９月１４日（木）の午後から時差－８時間（現在サマータイム中。それ以外の時期では－９時間）のイングランドにある「ウェントワース・クラブ（７４４１ヤード、パー７２）」においてＤＰワールドツアー（旧欧州男子ツアー）の旗艦大会と言う位置付けの高額賞金大会、「ＢＭＷ・ＰＧＡ選手権」が４日間の日程で開催され、その初日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は９００万ドルとなっており、１ドルを約１４７円とすれば、これは約１３億２０００万円となる。
日本人男子選手としては世界ランキング１３０位で実力派若手選手をリードするひとり、積極的に海外ツアーに参戦している飛ばし屋の星野陸也（２７歳、１８６㎝、７６㎏）、世界ランキング１６５位で積極的に海外ツアーに参戦して一定の成果も出している新鋭の久常涼（２１歳、１７５㎝、７５㎏）、世界ランキング３０６位で長期に亘ってこのツアーのシード権を保持している旅人こと川村昌弘（３０歳、１７２㎝、７２㎏）が出場している。
なお、川村昌弘に付いてはゴルフと旅に付いての近況を語る人気のコラム、「いま僕はココにいます」が「Ｖｏｌ.１７４ イングランド編」に更新されていた。
今回はアイルランドのダブリンからイングランドのロンドンまで空路４５０㎞の旅で、我が国で言えば大阪から神奈川辺りか！？
ともかく、移動中のことよりも、またゴルフ場や宿舎のことよりも、共に戦う久常涼、星野陸也等の仲間のことが綴られており、特に久常涼に感心が向けられていた。
自分と同じような、若くから海外に出て孤軍奮闘も厭わないバイタリティー、そしてより巧さ、逞しさを感じているようで、書き方から愛が伝わって来た。
欧州の男子ツアーに日本人
複数が出て期待膨らみ
旅人がイングランドで仲間等と
楽しく集いほっこりとして
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング２３２位のマークス・ヘリグキレ（デンマーク、２６歳）で、初日１０バーディー、２ボギーの－８と爆発的に伸ばしている。
初日は全員アウトスタート（第１ホールから）で、前半ではいきなり５バーディー、１ボギーの－４と確り伸ばし、後半に入ってからも、５バーディー、１ボギーの－４、トータル－８と順調に伸ばした。
ヘリグキレ爆発魅せて首位に立ち
ヘリグキレスタートダッシュ首位に立ち
ヘリグキレ首位発進で力魅せ
２位タイに付けているのは世界ランキング８位のマシュー・フィッツパトリック（イングランド、２９歳、１７８㎝、７０㎏）、世界ランキング１５４位のリッチー・ラムゼー（スコットランド、４０歳、１７５㎝、７０㎏）で、初日－６と大きく伸ばしている。
マシュー・フィッツパトリックは初日８バーディー、２ボギーの－６であった。
前半ではいきなり５バーディー、１ボギーの－４と確り伸ばし、後半に入ってからも３バーディー、１ボギーの－２、トータル－６と伸ばしている。
大きく伸ばし強さ魅すマシューかな
強さ魅せフィッツパトリック首位を追い
強さ魅せフィッツパトリック二位に付け
リッチー・ラムゼーは初日７バーディー、１ボギーの－６であった。
前半では２バーディー、１ボギーの－１と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して、５バーディーの－５、トータル－６と大きく伸ばしている。
ラムゼーや大きく伸ばし二位に付け
ラムゼーや後半加速二位に付け
ラムゼーや二位発進で力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
そして星野陸也、世界ランキング５１位のアドリアン・メロンク（ポーランド、３０歳、１９６㎝、９０㎏）は共に初日－５と大きく伸ばして４位タイに付けて来た。
星野陸也は初日１イーグル、６バーディー、３ボギーの－５であった。
初日に付いてもう少し詳しく見ておくと、前半ではいきなり第１ホールでボギーを叩き、１つ空いて第３ホールでもボギーを叩いたが、空かさず第４ホールでイーグルを決めて取り返し、バウンスバック！
続く２ホールをパーで凌いだ後、第７、８ホールと連続でバーディーを決めたので、結局２打伸ばし、トータル－２として後半へと繋いでいる。
後半に入ってからもいきなり第１０ホールでボギーを叩いたが、１つ空いて第１２、１３ホールと連続でバーディーを決め、続く２ホールをパーで凌いだ後、第１６、１７ホールと連続でバーディーを決めたので、結局後半では更に３打伸ばし、トータル－５として第２日目へと繋いでいる。
星野陸也大きく伸ばし四位付け
星野陸也四位発進力魅せ
星野陸也四位発進期待させ
世界ランキング１３位のティレル・ハットン(イングランド、３１歳、１７５㎝、７３㎏)は初日－４まで伸ばして１２位タイに付けている。
世界ランキング４位で米国男子ツアーの年間チャンピオンとなったばかりのビクトル・ホブラン（ノルウェー、２５歳、１７８㎝、７５㎏）、世界ランキング１４位のトミー・フリートウッド（イングランド、３２歳、１８０㎝、７６㎏）、世界ランキング３２位で２０１９年に全英オープンチャンピオンとなったシェーン・ローリー（アイルランド、３６歳、１８５㎝、１０２㎏）、世界ランキング４２位のライアン・フォックス（ニュージーランド、３６歳、１７８㎝、９８㎏）は４人とも初日－３まで伸ばして２１位タイに付けている。
そして川村昌弘、世界ランキング１８位のトム・キム（本名トム・ジュヒョン、韓国、２１歳、１８３㎝）、世界ランキング２３位のセップ・ストレイカ（オーストリア、３０歳、１９１㎝、１０７㎏）は３人共初日－２まで伸ばして３２位タイに付けている。
川村昌弘は初日３バーディー、１ボギーの－２であった。
前半では１バーディーの－１と少し伸ばし、後半に入ってからも２バーディー、１ボギーの－１、トータル－２と少し伸ばした。
川村やじわじわ伸ばし中位付け
川村や中位発進意地を魅せ
川村昌弘予選通過に期待して
世界ランキング３位のジョン・ラーム（スペイン、２８歳、１８８㎝、１００㎏）、世界ランキング４３位のアダム・スコット（オーストラリア、４３歳、１８３㎝、７７㎏）、世界ランキング４７位のミンウー・リー（オーストラリア、２５歳、１８３㎝、７５㎏、米国女子ツアー活躍するミンジー・リーの弟）、世界ランキング４８位のトム・ホウグ（米国、３４歳、１８５㎝、７９㎏）は４人共初日－１と少し伸ばしながらも４６位タイと少し出遅れている。
そして久常涼、世界ランキング２位のロリー・マキロイ（北アイルランド、３４歳、１７８㎝、７３㎏）、世界ランキング３６歳のジャスティン・ローズ（イングランド、４３歳、１９１㎝、８８㎏）、世界ランキング５５位のロバート・マッキンタイア（スコットランド、２７歳、１７８㎝）は４人共初日イーブンと伸ばせず、６５位タイと出遅れている。
久常涼は初日３バーディー、１ボギー、１ダブルボギーのイーブンであった。
前半では２バーディーの－２と伸ばしたが、後半に入ってからは１バーディー、１ボギー、１ダブルボギーの＋２、トータルイーブンと落としてこの日のスタート時点まで戻った。
久常涼スコア伸ばせず出遅れて
何とか通過期待するかも
久常涼先ずは通過に期待して
世界ランキング５０位のビリー・ホーシェル（米国、３６歳、１８３㎝、７９㎏）は初日＋３まで落として１１１位タイと大きく出遅れている。
そして、世界ランキング６７位のビクトル・ペレス（フランス、３１歳、１９６㎝、９５㎏）は初日＋６と大きく落として１３４位タイと大きく出遅れている。
