7月6日(木)の20時45分頃から時差-14時間(現在サマータイム中。それ以外では-15時間)の米国・イリノイ州にある「TPCディアラン(7289ヤード、パー71)」において米国男子ツアー、「ジョン・ディア・クラシック」が4日間の日程で開催され、その最終日が昨日終わった。
公式サイトによると賞金総額は740万ドル、優勝賞金は133.2万ドルとなり、1ドルを約141円とすれば、それぞれ約10億4000万円、約1億8800万円であった。
日本人選手としては世界ランキング194位で普段はこのツアーの下部に当たるコーンフェリーツアーを主戦場としている新鋭の桂川有人(24歳、167㎝、70㎏)、世界ランキング251位で同じく普段はコーンフェリーツアーを主戦場としている新鋭の大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏)、世界ランキング334位でかつては持っていたこのツアーのシード権の復活を目指している小平智(33歳、172㎝、70㎏)が出場しており、桂川有人、小平智が予選を通過していた。
全体では前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に62位タイまでに入っていた69名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
なおライブ中継であるが、全国的に視ることが出来るテレビでは、CS放送のゴルフネットワークで4日間に亘ってたっぷりと放送され、更に決勝ラウンドの2日間に亘ってBSJapanextが加わった。
またインターネットの動画配信サイトU-NEXTでも4日間に亘ってたっぷりと配信されていた。
さて、単独首位に抜け出て見事逆転優勝したのは世界ランキング37位で巨漢のセップ・ストレイカ(オーストリア、30歳、191㎝、107㎏)で、最終日1イーグル、9バーディー、1ダブルボギーの-9、トータル-21と爆発的に伸ばして13位上げて来た。
最終日は全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-12からスタートして、前半ではいきなり1イーグル、5バーディーの-7、トータル-19と爆発的に伸ばし、後半に入ってからも4バーディー、1ダブルボギーの-2、トータル-21と伸ばした。
初日+2の133位タイから2日目にトータル-6に伸ばして一気に29位タイまで上げ、3日目にトータル-12に伸ばして14位タイまで上げて、最後は上記のように逆転優勝であるから、これは記録的な上げ方となったそうである。
なおこれがこのツアーで2勝目となり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは27位まで上がっている。
ストレイカ爆発力で勝って魅せ
ストレイカ最後まで上げ強さ魅せ
ストレイカ逆転勝ちで強さ魅せ
2位タイに入ったのは世界ランキング85位のアレックス・スマレイ(米国、26歳、183㎝、73㎏)、世界ランキング78位のブレンドン・トッド(米国、37歳、191㎝、82㎏)で、トータル-19まで伸ばした。
アレックス・スマレイは最終日5バーディー、1ボギーの-4と伸ばして2位を維持している。
最終日はトータル-15からスタートして、前半では3バーディーの-3、トータル-18と伸ばし、後半に入ってからも2バーディー、1ボギーの-1、トータル-19と少し伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは63位まで上がっている。
スマレイや確り伸ばし二位を維持
スマレイや二位を維持して力魅せ
スマレイや二位に入って力魅せ
ブレンドン・トッドは最終日4バーディー、1ボギーの-3と伸ばしながらも1位下がった。
最終日はトータル-16からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-18と伸ばし、後半に入ってからも2バーディー、1ボギーの-1、トータル-19と少し伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは61位まで上がっている。
ブレンドン伸ばしながらも一位下げ
伸ばしても足りずに下がるトッドかな
力魅せ二位に入ったトッドかな
4位タイに入ったのは世界ランキング528位で新鋭のルードヴィッヒ・アベルグ(スウェーデン、23歳)、世界ランキング51位のアダム・シェンク(米国、31歳、188㎝、86㎏)で、トータル-18まで伸ばした。
ルードヴィッヒ・アベルグは最終日1イーグル、6バーディーの-8と爆発的に伸ばして19位上げて来た。
最終日はトータル-10からスタートし前半ではいきなり1イーグル、2バーディーの-4、トータル-14と確り伸ばして、後半に入ってからも、4バーディーの-4、トータル-18と順調に伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングが303位まで上がっている。
アベルグや爆発魅せて四位入り
アベルグや下がっても上げ力魅せ
アベルグや四位に入り力魅せ
アダム・シェンクは最終日4バーディー、1ボギーの-3と伸ばしながらも、2位下がった。
最終日はトータル-15からスタートして前半では1ボギーの+1、トータル-14と少し落とし、後半に入ってからは加速して4バーディーの-4、トータル-18と確り伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは45位まで上がっている。
アダムシェンク伸ばしながらも二位下がり
アダムシェンク伸ばし足りずに二位下がり
アダムシェンク四位に入り力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング19位のキャメロン・ヤング(米国、29歳、180㎝、84㎏)、世界ランキング62位のJ.T.ポストン(米国、30歳、188㎝、75㎏)、世界ランキング94位のマーク・ハバード(米国、34歳、183㎝、79㎏)は3人共最終日-3、トータル-16と伸ばして6位タイを維持した。
キャメロンや確り伸ばし六位維持
キャメロンや六位維持して強さ魅せ
強さ魅せ六位維持したヤングかな
ポストンや確り伸ばし六位維持
ポストンや六位維持して力魅せ
ポストンや六位に入り力魅せ
ハバードや確り伸ばし六位維持
ハバードや六位維持して力魅せ
ハバードや六位に入り力魅せ
世界ランキング34位のデニー・マッカーシー(米国、30歳、175㎝、75㎏)は最終日-1、トータル-16と少し伸ばしながらも、4位下がって6位タイとなった。
マッカーシー伸ばしながらも四位下げ
マッカーシー伸ばし足りずに四位下げ
マッカーシー六位に入り強さ魅せ
世界ランキング50位のシェームス・パワー(アイルランド、36歳、191㎝、91㎏)は最終日-7、トータル-15と爆発的に伸ばし、26位も上げて13位タイに入った。
シェームスや爆発力で上げて魅せ
下がっても上げ強さ魅すパワーかな
強さ魅せ上位に入るパワーかな
世界ランキング65位のアダム・スベンソン(カナダ、28歳、183㎝、81㎏)は最終日-2、トータル-13と伸ばしながらも、5位下がって21位タイとなった。
スベンソン伸ばしながらも五位下がり
スベンソン伸ばし足りずに五位下がり
スベンソン中位止まり意地を魅せ
世界ランキング41位のクリス・カーク(米国、38歳、191㎝、79㎏)は最終日イーブン、トータル-13と伸ばせず、15位下がって21位タイとなった。
そして桂川有人は最終日4バーディー、2ボギーの-2、トータル-12と伸ばしながらも、3位下がって26位タイとなった。
最終日はトータル-10からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-12と伸ばし、後半に入ってからは、2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-12と維持した。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは182位まで上がっている。
桂川伸ばしながらも三位下げ
桂川伸ばし足りずに三位下げ
桂川中位に入り意地を魅せ
世界ランキング97位のデイビス・トンプソン(米国、24歳、193㎝、88㎏)は最終日イーブン、トータル-11と伸ばせず、15位下がって31位タイとなった。
世界ランキング29位のラッセル・ヘンリー(米国、34歳、183㎝、82㎏)は最終日-4、トータル-10と伸ばし、15位上げて35位タイに入った。
ヘンリーや確り伸ばし上げて魅せ
ヘンリーや最後は上げて強さ魅せ
ヘンリーや中位に入り意地を魅せ
世界ランキング73位のチェズ・リービー(米国、41歳、175㎝、73㎏)は最終日-2、トータル-10と伸ばし、4位上げて35位タイに入った。
チェズリービー最後も伸ばし上げて魅せ
チェズリービー決勝で上げ力魅せ
チェズリービー中位に入り意地を魅せ
世界ランキング58位のキース・ミッチェル(米国、31歳、185㎝、84㎏)は最終日-4、トータル-9と伸ばし、16位上げて42位タイに入った。
ミッチェルや確り伸ばし上げて魅せ
ミッチェルや確り上げて力魅せ
ミッチェルや下がっても上げ意地を魅せ
世界ランキング74位のエリック・コール(米国、35歳、175㎝、70㎏)は最終日イーブン、トータル-9と伸ばせず、10位下がって42位タイとなった。
そして小平智は最終日1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-7と伸ばせず、10位下がって57位タイとなった。
最終日はトータル-7からスタートして前半では全てパーで凌いだのでトータル-7のままで、後半に入ってからも1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-7と維持した。
周りの伸ばし合いには加われなかったが、それでも安定したプレイで大崩れせず、この辺りは長期に亘って猛者の中で揉まれて来た成果かも知れない。
これからもちょっと注目してみたい選手となりつつあるようである。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは337位まで下がっている。
小平や伸ばしながらも十位下げ
小平や伸ばし足りずに十位下げ
小平や大崩れせずまた期待
また世界ランキング57位のマット・クーチャー(米国、45歳、193㎝、88㎏)は最終日+1、トータル-1と少し落としながらも、1位上げて単独67位となった。
クーチャーや落としながらも一位上げ
クーチャーや最後は上げて意地を魅せ