９月１５日（金）の７時半から愛知県にある「新愛知カントリークラブ・美浜コース(６５３４ヤード、パー７２)」において国内女子ツアー、「住友生命Ｖｉｔａｌｉｔｙレディス東海クラシック」が３日間の日程で開催され、その第２日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は１億円、優勝賞金は１８００万円で、初日から２日間に亘る予選ラウンド終了時に５０位タイまでに入っている選手が最終日１日の決勝ラウンドへと駒を進められる予定となっている。
このツアーでは、２０２１年６月の最終プロテストに合格した９３期生、２０２１年１１月の最終プロテストに合格した９４期生に続いて、２０２２年１１月の最終プロテストに合格した９５期生も既に活躍し、優勝もしているので、毎回結構ワクワクさせて貰っている。
今回の注目選手としてはプラチナ世代で米国女子ツアーを主戦場としている古江彩佳、西村優菜が出場している。
前夜祭にはそれぞれが精一杯着飾って集い、如何にも華やかなのがこのツアーである。
なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビではＣＳ放送のゴルフネットワークによって土日の朝に予定されている。
それにインターネットの動画配信サイトＤＡＺＮ、ＵーＮＥＸＴにおいては３日間に亘ってのんびりと楽しむことが出来る。
国内の女子のツアーは賑やかで
米国帰り加わるのかも
国内の女子のツアーは華やかで
前夜祭から賑わうのかも
さて単独首位を維持したのは世界ランキング４６位で９３期生を代表し、デビューした２０２１年にはステップアップツアーにおいて優勝して今年は念願のこのツアーにおける初優勝を果たした岩井明愛（アキエ、２１歳、１６１㎝、５９㎏、岩井ツインズの姉）で、２日目８バーディー、２ボギー、１ダブルボギーの－４、トータル－１３と伸ばしている。
２日目はアウトスタート（第１ホールから）で、トータル－９からスタートして、前半ではいきなり６バーディー、１ボギーの－５、トータル－１４と大きくと伸ばしたが、後半に入ってからは、２バーディー、１ボギー、１ダブルボギーの＋１、トータル－１３と少し落とした。
岩井明愛確り伸ばし首位を維持
岩井明愛スタートダッシュ首位を維持
岩井明愛首位を維持して強さ魅せ
岩井明愛魅せるプレイで独走し
２位タイに付けているのは世界ランキング３５４位でこのツアーにおける初優勝が待たれる狭間世代の鶴岡果恋（２４歳、１６６㎝、５２㎏）、世界ランキング１３８位で実力派中堅外国人選手をリードするひとり、柔らかい笑顔が印象的なイ・ミニョン（韓国、３１歳、１６８㎝、７３㎏）、世界ランキング２２位で新世紀世代の国内組を代表し、昨年は後半に飛躍して年間女王に輝き、今年も既にこのツアーにおいて４勝している山下美夢有（２２歳、１５０㎝、５０㎏）、世界ランキング８２位で狭間世代を代表し、東京五輪の銀メダリストで今年はこのツアーでまだ未勝利の稲見萌寧（モネ、２４歳、１６６㎝、５８㎏）で、トータル－１０まで伸ばしている。
鶴岡果恋は２日目９バーディー、２ボギーの－７と爆発的に伸ばして２２位も上げて来た。
２日目はアウトスタートでトータル－３からスタートして、前半ではいきなり５バーディーの－５、トータル－８と大きく伸ばし、後半に入ってからも４バーディー、２ボギーの－２、トータル－１０と伸ばしている。
鶴岡や爆発魅せて二位に上げ
鶴岡やスタートダッシュ二位に上げ
鶴岡や二位で通過し期待させ
イ・ミニョンは２日目８バーディー、２ボギーの－６と大きく伸ばして９位上げて来た。
２日目はアウトスタートでトータル－４からスタートして、前半ではいきなり５バーディーの－５、トータル－９と大きく伸ばし、後半に入ってからも３バーディー、２ボギーの－１、トータル－１０と少し伸ばしている。
イミニョンや大きく伸ばし上げて魅せ
イミニョンやスタートダッシュ二位に上げ
イミニョンや二位で通過し力魅せ
山下美夢有は２日目６バーディー、２ボギーの－４と伸ばして２位を維持している。
２日目はアウトスタートでトータル－６からスタートして、前半ではいきなり４バーディーの－４、トータル－１０と確り伸ばし、後半に入ってからは２バーディー、２ボギーのイーブン、トータル－１０と維持した。
山下や確り伸ばし二位を維持
山下やスタートダッシュ二位を維持
山下や二位を維持して強さ魅せ
稲見萌寧は２日目７バーディー、１ボギー、１ダブルボギーの－４と伸ばして２位を維持している。
２日目はアウトスタートでトータル－６からスタートして、前半では４バーディー、１ダブルボギーの－２、トータル－８と伸ばし、後半に入ってからも３バーディー、１ボギーの－２、トータル－１０と順調に伸ばした。
稲見萌寧確り伸ばし二位を維持
稲見萌寧じわじわ伸ばし二位を維持
稲見萌寧二位で通過し強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング５７位で黄金世代をリードするひとり、殆んど休まないことから鉄人と呼ばれている小祝さくら（２５歳、１５８㎝、５８㎏）、世界ランキング１２６位で９３期生をリードするひとり、このツアーにおける初優勝が待たれる大学生プロの桑木志帆（２０歳、１６４㎝）は共に２日目－５、トータル－９と大きく伸ばし、５位上げて６位タイに付けて来た。
小祝や大きく伸ばし上げて魅せ
小祝や六位まで上げ強さ魅せ
小祝や六位で通過強さ魅せ
桑木志帆大きく伸ばし上げて魅せ
桑木志帆六位まで上げ力魅せ
桑木志帆六位で通過力魅せ
世界ランキング５９位で新世紀世代をリードするひとり、昨年はこのツアーにおいて前半独走して５勝したが、後半から終盤に掛けて失速して、漸く調子が上がって来た西郷真央（２１歳、１５８㎝、５７㎏）は２日目－４、トータル－９と伸ばし、６位タイを維持している。
西郷真央確り伸ばし六位維持
西郷真央六位維持して強さ魅せ
西郷真央六位で通過期待させ
世界ランキング２６７位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、深く反省して笑顔を取り戻した笠りつ子（３５歳、１６０㎝、５８㎏）は２日目－３、トータル－９と伸ばしながらも、４位下がって６位タイとなっている。
笠りつ子伸ばしながらも四位下げ
笠りつ子伸ばし足りずに四位下げ
笠りつ子六位で通過力魅せ
世界ランキング１３３位で実力派中堅選手をリードするひとり、広い交友関係を楽しむ青木瀬令奈（３０歳、１５３㎝、５０㎏）は２日目－３、トータル－７と伸ばしながらも、５位下がって１６位タイとなっている。
青木瀬令奈伸ばしながらも五位下がり
青木瀬令奈伸ばし足りずに五位下がり
青木瀬令奈上位で通過力魅せ
世界ランキング９５位で９４期生をリードするひとり、昨年はステップアップツアーにおいて逸早く優勝し、このツアーにおいても２勝して同世代を牽引していた川﨑春花（２０歳、１５８㎝、５１㎏）は２日目－２、トータル－７と伸ばしながらも、１０位下がって１６位タイとなっている。
川﨑や伸ばしながらも十位下げ
川﨑や伸ばし足りずに十位下げ
川﨑や上位で通過強さ魅せ
世界ランキング７１位でプラチナ世代をリードするひとり、今年から主戦場を米国女子ツアーに移している西村優菜（２３歳、１５０㎝、５０㎏）は２日目－５、トータル－６と大きく伸ばし、３４位も上げて２０位タイに付けて来た。
西村優菜大きく伸ばし上げて魅せ
西村優菜大きく上げて強さ魅せ
西村優菜上位で通過期待させ
世界ランキング８５位で実力派ベテラン選手を代表し、このツアーのメジャー大会での初優勝が待たれる上田桃子(３７歳、１６１㎝、５４㎏)は２日目－４、トータル－６と伸ばし、２１位も上げて２０位タイに付けて来た。
上田桃子確り伸ばし上げて魅せ
上田桃子大きく上げて強さ魅せ
上田桃子上位で通過強さ魅せ
世界ランキング８６位で狭間世代をリードするひとり、今年このツアーで念願の初優勝を果たしたナチュラルアイドル系で人気の高い菅沼菜々（２３歳、１５８㎝）は２日目－３、トータル－６と伸ばし、４位上げて２０位タイに付けて来た。
菅沼菜々確り伸ばし上げて魅せ
菅沼菜々上位まで上げ強さ魅せ
菅沼菜々上位で通過期待させ
世界ランキング９１位で実力派中堅選手をリードするひとり、このツアーにおいて２度賞金女王に輝いた練習熱心でパット巧者の鈴木愛（２９歳、１５５㎝）、世界ランキング１０３位で実力派中堅選手をリードするひとり、飛ばし屋の川岸史果（フミカ、２８歳、１６６㎝）、世界ランキング１１３位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、アスリート系飛ばし屋の穴井詩（ララ、３５歳、１６５㎝、５８㎏）は３人共２日目－２、トータル－６と伸ばしながらも、９位下がって２０位タイとなっている。
鈴木愛伸ばしながらも九位下げ
鈴木愛伸ばし足りずに九位下げ
鈴木愛上位で通過強さ魅せ
川岸や伸ばしながらも九位下げ
川岸や伸ばし足りずに九位下げ
川岸や上位で通過力魅せ
穴井詩伸ばしながらも九位下げ
穴井詩伸ばし足りずに九位下げ
穴井詩上位で通過力魅せ
世界ランキング６５位でプラチナ世代をリードするひとり、お洒落でコスメに強いことからコスメ番長、お洒落番長等と呼ばれている吉田優利（２３歳、１５８㎝、５８㎏）は２日目－６、トータル－５と大きく伸ばし、５９位も上げて２９位タイに付けて来た。
吉田優利大きく伸ばし上げて魅せ
吉田優利大きく上げて強さ魅せ
吉田優利中位で通過意地を魅せ
世界ランキング１２４位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、飛ばし屋の藤田さいき（３７歳、１６８㎝、６８㎏）は２日目－２、トータル－５と伸ばしながらも、５位下がって２９位タイとなっている。
藤田さいき伸ばしながらも五位下がり
藤田さいき伸ばし足りずに五位下がり
藤田さいき中位で通過意地を魅せ
世界ランキング１３１位で９４期生をリードするひとり、このツアーにおける初優勝が待たれる飛ばし屋の竹田麗央（リオ、２０歳、１６６㎝、６８㎏、平瀬真由美の姪）は２日目－５、トータル－４と大きく伸ばし、５４位も下げて３４位タイに付けて来た。
ドラコン賞を取ったそうで、流石ではないか！？
竹田麗央大きく伸ばし上げて魅せ
竹田麗央大きく上げて力魅せ
竹田麗央中位で通過意地を魅せ
世界ランキング１０６位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、謙虚で物静かな佇まいで人気の高い菊地絵理香（３５歳、１５７㎝、５２㎏）は２日目－２、トータル－４と伸ばし、７位上げて３４位タイに付けて来た。
菊地絵理香じわりと伸ばし上げて魅せ
菊地絵理香中位まで上げ意地を魅せ
菊地絵理香中位で通過意地を魅せ
世界ランキング５０位で９４期生を代表し、昨年はステップアップツアーにおいて新記録となる５勝を重ねて賞金女王に輝き、今年はこのツアーで既に３勝している飛ばし屋の櫻井心那（ココナ、１９歳、１６６㎝、６２㎏）は２日目－１、トータル－４と伸ばしながらも、１０位下がって３４位タイとなっている。
櫻井や伸ばしながらも十位下げ
櫻井や伸ばし足りずに十位下げ
櫻井や中位で通過意地を魅せ
世界ランキング１４４位で実力派若手選手をリードするひとり、今年は調子が上がっているささきしょうこ（２７歳、１７０㎝、６５㎏）は２日目イーブン、トータル－４と伸ばせず、２３位下がって３４位タイとなっている。
世界ランキング１５０位で黄金世代をリードするひとり、優しい性格故か昨年漸くこのツアーにおける初優勝を果たした高橋彩華（２５歳、１６２㎝、５５㎏）は最終日－１、トータル－３と少し伸ばしながらも、８位下がって４９位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
高橋や伸ばしながらも八位下げ
高橋や伸ばし足りずに八位下げ
高橋や何とか通過意地を魅せ
なお今回は初日から２日間に亘る予選ラウンド終了時に４９位タイまでに入っていた５６名の選手が最終日１日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それから、世界ランキング２０位でプラチナ世代を代表し、主戦場とする米国女子ツアーにおいても安定したプレー振りで魅せている古江彩佳（２３歳、１５３㎝、５４㎏）はトータル－２で５７位タイ、世界ランキング１２７位で９３期生をリードするひとり、最終プロテストにはトップで合格してこのツアーにおける初優勝が待たれる佐久間朱莉（２０歳、１５５㎝）はトータルイーブンで７１位タイ、世界ランキング５３位で９３期生を代表し、２０１９年にはステップアップツアーにおいて逸早く優勝し、このツアーにおいても昨年２勝、今年２勝している岩井千怜(チサト、２１歳、１６２㎝、５９㎏、岩井ツインズの妹)はトータル＋１で７９位タイとなり、残念ながらＣＵＴの憂き目に遭っている。
