９月１２日(火)の朝から群馬県にある「倶楽部我山（６２９９ヤード、パー７２）」においてマイナビネクストヒロインツアー２０２３の第９戦、「ＰＩＭ Ｌａｄｉｅｓ Ｔｏｕｒｎａｍｅｎｔ」が１日競技として開催された。
公式サイトによると賞金総額は２００万円、優勝賞金は５０万円であった。
決して高い賞金では無いが、それでもこれからプロとして活動して行こうとする２５歳以下の選手の為に機会と資金を提供する有り難いツアーである。
年々充実して来ており、今年は高額賞金大会のファイナルまで入れて全１５戦となり、その内５試合は２日戦となっている。
そんなわけで、気が付けばもう９戦目と言う感じである。
さて、首位タイとなり、プレーオフを２ホール目で制して見事初優勝を果たしたのは池羽陽向（ヒナタ、２１歳、１５２㎝）で、６バーディーの－６と大きく伸ばした。
前半では３バーディーの－３と伸ばして、後半に入ってからも３バーディーの－３、トータル－６と伸ばしている。
池羽陽向大きく伸ばし勝って魅せ
池羽陽向プレーオフ勝ち初勝利
今後に自信湧いて来るかも
首位タイとなり、プレーオフに負けた結果、単独２位となったのは先世紀世代の和久井麻由（２２歳、１６８㎝）で、１イーグル、４バーディーの－６と大きく伸ばした。
前半では１バーディーの－１と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して１イーグル、３バーディーの－５、トータル－６と大きく伸ばしている。
なおこれまでに２０２２年の第２、３戦と優勝し、今年も９戦中７試合で１０位以内、その内５試合は５位内に入る安定振りで、マイナビポイントランキングでは堂々の２位に付けている。
和久井麻由大きく伸ばし二位となり
和久井麻由プレーオフ負け二位となり
和久井麻由二位に入って強さ魅せ
単独３位に入ったのはプラチナ世代で今年の第７戦で優勝した佐渡山理莉（２３歳、１５８㎝）で、５バーディーの－５と大きく伸ばした。
前半ではいきなり４バーディーの－４と確り伸ばして、後半に入ってからも、１バーディーの－１、トータル－５と少し伸ばしている。
佐渡山理莉大きく伸ばし三位入り
佐渡山理莉三位に入り強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
プラチナ世代で２０１９年の最終戦に優勝した菊地りお（２３歳、１５４㎝）、黄金世代で２０２１年の第９戦で優勝した今綾奈（２５歳、１６３㎝）黄金世代で２０２２年の第１１戦で優勝した森はな（２４歳、１６４㎝）は３人共トータル－４まで伸ばして４位タイに入った。
狭間世代で２０２２年の第１戦で優勝した中野なゆ（２４歳、１５９㎝）はトータル－３まで伸ばして１０位タイに入った。
プラチナ世代で２０２１年の第６戦、今年の第１、５、８戦で優勝した政田夢乃(２３歳、１５４㎝)はトータル－２まで伸ばして１８位タイに入った。
そして狭間世代で今年の第６戦で優勝した山口里緒（２３歳、１６０㎝）、狭間世代で今年の第２、４戦で優勝した坂口瑞菜子（ミナコ、２４歳、１５４㎝）、狭間世代で２０２１年の第８戦で優勝した木村怜衣（レイ、２３歳、１６７㎝）、プラチナ世代で２０２１年の最終戦で優勝した山本彩乃（２３歳、１５８㎝）は４人共トータル－１と少し伸ばして２１位タイに入った。
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ここまでのスタッツを見ておくと、今年だけで３勝している政田夢乃がマイナビポイント、賞金共に大差を付けてトップに立っている。
それに今年だけで２勝している坂口瑞菜子がマイナビポイントで４位、賞金で２位に付けているのも分かり易い。
意外なのが優勝していないのにマイナビポイントで２位に付けている和久井麻由で、よく観れば上にも書いたように、ここまでの９戦中７戦で１０位以内に入り、その内５戦では５位以内に入る安定振りに起因している。
因みに和久井麻由は昨年も好調で、マイナビポイントで１位、賞金で２位となっている。
要するに十分に実力を持った選手のようで、今年こそ最終プロテストへの合格が期待される。
ちょっと調べてみたら、既に終わっている第１次予選に付いてはＡ地区（栃木県）において８位タイで通過していた。
