sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

樋口久子三菱電機レディスゴルフトーナメント最終日、金田久美子おめでとう! ・・・R4.10.30②

 金曜日の朝から埼玉県にある「武蔵丘ゴルフコース(6650ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「樋口久子三菱電機レディスゴルフトーナメント」が3日間の日程で開催され、その最終日が感動的に終わった。

 

 公式サイトによると賞金総額は8000万円、優勝賞金は1440万円で、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に49位タイまでに入っていた57名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 ところで、有望新人、実力派の若手選手、中堅選手、ベテラン選手、実力派外国人選手と幅広い選手層が毎週のように熱いバトルを楽しませてくれるのがこのツアーである。

 

 そしてひところは上位に集中していた実力派外国人選手が目に見えて減り、そこに若手有望選手が入っているのが嬉しい。

 

 今週の目玉としては、世界ランキング10位で黄金世代を代表し、自他共にエースと認める米国女子ツアー主要メンバーの畑岡奈紗(23歳、158㎝)、世界ランキング38位で黄金世代をリードするひとり、2019年の全英女子オープンで優勝して今年も3位に入った同じく米国女子ツアーの主要メンバーで、ツアールーキーの渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)が出場していることで、流石に2人とも28位タイと、余裕を持って予選を通過していた。

 

 なおライブ中継としては、公式サイトによると、テレビで全国的に視られるものとしてはCS放送のテレ朝チャンネル2によって、金曜日の午後と、土日の午前中に放送されたはず。

 

 どうやら最後までは視られないようで、これはまあ昔ながらのスタールである。

 

 確り視る派には今回もインターネットのGOLFTV、DAZN、U-NEXTにより、3日間に亘って午前から午後まで配信されて、私は此方でのんびり楽しませて貰った。

 

        国内の女子のツアーは次々と

        スター輝き胸弾むかも

 

        国内の女子のツアーは若手等が

        連鎖しながら勝っているかも

 

        国内の女子のツアーはテレビより

        ネット確り視られるのかも

 

 さて、単独首位を維持して見事優勝したのは世界ランキング265位でここ暫らく何かと気に止まるようになっていた元祖ギャルファーと呼ばれている金田久美子(33歳、166㎝、51㎏)で、最終日4バーディー、4ボギーのイーブン、トータル-9と維持した。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)の最終組で回りトータル-9からスタートして、前半ではいきなり第1ホールでバーディーを決めたが、続く第2ホールでボギーを叩いたので伸ばせず、続く2ホールをパーで凌いだ後、第5ホールでもボギーを叩き、続く3ホールをパーで凌いだ後、第9ホールではバーディーを決めたので、結局イーブンとなり、トータル-9のまま後半へと繋いでいる。

 

 後半に入って第11ホールでボギーを叩き、同じ組で回る2位の川﨑春花との差が1打差に迫ったが、続く2ホールをパーで凌いだ後、第14ホールでバーディー決めて引き離しに掛かり、続く第15ホールでボギーを叩いてまた1打差と近付いたが、1つ空いて第17ホールでバーディーを決めて2打差に広げた。

 

 このバーディーが川﨑春花を諦めさせる決定打となったようである。

 

 結局、後半もイーブンで通過し、トータル-9でホールアウトしている。

 

 なお、これが国内女子ツアーにおいて11年振りの2勝目となったそうな。

 

 諦めないで続けてみるものである。

 

        金田久美子スコア維持して勝って魅せ

 

        金田久美子首位を維持して勝って魅せ

 

        金田久美子久々勝利力魅せ

 

 単独2位を維持したのは世界ランキング62位で昨年の11月に2021年度の最終プロテストに合格した94期生を代表し、今年ステップアップツアーの優勝に続いて国内女子ツアーでも優勝して、更に2勝目まで伸ばしている川﨑春花(19歳、158㎝、51㎏)で、最終日3バーディー、2ボギーの-1、トータル-7と少し伸ばした。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートの最終組で金田久美子と一緒に回り、トータル-6からスタートして、前半ではいきなり第1ホールでボギーを叩いたが、続く2ホールをパーで凌いだ後、第4ホールでバーディーを決めて取り返した。

 

 ホッとし掛けたら、続く第5ホールでまたボギーを叩いたが、続く3ホールをパーで凌いだ後、第9ホールでバーディーを決めて取り返したので、結局イーブンで、トータル-6のまま後半へと繋いでいる。

 

 後半に入って第11ホールでバーディーを決めてトータル-7とし、ここで金田久美子がボギーを叩いたので1打差に迫ったが、残りの7ホールをパーで凌いでいる間に金田久美子が1打伸ばしたので、結局2打差を付けられて終了した。

 

        川﨑や少し伸ばして二位を維持

 

        川﨑やトップに迫り強さ魅せ

 

        川﨑や二位に入って強さ魅せ

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング173位で昨年の6月に2020年度の最終プロテストをトップ合格した93期生の佐久間朱莉(19歳、155㎝)、世界ランキング310位で飛ばし屋の川岸史果(フミカ、28歳、166㎝)で、トータル-6まで伸ばした。

 

 佐久間朱莉は最終日5バーディー、2ボギーの-3と伸ばして2位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-3からスタートして、前半では3バーディー、1ボギーの-2、トータル-5と伸ばし、後半に入ってからも2バーディー、1ボギーの-1、トータル-6と少し伸ばしている。

 

 93期生、94期生から優勝者が次々と出て来る昨今、台頭がむしろ遅いぐらいに感じる選手のひとりであったが、これから更なる活躍を見せて楽しませてくれるのであろうか!?

 

        佐久間朱莉確り伸ばし上げて魅せ

 

        佐久間朱莉最後も上げて力魅せ

 

        佐久間朱莉三位に入り力魅せ

 

 川岸史果は最終日4バーディー、3ボギーの-1と少し伸ばして3位を維持した。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-5からスタートして、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-6と少し伸ばし、後半に入ってからは2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-6と維持している。

 

        川岸や少し伸ばして三位維持

 

        川岸や前半伸ばし三位維持

 

        川岸や三位に入り力魅せ

 

 5位タイに入ったのは世界ランキング28位で狭間世代を代表し、東京五輪の銀メダリストで昨シーズンの賞金女王に輝いた稲見萌寧(モネ、23歳、166㎝、58㎏)、世界ランキング85位で狭間世代をリードするひとり、ツアー初優勝が待たれるナチュラル系で人気の高い菅沼菜々(22歳、158㎝)で、トータル-5まで伸ばした。

 

 稲見萌寧は最終日4バーディー、2ボギーの-2と伸ばして5位を維持した。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-3からスタートして、前半では3バーディー、1ボギーの-2、トータル-5と伸ばし、後半に入ってからは1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-5と維持している。

 

        稲見萌寧じわりと伸ばし五位を維持

 

        稲見萌寧前半伸ばし五位を維持

 

        稲見萌寧五位を維持して強さ魅せ

 

 菅沼菜々は最終日3バーディー、2ボギーの-1と少し伸ばしながらも1位下がった。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-4からスタートし、前半では3バーディー、1ボギーの-2、トータル-6と伸ばしたが、後半に入ってからは1ボギーの+1、トータル-5と少し落としている。

 

        菅沼菜々伸ばしながらも一位下げ

 

        菅沼菜々伸ばし足りずに一位下げ

 

        菅沼菜々五位に入って強さ魅せ

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング116位で実力派ベテラン選手のひとり、疑問が生じれば誰にでも謙虚に訊ねる菊地絵理香(34歳、157㎝、52㎏)は最終日-1、トータル-4と少し伸ばしながらも、2位下がって7位タイとなった。

 

        菊地絵理香伸ばしながらも二位下がり

 

        菊地絵理香伸ばし足りずに二位下がり

 

        菊地絵理香七位に入り強さ魅せ

 

 そして、渋野日向子は最終日-4、トータル-3と伸ばし、19位上げて9位タイに入った。

 

 おっ、この上げ様、流石ではないか!?

 

 初日はどうなることかと心配したが、2日目にはエースの畑岡奈紗に並び、最終的にはベストテン入りであるから、次戦の米国女子ツアー、「TOTOジャパンクラシック」が益々楽しみになって来た。

 

        渋野日向子確り伸ばし上げて魅せ

 

        渋野日向子九位に入り強さ魅せ

 

        渋野日向子ガンガン上げて此れからの

        大事な試合期待膨らみ

 

 世界ランキング60位で黄金世代をリードするひとり、殆んど休まないことから鉄人と呼ばれる一方で不思議な言動で人気の高い小祝さくら(24歳、158㎝、58㎏)は最終日-5、トータル-2と大きく伸ばし、38位も上げて11位タイに入った。

 

        小祝や大きく伸ばし上げて魅せ

 

        小祝や下がっても上げ意地を魅せ

 

        小祝や上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング80位で昨年プロ入り後直ぐにステップアップツアーで優勝し、今年国内女子ツアーでも優勝したかと思えば直ぐに2勝目まで伸ばした93期生の岩井千怜(チサト、20歳、162㎝、59㎏、岩井ツインズの妹)は最終日-2、トータル-2と伸ばし、8位上げて11位タイに入った。

 

        岩井千怜じわりと伸ばし上げて魅せ

 

        岩井千怜最後は上げて強さ魅せ

 

        岩井千怜上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング31位で新世紀世代をリードするひとり、同世代のライバル達の活躍に刺激を受けてから調子を上げて好調を維持している山下美夢有(21歳、150㎝、52㎏)は最終日イーブン、トータル-2と維持し、11位タイを維持している。

 

        山下やスコア維持して順位維持

 

        山下や上位維持して意地を魅せ

 

        山下や上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング99位で94期生の中では最終プロテストにトップ合格し、既に国内女子ツアーでは優勝している尾関彩美悠(アミユ、19歳、158㎝、50㎏)は最終日-2、トータル-1と伸ばし、10位上げて18位タイに入った。

 

        尾関彩美悠最後は伸ばし上げて魅せ

 

        尾関彩美悠確り上げて強さ魅せ

 

        尾崎彩美悠上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング24位で新世紀世代の国内組を代表し、今年念願のツアー初優勝を果たして一気に5勝まで伸ばした西郷(せご)どんこと西郷真央(21歳、158㎝、57㎏)は最終日イーブン、トータル-1と伸ばせず、4位下がって18位タイとなった。

 

 世界ランキング69位でプラチナ世代をリードするひとり、お洒落やコスメに強いことからコスメ番長と呼ばれている吉田優利(22歳、158㎝、58㎏)は最終日+1、トータル-1と少し落とし、7位下がって18位タイとなった。

 

 世界ランキング113位で実力派中堅外国人選手のひとり、優しそうな笑顔が印象的なペ・ソンウ(韓国、28歳、166㎝、59㎏)は最終日+3、トータルイーブンと落とし、17位下がって22位タイとなった。

 

 世界ランキング106位で実力派中堅選手のひとり、広い交友関係を持つ優しいお姉さん格の青木瀬令奈(29歳、153㎝、50㎏)は最終日-1、トータル+1と少し伸ばし、16位上げて26位タイに入った。

 

        青木瀬令奈少し伸ばして上げて魅せ

 

        青木瀬令奈連日上げて強さ魅せ

 

        青木瀬令奈中位に入り意地を魅せ

 

 世界ランキング47位でプラチナ世代の国内組を代表し、来年の米国女子ツアー本格参戦を目指している西村優菜(22歳、150㎝未満、50㎏)は最終日+1、トータル+2と少し落とし、2位下がって30位タイになった。

 

 世界ランキング87位で黄金世代をリードするひとり、念願の国内女子ツアー初優勝を今年漸く成し遂げた高橋彩華(サヤカ、24歳、162㎝、55㎏)は最終日+1、トータル+3と少し落としながらも、7位上げて35位タイに入った。

 

        高橋や落としながらも七位上げ

 

        高橋や最後は上げて強さ魅せ

 

        高橋や中位に入り意地を魅せ

 

 世界ランキング112位で実力派ベテラン選手のひとり、結構飛ばし屋の藤田さいき(36歳、168㎝、67㎏)は最終日+3、トータル+3と落とし、16位下がって35位タイとなった。

 

 世界ランキング121位で昨年デビューして直ぐにステップアップツアーでは優勝している93期生の岩井明愛(20歳、161㎝、59㎏、岩井ツインズの姉)は最終日+3、トータル+4と落とし、11位下がって39位タイとなった。

 

 世界ランキング130位で黄金世代をリードするひとり、悩まされて来たイップスから昨年復活して国内女子ツアーで2勝目を挙げた大里桃子(24歳、171㎝、60㎏)は最終日+4、トータル+4と落とし、20位も下がって39位タイとなった。

       

 そして、畑岡奈紗は最終日+4、トータル+5と落とし、19位下がって47位タイになった。

 

 一体どうしたことか?

 

 今一調子が上がらないのはともかく、それを分析、反省等をした記事はなく、単なる煽り記事すら見当たらない。

 

 経験、実績、プライド等から考えても、「TOTOジャパンクラシック」に対しては相当な準備、意識はしているはずなので、そこに期待して静かに見守るしかない!?

 

 そして世界ランキング72位で実力派若手選手のひとり、長期に亘る不振から昨年復活して念願のツアー初優勝を果たして今年2勝目を挙げた堀琴音(26歳、165㎝、56㎏)は最終日+3、トータル+6と落とし、4位下がって53位タイになった。