sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける男子日本人選手の変動・・・R5.7.11②

 7月も中旬に入り、まだ梅雨が明けていないのもあって、連日蒸し暑くなっている。

 

 今日も昼前に買い物がてらの散歩に出掛けたら、後頭部から首に掛けてじりじりと焼かれているのを感じた。

 

 これは少し前まではあまり無かった感覚で、もう本格的な夏が近いようだなあ。

 

 そう言えば私の住む関西地方の梅雨明けは7月中盤なんて書いてあったような記憶がある。

 

 曖昧な言い方であるが、元々私はいい加減に記憶していることが多いので、外では言い切らない癖が付いている。

 

 偶に言い切ると間違っていることも多いから、その方がお互いに無難な気がするのである。

 

 それはまあともかく、今週は海の向こうではメジャーリーグがオールスターが開催される週間に入っており、レギュラーシーズンの試合がぐっと減っている。

 

 ただ、完全に無いのが5日間だけなので、元がキリスト教国の米国は基本的に勤勉なお国柄なんだろう。

 

 それを真似るのは好いが、向こうのように家族との時間を大事にすることも真似られると好いのにね。

 

 野球、ゴルフ等のスポーツでも伴侶や子ども達が応援、祝福等に出て来るのを見ているとほっこりさせられるが、かなりの日本人はそれを恥ずかしいことのように捉えたり、ストイックさが足りないように言ったりしがちなので、そんな面はあまり好きではない。

 

 なんてこともともかく、今週は夕方辺りに雷鳴が轟き、激しい雨が降り出すことも多く、すっきりしない天気が続いているが、ゴルフツアーが行われる週の中盤から終盤に掛けての天気予報を確認すると、どうやら全国的に中盤辺りが崩れ易そうである。

 

 予定通りに開催されるのかなあ。

 

 ただ世界は広く、彼方此方様々な状況にある。

 

 たとえばオーストラリア、南アフリカ等の南半球にある国では我が国と反対の季節になっている。

 

 そんな中、先週も世界中の彼方此方で男女プロゴルフツアーが開催されていた。

 

 今回は男子ツアーの様子に付いて簡単に書き留めておく。

 

 先ずは国内ツアーから見ておくと、国内男子ツアー、その下部に当たるABEMAツアー共に残念ながらオープンウイークとなっていた。

 

 次に海外開催のツアーを見ておくと、7月6日(木)の午後から時差-7時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-8時間)のデンマークにある「ヒマーランド・ゴルフ&スパリゾート(6646ヤード、パー70)」においてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、「メード・イン・ヒマーランド」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は325万ドルとなっており、1ドルを約141円とすれば、これは約4億5800万円であった。

 

 また優勝賞金は約50.75万ユーロとなったので、1ユーロを約154.7円とすれば、約7851万円であった。

 

 日本人選手としては世界ランキング115位で実力派中堅選手をリードするひとり、昨年国内男子ツアーで賞金王に輝き積極的に海外ツアーに参戦している比嘉一貴(28歳、158㎝、70㎏)、世界ランキング123位で実力派若手選手をリードするひとり、海外ツアーにも積極的に参戦して一定の成果を見せている大型飛ばし屋選手の星野陸也(27歳、186㎝、76㎏)、世界ランキング173位で実力派若手選手をリードするひとり、海外ツアーにも積極的に参戦して一定の成果も出している久常涼(20歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング302位で海外ツアーにも積極的に参戦している新鋭の岩﨑亜久竜(25歳、181㎝、86㎏)、世界ランキング317位でこのツアーのシード権を長期に亘って保持し、旅人ゴルファーと呼ばれる川村昌弘(30歳、172㎝、72㎏)が出場しており、比嘉一貴、久常涼が予選を通過していた。

 

 なお全体では、前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に52位タイまでに入っていた71名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 川村昌弘に付いては旅とゴルフを中心に綴られた人気のコラム、「いま僕はココにいます」の更新も気になっているが、今回はどうやら更新されていないようであった。

 

 ただ、今年は欧州女子ツアーで識西(オニシ)諭里(ユリ、26歳、166㎝)が活躍しており、彼女の日記、「ゆり’sROAD」もアップされているので、交流等で重なる部分もあって此方も興味深い。

 

        欧州の男子ツアーも日本人

        複数通過期待膨らみ

 

        欧州の男女ツアーに日本人

        じわじわ増えて楽しいのかも

 

 さて首位タイとなって、プレーオフを6ホール目で制して見事逆転優勝したのは世界ランキング119位のラスムス・ホイガールト(デンマーク、22歳、187㎝)で、トータル-13と伸ばした。

 

 なおこれがこのツアーで4勝目となり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは85位まで上がっている。

 

        ラスムスやプレーオフ勝ち四度目の

        ツアーチャンプで流石なのかも

 

 首位タイとなって、プレーオフで負けた結果、単独2位となったのは世界ランキング584位のイグナシオ(ナチョ)・エルビラ(スペイン、36歳、185㎝、82㎏)で、トータル-13と伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは355位まで上がっている。

      

 単独3位を維持したのは世界ランキング172位のリッチー・ラムゼー(スコットランド、40歳、175㎝、70㎏)で、トータル-12まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは148位まで上がっている。

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング101位のアレクサンデル・ビョーク(スウェーデン、33歳、185㎝、76㎏)、世界ランキング282位のカレ・サモーヤ(フィンランド、35歳、178㎝、78㎏)、世界ランキング443位のマーク・ウォーレン(スコットランド、42歳、180㎝、76㎏)、世界ランキング107位のロバート・マッキンタイア(スコットランド、26歳、178㎝)で、トータル-11まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ世界ランキングはアレクサンデル・ビョークが97位まで上がり、ロバート・マッキンタイアが104位まで上がり、カレ・サモーヤが250位まで上がり、マーク・ウォーレンが375位まで上がっている。

 

 そして久常涼はトータル-10まで伸ばして8位タイに入り、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは162位まで上がっている。

 

 比嘉一貴はトータルイーブンと伸ばせず、62位タイに沈んだが、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは115位を維持している。

 

 また7月6日(木)の20時45分頃から時差-14時間(現在サマータイム中。それ以外では-15時間)の米国・イリノイ州にある「TPCディアラン(7289ヤード、パー71)」において米国男子ツアー、「ジョン・ディア・クラシック」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は740万ドル、優勝賞金は133.2万ドルとなり、1ドルを約141円とすれば、それぞれ約10億4000万円、約1億8800万円であった。

 

 日本人選手としては世界ランキング194位で普段はこのツアーの下部に当たるコーンフェリーツアーを主戦場としている新鋭の桂川有人(24歳、167㎝、70㎏)、世界ランキング251位で同じく普段はコーンフェリーツアーを主戦場としている新鋭の大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏)、世界ランキング334位でかつては持っていたこのツアーのシード権の復活を目指している小平智(33歳、172㎝、70㎏)が出場しており、桂川有人、小平智が予選を通過していた。

 

 全体では前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に62位タイまでに入っていた69名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 なおライブ中継であるが、全国的に視ることが出来るテレビでは、CS放送のゴルフネットワークで4日間に亘ってたっぷりと放送され、更に決勝ラウンドの2日間に亘ってBSJapanextが加わった。

 

 またインターネットの動画配信サイトU-NEXTでも4日間に亘ってたっぷりと配信されていた。

 

 さて、単独首位に抜け出て見事逆転優勝したのは世界ランキング37位で巨漢のセップ・ストレイカオーストリア、30歳、191㎝、107㎏)で、トータル-21まで伸ばした。

 

 初日+2の133位タイからの逆転優勝で、これは記録的な上げ方となったそうである。

 

 なおこれがこのツアーで2勝目となり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは27位まで上がっている。

 

        ストレイカ爆発力で上げ続け

        最後逆転流石なのかも

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング78位のブレンドン・トッド(米国、37歳、191㎝、82㎏)、世界ランキング85位のアレックス・スマレイ(米国、26歳、183㎝、73㎏)で、トータル-19まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはブレンドン・トッドが61位まで上がり、アレックス・スマレイが63位まで上がっている。

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング51位のアダム・シェンク(米国、31歳、 188㎝、86㎏)、世界ランキング528位で新鋭のルードヴィッヒ・アベルグ(スウェーデン、23歳)で、トータル-18まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはアダム・シェンクが45位まで上がり、ルードヴィッヒ・アベルグが303位まで上がっている。

 

 そして桂川有人はトータル-12まで伸ばして26位タイに入り、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは182位まで上がっている。

 

 小平智はトータル-7まで伸ばしながらも57位タイに沈み、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは337位まで下がっている。    

 

 それから残念ながら、サンシャインツアー(南アフリカの男子ツアー)、オーストラリア男子ツアー、アジアンツアー、米国男子ツアーの下部に当たるコーン・フェリーツアーはオープンウイークとなっていた。

 

 次に男子日本人選手の中で世界ランキングが1~20番目の選手に付いては以下のようであった。

 

   順位    変動     氏名       

  31位 ↑ 2 松山英樹(31歳、180㎝、90㎏) 

 115位  ー   比嘉一貴(28歳、158㎝、70㎏)

 115位 ↑ 5 金谷拓実(25歳、173㎝、75㎏)

 125位  ー   星野陸也(27歳、186㎝、76㎏)

 151位 ↓ 2 中島啓太(22歳、177㎝、75㎏)

 158位 ↑ 2 蝉川泰果(タイガ、22歳、175㎝、77㎏)

 162位 ↑11 久常涼(20歳、175㎝、75㎏)

 167位 ↓ 5 稲森佑貴(28歳、169㎝、68㎏)

 169位 ↓ 6 今平周吾(30歳、165㎝、67㎏)

 182位 ↑12 桂川有人(24歳、167㎝、70㎏) 

 184位 ↓ 4 岩田寛(42歳、178㎝、74㎏)  

 203位 ↓ 5 堀川未来夢(ミクム、30歳、176㎝、84㎏) 

 218位 ↓ 5 大槻智春(33歳、172㎝、94㎏)

 224位 ↑ 6 谷原秀人(44歳、178㎝、80㎏)

 247位 ↑ 2 河本力(リキ、23歳、183㎝、86㎏)

 253位 ↓ 2 大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏) 

 258位 ↑ 5 石川遼(31歳、175㎝、75㎏) 

 293位 ↓ 6 池村寛世(トモヨ、27歳、166㎝、72㎏)

 296位 ↓ 6 香妻陣一朗(28歳、165㎝、71㎏)

 312位 ↓10 岩﨑亜久竜(アグリ、25歳、181㎝、86㎏)

 

 なお先週は上記以下の日本人選手の世界ランキング変動に関係しそうなツアーが幾つか開催されたが、目立った上昇があまり見られなかったので、1100位までの間で5位以上上がった選手に付いて見ておく。

 

 永野竜太郎(35歳、181㎝、85㎏)は6位上がって372位に、佐藤大平(30歳、174㎝、72㎏)は8位上がって463位に、阿久津未来也(28歳、180㎝、76㎏)は7位上がって619位に、飛ばし屋の幡地隆寛(30歳、188㎝、98㎏)は11位上がって619位に、塚田陽亮(ヨウスケ、38歳、173㎝、80㎏)は8位上がって682位に、竹安俊也(30歳、175㎝、77㎏)は12位上がって700位になっている。

 

 また、安本大祐(36歳、175㎝、55㎏)は5位上がって853位に、武藤俊憲(トシノリ、45歳、173㎝、78㎏)は8位上がって931位に、小鯛竜也(33歳、179㎝、74㎏)は10位上がって935位に、富村真治(32歳、175㎝、77㎏)は7位上がって1005位に、竹谷佳孝(43歳、169㎝、69㎏)は8位上がって1028位になっている。

 

 それから今週気に止まった世界ランキングの変動に大きく関係しそうなツアーとしては、ABEMAツアー、DPワールドツアーと米国男子ツアーの共催ツアー、米国男子ツアー、コーン・フェリーツアーの4大会が開催が予定され、国内男子ツアー、サンシャインツアー、オーストラリア男子ツアー、アジアンツアーの4大会は残念ながらオープンウイークとなっている。