７月も中旬に入り、まだ梅雨が明けていないのもあって、連日蒸し暑くなっている。
昨日も昼前に買い物がてらの散歩に出掛けたら、後頭部から首に掛けてじりじりと焼かれているのを感じた。
これは少し前まではあまり無かった感覚で、もう本格的な夏が近いようだなあ。
そう言えば私の住む関西地方の梅雨明けは７月中盤なんて書いてあったような記憶がある。
曖昧な言い方であるが、元々私はいい加減に記憶していることが多いので、外では言い切らない癖が付いている。
偶に言い切ると間違っていることも多いから、その方がお互いに無難な気がするのである。
それはまあともかく、今週は海の向こうではメジャーリーグがオールスターが開催される週間に入っており、レギュラーシーズンの試合がぐっと減っている。
ただ、完全に無いのが５日間だけなので、元がキリスト教国の米国は基本的に勤勉なお国柄なんだろう。
それを真似るのは好いが、向こうのように家族との時間を大事にすることも真似られると好いのにね。
野球、ゴルフ等のスポーツでも伴侶や子ども達が応援、祝福等に出て来るのを見ているとほっこりさせられるが、かなりの日本人はそれを恥ずかしいことのように捉えたり、ストイックさが足りないように言ったりしがちなので、そんな面はあまり好きではない。
なんてこともともかく、今週は夕方辺りに雷鳴が轟き、激しい雨が降り出すことも多く、すっきりしない天気が続いているが、ゴルフツアーが行われる週の中盤から終盤に掛けての天気予報を確認すると、どうやら全国的に中盤辺りが崩れ易そうである。
予定通りに開催されるのかなあ。
ただ世界は広く、彼方此方様々な状況にある。
たとえばオーストラリア、南アフリカ等の南半球にある国では我が国と反対の季節になっている。
そんな中、今週も世界中の彼方此方で世界ランキングの変動に関係しそうな男女ゴルフツアーの開催が予定されている。
男子ツアーの方は既に書き留めたので、今回はその中から女子の世界ランキングの変動に関係しそうなゴルフツアーを中心に簡単に書き留めておく。
先ずは国内のツアーから見ておくと、７月１２日（水）の８時頃、すなわち今朝から青森県にある「青森カントリー倶楽部（６５４６ヤード、パー７３）」において、国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアー、「あおもりレディスオープンゴルフトーナメント」が３日間の日程で既に開催され、その初日が大雨による中断を挟みながら何とか終わっている。
公式サイトによると賞金総額は２０００万円、優勝賞金３６０万円で、初日から２日間に亘る予選ラウンド終了時に５０位タイまでに入っている選手が最終日１日の決勝ラウンドへと駒を進められる予定となっている。
このツアーでは２０２２年１１月の最終プロテストに合格した９５期生が活躍し、既に優勝もしているので、これからも大いに期待したい。
なおライブ中継であるが、ＣＳ放送のスカイＡで３日間に亘ってたっぷりと予定されている。
国内の女子の下部ではニュースター
輝くことを期待するかも
それから、国内女子ツアーは残念ながらオープンウイークとなっている。
次に海外のツアーに付いて見ておくと、７月１３日（木）の朝から韓国において韓国女子ツアー、「エバー・コラーゲン。クイーンズ・クラウン」が４日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は８億ウォンとなっており、１ウォンを約０．１０８円とすれば、これは約８６４０万円となる。
このツアーは国内女子ツアーに次ぐぐらいの大きなツアーとなっており、今年は３２試合が予定され、賞金総額は３１１億ウォン、したがって約３３億６０００万円となっている。
コロナ禍の影響もあり、それまでは海外の彼方此方に出て活躍していた選手がこのツアーで活躍していることも多いようである。
その所為もあってか、このツアーで活躍した選手の世界ランキングの変動が国内女子ツアーより大きい気がする。
韓国の女子のツアーは成長し
ランク変動大きいのかも
ただ、このツアーに付いての詳しい最新記事は見当たらず、公式サイトの表現形式が変更されたから詳しいことを読み取れなくなったので、ここで置く。
また７月１３日（木）の２０時１５分頃から時差－１３時間（現在サマータイム中。それ以外の時期では－１４時間）の米国・オハイオ州にある「ハイランド・メドーズ・ゴルフクラブ（６５６１ヤード、パー７１）」において米国女子ツアー、「ダナオープン」が４日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は１７５万ドルとなっており、これは約２億４５００万円となる。
日本人選手としては世界ランキング５８位で黄金世代をリードするひとり、２０１９年の全英女子オープンで優勝した渋野日向子（２４歳、１６７㎝、６２㎏）、世界ランキング４５７位でこのツアーで通算３勝し、リオ五輪では４位に入っていた野村敏京（ハルキョウ、３０歳、１６５㎝、６０㎏）、世界ランキング６６０位で長期に亘てこのツアーを主戦場として来た上原彩子（３９歳、１５８㎝、５５㎏）が出場する予定である。
米国の女子のツアーは日本人
複数が出て気になるのかも
なおライブ中継であるがＷＯＷＯＷプライムで４日間に亘って予定されている。
また７月１４日（木）の午後から時差－８時間（現在サマータイム中。それ以外の時期では－９時間）のイングランドにある「センチョリオン・クラブ（６３７２ヤード、パー７３）」において欧州女子ツアー、「アラムコチームシリーズ・ロンドン」が３日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は５０万ドルとなっており、１ドルを約１４０円とすれば、これは約７０００万円となる。
日本人選手としては世界ランキング６５７位の識西（オニシ）諭里（ユリ、２６歳、１６６㎝）が出場する予定である。
なお、彼女の活動状況に付いては割と更新されているブログ、「ゆり’ｓ ＲＯＡＤ」から垣間見ることが出来る。
識西諭里欧州仲間集いつつ
元気を貰い頑張るのかも
そして世界ランキング２４５位で日系のモモカ・コボリ（ニュージーランド、２４歳、１６０㎝）も気になる選手の１人である。
また７月１４日（金）の夜から時差－１３時間（現在サマータイム中。それ以外の時期では－１４時間）の米国・コネチカット州にある「グレートリバー・ゴルフクラブ」において米国女子ツアーの下部に当たるエプソンツアー、「ハートフォード・ヘルスケア女子選手権」が３日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は２０万ドルとなっており、これは約２８００万円となる。
日本人選手としては世界ランキング８５９位で黄金世代の西畑萌香（２５歳、１５９㎝、５２㎏）が出場する予定である。
米国の下部に西畑独り出て
じわじわ力発揮するかも
なお、オーストラリア女子ツアー、欧州女子ツアーの下部に当たるＬＥＴアクセスシリーズは残念ながらオープンウイークとなっている。
それから、今週の女子世界ランキングにはまあまあ大きな変動があったので、以下に簡単に書き留めておく。
先ず、日本人選手の中で世界ランキングが１～２０番目の選手に付いては以下のようであった。
順位 変動 氏名
１７位 ー 古江彩佳（２３歳、１５３㎝、５４㎏）
１９位 ↑ １ 畑岡奈紗（２４歳、１５８㎝）
２２位 ↓ ３ 山下美夢有（２１歳、１５０㎝、５２㎏）
２６位 ↓ ２ 笹生優花（２２歳、１６６㎝、６３㎏）
４４位 ↓ ３ 岩井千怜（チサト、２１歳、１６２㎝、５９㎏、９３期生）
５３位 ↓ ３ 岩井明愛（アキエ、２０歳、１６１㎝、５９㎏、９３期生）
５５位 ↑ ３ 西郷真央（２１歳、１５８㎝、５７㎏）
５８位 ↓ ３ 渋野日向子（２４歳、１６７㎝、６２㎏）
６２位 ↓ ３ 西村優菜（２２歳、１５０㎝未満 ５０㎏）
６５位 ↓ １ 吉田優利（２３歳、１５８㎝、５８㎏）
７０位 ↓ １ 稲見萌寧（モネ、２３歳、１６６㎝、５８㎏）
７１位 ↓ ３ 川﨑春花（２０歳、１５８㎝、５１㎏、９４期生）
７２位 ↓ ２ 勝みなみ （２５歳、１５７㎝、５７㎏）
７４位 ↑１４ 小祝さくら（２５歳、１５８㎝、５８㎏）
７８位 ー 櫻井心那（ココナ、１９歳、１６６㎝、６２㎏、９４期生）
７９位 ↓ ６ 上田桃子（３７歳、１６１㎝、５４㎏）
１０１位 ↓ ４ 菅沼菜々（２３歳、１５８㎝）
１０５位 ↓ １ 川岸史果（フミカ、２８歳、１６６㎝
１０６位 ↑ １ 穴井詩（ララ、３５歳、１６５㎝、５８㎏）
１０７位 ↓ ５ 藤田さいき（３７歳、１６８㎝、６８㎏）
次に、先週は以下の日本人選手の世界ランキングの変動に関係しそうなツアーが幾つか開催され、実際にまあまあの変動が見られたので、９００位までの範囲で２０位以上上がった選手に付いて見ておく。
国内女子ツアーにおいて上位争いをして５位タイに入った２０２１年１１月に最終プロテストに合格した９４期生の宮澤美咲（２０歳、１６０㎝、６０㎏）は２５位上がって２５２位に、全米女子オープンにおいて１３位タイに入った黄金世代の木下彩（２４歳、１５９㎝、５４㎏）は１３３位上がって２９８位に、 国内女子ツアーにおいて９位に入った宮田成華（ナルハ、２５歳、１６５㎝、５７㎏）は３７位上がって３４１位に、国内女子ツアーにおいて７位タイに入った飛ばし屋の工藤遥加(３０歳、１７１㎝、６５㎏)は３２位上がって３６６位に、全米女子オープンにおいて６４位タイに入った野村敏京（ハルキョウ、３０歳、１６５㎝、６０㎏）は４３位上がって４５４位に、国内女子ツアーにおいて１６位タイに入った種子田香夏（カナ、２８歳、１５８㎝、５５㎏）は２７位上がって５０６位になっている。
また、国内女子ツアーにおいて３１位タイに入った２０２１年６月の最終プロテストに合格した９３期生でプラチナ世代の橋添穂（ミノリ、２３歳、１５４㎝、５１㎏）は５７位上がって６８７位に、国内女子ツアーにおいて２７位タイに入った山本景子(３０歳、１６８㎝、６８㎏)は７０位上がって７５５位に、国内女子ツアーにおいて４６位タイに入ったアマチュアの六車日那乃（２１歳、１５４㎝）は５１位上がって７７８位に、国内女子ツアーにおいて１６位タイに入ったアマチュアの都玲華（１９歳、１６５㎝、６０㎏）は２１４位も上がって８１４位に、国内女子ツアーにおいて５０位タイに入った９４期生の小林夢果（１９歳、１６７㎝）は３７位上がって８４３位になっている。
