sanso114の日記

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今週のゴルフ世界ランキングにおける女子日本人選手の変動等・・・R6.4.16②

 先週から今週に掛けて彼方此方で世界ランキングの変動に大きく関係しそうな男女ゴルフツアーの開催が予定された。

 

 男子ツアーに付いては既に触れたので、今回は女子ツアーに付いて簡単に触れておきたい。

 

 先ずは国内のツアーから見ておくと、4月9日(火)の朝から大分県にある「臼杵カントリークラブ(6449ヤード、パー72)」において国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアー、「フンドーキンレディース」が3日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は2000万円、優勝賞金は360万円で、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に58位タイまでに入っていた74名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 このツアーの性質としては若手選手の比較的はっきりとした入れ替わりが観られるように思われるが、今季は2022年11月の最終プロテストに合格した95期生に加えて2023年11月の最終プロテストに合格した96期生の出場が目に付くようになった。

 

 なおライブ中継に付いてはCS放送のスカイAにより3日間に亘ってたっぷりと放送された。

 

 さて、単独首位に抜け出て、見事逆転優勝したのは世界ランキング519位でこのツアーにおいて通算4勝の実績を持つ福山恵梨(31歳、170㎝、60㎏)で、トータル-7までのばした。

 

 なお、この勝利はこの大会で連覇に当たり、このツアーにおいて通算5勝目となり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは417位まで上がっている。

 

        福山恵梨連覇果たして五勝目に

        下では強さ魅せ付けるかも

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング912位でこのツアーにおいて初優勝を期待されたアマチュアの山下アミ(19歳、163㎝)で、トータル-6まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは680位まで上がっている。

    

 3位タイに入ったのは世界ランキング629位でこのツアーにおける初優勝が待たれる最強アズマ軍団総帥の東浩子(31歳、156㎝、52㎏)、世界ランキング630位でこのツアーにおける初優勝が待たれる狭間世代の常(ツネ)文恵(24歳、170㎝、52㎏)、世界ランキング992位でティーチングプロ資格を持つ狭間世代の古家翔香(フルヤ・ショウカ、24歳、154㎝、50㎏)で、トータル-5まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは東浩子が597位まで上がり、常文恵が576位まで上がり、古家翔香が793位まで上がっている。

 

 また4月12日(金)の朝から熊本県にある「熊本空港カントリークラブ(6518ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「KKT杯バンテリンレディスオープン」が3日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は1億円、優勝賞金は1800万円で、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に42位タイまでに入っていた51位名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。 

 

 なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビではCS放送の日テレジータスによって3日間に亘って放送されていたが、1日中たっぷりと予定されているのは初日だけで、最終日の午後、すなわちクライマックスの盛り上がりは録画中継となった。

 

 インターネットの動画配信サイトのU-NEXT、DAZNでは3日間に亘ってたっぷりと配信され、最後までライブで楽しむことが出来た。

 

        国内の女子のツアーはネットにて

        ラストもライブ楽しめたかも

 

 さて単独首位に抜け出て、見事逆転優勝したのは世界ランキング91位でダイヤモンド世代をリードするひとり、このツアーにおける初優勝が待たれていた飛ばし屋の竹田麗央(リオ、21歳、166㎝、68㎏、レジェンド平瀬真由美の姪)で、トータル-7まで伸ばした。

 

 なおこれがこのツアーにおいて念願の初優勝となり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは74位まで上がっている。

 

        竹田麗央漸く勝利実現し

        此れから飛躍期待膨らみ

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング56位で実力派中堅選手を代表し、このツアーにおいて通算20勝の実績を持ちパット巧者の鈴木愛(29歳、155㎝)、世界ランキング133位で実力派中堅外国人選手をリードするひとり、このツアーにおいて通算6勝の実績を持つイ・ミニョン(韓国、32歳、168㎝、73㎏)、世界ランキング248位で狭間世代の成長株のひとり、このツアーにおける初優勝が待たれる鶴岡果恋(24歳、166㎝、52㎏)で、トータル-5まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは鈴木愛が51位まで上がり、イ・ミニョンが121位まで上がり、鶴岡果恋が203位まで上がっている。

 

 次に海外ツアーに付いて見て行くと、4月10日(水)から時差+1時間のオーストラリア・ニューサウスウェールズ州にある「ウォルカ・ゴルフクラブ」においてオーストラリア女子ツアー(WPGAツアー、ALPGツアー等と呼ばれる)、「ワールド・サンド・グリーンズ選手権」が2日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は14万ドル、優勝賞金は2.1万ドルとなり、オーストラリアドルとすれば1ドルが約99.0円なので、これはそれぞれ約1390万円、約208万円であった。

 

 米ドルとしてもこれらの1.5倍程度になるだけなので、ステップアップツアーレベルとなっている。

 

 さて、優勝したのは世界ランキング415位のリディア・ホール(ウェールズ、36歳、158㎝)で、トータル-2まで伸ばした。

 

 なおこの試合後の世界ランキングは415位のままであった。

 

 要するに2日間競技で、どうやら世界ランキングの変動には関係していないようである。

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング509位のコルチェヴァ・ワングラス(タイ、17歳)で、トータル-1まで伸ばした。

 

 なおこの試合後の世界ランキングは513位であった。

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング684位のウェニン・ケイ(ニュージーランド、27歳、165㎝)、世界ランキング712位のジェス・ウェティング(オーストラリア、26歳、168㎝)、世界ランキング756位のダニー・バスケス(オーストラリア、24歳)で、トータルイーブンであった。

 

 なおこの試合後の世界ランキングはウェニン・ケイが693位で、ジェス・ウェティングが709位で、ダニー・バスケスが760位であった。

 

 また4月11日(木)の朝から韓国・京畿道にある「クラブ72・カントリークラブ(予選6648ヤード、決勝6685ヤード、ともにパー72)」において韓国女子ツアー(KLPGAツアー)、「メディヒール・韓国日報チャンピオンシップ」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は10億ウォンとなっており、1ウォンを約0.111円とすれば、これは約1億1100万円となって、国内女子ツアーと同レベルとなっていた。

 

 このツアーは全体でも年々拡充されており、今年は全30試合で賞金総額が約320億ウォンとなり、これは約35億5000万円となる。

 

 そして賞金総額10億ウォン以上の試合が19試合もあるそうだ。

 

 なお日本人選手の出場はなかったようである

 

        韓国の女子のツアーも拡充し

        更に競り合い盛り上がるかも

 

 さて、優勝したのは世界ランキング70位のパク・ジヨン(韓国、28歳、166㎝)で、トータル-22まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは53位まで上がっている。

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング121位のジョン・ユンジ(韓国、23歳、 165㎝)で、トータル-16まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは100位まで上がっている。

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング66位のパク・ヒョンギョン(韓国、24歳、 167㎝)、世界ランキング327位のチェ・アヨン(韓国、23歳、166㎝)で、トータル-12まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはパク・ヒョンギョンが60位まで上がり、チェ・アヨンが264位まで上がっている。

 

 また、4月12日(金)の午後から時差-7時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-8時間)のフランスにある「ゴルフ・デ・テーラ・バランス(5970ヤード、パー72)」において、欧州女子ツアーの下部に当たるLETアクセスシリーズ、「テーラ・バランス・レディースオープン」が3日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は42500ユーロとなっており、1ユーロを約164円とすれば、これは約697万円であった。

 

 なお、日本人選手としては世界ランキング1023位の早川真帆(27歳、155㎝)、黄金世代の澤田知佳(25歳、165㎝、56㎏)が出場して、2人共予選を通過していた。

 

 さて、優勝したのは世界ランキング659位のアンナ・マグナソン(スウェーデン、29歳)で、トータル-9まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは541位まで上がっている。

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング1294位でアマチュアのサラ・ブレンチャイネフ(フランス)で、トータル-8まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは830位まで上がっている。

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング473位のエイミー・テイラー(イングランド)で、トータル-3まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは433位まで上がっている。

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング863位のゼン・ボンタン(オランダ、26歳)、世界ランキング882位のアナ・ダウソン(イングランド、23歳)で、トータル-2まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはゼン・ボンタンが783位まで上がり、アナ・ダウソンが790位まで上がっている。

 

 そして澤田知佳はトータル+7まで落として41位タイとなり、早川真帆はトータル+10まで落として49位タイとなった。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、早川真帆の世界ランキングは1034位まで下がっている。

 

 それから残念ながら米国女子ツアー、その下部に当たるエプソンツアー、欧州女子ツアーはオープンウイークであった。

 

 次に今週のゴルフの世界ランキングにおける女子日本人選手の変動に付いて触れておく。

 

 先ず日本人の中で1~20番目の選手に付いては以下のようであった。

 

   順位  変動  氏名     

  18位 ↑ 1 畑岡奈紗(25歳、158㎝)

  22位  -   古江彩佳(23歳、153㎝、54㎏)

  25位 ↑ 1 笹生優花(22歳、166㎝、63㎏)   

  26位 ↓ 1 山下美夢有(22歳、150㎝、52㎏)     

  39位  ー   岩井明愛(アキエ、21歳、161㎝、59㎏)

  44位 ↑ 1 小祝さくら(26歳、158㎝、58㎏)

  45位 ↓ 2 西郷真央(22歳、158㎝、57㎏)

  48位 ↓ 1 岩井千怜(チサト、21歳、162㎝、59㎏)

  51位 ↑ 5 鈴木愛(アイ、29歳、155㎝) 

  61位 ↓ 1 櫻井心那(ココナ、20歳、166㎝、62㎏)   

  73位  ―   西村優菜(23歳、150㎝未満 50㎏)  

  74位 ↑17 竹田麗央(リオ、21歳、166㎝、68㎏)

  76位 ↓ 1 神谷そら(20歳、167㎝、60㎏、95期生)   

  79位 ↓ 1 勝みなみ (25歳、157㎝、57㎏)       

  86位 ↓ 3 稲見萌寧(モネ、24歳、166㎝、58㎏)

  87位 ↓ 1 吉田優利(23歳、158㎝、58㎏)

  98位 ↓ 1 菅沼菜々(24歳、158㎝) 

  99位  ー   菊地絵理香(35歳、157㎝、52㎏)

 104位 ↑ 3 青木瀬令奈(31歳、153㎝、50㎏)

 107位 ↓ 5 上田桃子(37歳、161㎝、54㎏)

 

 続いて以下、500位までの範囲で10位以上上がった選手に付いて見ておく。

 

 国内女子ツアーにおいて10位タイに入った木村彩子(28歳、155㎝、50㎏)は10位上がって162位に、国内女子ツアーにおいて2位タイに入った狭間世代の鶴岡果恋(24歳、166㎝、52㎏)は45位上がって203位に、、国内女子ツアーにおいて10位タイに入った黄金世代の河本結(ユイ、25歳、163㎝、58㎏)は11位上がって231位に、国内女子ツアーにおいて5位タイに入った脇元華(26歳、174㎝、64㎏)は30位上がって240位に、国内女子ツアーにおいて22位タイに入った95期生の小林光希(ミツキ、22歳、161㎝)は21位上がって250位に、国内女子ツアーにおいて22位タイに入った宮田成華(ナルハ、26歳、165㎝)は16位上がって342位になっている。

 

 また、国内女子ツアーにおいて37位タイに入った鬼頭さくら(29歳、162㎝、63㎏)は13位上がって351位に、ステップアップツアーにおいて優勝した福山恵梨(31歳、170㎝、60㎏)は102位上がって417位に、国内女子ツアーにおいて39位タイに入ったプラチナ世代の上野菜々子(23歳、164㎝、57㎏)は13位上がって444位に、国内女子ツーにおいて単独48位に入った95期生の奥山純菜(22歳、157㎝、55㎏)は21位上がって486位に、国内女子ツアーにおいて28位タイに入った木戸愛(メグミ、34歳、172㎝、56㎏)は16位上がって490位になっている。