１０月６日（木）の朝から沖縄県にある「かねひで喜瀬カントリー倶楽部（６５４３ヤード､パー７２）」において国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアー、「かねひで美やらびオープン」が３日間の日程で開催され、その最終日が昨日終わった。
公式サイトによると、賞金総額は２０００万円、優勝賞金は３６０万円で、初日から２日間に亘る予選ラウンド終了時に４１位タイまでに入った５３名の選手が最終日１日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
このツアーは中々盛況で、ここで優勝して弾みを付けて、レギュラーツアー、それもメジャー大会に優勝して一気に駆け上がった世界ランキング１１６位でルーキーの川﨑春花（１９歳、１５８㎝、５１㎏）のような例もあるから、侮れないツアーでもある。
そして先々週は世界ランキング２２５位で同期のルーキー、櫻井心那（ココナ、１８歳、１６６㎝、６２㎏）がこのツアーで連勝して通算３勝目を挙げ、獲得賞金額ランキングで１位を直走っており、先週は世界ランキング４２７位で同期のルーキー、宮澤美咲（２０歳、１６０㎝、６０㎏）が念願の初優勝を遂げている。
ステップでルーキー勝利次々と
本来の意味感じるのかも
なお、ライブ放送に付いてはＣＳ放送のスカイＡで３日間に亘ってたっぷりと放送され、初日から早速楽しませて貰った。
さて、単独首位を維持して見事優勝したのは世界ランキング２２１位で昨年の１１月に２０２１年度の最終プロテストに合格し、このツアーで既に３勝もしている櫻井心那（ココナ、１８歳、１６６㎝、６２㎏）で、最終日３バーディー、３ボギーのイーブン、トータル－１０と維持した。
最終日はアウトスタート（第１ホールから）の最終組で、トータル－１０からスタートして、前半では２バーディーの－２、トータル－１２と伸ばして差を広げ、独走態勢に入ったが、後半に入ってからは１バーディー、３ボギーの＋２、トータル－１０と落としている。
なお、これで４勝目となり、獲得賞金ランキングでは独走態勢を固めている。
櫻井やスコア維持して首位を維持
櫻井や首位を維持して勝って魅せ
櫻井やまた優勝し強さ魅せ
単独２位を維持したのは世界ランキング４５３位で国内女子ツアーで２勝し、このツアーでも２勝しているベテランの西山ゆかり（４０歳、１６２㎝、５８㎏）で、最終日３バーディー、３ボギーのイーブン、トータル－７と維持した。
最終日はアウトスタートの最終組でトータル－７からスタートし、前半では１ボギーの＋１、トータル－６と少し落とし、櫻井心那に６打差まで広げられたが、後半に入ってからは３バーディー、２ボギーの－１、トータル－７と少し伸ばして櫻井心那に元の３打差まで迫っている。
西山やスコア維持して二位を維持
西山や前半落とし二位となり
西山や二位を維持して強さ魅せ
単独３位を維持したのは世界ランキング４４３位で昨年の１１月に最終プロテストに合格した仁井優花(１９歳、１６３㎝)で、最終日２バーディー、３ボギーの＋１､トータル－５と少し落とした。
最終日はアウトスタートでトータル－６からスタートして、前半では１バーディー、２ボギーの＋１、トータル－５と少し落としたが、後半に入ってからは１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－５と維持している。
仁井優花落としながらも三位維持
仁井優花三位維持して強さ魅せ
仁井優花三位に入り強さ魅せ
４位タイに入ったのは世界ランキング４９３位の新海美優（２６歳、１６２㎝、５８㎏）、世界ランキング３９２位の宮田成華（ナルハ、２４歳、１６５㎝、５７㎏）、世界ランキング４８０位で狭間世代のレナゴンこと石川怜奈(２２歳、１６８㎝)で、トータル－３まで伸ばした。
新海美優は最終日６バーディー、３ボギーの－３と伸ばして９位上げて来た。
最終日は、アウトスタートで、トータルイーブンからスタートして、前半では２バーディー､１ボギーの－１と少し伸ばし、後半に入ってからも４バーディー、２ボギーの－２、トータル－３と順調に伸ばしている。
新海美優確り伸ばし上げて魅せ
新海美優連日上げて強さ魅せ
新海美優四位に入り強さ魅せ
宮田成華は最終日５バーディー、３ボギーの－２と伸ばして４位上げて来た。
最終日はアウトスタートでトータル－１からスタートして、前半では２バーディー、１ボギーの－１、トータル－２と少し伸ばし、後半に入ってからも３バーディー、２ボギーの－１、トータル－３と少し伸ばしている。
宮田成華じわりと伸ばし上げて魅せ
宮田成華じわじわ上げて強さ魅せ
宮田成華四位に入り強さ魅せ
石川怜奈は最終日３バーディー、３ボギーのイーブンと維持して４位を維持した。
最終日はアウトスタートでトータル－３からスタートして、前半では１バーディー、１ボギーのイーブン、トータルの－３、後半に入ってからも２バーディー、２ボギーのイーブン、トータル－３と維持した。
石川怜奈スコア維持して四位維持
石川怜奈四位維持して強さ魅せ
石川怜奈四位に入り強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング５０７位で今シーズンここまでレギュラーツアーを主戦場として来たベテランの岩橋里衣（リエ、３６歳、１５６㎝、５３㎏）は最終日－２、トータル－２と伸ばし、６位上げて単独７位に入った。
岩橋里衣じわりと伸ばし上げて魅せ
岩橋里衣下がっても上げ意地を魅せ
岩橋里衣七位に入り力魅せ
世界ランキング４７０位の鈴木麻綾（２７歳、１５９㎝）は最終日イーブン、トータル－１と維持して８位タイを維持している。
鈴木麻綾スコア維持して八位維持
鈴木麻綾八位維持して強さ魅せ
鈴木麻綾八位に入り強さ魅せ
世界ランキング４６０位で黄金世代の吉川桃（２４歳、１５６㎝、６０㎏）は最終日－２、トータルイーブンと伸ばし、１８位上げて１１位タイに入った。
吉川桃じわりと伸ばし上げて魅せ
吉川桃下がっても上げ意地を魅せ
吉川桃上位に入り強さ魅せ
世界ランキング４５８位で昨年の１１月に最終プロテストに合格した成澤祐美（２４歳、１６０㎝、５６㎏）は最終日＋２、トータルイーブンと落とし、６位下がって１１位タイとなった。
世界ランキング４４５位の藤本麻子（３２歳、１６５㎝、５９㎏）、世界ランキング４６３位の山内日菜子（２６歳、１６２㎝、６０㎏）は共に最終日イーブン、トータル＋２と維持し、９位上げて２０位タイに入った。
藤本やスコア維持して上げて魅せ
藤本や連日上げて強さ魅せ
藤本や上位に入り強さ魅せ
山内やスコア維持して上げて魅せ
山内や下がっても上げ意地を魅せ
山内や上位に入り強さ魅せ
世界ランキング３７４位で昨年の１１月に最終プロテストに合格した狭間世代の泉田琴菜（２３歳、１６０㎝、６２㎏）は最終日＋４、トータル＋２と落として、１５位下がって２０位タイとなった。
世界ランキング４５１位で国内女子ツアーでも優勝経験のある実力派中堅外国人選手のひとり、フェービー・ヤオ（台湾、２９歳、１６４㎝、６０㎏）は最終日＋１、トータル＋３と少し落としながらも、４位上げて２５位タイに入った。
フェービーヤオ落としながらも上げて魅せ
フェービーヤオ中位に入り意地を魅せ
フェービーヤオ連日上げて強さ魅せ
世界ランキング５６２位で昨年の１１月に最終プロテストに合格した新世紀世代の永嶋花音（ハナネ、２０歳、１５７㎝、５２㎏）は最終日＋４、トータル＋３と落とし、１７位下がって２５位タイとなった。
世界ランキング５４７位で狭間世代のナチュラル系のひとりで人気の高い吉本ここね（２２歳、１６１㎝、５３㎏）は最終日＋２、トータル＋５と落としながらも、４位上げて３７位タイに入った。
吉本ここね落としながらも上げて魅せ
吉本ここね下がっても上げ意地を魅せ
吉本ここね最後は上げて力魅せ
世界ランキング４２７位で昨年の１１月に最終プロテストに合格し、先週の高額賞金大会で見事プロ初勝利を飾った宮澤美咲（２０歳、１６０㎝、６０㎏）は最終日＋５、トータル＋８と大きく落とし、１０位下がって単独５１位となった。
そして、世界ランキング５１９位の村田理沙（２７歳、１６１㎝、５２㎏）は最終日＋１０、トータル＋１１と大きく落とし、２９位も下がって単独５３位となった。
