９月１５日(金）の７時３５分頃から岡山県にある「東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ（６３３４ヤード、パー７２）」において、国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアー、「山陽新聞レディースカップ」が３日間の日程で開催され、その第２日目、すなわち予選ラウンド最終日が昨日終わっている。
公式サイトによると賞金総額は３０００万円、優勝賞金は５４０万円で、初日から２日間に亘る予選ラウンド終了時に６０位タイまでに入っている選手が最終日１日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来る予定となっている。
このツアーでは２０２１年６月の最終プロテストに合格した９３期生の有望株が大体国内女子ツアーの方に昇格し、２０２１年１１月の最終プロテストに合格した９４期生に続いて２０２２年１１月の最終プロテストに合格した９５期生が既に活躍し、優勝もしているので、毎回結構ワクワクさせて貰っている。
国内の下部のツアーも華やかで
新たなスター期待膨らみ
さて、首位タイに立っているのは世界ランキング４７１位でこのツアーにおいて通算４勝し、これまで国内女子ツアーを主戦場としていた石川明日香（２５歳、１６１㎝、５７㎏）、世界ランキング７９８位で９４期生の小林夢果（２０歳、１６７㎝）、世界ランキング４４４位で今季は調子が上がっている印象の種子田（タネダ）香夏（２８歳、１５８㎝、５５㎏）で、トータル－１０まで伸ばしている。
石川明日香は２日目７バーディーの－７と爆発的に伸ばして１０位上げて来た。
２日目はアウトスタート（第１ホールから）で、トータル－３からスタートして、前半では２バーディーの－２、トータル－５と伸ばし、後半に入ってからは加速して、５バーディーの－５、トータル－１０と大きく伸ばしている。
石川や爆発魅せて首位に立ち
石川や首位まで上げて力魅せ
石川や首位で通過し期待させ
小林夢果は２日目１イーグル、６バーディー、３ボギーの－５と大きく伸ばして２位上げて来た。
２日目はアウトスタートでトータル－５からスタートして、前半では４バーディー、１ボギーの－３、トータル－８と伸ばし、後半に入っても１イーグル、２バーディー、２ボギーの－２、トータル－１０と順調に伸ばしている。
小林夢果大きく伸ばし上げて魅せ
小林夢果首位まで上げて力魅せ
小林夢果首位で通過し期待させ
種子田香夏は２日目１イーグル、４バーディー、２ボギーの－４と伸ばして首位を維持している。
２日目はアウトスタートでトータル－６からスタートして、前半では１イーグル、２ボギーのイーブン、トータル－６と維持し、後半に入ってからは加速して４バーディーの－４、トータル－１０と確り伸ばした。
種子田香夏確り伸ばし首位を維持
種子田香夏後半加速首位を維持
種子田香夏首位を維持して力魅せ
４位タイに付けているのは世界ランキング４２９位で国内女子ツアーにおいて通算２勝の実力者で、昨年までは国内女子ツアーを主戦場としていた酒井美紀(３２歳、１６５㎝、７８㎏)、世界ランキング８８３位で９４期生、狭間世代の須江唯加(２４歳､１５８㎝、５７㎏)で、トータル－９まで伸ばしている。
酒井美紀は２日目７バーディーの－７と爆発的に伸ばして２１位も上げて来た。
２日目はアウトスタートで、トータル－２からスタートして、前半では２バーディーの－２、トータル－４と伸ばし、後半に入ってからは加速して、５バーディーの－５、トータル－９と大きく伸ばしている。
酒井美紀爆発魅せて四位付け
酒井美紀四位まで上げ力魅せ
酒井美紀四位で通過力魅せ
須江唯加は２日目６バーディー、１ボギーの－５と大きく伸ばして１位上げて来た。
２日目はアウトスタートで、トータル－４からスタートして、前半では３バーディーの－３、トータル－７と伸ばし、後半に入ってからも３バーディー、１ボギーの－２、トータル－９と順調に伸ばしている。
須江唯加大きく伸ばし上げて魅せ
須江唯加四位まで上げ力魅せ
須江唯加四位で通過期待させ
ここまでの５人だけを見ても、これから上がって行こうとする選手、上では上手く行かず下りて来た選手、若手の活躍に刺激を受けて再加速して来た中堅選手と、色々な状況の選手が集まり、面白くなっている。
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング４２７位で今年漸く念願のこのツアーにおける初優勝を果たしたベテランの下川めぐみ（４０歳、１６０㎝、５６㎏）は２日目－３、トータル－７と伸ばしながらも、３位下がって８位タイとなっている。
下川や伸ばしながらも三位下げ
下川や伸ばし足りずに三位下げ
下川や八位で通過力魅せ
世界ランキング５９８位で９５期生の注目株のひとり、新世紀世代の奥山純菜（２１歳、１５７㎝、５５㎏）は２日目－５、トータル－６と大きく伸ばし、３４位も上げて１０位タイに付けて来た。
奥山や大きく伸ばし上げて魅せ
奥山や大きく上げて力魅せ
奥山や上位で通過期待させ
世界ランキング１４７位で９５期生を代表し、このツアーにおいて既に２勝して賞金女王レースのトップを直走っているウー・チャイェン（台湾、１９歳、１５５㎝、５２㎏）、世界ランキング４５８位で９５期生をリードするひとり、このツアーにおいて既に初優勝を果たして米国女子ツアーへの本格参戦の経験もあるＰ.サイパン（本名：パナラット・タナポールブーンヤラス、タイ、２５歳、１６９㎝、５７㎏）はともに２日目－３、トータル－６と伸ばし、１位上げて１０位タイに付けて来た。
ウーチャイェン確り伸ばし上げて魅せ
ウーチャイェン上位から上げ強さ魅せ
ウーチャイェン上位で通過期待させ
サイパンや確り伸ばし上げて魅せ
サイパンや上位から上げ力魅せ
サイパンや上位で通過期待させ
世界ランキング４７５位で昨年までは国内女子ツアーを主戦場としていた感のある韓国系の竹内美雪（２７歳、１６０㎝、５８㎏）は２日目－６、トータル－５と大きく伸ばし、６３位も上げて１７位タイに付けて来た。
竹内や大きく伸ばし上げて魅せ
竹内や大きく上げて力魅せ
竹内や上位で通過力魅せ
世界ランキング３８３位でこのツアーにおいて通算４勝しており、昨年は国内女子ツアーを主戦場としていた福山恵梨（３０歳、１７０㎝、６０㎏）は２日目－３、トータル－５と伸ばし、８位上げて１７位タイに付けて来た。
福山恵梨確り伸ばし上げて魅せ
福山恵梨上位まで上げ強さ魅せ
福山恵梨上位で通過強さ魅せ
世界ランキング５５３位でこのツアーにおける初優勝が待たれるイタリア系のスタイヤーノ梨々菜(２６歳、１５６㎝、５６㎏)は２日目－４、トータル－４と伸ばし、４０位も上げて２３位タイに付けて来た。
スタイヤーノ確り伸ばし上げて魅せ
スタイヤーノ大きく上げて力魅せ
意地を魅せ上位に迫る梨々菜かな
世界ランキング５３３位で国内女子ツアーにおいても活躍していた印象がある９５期生の池ヶ谷瑠菜（ルナ、２０歳、１５６㎝、６０㎏）は２日目－３、トータル－４と伸ばし、２１位も上げて２３位タイに付けて来た。
池ヶ谷瑠菜確り伸ばし上げて魅せ
池ヶ谷瑠菜大きく上げて力魅せ
池ヶ谷瑠菜上位に迫り力魅せ
世界ランキング５４０位で今年漸くこのツアーにおいて念願の初優勝を果たした狭間世代のナチュラル系で人気のある吉本ここね（２３歳、１６１㎝、５２㎏）、世界ランキング５４６位でこのツアーにおいて通算２勝し、国内女子ツアーを主戦場としていた高木萌衣（メイ、２６歳、１６４㎝、５４㎏）は共に２日目－１、トータル－３と少し伸ばしながらも、１１位下がって３６位タイとなっている。
吉本や伸ばしながらも大分下げ
吉本や伸ばし足りずに大分下げ
吉本や中位で通過意地を魅せ
高木萌衣伸ばしながらも大分下げ
高木萌衣伸ばし足りずに大分下げ
高木萌衣中位で通過意地を魅せ
世界ランキング５８４位で９４期生における注目株のひとり、昨年逸早くこのツアーで優勝した狭間世代の大林奈央（２４歳、１６３㎝、６０㎏）は２日目－４、トータル－２と伸ばし、４６位も上げて４３位タイに付けて来た。
大林確り伸ばし上げて魅せ
大林大きく上げて力魅せ
大林中位で通過意地を魅せ
世界ランキング３９６位でこのツアーおよび国内女子ツアーで２勝ずつしているベテランの西山ゆかり（４１歳、１６２㎝、５８㎏）は２日目－２、トータル－２と伸ばし、２０位も上げて４３位タイに付けて来た。
西山やじわりと伸ばし上げて魅せ
西山や大きく上げて強さ魅せ
西山や中位で通過意地を魅せ
世界ランキング４３０位で今年は調子を上げており、このツアーにおいて久々の２勝目を上げた鬼頭さくら（２８歳、１６２㎝、６３㎏）、世界ランキング５８５の岩橋里衣（リエ、３７歳、１５６㎝、５３㎏）は共に２日目－１、トータル－２と少し伸ばし、１位上げて４３位タイに付けて来た。
鬼頭さくら少し伸ばして上げて魅せ
鬼頭さくら余裕の通過意地を魅せ
岩橋里衣少し伸ばして上げて魅せ
岩橋里衣中位で通過意地を魅せ
世界ランキング３５７位でこのツアー、国内女子ツアー何れにおいても活躍して初優勝が待たれる宮田成華（ナルハ、２５歳、１６５㎝、５７㎏）は２日目イーブン、トータル－２と伸ばせず、１８位下がって４３位タイとなっている。
世界ランキング４７７位で昨年は国内女子ツアーを中心に活動していた感のある権藤可恋（２７歳、１６３㎝、５８㎏）は２日目＋１、トータル－２と少し落とし、３２位も下がって４３位タイとなっている。
世界ランキング５６５位で今年は調子を上げており、このツアーにおいて久々の２勝目を上げた北村響（２８歳、１６４㎝、６０㎏）は２日目イーブン、トータル－１と伸ばせず、１２位下がって５６位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
そして世界ランキング３９８位で国内女子ツアーとこのツアーに同じ位に出場している沖せいら（３０歳、１６１㎝）、世界ランキング５４３位で９５期生の注目株のひとり、このツアーにおける初優勝が待たれる新世紀世代の大須賀望（２１歳、１４６㎝、５２㎏）は共に２日目＋２、トータル－１と落とし、４５位も下がって５６位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
なお今回は初日から２日間に亘る予選ラウンド終了時に５６位タイに入っていた６３名の選手が最終日１日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それから世界ランキング５５８位で９５期生の小林光希（２１歳、１６１㎝）はトータルイーブンで６４位タイ、世界ランキング５５９位で９４期生、プラチナ世代の藤田かれん（２３歳、１６２㎝）はトータル＋１で７４位タイ、世界ランキング４６９位で９４期生の成澤祐美（２５歳、１６０㎝、５６㎏）はトータル＋２で８０位タイとなって、残念ながらＣＵＴの憂き目に遭っている。
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そろそろ秋の気配が感じられるようになり、開催されるツアーが増えて来て、今週は中々書き留め切れない日が続いている。
プロ野球やメジャーリーグも終盤に向かって熱を帯び、将棋の藤井聡太竜王名人も活躍してるしね。
それに、シルバーウイークが近付き、旅心を擽られたりもする。
嗚呼忙しい、忙しい。
なんて、嬉しい悲鳴だなあ。フフッ。
見上げれば秋色の風虫の声
気持ちは旅に向かい出すかも
