5月31日(水)の8時頃から兵庫県にある「北六甲カントリー倶楽部・東コース(6516ヤード、パー72)」において国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアー、「ECCレディスゴルフトーナメント」が3日間の日程で開催され、その第2日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は2000万円、優勝賞金は360万円となっており、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に60位タイまでに入ってる選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来る予定となっている。
このツアーでも昨年11月の最終プロテストに合格した95期生が既に優勝する等、活躍し始めており、今回もちょっと期待している。
なおライブ中継に付いては何時ものようにCS放送のスカイAで3日間に亘ってたっぷりと予定されている他、今回はインターネットによる無料配信も同様に予定されているから、時間が許す限り大いに楽しみたい。
ステップのツアー新人台頭し
新たな風を感じるのかも
さて、首位タイに立っているのは世界ランキング582位で95期生のP.サイパン(本名パナラット・タナポルブーンヤラス、タイ、25歳、169㎝、57㎏)、世界ランキング242位で95期生をリードするひとり、ウー・チャイェン(台湾、19歳、155㎝、52㎏)で、トータル-6まで伸ばしている。
P.サイパンは2日目6バーディーの-6と大きく伸ばして29位も上げて来た。
2日目はアウトスタート(第1ホールから)で、トータルイーブンからスタートして、前半では1バーディーの-1、トータル-1と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して、5バーディーの-5、トータル-6と大きく伸ばしている。
サイパンや大きく伸ばし上げて魅せ
サイパンや後半加速首位に立ち
サイパンや首位まで上げて力魅せ
ウー・チャイェンは2日目2バーディー、1ボギーの-1と少し伸ばして首位を維持している。
2日目はアウトスタートでトータル-5からスタートし、前半では1ボギーの+1、トータル-4と少し落としたが、後半に入ってからは加速して、2バーディーの-2、トータル-6と伸ばした。
前半伸び悩んでいる感じであったので、少しもやもやさせられたが、後半になって首位に戻ったのは流石ではないか!?
ウーチャイェン少し伸ばして首位を維持
ウーチャイェン後半加速首位を維持
ウーチャイェン首位を維持して強さ魅せ
3位タイに付けているのは世界ランキング850位で狭間世代の廣田真優(23歳、152㎝、50㎏)、世界ランキング583位で2021年11月の最終プロテストに合格した94期生をリードし始めたひとり、このツアーで既に優勝している狭間世代の大林奈央(23歳、163㎝、60㎏)で、トータル-5まで伸ばしている。
廣田真優は2日目4バーディー、2ボギーの-2と伸ばして3位タイを維持している。
2日目はアウトスタートでトータル-3からスタートして前半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-3と維持し、後半に入ってからは加速して2バーディーの-2、トータル-5と伸ばした。
廣田真優じわりと伸ばし三位維持
廣田真優後半加速三位維持
廣田真優三位維持して期待させ
大林奈央は2日目2バーディー、1ボギーの-1と少し伸ばしながらも1位下がっている。
2日目はアウトスタートで、トータル-4からスタートして、前半では1バーディーの-1、トータル-5と少し伸ばしたが、後半に入ってから1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-5と伸ばせなかった。
大林確り伸ばしながらも一位下げ
大林伸ばし足りずに一位下げ
大林三位で通過力魅せ
5位タイに付けているのは世界ランキング1333位で95期生の小暮千広(20歳、160㎝、59㎏)、世界ランキング826位で95期生、新世紀世代の奥山純菜(21歳、157㎝、55㎏)で、トータル-4まで伸ばしている。
小暮千広は2日目5バーディー、2ボギーの-3と伸ばして10位上げて来た。
2日目はアウトスタートでトータル-1からスタートして、前半では4バーディー、1ボギーの-3、トータル-4と伸ばし、後半に入ってからは1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-4と維持している。
小暮千広確り伸ばし上げて魅せ
小暮千広確り上げて力魅せ
小暮千広三位で通過期待させ
奥山純菜は2日目4バーディー、5ボギーの-1と少し伸ばしながらも2位下がっている。
2日目はアウトスタートで、トータル-3からスタートして、前半では3バーディーの-3、トータル-6と伸ばしたが、後半に入ってからは、1バーディー、3ボギーの+2、トータル-4と落とした。
奥山純菜伸ばしながらも二位下がり
奥山純菜伸ばし足りずに二位下がり
奥山純菜五位で通過し期待させ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング498位の鬼頭さくら(28歳、162㎝、63㎏)は2日目-2、トータル-3と伸ばし、8位上げて7位タイに付けて来た。
鬼頭さくらじわりと伸ばし上げて魅せ
鬼頭さくら七位まで上げ力魅せ
鬼頭さくら七位で通過期待させ
世界ランキング578位で中国系、狭間世代の常(ツネ)文恵(24歳、170㎝、52㎏)は2日目イーブン、トータル-1と維持し、15位タイを維持している。
常文恵スコア維持して順位維持
常文恵上位維持して力魅せ
常文恵上位で通過期待させ
世界ランキング555位でこれまで容姿先行型で注目されることが多かった藤田光里(28歳、165㎝、54㎏)は2日目-1、トータルイーブンと少し落とし、28位も上げて19位タイに付けて来た。
藤田光里少し伸ばして上げて魅せ
藤田光里大きく上げて力魅せ
藤田光里上位で通過期待させ
世界ランキング381位で2021年6月の最終プロテストに合格した93期生の篠崎愛(25歳、157㎝、48㎏)は2日目+1、トータルイーブンと少し落とし、4位下がって19位タイとなっている。
世界ランキング591位の一ノ瀬優希(34歳、158㎝、54㎏)は2日目+2、トータルイーブンと落とし、12位下がって19位タイとなっている。
世界ランキング503位の鈴木麻綾(マアヤ、28歳、159㎝)は2日目-3、トータル+1と伸ばし、67位も上げて26位タイに付けて来た。
鈴木麻綾確り伸ばし上げて魅せ
鈴木麻綾大きく上げて力魅せ
鈴木麻綾中位で通過意地を魅せ
世界ランキング590位で一時狭間世代をリードしていた1人、レナゴンこと石川怜奈(23歳、168㎝)は2日目+1、トータル+1と少し落としながらも、4位上げて26位タイに付けて来た。
石川怜奈落としながらも上げて魅せ
石川怜奈中位で通過意地を魅せ
石川怜奈上位に迫り期待させ
世界ランキング510位で94期生をリードし始めているひとり、プラチナ世代の藤田かれん(22歳、162㎝)は2日目+3、トータル+1と落とし、19位下がって26位タイとなっている。
世界ランキング352位でこれまで国内女子ツアーで活躍していた印象が強い比嘉真美子(29歳、161㎝、58㎏)は2日目-1、トータル+2と少し伸ばし、43位も上げて38位タイに付けて来た。
比嘉真美子少し伸ばして上げて魅せ
比嘉真美子大きく上げて強さ魅せ
比嘉真美子中位で通過意地を魅せ
世界ランキング452位で94期生をリードし始めているひとり、成澤祐美(25歳、160㎝、56㎏)は2日目イーブン、トータル+2と維持し、25位も上げて38位タイに付けて来た。
成澤祐美スコア維持して上げて魅せ
成澤祐美大きく上げて力魅せ
成澤祐美中位で通過意地を魅せ
世界ランキング449位の竹内美雪(27歳、160㎝、58㎏)、世界ランキング597位の武尾咲希(28歳、159㎝、61㎏)は共に2日目+1、トータル+2と少し落としながらも、9位上げて38位タイに付けて来た。
竹内や落としながらも上げて魅せ
竹内や確り上げて力魅せ
竹内や中位で通過意地を魅せ
武尾咲希落としながらも上げて魅せ
武尾咲希確り上げて力魅せ
武尾咲希中位で通過意地を魅せ
世界ランキング598位でこれまで長期間米国女子ツアーを主戦場としていた上原彩子(39歳、158㎝、55㎏)は2日目+1、トータル+3と少し落としながらも、11位上げて52位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過している。
上原や落としながらも上げて魅せ
上原や確り上げて力魅せ
上原や何とか通過意地を魅せ
世界ランキング592位で94期生をリードし始めているひとり、プラチナ世代の高久みなみ(22歳、159㎝、59㎏)は2日目+2、トータル+3と落とし、5位下がって52位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
そして世界ランキング346位でこれまで国内女子ツアーで活躍していた印象の強い酒井美紀(32歳、165㎝、78㎏)、世界ランキング408位の権藤可恋(27歳、163㎝、58㎏)、世界ランキング467位の宮田成華(ナルハ、25歳、165㎝、57㎏)は3人共2日目+3、トータル+3と落とし、22位も下がって52位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
以上で、52位タイまでに入っていた68名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進められる予定となっている。
ただ、悪天候が予想されているので、最終的には明朝発表される予定である。
それから世界ランキング363位で長身モデル系で注目されることの多かった木戸愛(メグミ、33歳、172㎝、56㎏)、世界ランキング533位の北村響(28歳、164㎝、60㎏)は共にトータル+6で84位タイ、世界ランキング559位でアスリート系大型選手の竹山佳林(26歳、170㎝、68㎏)はトータル+8で100位タイとなり、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。