９月７日（木）の７時１０分頃から長崎県にある「パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ（６７５５ヤード、パー７２）」において国内女子ツアーのメジャー大会、「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」が４日間の日程で開催され、その初日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は２億円、優勝賞金は３６００万円で、前半２日間に亘る予選ラウンド終了時に６０位タイまでに入っている選手が後半２日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進められる予定となっている。
このツアーでは、２０２１年６月の最終プロテストに合格した９３期生、２０２１年１１月の最終プロテストに合格した９４期生に続いて、２０２２年１１月の最終プロテストに合格した９５期生も既に活躍し、優勝もしているので、毎回結構ワクワクさせて貰っている。
特に今回は世界ランキング５０位で９４期生を代表する選手へと成長を見せている飛ばし屋の櫻井心那（１９歳、１６６㎝、６２㎏）が地元長崎県出身で、先週に続いて優勝するかどうかが注目されている。
それは先週の優勝がこのツアーにおいて通算３勝目で、１０代ではこれまでで３人目の記録となり、もし今週も優勝出来れば新記録となるからである。
なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビではＣＳ放送のスカイＡによって４日間に亘りたっぷりと予定され、地上波のテレビ朝日系列で決勝ラウンド２日間の午後に予定されているので、最後まで視ることが出来そうだ。
それにインターネットの動画配信サイトＤＡＺＮ、ＵーＮＥＸＴにおいては４日間に亘ってのんびりと楽しむことが出来る。
国内の女子のツアーは華やかで
新たな記録生まれるのかも
引き続き櫻井心那勝てるのか
注目されて流石なのかも
さて、首位タイに立ったのは世界ランキング６２位で新世紀世代をリードするひとり、昨年終盤から急激に調子を落としながらも、次第に復調して来た西郷（せご）どんこと西郷真央（２１歳、１５８㎝、５７㎏）、世界ランキング８７位ではアマ世代を代表し、東京五輪で銀メダルに輝いた稲見萌寧（モネ、１６６㎝、５８㎏）、世界ランキング２２５位で念願のこのツアーにおける初優勝を今年漸く成し遂げたはんなり系の山内日菜子（２７歳、１６３㎝、６０㎏）で、初日－５と大きく伸ばしている。
西郷真央は初日１イーグル、５バーディー、１ダブルボギーの－５であった。
初日はアウトスタート（第１ホールから）で、前半ではいきなり１イーグル、２バーディーの－４と確り伸ばし、後半に入っても、３バーディー、１ダブルボギーの－１、トータル－５と少し伸ばしている。
西郷真央大きく伸ばし首位に立ち
西郷真央スタートダッシュ首位に立ち
西郷真央首位発進で強さ魅せ
稲見萌寧は初日６バーディー、１ボギーの－５であった。
初日はインスタート(第１０ホールから)で、前半では１バーディー、１ボギーのイーブンと維持し、後半に入ってからは加速して、５バーディーの－５、トータル－５と大きく伸ばしている。
稲見萌寧大きく伸ばし首位に立ち
稲見萌寧後半加速首位に立ち
稲見萌寧首位発進で強さ魅せ
山内日菜子も初日６バーディー、１ボギーの－５であった。
初日はインスタートで前半では３バーディー、１ボギーの－２と伸ばし、後半に入ってからも３バーディーの－３、トータル－５と伸ばしている。
山内や大きく伸ばし首位に立ち
山内や首位発進で力魅せ
山内や首位発進で期待させ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング２４位で新世紀世代の国内組を代表し、昨シーズンはこのツアーにおいて年間女王に輝いた山下美夢有（２２歳、１５０㎝、５２㎏）、世界ランキング４６位で９３期生を代表し、一昨年ステップアップツアーで妹の千怜に続いて優勝し、今年念願の国内女子ツアーにおける初優勝も成し遂げた岩井明愛（アキエ、２１歳、１６１㎝、５９㎏、岩井ツインズの姉）、世界ランキング６４位で黄金世代をリードするひとり、殆んど休まないことから鉄人と呼ばれてる小祝さくら（２５歳、１５８㎝、５８㎏）、世界ランキング８９位で狭間世代をリードするひとり、今年念願の国内女子ツアーにおける初優勝を成し遂げたナチュラルアイドル系で人気の高い菅沼菜々（２３歳、１５８㎝）、世界ランキング１４１位で実力派中堅外国人選手をリードするひとり、柔らかい笑顔が印象的なイ・ミニョン（韓国、３１歳、１６８㎝、７３㎏）は５人共初日－４まで伸ばして４位タイに付けている。
世界ランキング５３位で９３期生を代表し一昨年ステップアップツアーで逸早く優勝して、昨年は国内女子ツアーで逸早く優勝し今年も既に２勝している岩井千怜（チサト、２１歳、１６２㎝、５９㎏、岩井ツインズの妹）は初日－３まで伸ばして１０位タイに付けている。
世界ランキング９３位で実力派中堅選手をリードするひとり、国内女子ツアーの賞金女王に２度輝き、練習熱心でパット巧者の鈴木愛（２９歳、１５５㎝）、世界ランキング１２３位で９３期生をリードするひとり、国内女子ツアーにおける初優勝が待たれる大学生プロの桑木志帆（２０歳、１６４㎝）、世界ランキング１３４位で実力派中堅選手をリードするひとり、国内女子ツアーにおいては通算４勝しており、広い交友関係を楽しむ青木瀬令奈（３０歳、１５３㎝、５０㎏）は３人共初日－２まで伸ばして１４位タイに付けている。
世界ランキング１４６位で黄金世代をリードするひとり、気の優しさ故もあってか国内女子ツアーにおける念願の初優勝を今年漸く成し遂げた高橋彩華（サヤカ、２５歳、１６２㎝、５５㎏）は初日－１と少し伸ばして２４位タイに付けている。
世界ランキング８８位で実力派ベテラン選手を代表し国内女子ツアーにおいて１６勝して、そのメジャー大会における初優勝が待たれる上田桃子（３７歳、１６１㎝、５４㎏）、世界ランキング１０７位で９５期生を代表し、最終プロテストにはトップで合格して、今年国内女子ツアーにおける初優勝を逸早く成し遂げた飛ばし屋の神谷そら(２０歳、１６７㎝、６０㎏)は共に初日イーブンと維持して３１位タイに付けている。
世界ランキング１９位で実力派ベテラン外国人選手を代表して世界を股に掛けて戦い、元世界ランキング１位で米国と韓国において賞金女王に輝いたレジェンドの申ジエ（韓国、３５歳、１５５㎝、６３㎏）、世界ランキング１１４位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、アスリート系飛ばし屋の穴井詩（ララ、３５歳、１６５㎝、５８㎏）、世界ランキング１３０位で９４期生をリードするひとり、国内女子ツアーにおける初優勝が待たれる飛ばし屋の竹田麗央（リオ、２０歳、１６６㎝、６８㎏、平瀬真由美の姪）は３人共初日＋１と少し落として４３位タイと少し出遅れている。
世界ランキング１２３位で９３期生をリードするひとり、最終プロテストにトップで合格し国内女子ツアーにおける初優勝が待たれる佐久間朱莉（２０歳、１５５㎝）は初日＋２まで落として６１位タイと出遅れている。
世界ランキング５０位で９４期生を代表し、昨年はステップアップツアーで新記録となる５勝をして賞金女王に輝いて、今年は国内女子ツアーにおいて既に３勝している飛ばし屋の櫻井心那（１９歳、１６６㎝、６２㎏）、世界ランキング１０３位で実力派中堅選手をリードするひとり、このところ好調を維持して印象に残るようになって来た飛ばし屋の川岸史果（２８歳、１６６㎝）は共に初日＋３まで落として７３位タイと出遅れている。
地元の長崎県が出身と言うこともあって注目が集まる新鋭の櫻井心那であるが、前半は２バーディーの－２とその実力を見せながらも後半に入ってからは強風に対応出来なかったようで、１バーディー、１ボギー、１ダブルボギー、１トリプルボギーの＋５、トータル＋３と大きく崩れてしまった。
経験を重ねたコースであっても、色々な状況、メジャー仕様等、まだまだ経験すべきことがあるようだ。
明日は対応力も含め、予選通過を期待しながら注目してみたい。
櫻井や経験薄い状況で
先ずは通過に期待するかも
世界ランキング１０５位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、謙虚で静かな感じが印象的な菊地絵理香(３５歳、１５７㎝、５２㎏)は初日＋５と大きく落として９７位タイと大きく出遅れている。
世界ランキング６１位でプラチナ世代をリードするひとり、お洒落やコスメに強く言ことからコスメ番長と呼ばれている吉田優利（２３歳、１５８㎝、５８㎏）、世界ランキング９１位で９４期生をリードするひとり、昨年ステップアップツアーに逸早く優勝して国内女子ツアーでは２勝して、今年は復調が待たれるはんなり系の川﨑春花（２０歳、１５８㎝、５１㎏）、世界ランキング１１７位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、国内女子ツアーにおいて６勝している飛ばし屋の藤田さいき（３７歳、１６８㎝、６８㎏）は３人共初日＋７と大きく落として１１６位タイと大きく出遅れている。
なお吉田優利は残念ながらこの後に棄権している。
