爆発的に伸ばしている。
おっ、これは凄い！
何でも笹生優花がこれまで組んで来た選手はこの試合の後、メジャー大会で優勝しているそうな。
仲好しのミンジ・リーしかり、セリーヌ・ビュティエしかり。
確りコミュニケーションを取り、楽しそうにプレイしているもんね。
笹生優花爆発魅せて通過して
セリーヌや大きく上げて強さ魅せ
笹生優花中位で通過意地を魅せ
また渋野日向子と勝みなみのペアは２日目１イーグル、７バーディーの－９、トータル－８と爆発的に伸ばし、２１位も上げて２２位タイに付けて来た。
２日目はインスタートで、トータル＋１からスタートして、前半ではいきなり１イーグル、２バーディーの－４、トータル－３と確り伸ばし、後半に入ってからも、５バーディーの－５、トータル－８と大きく伸ばしている。
イーグルは渋野日向子によるホールインワンのエースで、流石お祭りに強い渋野日向子ではないか！？
渋野日向子爆発魅せて通過して
勝みなみ大きく上げて力魅せ
渋野日向子中位で通過意地を魅せ
また畑岡奈紗と世界ランキング３位のコ・ジンヨン（韓国、２８歳、１６８㎝）のペアのペアは２日目１イーグル、５バーディーの－７、トータル－８と爆発的に伸ばし、６位上げて２２位タイに付けて来た。
２日目はインスタートで、トータル－１からスタートして、前半では３バーディーの－３、トータル－４と伸ばし、後半に入ってからも１イーグル、２バーディーの－４、トータル－８と順調に伸ばしている。
畑岡奈紗爆発魅せて通過して
コジンヨン中位で通過意地を魅せ
畑岡奈紗何とか通過期待させ
世界ランキング１７位のリディア・コ（ニュージーランド、２７歳、１６５㎝）と世界ランキング８９位のダニエル・カン(米国、３１歳、１６８㎝)のペアは２日目－８、トータル－７と爆発的に伸ばし、１５位上げて２８位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
リディアコや爆発魅せて通過して
ダニエルカン確り上げて力魅せ
リディアコや何とか通過意地を魅せ
そして世界ランキング９位のローズ・チャン（米国、２１歳、１６８㎝）と世界ランキング９３位のアレクサ・パノ（米国、１９歳、１６５㎝）のペアは２日目－６、トータル－７と大きく伸ばし、２８位タイを維持してぎりぎり予選を通過している。
ローズチャン大きく伸ばし順位維持
アレクサパノ中位維持して力魅せ
ローズチャン何とか通過意地を魅せ
なお今回は前半２日間に亘る予選ラウンド終了時に２８位タイまでに入っていた３５ペアが後半２日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それから古江彩佳と世界ランキング１５位のリン・シユ（中国、２８歳、１６８㎝、６５㎏）のペアはトータル－４で４８位タイ、世界ランキング２６位のリン・グラント（スウェーデン、２５歳、１７３㎝）と世界ランキング３０位のカルロタ・シガンダ（スペイン、３４歳、１７３㎝）のペアはトータル－３で６６位タイ、吉田優利と世界ランキング６３３位のレティシア・ベック（イスラエル、３２歳、 １７５㎝）のペアはトータル＋１で６６位タイとなり、残念ながらＣＵＴの憂き目に遭っている。
