8月も半ばとなった。
南の海で十分に温まり、発達しながらゆっくりと迫って来た大きくて強い台風7号が本州を縦断するとのニュースに、昨日の昼頃までちょっと緊張していたが、私の住む奈良県では幸い怖れていたほどの強さではなく、また長くもなかった。
本州近くの海がそれほど高温でもなく、予想していた程は発達せず、また幾分西側にコースがずれたようである。
スピードアップしたのか、風速が一番強くなるのが昼頃と思って構えていたら、朝になった。
と言うわけで、起きて暫らくの間、雨風が強くなったなあと思っていたら、9時頃には収まっていた。
それでも、雨が収まって来たから、もう少ししたら散歩に出ようかと思ってても、また強くなる、そんなことが何回かあって、結局ずっと家に籠って久し振りに韓国ドラマ三昧をしてしまった。
長めのホームドラマを朝から晩まで早回しで視ていたら、すっかり疲れ切り、今朝は起き出すのが遅くなって、朝食抜きで買い物がてらの散歩に出た。
見上げると青空が広がり、日差しがかなりきつくはなって来たが、台風一過と言う程でもなく、期待していた程すっきりした天気ではない。
多少台風っぽい風(だから野分と言いたくなる!?)が残っていたり、時々雲が増えて来たり、その分、暑さは幾分ましであった。
そんなわけで今週後半、男女のプロゴルフツアー、プロ野球等が予定通り開催されるのか気になり、天気予報を確認してみたら、週末に向かって回復して来る感じではあったが、彼方此方で傘マークが開いたり、雷マークが出たり、中々全国的にすっきりとは行かないようだ。
また中断や中止があるのかも知れないなあ。
何だか心配になって来た。
ただ世界は広く、彼方此方様々な状況にある。
たとえばオーストラリア、南アフリカ等の南半球にある国では我が国と反対の季節になっている。
そんな中、今週も世界中の彼方此方で世界ランキングの変動に関係しそうな男女ゴルフツアーの開催が予定されている。
その中から女子ツアーに付いては既に触れたので、今回は男子ツアーに付いて触れておきたい。
先ずは国内ツアーから見ておくと、国内男子ツアー、および下部に当たるABEMAツアーは共に残念ながらオープンウイークとなっている。
次に海外ツアーを見ておくと、8月16日(水)、すなわち今日の午後から時差-7時間の南アフリカにある「ウインゲートパーク・カントリークラブ(7373ヤード、パー72)」においてサンシャインツアー(南アフリカ男子ツアー)、「サンベット・チャレンジ・タイム・スクウェアー」が3日間の日程で開催され、その初日が既に進行中である。
公式サイトによると賞金総額は200万ランドとなっており、1ランドを約7.6円とすれば、これは約1520万円となる。
なお日本人選手は出場していない。
また8月17日(木)の朝から時差+0.5時間のオーストラリア・ノーザンテリトリーにある「パーマストン・ゴルフ&カントリークラブ(6563ヤード、パー71)」においてオーストラリア男子ツアー、「テーラーメイド・ビルディング・サービスイズNT PGAチャンピオンシップ」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は20万ドルとなっており、これをオーストリアドル立てとすると、1オーストラリアドルは約94円であるから、約1880万円となる。
なお日本人選手は出場しないようである。
また8月17日(木)の午後から時差-8時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-9時間)のイングランドにある「クローズホース・コルトコース(6872ヤード、パー71)」においてアジアンツアー、「インターナショナルシリーズ・ロンドン」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は200万ドルとなっており、1ドルを約145円とすれば、これは約2億⑨000万円となる。
このシリーズには提携ツアーのリブゴルフに参戦している選手も出場することが出来る。
なお日本人選手としては世界ランキング250位で海外ツアーへの本格参戦を目指している大槻智春(33歳、172㎝、94㎏)、世界ランキング262位でかつては欧州男子ツアーに本格参戦し、リブゴルフに出場していた選手会長の谷原秀人(44歳、178㎝、80㎏)が出場する予定である。
また、8月17日(木)の15時30分頃から時差-8時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-9時間)の北アイルランドにある「ガルゴルム・スパ&ゴルフリゾート①ガルゴルムキャッスル・ゴルフクラブ②キャッスルロック・ゴルフクラブ(リンクス)」において、DPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、米国女子ツアー、欧州女子ツアーが共催する男女混合大会、「ISPSハンダ・ワールド・インビテーショナル」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は150万ドルとなっており、これは約2億1800万円となる。
予選ラウンドの2日間は①、②のコースを1ラウンドずつ回り、決勝ラウンドの2日間は①のコースを回ることになり、3日目終了後に35名に絞られるそうな。
男女によって距離だけではなく、各ホールに割り当てられた規定打数も違っている。
日本人男子選手としては世界ランキング135位で今季からDPワールドツアーに本格参戦している比嘉一貴(28歳、158㎝、70㎏)、世界ランキング138位でこのところ海外ツアーへも積極的に参戦している飛ばし屋の星野陸也(27歳、186㎝、76㎏)、世界ランキング340位で海外ツアーへも積極的に参戦している新鋭の岩﨑亜久竜(アグリ、25歳、181㎝、86㎏)が出場する予定である。
なおライブ中継であるが、WOWOWで4日間に亘って予定されている。
また8月10日(木)の20時頃から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-14時間)の米国・ニュージャージー州にある「メテデコンク・ナショナル・ゴルフクラブ(7402ヤード、パー72)」において米国男子ツアーの下部に当たるコーン・フェリーツアー、「マグニット・チャンピオンシップ」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は100万ドルとなっており、これは約1億4500万円となる。
日本人選手としては世界ランキング201位で十代の頃にはフィリピンへのゴルフ留学を経験し、今シーズンからこのツアーを主戦場としている新鋭の桂川有人(24歳、167㎝、70㎏)、世界ランキング271位で米国へのゴルフ留学を経験し、今シーズンからこのツアーを主戦場としている新鋭の大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏)が出場する予定である。
米下部に桂川有人参戦し
先ずは通過に期待するかも
米下部に大西魁斗参戦し
通過の後も期待膨らみ
また8月17日(木)の深夜から時差-14時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-14時間)の米国・イリノイ州にある「オリンピア・フィールズCCノースコース(7366ヤード、パー70)」において、米国男子ツアーのプレーオフシリーズ第2戦、「BMW選手権」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は2000万ドルで、昨年実績の優勝賞金が270万ドルであるから、これはそれぞれ約29億円、約3億9200万円となる。
日本人選手としては世界ランキング34位で自他共に日本のエースと認めるマスターズチャンピオンの松山英樹(31歳、180㎝、90㎏)がフェデックスカップランキング47位に上げて来て、出場する予定である。
首、手首等、彼方此方に痛みを抱えながら、今シーズンも孤軍奮闘して、ずっと出場して来たプレーオフシリーズの第2戦へも滑り込みで辿り着いた松山英樹を応援したい。
ただ、更に10年連続となる最終戦にも出場する為にはここでフェデックスカップランキングを30位まで上げて来る必要があり、それには3位ぐらいまでに入る必要があるらしく、これは益々厳しくなって来た!?
松山やずっと出て来たプレーオフ
最終戦へも期待するかも
なおライブ中継であるが、CS放送のゴルフネットワークによって4日間に亘りたっぷりと予定され、決勝ラウンドの2日間に付いてはBSJapanextが加わる予定となっている。
それから今週の男子世界ランキングにはまあまあの変動があったので、日本人選手の中で世界ランキングが1~20番目の選手に付いて以下に簡単に書き留めておく。
順位 変動 氏名
34位 ↓ 2 松山英樹(31歳、180㎝、90㎏)
127位 ー 中島啓太(23歳、177㎝、75㎏)
128位 ↓ 3 金谷拓実(25歳、173㎝、75㎏)
135位 ↓ 3 比嘉一貴(28歳、158㎝、70㎏)
138位 ↓ 3 星野陸也(27歳、186㎝、76㎏)
140位 ↑ 1 蝉川泰果(タイガ、22歳、175㎝、77㎏)
168位 ↓ 1 久常涼(20歳、175㎝、75㎏)
183位 ー 稲森佑貴(28歳、169㎝、68㎏)
197位 ↓ 3 今平周吾(30歳、165㎝、67㎏)
201位 ↓ 3 桂川有人(24歳、167㎝、70㎏)
209位 ↓ 1 岩田寛(42歳、178㎝、74㎏)
232位 ↓10 堀川未来夢(ミクム、30歳、176㎝、84㎏)
250位 ↓ 2 大槻智春(33歳、172㎝、94㎏)
262位 ↓ 7 谷原秀人(44歳、178㎝、80㎏)
271位 ↓ 2 大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏)
279位 ↓ 1 河本力(リキ、23歳、183㎝、86㎏)
288位 ↓ 4 石川遼(31歳、175㎝、75㎏)
313位 ↓ 6 平田憲聖(22歳、170㎝、70㎏)
321位 ↓ 3 川村昌弘(30歳、172㎝、72㎏)
338位 ↓ 8 池村寛世(トモヨ、27歳、166㎝、72㎏)