9月7日(木)の午後から時差-8時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-9時間)のアイルランドにある「ザKクラブ(7441ヤード、パー72)」においてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、「ホライゾン・アイルランドオープン」が4日間の日程で開催され、その初日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は600万ドルとなっており、1ドルを約147円とすれば、これは約8億8200万円と結構高額で、その分フィールドが厚くなっている。
米国男子ツアーの今シーズンが終わり、来シーズンまでの調整機関で、少し空いているのも関係したのかも知れない。
日本人男子選手としては世界ランキング145位で実力派若手選手をリードするひとり、積極的に海外ツアーに参戦している飛ばし屋の星野陸也(27歳、186㎝、76㎏)、世界ランキング148位で昨年は賞金王に輝き、今季からDPワールドツアーに本格参戦している比嘉一貴(28歳、158㎝、70㎏)、世界ランキング162位で積極的に海外ツアーに参戦して一定の成果も出している新鋭の久常涼(20歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング307位で長期に亘ってこのツアーのシード権を保持している旅人こと川村昌弘(30歳、172㎝、72㎏)が出場している。
なお、川村昌弘に付いてはゴルフと旅に付いての近況を語る人気のコラム、「いま僕はココにいます」が「Vol.173 アイルランド編」に更新されていた。
今回はスイスからアイルランドまでの約1200㎞程の移動で、何時もに比べると短い。
そして綺麗なゴルフ場、民泊で借りた家等の写真が添えてあり、アイルランドの雰囲気がちょっと味わえる。
ただ、物価の高騰と言うか、円安の影響と言うか、欧州での活動費は結構大変なようである。
欧州の男子ツアーに日本人
複数が出て期待膨らみ
旅人のアイルランドのツアーでは
物価高騰悩ましいかも
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング183位のシュバーンカル・シャルマ(インド、27歳、178㎝、75㎏)で、初日1イーグル、5バーディーの-7と爆発的に伸ばしている。
初日はインスタート(第10ホールから)で、前半ではいきなり1イーグル、3バーディーの-5と大きく伸ばし、後半に入ってからも2バーディーの-2、トータル-7と伸ばした。
シュバーンカル爆発魅せて首位に立ち
シュバーンカルスタートダッシュ首位に立ち
力魅せ首位発進のシャルマかな
2位タイに付けているのは世界ランキング85位のジョーダン・スミス(イングランド、30歳、178㎝、76㎏)、世界ランキング225位のマルセル・シュナイダー(ドイツ、33歳、180㎝、74㎏)、世界ランキング291位のクリスティアン・ヨハネセン(ノルウェー、28歳)、世界ランキング412位のロス・フィッシャー(イングランド、42歳、191㎝、76㎏)、世界ランキング1232位のトーマス・ビヨーン(デンマーク、52歳、189㎝、88㎏)で、初日-6と大きく伸ばしている。
ジョーダン・スミスは初日7バーディー、1ボギーの-6であった。
初日はインスタートで、前半ではいきなり4バーディーの-4と確り伸ばし、後半に入ってからも3バーディー、1ボギーの-2、トータル-6と伸ばしている。
ジョーダンや大きく伸ばし二位に付け
ジョーダンやスタートダッシュ二位に付け
強さ魅せ二位発進のスミスかな
マルセル・シュナイダーは初日8バーディー、ボギーの-6であった。
初日はインスタートで前半では3バーディー、1ボギーの-2と伸ばし、後半に入ってからは加速して5バーディー、1ボギーの-4、トータル-6と確り伸ばしている。
シュナイダー大きく伸ばし二位に付け
シュナイダー後半加速二位に付け
シュナイダー二位発進で力魅せ
クリスティアン・ヨハネセンは初日7バーディー、1ボギーの-6であった。
初日はインスタートで、前半ではいきなり4バーディーの-4と確り伸ばし、後半に入ってからも3バーディー、1ボギーの-2、トータル-6と伸ばしている。
ヨハネセン大きく伸ばし二位に付け
ヨハネセン二位発進で力魅せ
ロス・フィッシャーも初日7バーディー、1ボギーの-6であった。
初日はインスタートで前半では3バーディー、1ボギーの-2と伸ばし、後半に入ってからは加速して、4バーディーの-4、トータル-6と確り伸ばしている。
ロスフィッシャー大きく伸ばし二位に付け
ロスフィッシャー後半加速二位に付け
ロスフィッシャー二位発進で力魅せ
トーマス・ビヨーンも初日7バーディー、1ボギーの-6であった。
初日はインスタートで、前半では3バーディーの-3と伸ばし、後半に入ってからも4バーディー、1ボギーの-3、トータル-6と順調に伸ばしている。
ビヨーンや大きく伸ばし首位を追い
ビヨーンや大きく伸ばし二位に付け
ビヨーンや二位発進で期待させ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング37位で全英オープンチャンピオンのシェーン・ローリー(アイルランド、36歳、185㎝、102㎏)は初日-4まで伸ばして13位タイに付けている。
世界ランキング2位のロリー・マキロイ(北アイルランド、34歳、178㎝、73㎏)、世界ランキング48位のビリー・ホーシェル(米国、36歳、183㎝、79㎏)、世界ランキング51位のアドリアン・メロンク(ポーランド、30歳、196㎝、90㎏)、世界ランキング72位のパブロ・ララサバル(スペイン、40歳、178㎝、75㎏)は4人共初日-3まで伸ばして27位タイに付けている。
そして比嘉一貴、世界ランキング92位のアーロン・ライ(イングランド、28歳、180㎝、68㎏)は共に初日-2まで伸ばしながらも、46位タイと少し出遅れている。
比嘉一貴は初日3バーディー、1ボギーの-2であった。
比嘉一貴じわりと伸ばし中位付け
比嘉一貴先ずは通過に期待して
比嘉一貴中位発進意地を魅せ
また、久常涼、世界ランキング46位のライアン・フォックス(ニュージーランド、36歳、178㎝、98㎏)、世界ランキング47位のトム・ホウグ(米国、34歳、185㎝、79㎏)、世界ランキング50位のミンウー・リー(オーストラリア、25歳、183㎝、75㎏、米国女子ツアーで活躍しているミンジー・リーの弟)、世界ランキング81位のトーマス・デトリー(ベルギー、30歳、188㎝、70㎏)、世界ランキング96位のエイドリアン・オタエギ(スペイン、30歳、183㎝、79㎏)、世界ランキング97位のトービヨン・オルセン(デンマーク、33歳、175㎝、70㎏)は7人共初日-1と少し伸ばしながらも65位タイと出遅れている。
久常涼は初日4バーディー、3ボギーの-1であった。
久常涼初日出遅れ此の後の
爆発力に期待するかも
久常涼先ずは通過に期待して
また、星野陸也、川村昌弘、世界ランキング75位のアレクサンデル・ビョーク(スウェーデン、33歳、185㎝、76㎏)、世界ランキング100位のラスムス・ホイガールト(デンマーク、22歳、187㎝)は4人共初日イーブンと伸ばせず、85位タイと出遅れている。
星野陸也は初日5バーディー、3ボギー、1ダブルボギーのイーブンであった。
星野陸也出入り激しく出遅れて
後の爆発期待するかも
星野陸也何とか通過期待して
川村昌弘は初日3バーディー、3ボギーのイーブンであった。
川村や先週ちょっと満足し
安心感で出遅れたかも
川村や何とか通過期待して
世界ランキング40位でその紳士らしさが我が国でも人気のあるアダム・スコット(オーストラリア、43歳、183㎝、77㎏)は初日+1と少し落として104位タイと大きく出遅れている。
そして世界ランキング13位のティレル・ハットン(イングランド、31歳、175㎝、73㎏)は初日+3まで落として137位と大きく出遅れている。