７月２０日（木）の１４時３５分頃から時差－８時間（現在サマータイム中。それ以外の時期では－９時間）のイングランドにある「ロイヤル・リバプール・ゴルフクラブ（７３８３ヤード、パー７１）」において、ＤＰワールドツアー（旧欧州男子ツアー）と米国男子ツアーが共催するメジャー大会、「全英オープン」が４日間の日程で開催され、その第２日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額が１６５０万ドル、昨年実績の優勝賞金が２５０万ドルであったから、１ドルを約１４０円とすれば、これはそれぞれ約２３億１０００万円、３億５０００万円であった。
日本人選手としては世界ランキング３４位で自他共に認める日本のエース、マスターズチャンピオンの松山英樹（３１歳、１８０㎝、９０㎏）、世界ランキング１２１位で積極的に海外ツアーに参戦しており、既に優勝している金谷拓実（２５歳、１７２㎝、７５㎏）、世界ランキング１２２位で積極的に海外ツアーに参戦しており、昨シーズン国内男子ツアーにおいて賞金王に輝いた比嘉一貴（２８歳、１５８㎝、７０㎏）、世界ランキング１３０位でこのところ積極的に海外ツアーに参戦している飛ばし屋の星野陸也（２７歳、１８６㎝、７６㎏）、世界ランキング１５１位で元アマチュア世界ランキング１位、国内男子ツアーにおいてはアマチュア時代に優勝してプロ入り後も既に優勝している中島啓太（２３歳、１７７㎝、７５㎏）、世界ランキング１６３位で元アマチュア世界ランキング１位、国内男子ツアーにおいてはアマチュア時代に２勝してプロ入り後も既に優勝している蝉川泰果（タイガ、２２歳、１７５㎝、７７㎏）、世界ランキング１８９位でかつては米国男子ツアーを主戦場としていたこともある岩田寛（４２歳、１７８㎝、７４㎏）、世界ランキング４３４位で新鋭の平田憲聖（ケイセイ、２２歳、１７０㎝、７０㎏）、世界ランキング９４４位で５月に行われた国内男子ツアー、「～全英への道～ミズノオープン」における優勝争いにより出場権を得た安森一貴(２５歳、１７５㎝、７４㎏)が出場している。
全英の男子ツアーに日本人
大挙出場胸躍るかも
なお、ライブ中継に付いては全国的に視られるテレビでは地上波のテレビ朝日系列、CＳ放送のゴルフネットワークで４日間に亘ってたっぷりと予定されている。
インターネットの動画配信サイトではＡＢＥＭＡで４日間に亘ってたっぷりと予定されている。
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング２６位でこのところ好調を維持しているブライアン・ハーマン（米国、３６歳、１７０㎝、６８㎏）で、２日目１イーグル、４バーディーの－６、トータル－１０と大きく伸ばして３位上げて来た。
２日目も全員アウトスタート（第１ホールから）で、トータル－４からスタートして、前半ではいきなり４バーディーの－４、トータル－８と確り伸ばし、後半に入ってからも１イーグルの－２、トータル－１０と伸ばしている。
ハーマンや大きく伸ばし上げて魅せ
ハーマンやスタートダッシュ首位奪い
ハーマンや首位を奪って強さ魅せ
単独２位に付けているのは世界ランキング２１位のトミー・フリートウッド（イングランド、３２歳、１８０㎝、７６㎏）で、２日目３バーディー、３ボギーのイーブン、トータル－５と伸ばせず、１位下がっている。
２日目はトータル－５からスタートして、前半では１ボギーの＋１、トータル－４と少し落としたが、後半に入ってからは加速して３バーディー、２ボギーの－１、トータル－５と少し伸ばしてこの日のスタート時点まで戻した。
スコア維持フリートウッド一位下げ
伸ばせずにフリートウッド二位に下げ
二位通過フリートウッド強さ魅せ
単独３位に付けているのは世界ランキング２８位のセップ・ストレイカ(オーストリア、３０歳、１９１㎝、１０７㎏)で、２日目８バーディー、２ボギー、１ダブルボギーの－４、トータル－４と伸ばして２９位も上げて来た。
２日目はトータルイーブンからスタートして、前半では２バーディー、１ボギー、１ダブルボギーの＋１、トータル＋１と少し落としたが、後半に入ってからは加速して、６バーディー、１ボギーの－５、トータル－４と大きく伸ばしている。
ストレイカ確り伸ばし上げて魅せ
ストレイカ後半加速強さ魅せ
ストレイカ三位まで上げ強さ魅せ
４位タイに付けているのは世界ランキング２７位で元世界ランキング１位、長期に亘り低迷した後、大分復調して来たジェイソン・デイ（オーストラリア、３５歳、１８３㎝、８８㎏）、世界ランキング４７位で伸び盛りのミンウー・リー（オ－ストラリア、２４歳、１８３㎝、７５㎏、世界ランキング７位の女子選手ミンジー・リーの弟）、世界ランキング２７６位のシュバーンカル・シャルマ（インド、２７歳、１７８㎝、７５㎏）で、トータル－３まで伸ばしている。
ジェイソン・デイは２日目６バーディー、２ボギーの－４と伸ばして４４位も上げて来た。
２日目はトータル＋１からスタートして、前半では３バーディー、１ボギーの－２、トータル－１と伸ばし、後半に入ってからも３バーディー、１ボギーの－２、トータル－３と順調に伸ばしている。
ジェイソンデイ確り伸ばし上げて魅せ
ジェイソンデイ大きく上げて強さ魅せ
ジェイソンデイ四位まで上げ強さ魅せ
ミンウー・リーは２日目１イーグル、３バーディー、２ボギーの－３と伸ばして２８位も上げて来た。
２日目はトータルイーブンからスタートして前半では１イーグル、１バーディー、２ボギーの－１、トータル－１と少し伸ばし、後半に入ってからも２バーディーの－２、トータル－３と順調に伸ばしている。
ミンウーリー確り伸ばし上げて魅せ
ミンウーリー大きく上げて力魅せ
ミンウーリー四位まで上げ力魅せ
シュバーンカル・シャルマは２日目３バーディー、１ボギー、１ダブルボギーのイーブンと維持して３位上げて来た。
２日目はトータル－３からスタートして、前半では１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－３と維持し、後半に入ってからも２バーディー、１ダブルボギーのイーブン、トータル－３と維持している。
スコア維持四位に上げたシャルマかな
力魅せ四位に上げてシャルマかな
四位通過期待をさせるシャルマかな
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング１８位のキャメロン・ヤング（米国、２６歳、１８０㎝、８４㎏）は２日目－３、トータル－２と伸ばし、４１位も上げて７位タイに付けて来た。
キャメロンや確り伸ばし上げて魅せ
強さ魅せ大きく上げたヤングかな
七位通過強さを魅せたヤングかな
世界ランキング１１位のジョーダン・スピース（米国、２９歳、１８５㎝、７９㎏）は２日目イーブン、トータル－２と維持し、６位上げて７位タイに付けて来た。
スピースやスコア維持して上げて魅せ
スピースや七位まで上げ強さ魅せ
スピースや七位で通過強さ魅せ
世界ランキング２位のロリー・マキロイ（北アイルランド、３４歳、１７８㎝、７３㎏）は２日目－１、トータル－１と少し伸ばし、２１位も上げて１１位タイに付けて来た。
マキロイや少し伸ばして上げて魅せ
マキロイや大きく上げて強さ魅せ
マキロイや上位で通過強さ魅せ
世界ランキング８位のマック氏・ホーマ（米国、３２歳、１８５㎝、８２㎏）、世界ランキング１０位のワインドハム・クラーク（米国、２９歳、１８３㎝、７８㎏）は共に２日目＋２、トータル－１と落とし、４位下がって１１位タイとなっている。
そして松山英樹、世界ランキング５位のビクトル・ホブラン（ノルウェー、２５歳、１７８㎝、７５㎏）は共に２日目＋１、トータルイーブンと少し落とし、６位下がって２５位タイとなっている。
松山英樹は２日目１バーディー、２ボギーの＋１であった。
２日目はトータル－１からスタートして前半では１バーディーの－１、トータル－２と少し伸ばしたが、後半に入ってからは２ボギーの＋２、トータルイーブンと落としている。
松山や後半落とし六位下げ
松山や中位止まり強さ魅せ
松山や中位で通過意地を魅せ
また星野陸也は２日目１イーグル、３バーディー、３ボギーの－２、トータル＋２と伸ばし、７０位も上げて３９位タイに付けて来た。
２日目はトータル＋４からスタートして、前半では２バーディー、２ボギーのイーブン、トータル＋４と維持し、後半に入ってからは加速して１イーグル、１バーディー、１ボギーの－２、トータル＋２と伸ばしている。
星野陸也大きく上げて力魅せ
星野陸也後半加速力魅せ
星野陸也中位で通過意地を魅せ
世界ランキング３位のジョン・ラーム（スペイン、２８歳、１８８㎝、１００㎏）は２日目－１、トータル＋２と少し伸ばし、５０位も上げて３９位タイに付けて来た。
ジョンラーム少し伸ばして上げて魅せ
ジョンラーム大きく上げて強さ魅せ
ジョンラーム中位で通過意地を魅せ
世界ランキング７位で高額賞金大会のリブゴルフでも活躍しているキャメロン・スミス（オーストラリア、２９歳、１８０㎝、７８㎏）、世界ランキング９位のマシュー・フィッツパトリック（イングランド、２８歳、１７８㎝、７０㎏）は共に２日目＋１、トータル＋２と少し落としながらも、９位上げて３９位タイに付けて来た。
キャメロンや落としながらも九位上げ
キャメロンや中位で通過意地を魅せ
落としてもフィッツパトリック九位上げ
中位通過フィッツパトリック意地を魅せ
世界ランキング１３位のティレル・ハットン(イングランド、３１歳、１７５㎝、７３㎏)は２日目＋２、トータル＋２と落とし、７位下がって３９位タイとなっている。
世界ランキング６位で東京五輪では金メダルに輝いたザンダー・シャウフェレ（米国、２９歳、１７８㎝、７９㎏）は２日目＋３、トータル＋２と落とし２０位も下がって３９位タイとなっている。
そして世界ランキング１位のスコッティー・シェフラー（米国、２７歳、１９１㎝、９１㎏）、世界ランキング４位のパトリック・カントレー（米国、３１歳、１８３㎝、８６㎏）、世界ランキング１２位でリブゴルフを主戦場とし、このツアーのメジャー大会に強いことからメジャーハンターと呼ばれているブルックス・ケプカ（米国、３２歳、１８３㎝、９３㎏）は３人共２日目＋４、トータル＋３と落とし、４３位も下がって６２位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
なお今回は前半２日間に亘る予選ラウンド終了時に６２位タイに入っていた７６名の選手が後半２日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それから、安森一貴はトータル＋４で７７位タイ、比嘉一貴、中島啓太、世界ランキング１６位のトニー・フィナウ（米国、３３歳、１９３㎝、９１㎏）、世界ランキング１７位のサム・バーンズ（米国、２６歳、１８５㎝、８４㎏）は４人ともトータル＋６で９２位タイ、蝉川泰果はトータル＋１０で１２９位タイ、金田拓実、世界ランキング２０位のジャスティン・トーマス（米国、３０歳、１７８㎝、７２㎏）はともにトータル＋１１で１３５位タイ、岩田寛、平田憲聖はともにトータル＋１４で１４８位タイとなり、残念ながらＣＵＴの憂き目に遭っている。
