６月８日（木）の８時頃から長野県にある「上田丸子グランヴィリオゴルフ倶楽部（６３１４ヤード、パー７１）」において国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアー、「ルートインカップ上田丸子グランヴィリオレディース」が３日間の日程で開催され、その最終日が昨日感動の内に終わった。
公式サイトによると賞金総額は２０００万円、優勝賞金は３６０万円となっており、初日から２日間に亘る予選ラウンド終了時に４３位タイまでに入っていた５０名の選手が最終日１日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
昨年１１月の最終プロテストに合格した９５期生が既に優勝する等、活躍しており、今回もちょっと期待していたが、さてどうであったのか！？
なおライブ中継に付いては何時ものようにCＳ放送のスカイＡで３日間に亘ってたっぷりと放送されていたので、再放送も含めて十分に楽しむことが出来た。
ステップのツアー新人台頭し
新たな風が吹いているかも
さて、首位タイに入ってプレーオフを１ホール目で制し、見事このツアー初優勝（プロ初優勝でもある）を完全優勝で決めたのは世界ランキング６６６位で狭間世代の注目選手のひとり、ナチュラル系で人気を集める吉本ここね（２３歳、１６１㎝、５３㎏）で、最終日２バーディー、１ボギーの－１、トータル－１２と少し伸ばした。
最終日はアウトスタート（第１ホールから）でトータル－１１からスタートして、前半では全てパーで凌いでトータル－１１を維持し、後半に入ってからは２バーディー、１ボギーの－１、トータル－１２と少し伸ばしている。
吉本や少し伸ばして首位を維持
吉本やプレーオフ勝ち力魅せ
吉本や完全勝利力魅せ
首位タイに入って、プレーオフで負けた結果、単独２位となったのは世界ランキング７３９位で９５期生の注目株のひとり、新世紀世代の大須賀望(２１歳、１４６㎝、５２㎏)で、最終日５バーディーの－５、トータル－１２と伸ばし、結果として２位上げて来たことになった。
最終日はアウトスタートで、トータル－７からスタートして、前半では３バーディーの－３、トータル－１０と伸ばし、後半に入ってからも、２バーディーの－２、トータル－１２と順調に伸ばしている。
大須賀や大きく伸ばし上げて魅せ
大須賀や連日上げて力魅せ
大須賀や二位に入って力魅せ
単独３位を維持したのは世界ランキング６２３位でイタリア系関西人のスタイヤーノ梨々菜（２５歳、１５６㎝、５６㎏）で、最終日４バーディー、１ボギーの－３、トータル－１１と伸ばした。
最終日はアウトスタートでトータル－８からスタートして、前半では１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－８と伸ばせなかったが、後半に入ってからは加速して３バーディーの－３、トータル－１１と伸ばしている。
スタイヤーノ確り伸ばし三位維持
スタイヤーノ三位維持して力魅せ
スタイヤーノ三位に入り力魅せ
単独４位に入ったのはアマチュアでプラチナ世代の稲垣那奈子（２２歳、１６５㎝）で、最終日６バーディー、１ボギーの－５、トータル－１０と大きく伸ばして２位上げて来た。
最終日はアウトスタートでトータル－５からスタートして前半では１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－５と維持し、後半に入ってからは加速して５バーディーの－５、トータル－１０と大きく伸ばしている。
プロテストよりも進学を選んだタイプで、これからが楽しみになって来た！？
稲垣や大きく伸ばし上げて魅せ
稲垣や連日上げて力魅せ
稲垣や四位に入り期待させ
５位タイに入ったのは世界ランキング３６１位の沖せいら(３０歳、１６１㎝)、世界ランキング２２３位で９５期生をリードするひとり、好調を維持して初優勝が待たれるウー・チャイェン（台湾、１９歳、１５５㎝、５２㎏）で、トータル－９まで伸ばした。
沖せいらは最終日４バーディーの－４と伸ばして１位上げて来た。
最終日はアウトスタートで、トータル－５からスタートして、前半では３バーディーの－３、トータル－８と伸ばし、後半に入ってからも、１バーディーの－１、トータル－９と少し伸ばしている。
沖せいら確り伸ばし上げて魅せ
沖せいらじわじわ上げて強さ魅せ
沖せいら五位に入って強さ魅せ
ウー・チャイェンは最終日１バーディー、２ボギーの＋１と少し落として３位下がった。
最終日はアウトスタートでトータル－１０からスタートして前半では１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－１０と維持したが、後半に入ってからは、１ボギーの＋１、トータル－９と少し落としている。
この試合までに出場した直近の３試合で連続２位に付けており、持てる力を十分に発揮していたが、今回も、終盤下がりながらも５位に入っているのは流石ではないか！？
見た目の大人しさ、幼さとは違う、攻めるゴルフで楽しませてくれた。
ウーチャイェン後半落とし三位下げ
次の機会に期待するかも
ウーチャイェン五位に入って強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めて多く。
世界ランキング４０４位で黄金世代の成長株の一人、小滝水音(ミオ、２４歳、１６７㎝、６５㎏)、世界ランキング４５７位で２０２１年１１月の最終プロテストに合格した９４期生の成澤祐美（２５歳、１６０㎝、５６㎏）は共に最終日－５、トータル－８と大きく伸ばし、９位上げて７位タイに入った。
小滝水音大きく伸ばし上げて魅せ
小滝水音最後は上げて力魅せ
小滝水音七位に入り力魅せ
成澤祐美大きく伸ばし上げて魅せ
成澤祐美連日上げて力魅せ
成澤祐美七位に入り力魅せ
世界ランキング４７７位の鬼頭さくら（２８歳、１６２㎝、６３㎏）は最終日－３、トータル－７と伸ばして１０位タイを維持した。
鬼頭さくら確り伸ばし十位維持
鬼頭さくら十位維持して力魅せ
鬼頭さくら十位に入り力魅せ
世界ランキング１２４６位の石山千晶（２８歳、１７０㎝、６２㎏）は最終日－１、トータル－７と少し伸ばしながらも、５位下がって１０位タイとなった。
石山や伸ばしながらも五位下がり
石山や伸ばし足りずに五位下がり
石山や十位に入りまた期待
世界ランキング４７３位の宮田成華（ナルハ、２５歳、１６５㎝、５７㎏）は最終日－２、トータル－６と伸ばしながらも、２位下がって１２位タイとなった。
宮田成華伸ばしながらも二位下がり
宮田成華伸ばし足りずに二位下がり
宮田成華上位に入り力魅せ
世界ランキング３６０位で長期に亘って国内女子ツアーを主戦場としていた酒井美紀（３２歳、１６５㎝、７８㎏）は最終日－１、トータル－５と少し伸ばしながらも、６位下がって１６位タイとなった。
酒井美紀伸ばしながらも六位下げ
酒井美紀伸ばし足りずに六位下げ
酒井美紀上位に入り強さ魅せ
世界ランキング４５５位の竹内美雪(２７歳、１６０㎝、５８㎏)は最終日－３、トータル－４と伸ばし、１２位上げて１９位タイに入った。
竹内や確り伸ばし上げて魅せ
竹内や連日上げて力魅せ
竹内や上位に入り力魅せ
世界ランキング５３９位の北村響（２８歳、１６４㎝、６０㎏）は最終日－２、トータル－４と伸ばし、４位上げて１９位タイに入った。
北村やじわりと伸ばし上げて魅せ
北村や連日上げて力魅せ
北村や上位に入り力魅せ
世界ランキング５７０位でアスリート系大型選手の竹山佳林(カリン、２８歳、１７０㎝、６８㎏)は最終日－２、トータル－３と伸ばし、７位上げて２４位タイに入った。
竹山やじわりと伸ばし上げて魅せ
竹山や下がっても上げ力魅せ
竹山や中位に入り意地を魅せ
そして世界ランキング５１１位で９４期生をリードするひとり、プラチナ世代の藤田かれん(２２歳、１６２㎝)は最終日＋４、トータルイーブンと落とし、２７位も下がって３７位タイとなった。
